JP3017115B2 - 電話装置 - Google Patents

電話装置

Info

Publication number
JP3017115B2
JP3017115B2 JP8337234A JP33723496A JP3017115B2 JP 3017115 B2 JP3017115 B2 JP 3017115B2 JP 8337234 A JP8337234 A JP 8337234A JP 33723496 A JP33723496 A JP 33723496A JP 3017115 B2 JP3017115 B2 JP 3017115B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
call
hook
party
response
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8337234A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10178663A (ja
Inventor
康博 伊藤
Original Assignee
静岡日本電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 静岡日本電気株式会社 filed Critical 静岡日本電気株式会社
Priority to JP8337234A priority Critical patent/JP3017115B2/ja
Publication of JPH10178663A publication Critical patent/JPH10178663A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3017115B2 publication Critical patent/JP3017115B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハンドセットを
戻す途中に相手応答があったとき、通話を継続可能とす
る電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、局線発信後の相手応答を確認
できる電話装置として、例えば特開平7―162919
号公報に示すものが提案されている。この電話装置は、
局線発信後の相手応答を発光,発音で確認し、特にスピ
ーカからの相手先の音声を通常レベルより大きい音量に
て聴取可能にして相手応答を容易に確認可能にして、通
話上の利便を図ったものである。
【0003】また、他の電話装置として、例えば特開平
1―300694号公報に示すものがある。これは自動
再発信の結果、相手応答があった場合に、自動再発信の
設定を自動的に解除するとともに、外線着信音を発生さ
せて相手応答を発信者に通知するようにしたものであ
る。これによれば、繰り返し自動再発信の設定を解除す
るのに、オフフックボタンをオフフック操作するなどの
作業を不要にできるという利点が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のいずれの電話装置にあっても、オンフックによる
終話と相手応答とが競合した場合に、相手が応答してい
るにも拘らず、常に終話が優先することとなり、従っ
て、オンフックにより直ちに電話が切れて通話の継続が
不可能になるという課題があった。
【0005】この発明は前記のような課題を解決するも
のであり、オンフックによる終話と相手応答とが競合し
た場合には、予め設定された通話保持時間内で通話を引
続き可能にし、以て、通話者および相手の利便を図るこ
とができる電話装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
請求項1の発明にかかる電話装置は、外線発信を終了し
てオンフックしようとする際の相手応答を検知して相手
応答通知を送出する局線インタフェース部と、前記相手
応答通知の送出時に、オンフック待ち時間の計測を実
する時計部と、電話機に接続され、前記オンフックを検
出して終話通知を送出する電話機インタフェース部とを
設けて、中央制御部に、前記オンフック待ち時間内は送
出された前記終話通知を無視させ、前記電話機へ相手応
答を通知させるとともに、前記終話通知が送出された時
に前記時計部の前記オンフック待ち時間の計測を中止さ
せて通話保持時間の計測を実行させ、その通話保持時間
が予め設定された通話保持時間内であるときは通話処理
を保持させるようにしたものである。
【0007】また、請求項2の発明にかかる電話装置
は、前記局線インタフェース部に、相手応答による極性
反転を検出して、これを相手応答とみなす極性反転検出
回路を設けたものである。
【0008】また、請求項3の発明にかかる電話装置
は、前記局線インタフェース部に、リングバックトーン
が一定時間検出されなくなったことを相手応答とみなす
トーン検出回路を設けたものである。
【0009】また、請求項4の発明にかかる電話装置
は、前記通話保持時間が設定されない場合には、前記中
央制御部に、オンフック時に局線インタフェース部に対
して局線の開放を指示させるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1はこの発明の電話装置を示す
ブロック図であり、同図において、1は電話装置、2は
終話通知の無視など、この電話装置1の全体の制御を司
る中央制御部、3は電話機のシステムデータ等を記憶す
る記憶部、4は局線の捕捉,開放等の制御を行う局線イ
ンタフェース部、5は時間を計測する時計部、6は電話
機との通信を行う電話機インタフェース部、7は前記の
電話機である。
【0011】また、前記中央制御部2は、マイクロプロ
セッサ(MPU)21と、制御プログラムが書き込まれ
た読出し専用メモリ(ROM)22と、時分割スイッチ
23とで構成されている。さらに、前記記憶部3は読み
書き用メモリ(RAM)からなり、内部には、通話保持
時間メモリ31,オンフック待ち時間メモリ32,その
他ボタン電話機のシステムデータメモリ33用のエリア
がそれぞれ確保されている。また、前記局線インタフェ
ース部4は、ファームウェア41,局線捕捉回路42,
