JP3017734U - 折り畳み式間仕切りパネル - Google Patents

折り畳み式間仕切りパネル

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JP3017734U
JP3017734U JP1995004275U JP427595U JP3017734U JP 3017734 U JP3017734 U JP 3017734U JP 1995004275 U JP1995004275 U JP 1995004275U JP 427595 U JP427595 U JP 427595U JP 3017734 U JP3017734 U JP 3017734U
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Japan
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luggage compartment
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JP1995004275U
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Inventor
忠雄 高木
Original Assignee
高木コンテナ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全性と操作性に優れ、構造が簡単で軽量な
間仕切りパネルを提供する。 【構成】 冷蔵・冷凍車の荷物室12を前後方向の自由
な位置で仕切る間仕切りパネル11である。二つ折り部
に蝶番13を設けて折り畳み自在に構成する。蝶番13
を取り付けた面と反対側の面には一枚板となすための固
定金具14a,14bを備え、かつ荷物室12の内寸よ
り若干小さい寸法の相似形の一枚板となしたパネルの両
側面には、荷物室12内部の左右側壁に複数個設けられ
ているエアーリブ15の凹部15aに嵌合する凸部11
bを、また上下面にも凸部11cを突設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば冷蔵車や冷凍車の荷物室を前後方向の自由な位置で仕切る間 仕切りパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本来、冷蔵車や冷凍車は冷蔵や冷凍が必要な食品を運搬するための車両であり 、冷凍や冷蔵の必要がない又は冷却してはならない食品を運搬するためのもので はない。しかし、いつも冷蔵や冷凍が必要な食品だけで積み荷が満杯になれば問 題はないが、満杯にならない場合もある。このような場合、冷凍や冷蔵の必要が ない又は冷却してはならない食品や雑貨,衣料品等まで同時に運搬できれば、輸 送効率が良くなり経済的である。
【0003】 そこで、現在の冷蔵・冷凍車には、荷物室の一方側壁にサイド扉を設けるとと もに、荷物室の中を前後方向の自由な位置で仕切る移動式の間仕切り板を設置し たものも出てきている。この間仕切り板3は、図2(a)に示すように、荷物室 1内部における左右側壁上部に設置された対をなすレール2に吊り下げ状に取り 付けられたもので、不使用時には図2(b)に示すように天井にはね上げておき 、使用時には前記左右の側壁に例えば200mmピッチで設けられた固定手段3 cによって間仕切り板3を固定し、荷物室1の中を前後方向の自由な位置で仕切 るものである。この時、間仕切り板の外周にタイヤチューブ状のものを付設し、 間仕切り時にこのタイヤチューブ状のものにエアーを充填して左右上下を突っ張 るとともに、併せて気密性を持たせるものもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したような図2に示す構成の間仕切り板では、以下に列挙 するような問題がある。 不使用時には、間仕切り板3を天井にはね上げておくので、間仕切り板3を はね上げる空間1bが必要である。従って、荷物室1の前後方向におけるどちら か一方に設けた間仕切り板3をはね上げておく空間1b内では荷物室1を仕切る ことができない。 荷物室1内での作業中に、はね上げた間仕切り板3が落下してくるおそれが あり、作業者の安全性の点で十分とは言えない。
【0005】 図2(a)に示すように、荷物室1内にエバポレーター(蒸発冷却器)4が 配設されている場合において、荷物室1内で仕切れる空間を広くするためには、 間仕切り板3の上部にエバポレーター4を交わすための扉3aが必要となり、構 造が複雑になって重量化するとともに、気密性の点でも問題が多い。
