JPH0379478A - トラックの箱型荷室 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、トラックの箱型荷室に関する。

近年宅配便が急激に発展し、小荷物を運搬する箱型荷室
を有するトラックが汎用されている。

これら従来のトラックの箱型荷室は一般的に軽量合金で
屋根と側壁を設けた箱型の荷室の後部側壁部に観音開き
の扉を設けたものであった。

しかしながら、これら従来の箱型荷室の構造では、小荷
物を荷室の床に平列に積載した場合は積載個数が少なく
、゛まだ多段積載すると下部の小荷物を取り出すのに手
数がかかる等の欠点があった。

さらに重い荷物を荷室の奥に積載した場合、狭い荷室の
内で荷室の出入口まで運ばなければならない欠点もあっ
た。

本発明者は、これら従来の箱型荷室の欠点を解消し、積
載個数を増大させ、且つ積み下ろしが容易な箱型荷室に
ついて種々検討を重ねた結果、゛本発明を完成するに至
った。

すなわち本発明は、箱型荷室を有するトラックにおいて
、箱型荷室両側壁の内部を支柱を所望の間隔で設け、該
支柱に折りたたみ可能なステーを所望の段数設け、該ス
テーの棚受けに固定するための係留具を棚板裏面に設け
た棚板を前記ステーの棚受けに嵌着すると共に、箱型荷
室を構成する両側壁面の少くとも２枚の引きちがいスラ
イド扉又はオーブン扉を設け、且つ箱型荷室の後部側壁
面に開閉扉を設けたトラックの箱型荷室である。

次に本発明を図面を参照しながら説明する。

第１＠は箱型荷室Ａ１ｒ：設けたトラックの側面図を示
す。第１図は箱型荷室の側壁面に２枚の引きちがいスラ
イド扉を設けた場合の側面図である。

この引きちがいスライド扉は、扉１．２からなっている
。そして、これら２枚の扉は箱型荷室の床面に例えば二
条のレールまたは溝を設け、−本のレール（又は溝）上
に扉１と他のレール（又は溝）上に扉２を設ける。そし
て扉１，２を閉鎖状態にしたとき、′ｎ１と扉２と声の
側端部は互いに重りあうように構成する。これらの扉の
ロック方法としては、例えば家庭における引き違いアル
ミサツシのような構造の係止具（施錠）を使用すればよ
い。もちろん他のロック方法も採用できることは勿論で
ある。また、引き違い扉の代わりに第２図に示すように
オーブン扉３であってもよい。このオーブン扉の横幅は
後述するステー４間隔幅より狭いことが必要である。す
なわちオーブン扉３を開く場合は、該オーブン扉に設け
られた取った 平部４を持って手前に引き上げるようにすることによっ
て第３図に示すようにオーブン扉の上部が荷室内に収納
される状態になり、側壁面に開口部が設けられる。

本発明の箱型荷室内は第４図に示すように箱型荷室内の
側壁内面に支柱５を立設する。この支柱５の本数はトラ
ックのボデーの長さ、側壁面に設ける扉の横幅等によっ
て適宜の間隔で立設すればよい。支柱５には第４図に示
すように、例えば略三角形状のステー４を設ける。この
ステー４は第５図に示すようにとンヅ部６を設け、左右
に自由にだおれるような構造にもうけられており、使用
に際しては第６図に示すように支柱５に対して直角にな
るように位置させる。

棚板７は例えばその両端部の裏面部にステー４の棚受は
部８に嵌着するような構造の係止具９を設ける。ステー
４は第４図に示したのとは別にステー４を上下逆に取付
けてもよく、また他の種々の形状のステーが使用できる
。

前記棚板７の係止具９をステー４の棚受は部８に嵌着さ
せることによって荷室内の側壁部に棚が構成される。こ
の棚を多段に設けるためには、支柱５にステー４を所望
する段数に設ければよい。

さらに第７図に示すように支柱５に横長溝１０を等間隔
で設け、一方スチー４は第８図に示すようにステー支持
板工１にステー４を左右に回動自在に設け、この支持板
１１の上下部を支柱５の横長溝１０に嵌入することによ
ってもよい。この場合はステー４の位置をいつでも任意
に変えることができるので、上の棚と下の棚との間隔を
自由に調整することができる。

棚板７は、荷物を乗せたときに落下しないように棚板７
の長手方向に６縁を設・けることが好ましい。又、箱型
荷室の天井部には中央部の長手方向に吊下装置を設け、
花等を吊下するようにしてもよく、また両側面に設けら
れた棚板に補助棚板を乗せて棚板画面を拡大することも
できる。

箱型荷室の後部は第９図に示すように、例えば観音開き
の扉１１２（ｌ］示していない）あるいはシャッター式
の扉を設ければよい。また第１０図は箱型荷室の側面部
における棚板７の状態を示した図である。

本発明の箱型荷室によれば所望の棚が設けられ、不使用
のときは棚板が取りはずしができ、積載量も増大し、荷
物の出し入れも容易に出来るうえ、特に重い荷物等は例
えば箱型荷室の側壁面に設けられたスライド扉を開けて
、そこから荷物の出し入れができるので極めて便利であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は箱型荷室の側面部に引き違い扉を設けたトラッ
クの側面図を示し、第２図は箱型荷室の側面部にオープ
ン扉を設けたトラックの側面図を示し、第３図は第２図
のオープン扉を開けたときの状態を示す箱型荷室の一部
斜視図を示し、第４図のａは箱型荷室内に設けられる棚
の側面図を示し、第４図すはステーおよび棚板を折りた
たんだ状態を示した側面図を示し、第５図は第４図すの
斜視図を示し、第６図は第４図ａの斜視図を示し、第７
図は支柱の正面図を示し、第８図は第７図に示した支柱
に設けるステー支柱板の側面図を示し、第１０図は箱型
荷室の側面図における棚板の状態を示す側面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 箱型荷室を有するトラックにおいて、箱型荷室両側壁の
   内部に、支柱を所望の間隔で設け、該支柱に折りたたみ
   可能なステーを所望の段数設け、該ステーの棚受けに固
   定するための係留具を棚板裏面に設けた棚板を前記ステ
   ーの棚受けに嵌着すると共に、箱型荷室を構成する両側
   壁面に少なくとも２枚の引きちがいスライド扉を設け、
   且つ箱型荷室の後部側壁面に開閉扉を設けたことを特徴
   とするトラックの箱型荷室。