JP3017024U - ブラシレスdcモータ - Google Patents

ブラシレスdcモータ

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Publication number
JP3017024U
JP3017024U JP1995003420U JP342095U JP3017024U JP 3017024 U JP3017024 U JP 3017024U JP 1995003420 U JP1995003420 U JP 1995003420U JP 342095 U JP342095 U JP 342095U JP 3017024 U JP3017024 U JP 3017024U
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JP
Japan
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brushless
motor
flange
rivet
circuit board
Prior art date
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JP1995003420U
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Inventor
隆行 涌田
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Kokusan Denki Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定部の形成に伴う電気的短絡事故の発生原
因を排除でき、しかも能率良く固定部を形成できるブラ
シレスDCモータを提供する。 【構成】 ブラシレスDCモータ本体を支持するフラン
ジ1に、ブラシレスDCモータ本体の制御回路を実装し
ているプリント基板2を固定部3で固定する。固定部3
はフランジ1とプリント基板2に対応して設けられた各
孔14,6に通したリベット15のリベット締めにより
形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ブラシレスDCモータに関し、特にブラシレスDCモータ本体のフ ランジに、該ブラシレスDCモータ本体の制御回路を実装しているプリント基板 を固定している固定部の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ブラシレスDCモータにおいては、図4に示すように、ブラシレスDCモータ 本体を支持するAl,Fe等の金属製フランジ1に、該ブラシレスDCモータ本 体の制御回路を実装しているプリント基板2が固定部3で固定されている。該固 定部3は、フランジ1のボス部4にネジ孔5を設け、プリント基板2の孔6をネ ジ孔5に合わせ、孔6に通したネジ7をネジ孔5に捩じ込んで固定することによ り構成していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構造の固定部3では、金属製のフランジ1にネジ孔 5をあける際に発生してフランジ1に付着していた切り粉がプリント基板2の制 御回路に付着して電気的短絡事故の発生原因となる問題点があった。
【0004】 また、ネジ7を使用した固定部3では、ネジ7を締め付ける際に、ネジ7の本 数分の締め付け時間がかかる問題点があった。
【0005】 本考案の目的は、固定部の形成に伴う電気的短絡事故の発生原因を排除でき、 しかも能率良く固定部を形成できるブラシレスDCモータを提供することにある 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ブラシレスDCモータ本体を支持するフランジに、該ブラシレスD Cモータ本体の制御回路を実装しているプリント基板が固定部で固定されている ブラシレスDCモータを改良の対象としている。
【0007】 本考案では、固定部が、フランジとプリント基板に対応して設けられた各孔に 通されたリベットのリベット締めにより形成されていることを特徴とする。
【0008】 この場合、固定部は、フランジとプリント基板に対応して設けられた各孔に通 された樹脂リベットによるリベット締めによって形成することもできる。
【0009】 樹脂リベットの先端の加締め部は、樹脂リベットの先端の溶融拡径部または超 音波拡径部により形成する。
【0010】
【作用】
このように固定部を、フランジとプリント基板に対応して設けられた各孔に通 されたリベットのリベット締めにより形成すると、フランジにネジ孔をあけるタ ップ加工が不要になり、切り粉がプリント基板の制御回路に付着して電気的短絡 事故を引き起こすのを回避することができる。
【0011】 また、ネジを使用しないので、ネジ締め時間がなくなり、1箇所当たり1回の 加締め加工により固定部を能率よく形成することができる。
【0012】 特に、樹脂リベットは電気的短絡事故を招くことが全くなく、瞬時に加締め作 業を行うことができる。
【0013】
【実施例】
図1及び図2(A)(B)は、本考案に係るブラシレスDCモータの第1実施 例を示したものである。
【0014】 本実施例のブラシレスDCモータは、ロータ8とその中心に同軸配置されてい るステータ9とからなるブラシレスDCモータ本体10を有する。ステータ9は 筒状のボス部11の外周に取り付けられている。該ボス部11の中心には、回転 軸12が軸受13を介して回転自在に支持されている。該ボス部11の一端側に 突出されている回転軸12の基端部にはロータ8が支持されている。ボス部11 の基端には、ブラシレスDCモータ本体10を支持するフランジ1が一体に設け られている。
【0015】 該フランジ1には、ブラシレスDCモータ本体10の制御回路を実装している プリント基板2が固定部3で固定されている。本実施例の固定部3は、フランジ 1とプリント基板2に対応して設けられた各孔14,6に通されたリベット15 のリベット締めにより形成されている。フランジ1の孔14は、該フランジ1の ボス部4に設けられている。リベット15としては、金属リベットも考えられる が、樹脂リベットが好ましい。樹脂リベット15は、一端に頭部15aが設けら れた構造になっている。このような樹脂リベット15を用いたリベット締めによ る固定部3は、樹脂リベット15をフランジ1側から該フランジ1とプリント基 板2の孔14に通し、プリント基板2を通り抜けた該樹脂リベット15の先端に 加締め部15bとしての溶融拡径部を熱間加締めにより形成することにより設け られている。熱間加締めにより加締め部15bを形成すると、騒音を出さずに加 締め作業を行うことができる。樹脂リベット15の先端の加締め部15bは、超 音波加工による超音波拡径部として設けることもできる。
【0016】 このように固定部3を、フランジ1とプリント基板2に対応して設けられた各 孔14,6に通されたリベット15のリベット締めにより形成すると、フランジ 1にネジ孔をあけるタップ加工が不要になり、切り粉がプリント基板2の制御回 路に付着して電気的短絡事故を引き起こすのを回避することができる。
【0017】 また、ネジを使用しないので、ネジ締め時間がなくなり、1箇所当たり1回の 加締め加工により固定部3を能率よく形成することができる。
【0018】 特に、樹脂リベットは電気的短絡事故を招くことが全くなく、瞬時に加締め作 業を行うことができる。
【0019】 図2(A)(B)は、本考案に係るブラシレスDCモータの第2実施例を示し たものである。なお、図1(A)(B)と対応する部分には、同一符号を付けて 示している。
【0020】 本実施例のブラシレスDCモータの固定部3では、フランジ1のボス部4に段 付き孔16が設けられている。樹脂リベット15は頭部15aが弾性で開閉でき るかえり部となっており、中間にフランジ部15cが設けられた構造になってい る。該樹脂リベット15を用いた固定部3は、該樹脂リベット15のかえり部よ りなる頭部15aを縮ませてボス部4側からフランジ1の段付き孔16に通され 、該段付き孔16の段部16aにフランジ部15cが当接した状態でかえり部よ りなる頭部15aがフランジ1の外に出て自身の弾性で開いて図示のように係止 され、この状態でボス部4の外に突出している樹脂リベット15の先端がプリン ト基板2の孔6に通され、該プリント基板2の外に出ている該樹脂リベット15 の先端には加締め部15bとしての溶融拡径部が熱間加締めにより設けられるこ とにより形成されている。
【0021】 このような構造でも、第1実施例と同様の効果を得ることができる。
【0022】
【考案の効果】
本考案に係るブラシレスDCモータでは、フランジとプリント基板との固定部 が、フランジとプリント基板に対応して設けられた各孔に通されたリベットのリ ベット締めにより形成されているので、フランジにネジ孔をあけるタップ加工が 不要になり、切り粉がプリント基板の制御回路に付着して電気的短絡事故を引き 起こすのを回避することができる。
【0023】 また、ネジを使用しないので、ネジ締め時間がなくなり、1箇所当たり1回の 加締め加工により固定部を能率よく形成することができる。
【0024】 特に、樹脂リベットは電気的短絡事故を招くことが全くなく、瞬時に加締め作 業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るブラシレスDCモータの第1実施
例の縦断面図である。
【図2】(A)は本考案に係るブラシレスDCモータの
第1実施例における固定部の拡大縦断面図、(B)は第
1実施例で用いているリベットの側面図である。
【図3】(A)は本考案に係るブラシレスDCモータの
第2実施例における固定部の縦断面図、(B)は第2実
施例で用いているリベットの側面図である。
【図4】従来のブラシレスDCモータの固定部の縦断面
図である。
【符号の説明】
1 フランジ 2 プリント基板 3 固定部 4 ボス部 5 ネジ孔 6 孔 7 ネジ 8 ロータ 9 ステータ 10 ブラシレスDCモータ本体 11 ボス部 12 回転軸 13 軸受 14 孔 15 リベット 15a 頭部 15b 加締め部 15c フランジ部 16 段付き孔