【0006】 荷物室1を間仕切り板3で仕切った後、荷物室1の後ろ側から出入口3bを 通って間仕切り板3で仕切った荷物室1の前方に積み荷を積載する場合には、出 入口3bが小さいので中腰の姿勢での積載作業となり、重労働である。特に、ド ックシェルターやプラットフォーム式の積み荷場の場合には、荷物室1に設けた サイド扉1aからの積み込みができないので、積み荷作業が大変である。
【0007】 間仕切り板3の外周にタイヤチューブ状のものを付設した場合には、エアー を充填するための道具が別途必要であり、また輸送中に積み荷がタイヤチューブ 状のものに衝突したりして損傷し易い。タイヤチューブ状のものが損傷するとエ アー漏れを起こし、気密性が悪くなる。
【0008】 本考案は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、安全性と操作 性に優れ、構造が簡単で軽量な間仕切りパネルを提供することを目的としている 。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本考案の折り畳み式間仕切りパネルは、冷蔵 車や冷凍車の荷物室を前後方向の自由な位置で仕切る間仕切りパネルであって、 二つ折り部に蝶番を設けて折り畳み自在に構成するとともに、蝶番を取り付けた 面と反対側の面には一枚板となすための固定金具を備え、かつ荷物室の内寸より 若干小さい寸法の相似形の一枚板となしたパネルの両側面には、荷物室内部の左 右側壁に複数個設けられているエアーリブの凹部に嵌合する凸部を、また上下面 にも凸部を突設しているのである。
【0010】
【作用】
本考案の折り畳み式間仕切りパネルは、二つ折り部に蝶番を設けて折り畳み自 在に構成するとともに、蝶番を取り付けた面と反対側の面には一枚板となすため の固定金具を備え、かつ荷物室の内寸より若干小さい寸法の相似形の一枚板とな したパネルの両側面には、荷物室内部の左右側壁に複数個設けられているエアー リブの凹部に嵌合する凸部を、また上下面にも凸部を突設しているので、荷物室 内部の左右側壁に設けられたエアーリブの凹部にパネルの両面に設けた凸部を嵌 合させつつ、固定金具で締結して一枚板となすだけで、冷蔵車や冷凍車の荷物室 を前後方向の自由な位置で簡単に仕切ることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の折り畳み式間仕切りパネルを図1に示す一実施例に基づいて説 明する。 図1(a)は冷蔵車や冷凍車の荷物室における本考案の折り畳み式間仕切りパ ネルの説明図、(b)は本考案の折り畳み式間仕切りパネルの上面と荷物室の天 井との関係図、(c)は本考案の折り畳み式間仕切りパネルの上面の他の例を示 す要部説明図である。
【0012】 図1において、11は冷蔵車や冷凍車の荷物室12を前後方向の自由な位置で 仕切る断熱性と剛性を有する間仕切りパネルであり、幅方向中央部で分割し、運 転室側の前面に蝶番13を設けて折り畳み自在な構成となされている。そして、 二分割したそれぞれの後面には対をなす固定金具14a,14bがそれぞれ設置 され、締結時には、荷物室12の内寸より若干小さい寸法の相似形一枚板のパネ ルと成るようになっている。
【0013】 ところで、固定金具14a,14bの締結によって一枚板のパネルと成す場合 、パネルの厚さが薄いと損傷する可能性があるので、固定金具14a,14bの 取り付け部11aを嵩上げして当該部分の厚さを厚くし、強固な一枚板のパネル となるようにしておくことが望ましい。
【0014】 11bは前記強固な一枚板のパネルとなした間仕切りパネル11の両側面に設 けられた凸部であり、荷物室12内部の左右側壁に冷気の対流用として多数設け られたエアーリブ15の凹部15aに嵌合するように、この凹部15aの幅(例 えば15mm)より若干狭い幅(例えば12mm)となされている。
【0015】 11cは同じく前記強固な一枚板のパネルとなした間仕切りパネル11の上下 面に設けられた凸部であり、荷物室12内において間仕切りパネル11を移動す るのを容易化するために形成している。 以上のような構成の本考案間仕切りパネル11では、不使用時、図1(a)に 想像線で示すように荷物室12内の隅に立て掛けておくが、この立て掛けた位置 から荷物室12内におけるどの位置へでも倒れることなく安全に移動させるため に、例えば図1(c)に示すように、間仕切りパネル11の前記取り付け部11 aに補助プレート16を取り付けておく。