極性反転検出回路43およびトーン検出回路44により
構成されている。そして、前記電話機インタフェース部
6は、ファームウェア61および電話機インタフェース
回路62で構成されている。また、前記電話機7は、フ
ァームウェア71,ハンドセット72,フックスイッチ
73,スピーカ74および表示装置75により構成され
ている。
【0012】次に動作について、図2のフローチャート
を参照しながら説明する。図2は発信からオンフックに
よる終話までと、相手が競合した場合の通話保持の動作
をそれぞれ示す。まず、電話機7の利用者がハンドセッ
ト72を戻そうとした時に、局線インタフェース部4の
極性反転検出回路43によって相手応答による極性反転
が検出されたり、またはトーン検出回路44によってリ
ングバックトーンが検出されなくなったりしたとき、相
手応答があったと判断し(ステップS101)、ファー
ムウェア41は中央制御部2に対し、相手応答通知を行
う。中央制御部2はこの通知を受けると、記憶部3内の
通話保持時間メモリ31を参照し、通話保持時間を得る
(ステップS101)。
【0013】続いて、中央制御部2は、通話保持時間が
設定されているかどうかチェックし(ステップS10
3)、設定されている場合には、オンフック待ち時間メ
モリ32を参照し、時計部5に対し、オンフック待ち時
間タイマーの計測開始を指示すると共に(ステップS1
04)、該当電話機7の状態を、オンフック待ち状態に
する(ステップS105)。
【0014】さらに、電話機7のハンドセット72が置
かれたことを、ファームウェア71がフックスイッチ7
3からの信号により検出すると(ステップS106)、
ファームウェア71は、電話機インタフェース部6を介
して中央制御部2に、オンフック通知を送出する。そこ
で中央制御部2は、このオンフック通知が現在オンフッ
ク待ち状態の電話機7からの通知であるか否かをチェッ
クし、電話機7からの通知であった場合には、これを無
視し、電話機インタフェース部6を介して電話機7のフ
ァームウェア71に相手応答通知音の送出および相手応
答通知表示を行う旨の指示をし、また、オンフック待ち
時間タイマーの計測中止の指示を行うとともに(ステッ
プS107)、時計部5に、通話保持時間のカウントア
ップ開始の指示を行い(ステップS108)、電話機7
の状態を通話保持中にする。
【0015】電話機7のファームウェア71は前記送出
および指示を受け、スピーカ74から相手応答通知音の
送出を行い(ステップS109)、表示装置75に相手
応答通知表示を行わせる(ステップS110)。これに
より、利用者が相手応答に気づきハンドセット72を上
げると(ステップS112)、中央制御部2は、時計部
3に対し、通話保持時間の計測中止を指示し(ステップ
S113)、電話機インタフェース部6を介して、電話
機7のファームウェア71に対し、スピーカ74からの
相手応答通知音の送出の中止および表示装置75からの
相手応答通知表示の中止をそれぞれ指示する(ステップ
S114,ステップS115)。また、中央制御部2
は、電話機7の状態を通話中にする。
【0016】一方、利用者が相手応答に気づかないまま
通話保持時間を経過すると(ステップS111)、時計
部5から中央制御部2に対し、タイムアウトの通知が行
われ、保持タイマーのキャンセルが行われ(ステップS
117)、その通知を受けた中央制御部2は、局線イン
タフェース部4のファームウェア41に対し、局線の開
放を指示し、これを受けたファームウェア4は、局線捕
捉回路42に対し、局線の開放を指示する(ステップS
120)、また、これに先立って、中央制御部2は、電
話機インタフェース部6を介し、電話機7のファームウ
ェア71に対し、スピーカ74からの相手応答通知音の
送出の中止を指示し(ステップS118)、表示装置7
5による相手応答通知表示の中止を指示するとともに
(ステップS119)、電話機7の状態を空きにする。
【0017】また、時計部5がオンフック待ち時間タイ
マーのタイムアウトを検出すると(ステップS10
5)、中央制御部2に対し、タイムアウトの通知を行
う。この通知を受けた中央制御部2は、電話機7のオン
フック待ち状態をクリアし、電話機7の状態を通話中と
し、通話を継続する。
【0018】これに対し、前記のような通話保持時間が
設定されていない場合には、電話機7のハンドセット7
1が置かれたことを、ファームウェア71がフックスイ
ッチ73からの信号により検出する(ステップS10
6)。また、ファームウェア71は、電話機インタフェ
ース部6を介して中央制御部2に、オンフック通知を送
出する。中央制御部2は、これが該当電話機7からの通
知であるか否かをチェックし、該当電話機7からの通知
であった場合には(ステップS116)、局線インタフ
ェース部4のファームウェア41に対し、局線の開放を
指示する。これを受けたファームウェア41は、局線捕
捉回路42に対し局線の開放を指示する(ステップS1
20)。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば外線発
信時に、オンフックによる終話と相手応答が競合した場
合にも、引続き通話可能を報知することによって通話状
態を保持可能とすることができ、これにより一定の通話
保持期間中に利用者が再びハンドセットのオフセットを
行って通話を継続できるという効果が得られる。
【0020】従って、利用者がハンドセットを戻す途中
で相手が応答してきた場合に、これまでは終話して通話
が継続できなくなったのを、本発明によれば再通話が可
能になるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態による電話装置を示
すブロック図である。
【図2】 図1における電話装置の通話処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 電話装置 2 中央制御部 4 局線インタフェース部 5 時計部 6 電話機インタフェース部 7 電話機 43 極性反転検出回路 44 トーン検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/58 101 - 107 H04M 3/00 H04M 3/42 - 3/58 H04Q 3/545