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシレスDCモータ本体を支持するフ
    ランジに、該ブラシレスDCモータ本体の制御回路を実
    装しているプリント基板が固定部で固定されているブラ
    シレスDCモータにおいて、 前記固定部は前記フランジと前記プリント基板に対応し
    て設けられた各孔に通されたリベットのリベット締めに
    より形成されていることを特徴とするブラシレスDCモ
    ータ。
  2. 【請求項2】 ブラシレスDCモータ本体を支持するフ
    ランジに、該ブラシレスDCモータ本体の制御回路を実
    装しているプリント基板が固定部で固定されているブラ
    シレスDCモータにおいて、前記固定部は前記フランジ
    と前記プリント基板に対応して設けられた各孔に通され
    た樹脂リベットによるリベット締めによって形成されて
    いることを特徴とするブラシレスDCモータ。
  3. 【請求項3】 前記樹脂リベットの先端の加締め部は、
    前記樹脂リベットの先端の溶融拡径部により形成されて
    いることを特徴とする請求項2に記載のブラシレスDC
    モータ。
  4. 【請求項4】 前記樹脂リベットの先端の加締め部は、
    前記樹脂リベットの先端の超音波拡径部により形成され
    ていることを特徴とする請求項2に記載のブラシレスD
    Cモータ。
JP1995003420U 1995-04-17 1995-04-17 ブラシレスdcモータ Expired - Lifetime JP3017024U (ja)

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JP3017024U true JP3017024U (ja) 1995-10-17

Family

ID=43152526

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014110706A (ja) * 2012-12-03 2014-06-12 Minebea Co Ltd ブラシレスモータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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