【0016】 本考案の折り畳み式間仕切りパネル11は上記したような構成であり、二つ折 りに折り畳んだ状態から、荷物室12を仕切る場合には、先ずどちらか一方側面 の凸部11bをエアーリブ15の凹部15aに嵌合させる。そして、折り畳んだ 状態から徐々に一枚板のパネル状となしつつ他方側面の凸部11bをエアーリブ 15の凹部15aに嵌合させる。両側面の凸部11bがエアーリブ15の凹部1 5aに嵌合したところで、固定金具14a,14bを締結する。
【0017】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案の折り畳み式間仕切りパネルは、二つ折り部に蝶 番を設けて折り畳み自在に構成するとともに、蝶番を取り付けた面と反対側の面 には一枚板となすための固定金具を備え、かつ荷物室の内寸より若干小さい寸法 の相似形の一枚板となしたパネルの両側面には、荷物室内部の左右側壁に複数個 設けられているエアーリブの凹部に嵌合する凸部を、また上下面にも凸部を突設 しているので、荷物室内部の左右側壁に設けられたエアーリブの凹部にパネルの 両面に設けた凸部を嵌合させつつ、固定金具で締結して一枚板となすだけで、冷 蔵車や冷凍車の荷物室を前後方向の自由な位置で簡単に仕切ることができる。ま た、仕切らない時には二つ折りに折り畳んで荷物室内の隅に収納しておけば、邪 魔になることがなく、しかも倒れることもなく安全である。
【0018】 また、積み荷を積載する時には、間仕切りパネルは二つ折りに折り畳んだ状態 で広い開口で、しかも上下には障害物のない状態で積み込めるので、作業効率が 良く、中腰での困難な作業が緩和されることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は冷蔵車や冷凍車の荷物室における本考
案の折り畳み式間仕切りパネルの説明図、(b)は本考
案の折り畳み式間仕切りパネルの上面と荷物室の天井と
の関係図、(c)は本考案の折り畳み式間仕切りパネル
の上面の他の例を示す要部説明図である。
【図2】(a)は冷蔵車や冷凍車の荷物室における従来
の間仕切り板の説明図、(b)は従来の間仕切り板を不
使用時にはね上げる場合の説明図である。
【符号の説明】
11 間仕切りパネル 11b 凸部 11c 凸部 12 荷物室 13 蝶番 14a 一方の固定金具 14b 他方の固定金具 15 エアーリブ 15a 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵車や冷凍車の荷物室を前後方向の自
    由な位置で仕切る間仕切りパネルであって、二つ折り部
    に蝶番を設けて折り畳み自在に構成するとともに、蝶番
    を取り付けた面と反対側の面には一枚板となすための固
    定金具を備え、かつ荷物室の内寸より若干小さい寸法の
    相似形の一枚板となしたパネルの両側面には、荷物室内
    部の左右側壁に複数個設けられているエアーリブの凹部
    に嵌合する凸部を、また上下面にも凸部を突設したこと
    を特徴とする折り畳み式間仕切りパネル。
JP1995004275U 1995-05-09 1995-05-09 折り畳み式間仕切りパネル Expired - Lifetime JP3017734U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3508717B2 (ja) 2000-11-22 2004-03-22 トヨタ車体株式会社 車両の荷室構造
JP3517360B2 (ja) 1998-10-07 2004-04-12 芦森工業株式会社 冷凍車又は冷蔵車用の中仕切り壁
JP2015189287A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 日本フルハーフ株式会社 車両の箱型荷台の中仕切り用開閉ドア
JP2015190657A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 日本フルハーフ株式会社 箱型荷台

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JP3508717B2 (ja) 2000-11-22 2004-03-22 トヨタ車体株式会社 車両の荷室構造
JP2015189287A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 日本フルハーフ株式会社 車両の箱型荷台の中仕切り用開閉ドア
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