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外線発信を終了してオンフックしようと
    する際の相手応答を検知して相手応答通知を送出する局
    線インタフェース部と、 前記相手応答通知の送出時に、オンフック待ち時間の計
    を実行する時計部と、 電話機に接続され、前記オンフックを検出して終話通知
    を送出する電話機インタフェース部と、 前記オンフック待ち時間内は送出された前記終話通知を
    無視し、前記電話機へ相手応答を通知するとともに、前
    終話通知が送出された時に前記時計部に前記オンフッ
    ク待ち時間の計測を中止させて通話保持時間の計測を実
    行させ、その通話保持時間が予め設定された通話保持時
    間内であるときは通話処理を保持させる中央制御部とを
    備えたことを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 前記局線インタフェース部が、相手応答
    による極性反転を検出して、これを相手応答とみなす極
    性反転検出回路を有することを特徴とする請求項1に記
    載の電話装置。
  3. 【請求項3】 前記局線インタフェース部が、リングバ
    ックトーンが一定時間検出されなくなったことを相手応
    答とみなすトーン検出回路を有することを特徴とする請
    求項1に記載の電話装置。
  4. 【請求項4】 前記中央制御部は、前記通話保持時間が
    設定されない場合には、オンフック時に局線インタフェ
    ース部に対して局線の開放を指示することを特徴とする
    請求項1に記載の電話装置。
JP8337234A 1996-12-17 1996-12-17 電話装置 Expired - Fee Related JP3017115B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8337234A JP3017115B2 (ja) 1996-12-17 1996-12-17 電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8337234A JP3017115B2 (ja) 1996-12-17 1996-12-17 電話装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10178663A JPH10178663A (ja) 1998-06-30
JP3017115B2 true JP3017115B2 (ja) 2000-03-06

Family

ID=18306717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8337234A Expired - Fee Related JP3017115B2 (ja) 1996-12-17 1996-12-17 電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3017115B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5369937B2 (ja) * 2009-06-30 2013-12-18 富士通株式会社 電話機、通話制御方法及び通話制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10178663A (ja) 1998-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6868155B1 (en) Off-hook visual message waiting indicator
JP4146997B2 (ja) 会議中の着信呼に応答するシステムおよび方法
JP2992787B2 (ja) 通話中着信通知方法及び装置
JP2868335B2 (ja) 交換機及び交換機における切断通知方法
JP2996730B2 (ja) 通話の衝突を処理する方法
JP3017115B2 (ja) 電話装置
JPH0325110B2 (ja)
JPH0313040A (ja) コードレス電話機
JP2000513162A (ja) インテリジェントネットワークにおける電話、ファクシミリ装置、及びコンピュータの接続
JP3731402B2 (ja) 移動電話装置及びその着信応答方法
JP2913129B2 (ja) Diサービス機能付留守番電話装置
JP3067273B2 (ja) ボタン電話装置
JP3604929B2 (ja) 通信装置
JPS6179361A (ja) 電話回線における通信方式
JP3388704B2 (ja) 通信端末装置
JP2918893B2 (ja) ファクシミリ装置の通信方式
JPH03277096A (ja) 無線電話方式
JPH07177231A (ja) 通信端末の接続制御方法
JPH0518154U (ja) 留守番機能付き携帯電話機
JPH0514588A (ja) フアクシミリ装置
JPH0568118A (ja) 電話・フアクシミリ自動着信方法
JPH04212556A (ja) コールウェイティング接続方式
JPH06237310A (ja) 留守番電話機能付ファクシミリ装置
JP2002281160A (ja) 電話転送装置
JPH0951370A (ja) 自動ダイヤル再送方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19991207

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees