JP3017417U - 建築物用出入口戸 - Google Patents

建築物用出入口戸

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JP3017417U
JP3017417U JP1995005422U JP542295U JP3017417U JP 3017417 U JP3017417 U JP 3017417U JP 1995005422 U JP1995005422 U JP 1995005422U JP 542295 U JP542295 U JP 542295U JP 3017417 U JP3017417 U JP 3017417U
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JP
Japan
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frame
plate
door
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horizontal
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JP1995005422U
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English (en)
Inventor
宏昭 相沢
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宏昭 相沢
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 災害にて建物が傾き出入口戸の枠などが変形
して出入口戸が開かなくなっても室外への脱出が出来る
こと。 【構成】 内枠13に表板14と裏板15を設けてなる
子扉本体12の表板14を裏板15より広くなるよう内
枠13外周を傾斜させて傾斜面13aとし、一側面を横
断面にて傾斜させて傾斜面6a,7aとした縦枠6と横
枠7をそれぞれ二本を、枠状の枠体3に外板4と内板5
を設けてなる親扉本体2内の縦横に適間隔に設け、外板
4と内板5を縦枠6と横枠7の内側に沿って切抜いて取
付穴4a,5aとし、子扉本体12と縦枠6と横枠7の
傾斜面13a,6a,7aが合うよう取付穴4a,5a
に子扉本体を挿入し開閉可能に設けるようにしたもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は建築物の出入口に設けて出入を容易とする建築物用出入口戸に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
科学の発達に伴い建築技術も進歩し建築用資材も開発され新しいものが販売さ れて来ている。 そのような中で出入口戸においても引戸や片開戸や両開戸などがあり、構造面 の基本では余り変化はないが、より軽く丈夫で使い易すく建物全体や室内に合う よう豪華に作られて来ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしこのように作られて来ている出入口戸も、地震等で建築物が傾き外枠な どが変形すると、出入口戸の開閉が出来なく屋外への脱出が出来ないことが起こ り、特に金属製の出入口戸においては脱出が困難で地震対策上非常に不都合を感 じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような不都合を解消し、外枠などが変形して出入口戸の開閉が出 来なくなっても屋外への脱出が出来るようにした建築物用出入口戸を提供せんと するものである。 即ち、長方形の枠状とした内枠に表板と裏板を設けてなる子扉本体の表板側を 裏板側より広くなるよう内枠外周を傾斜させて傾斜面とし、一側面を横断面にて 傾斜させて傾斜面とした縦枠と横枠をそれぞれ各二本を枠状の枠体に外板と内板 を設けてなる親扉本体内の縦横に適間隔に設け、外板と内板に縦枠と横枠の内側 に沿って切抜いて取付穴を穿設し、子扉本体と縦枠・横枠の傾斜面が合うよう取 付穴に子扉本体を挿入し開閉可能に設けるようにしたものである。
【0005】
【作用】
このように傾斜面を外周に設けた子扉本体を親扉本体に設けることによって、 親扉本体などが地震で変形しても子扉本体が縦枠と横枠から開く方向への離脱が 容易のため持手を持って力を加えることによって簡単に開き、親扉本体が開かな くても室内より子扉本体を開いて脱出することが出来る。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面について説明する。 図中1は親扉全体を示し、2は長方形の枠状を形成する枠体3と両側を覆うよ う設けた外板4と内板5とからなる親扉本体であって、一側面を断面において直 角以外の傾斜面6a,7aとなるよう設けた縦枠6と横枠7を、枠体3内に縦枠 6二本を縦に又、横枠7二本を横に傾斜面6a,7aが互いに向い合って台形を 形成するよう適間隔に設け、外板4と内板5に縦枠6と横枠7内側に沿って切欠 き取付穴4a,5aを穿設している。 8はシリンダー錠からなる取手であって、前記枠体3の縦枠内側略中央付近に 設けている。 9は蝶番であって、取手8と反対側の親扉本体2の枠体3外側に設け外枠10 に開閉可能に設けている。 11は子扉全体を示し、12は長方形の枠状で外周面を同一方向に傾斜面6a ,7aと同じ角度傾斜する傾斜面13aを設けた内枠13両面を覆うように表板 14と裏板15を設けた子扉本体であって、前記縦枠6と横枠7内に傾斜面13 aを傾斜面6a,7aに合わせて挿入し、蝶番9と同側にて蝶番16にて当該子 扉本体12を開閉自在に設けている。 17はシリンダー錠などからなる持手であって、蝶番16と反対側に設けてい る。 18は受枠であって、取付穴5a外周縁に取付穴5a上に突出するよう設け、 子扉本体12の受止めを可能としている。
【0007】 使用に当たっては、従来の戸と同じように取付けて用いる。 そして地震などによって親扉1が変形して開閉出来なくなっても、子扉本体1 2の外周が傾斜面となって台形となっているので開方方向へ押すことによって縦 枠6による拘束から外れて押し開くことが出来る。
【0008】
【考案の効果】
上述の如く本考案は子扉本体外周を傾斜面として親扉本体内に設けたことによ つて子扉本体が縦枠と横枠からの離脱が容易となるため、地震などによって外枠 や枠体が変形しても取手を持って力を加えれば無理なく子扉本体を開いて室内か ら脱出が出来、災害時において人命を助け被害をより少なくすることが出来る等 の特長があり実用上非常に優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の一部を省略した正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 親扉 2 親扉本体 3 枠体 4 外板 4a 取付穴 5 内板 5a 取付穴 6 縦枠 6a 傾斜面 7 横枠 7a 傾斜面 8 取手 9 蝶番 10 外枠 11 子扉 12 子扉本体 13 内枠 13a 傾斜面 14 表板 15 裏板 16 蝶番 17 持手 18 受枠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形の内枠13に表板14と裏板15
    を設けてなる子扉本体12の表板14を裏板15より広
    くなるよう内枠13外周を傾斜させて傾斜面13aと
    し、一側面を横断面にて傾斜させて傾斜面6a,7aと
    した縦枠6と横枠7それぞれ各二本を、枠状の枠体3に
    外板4と内板5を設けてなる親扉本体2内の縦横に適間
    隔に設け、外板4と内板5に縦枠6と横枠7の内側に沿
    って切抜いて取付穴4a,5aを穿設し、子扉本体12
    と縦枠6と横枠7の傾斜面13a,6a,7aが合うよ
    う取付穴4a,5aに子扉本体12を挿入し開閉可能に
    設けるようにしたことを特徴とす建築物用出入口戸。
JP1995005422U 1995-04-25 1995-04-25 建築物用出入口戸 Expired - Lifetime JP3017417U (ja)

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