JP2000184663A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2000184663A
JP2000184663A JP10360923A JP36092398A JP2000184663A JP 2000184663 A JP2000184663 A JP 2000184663A JP 10360923 A JP10360923 A JP 10360923A JP 36092398 A JP36092398 A JP 36092398A JP 2000184663 A JP2000184663 A JP 2000184663A
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JP
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hole
brush holder
connecting member
end frame
motor
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JP10360923A
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Yoshihiro Matsuura
良裕 松浦
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工数及び部品点数を低減することがで
き、コスト低減及び小型化を図ることができるモータを
提供する。 【解決手段】 合成樹脂からなるエンドフレーム12に
設けられた貫通孔26の上端には、大径の段差部27が
凹設されているとともに、その貫通孔26の下端には、
連結部材21が貫通孔26を閉塞するように下方へ突出
形成されている。連結部材21の基端には第1の凹部2
9が設けられ、連結部材21の先端には第2の凹部30
が設けられている。連結部材21の基端部には、大径の
筒状連結片31が下方へ突設されている。また、ブラシ
ホルダ20には、貫通孔34が設けられている。そし
て、連結部材21の基端が外力で剪断されてから貫通孔
26を貫挿し、第1及び第2の凹部29,30が拡開変
形されることによって段差部27と筒状連結片31でか
しめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータに係り、詳
しくはモータのブラシホルダとモータのエンドフレーム
との連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、小型直流モータ60は、図10に
示すように、ハウジング61とエンドフレーム62とで
構成される空間に電機子63が回転軸64を介して回転
可能に収容されている。回転軸64は、両端において軸
受65,66により回転可能に支持されている。また、
電機子63の回転軸64回りには、電機子63を囲む複
数の永久磁石67がハウジング61の内周面に周方向等
間隔に配置固定されている。回転軸64の一端には、ブ
ラシ68と摺接する整流子69が取り付けられている。
そして、ブラシ68は、樹脂製ブラシホルダ70の上に
配設されている。ブラシホルダ70は、図10及び図1
1に示すように、ボルト71にてエンドフレーム62に
固定されている。
【0003】また、別の小型直流モータ80では、図1
2及び図13に示すように、そのブラシホルダ81が、
ブラシホルダ81と一体形成されたL型金属部材82に
てエンドフレーム83にかしめ固定されている。つま
り、図13に示すように、前記L型金属部材82の先端
84(2点鎖線で示している)を、エンドフレーム83
に形成された貫通孔85を貫挿してから、折り曲げさせ
ることによってブラシホルダ81をエンドフレーム83
に固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図10及び
図11に示す小型直流モータ60の場合において、図1
1に示すように、前記ボルト71とブラシ68との間に
は、絶縁ギャップを確保するために、距離tをあけてい
る。また、前記ボルト71と整流子69との間には、部
品相互間の干渉を避けるために、最小距離sが必要され
ている。つまり、絶縁及び部品同士の干渉を考えれば、
ボルト71とブラシ68と、またボルト71と整流子6
9とは、それ以上近づくことが望ましくない。特に前者
は、ボルト71とブラシ68との間のスペースを縮小す
ることによって小型直流モータ60のさらなる小型化を
図る上の問題点となった。また、このような構造では、
ボルト71を必要するため、部品点数を低減することに
よってコスト低減を図る上の問題点となった。
【0005】また、図12及び図13に示す小型直流モ
ータ80の場合において、L型金属部材82をブラシホ
ルダ81と一体成形する成形加工が必要であるため、製
造工数が多くなり、L型金属部材82を必要するため、
部品点数が多くなる。これは、小型直流モータ80のコ
スト低減を図る上の問題点となった。
【0006】本発明の第1の目的は、小型化を図ること
ができるモータを提供することにある。また、本発明の
第2の目的は、小型化を図ることができ、且つ製造工数
及び部品点数を低減することができることによってコス
ト低減を図ることができるモータを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、電機子を収容するハウ
ジングと、そのハウジングを覆うエンドフレームと、該
エンドフレームに取り付けられる絶縁材料からなるブラ
シホルダとを備え、前記エンドフレームとブラシホルダ
には、互いに対応する複数の貫通孔を形成し、それらの
貫通孔を絶縁材料からなる連結部材よりそれぞれ貫挿
し、当該連結部材を、前記エンドフレームとブラシホル
ダを貫挿した状態で塑性変形させることによってエンド
フレームとブラシホルダとを連結したことを要旨とす
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のモータにおいて、前記連結部材は、その基端がエンド
フレーム若しくはブラシホルダのどちらか一方に形成さ
れた貫通孔の一端から突設され、前記基端が外力で貫通
孔の内周に沿って剪断されてからエンドフレーム若しく
はブラシホルダに形成された貫通孔を貫挿するようにし
たことを要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のモータにおいて、前記連結部材の両端の少なく
とも一端には、凹部を凹設したことを要旨とする。請求
項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1に記
載のモータにおいて、前記貫通孔の両端の少なくとも一
端には、該貫通孔より大径の段差部を形成したことを要
旨とする。
【0010】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
連結部材は絶縁材料から形成されているため、連結部材
と例えばブラシホルダに取り付けたブラシとの間には、
絶縁ギャップを必要しなくなる。つまり、従来技術のよ
うな絶縁するためのスペースを設ける必要がなくなる。
その結果、モータのさらなる小型化を図ることができ
る。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、連結部材は、エンドフレ
ームと一体に成形されているため、連結部材を別工程で
製造することに比べて製造工数及び部品点数を低減する
ことができる。その結果、モータのコスト低減を図るこ
とができる。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
及び2に記載の発明の作用に加えて、凹部を介して連結
部材の端部が拡開変形されやすくなる。その結果、連結
部材の端部でかしめることによってブラシホルダとエン
ドフレームとは確実に連結することができる。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3に記載の発明の作用に加えて、かしめたかしめしろ
が段差部にはまることで、連結部材は、貫通孔内からの
はみ出しが少なくなる。その結果、モータの小型化をさ
らに図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を電子スロットルコ
ントロール(ETC)を含む小型直流モータに具体化し
た一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
【0015】本実施形態のモータとしての小型直流モー
タ10は、図1に示すように、ハウジング11とエンド
フレーム12とで構成される空間に電機子13が回転軸
14を介して回転可能に収容されている。回転軸14
は、両端において軸受15,16により回転可能に支持
されている。また、電機子13の回転軸14回りには、
電機子13を囲む複数の永久磁石17がハウジング11
の内周面に周方向等間隔に配置固定されている。回転軸
14の一端には、ブラシ18と摺接する整流子19が取
り付けられている。そして、ブラシ18は、ブラシホル
ダ20の上に配設されている。ブラシホルダ20は、図
1及び図7に示すように、連結部材21にてエンドフレ
ーム12に連結固定されている。
【0016】図2は連結固定する前のエンドフレーム1
2の底面図である。図3はエンドフレーム12の図2に
おけるA−A線の断面図である。エンドフレーム12
は、合成樹脂からなり、図2及び図3に示すように、ハ
ウジング連結用フランジ部22と、電機子収容筒体部2
3と、ブラシ収容部24及び軸受保持部25などを備え
ている。
【0017】そして、前記軸受保持部25の両側には、
2つの貫通孔26(図1及び図3では1つのみ表示)が
設けられている。その貫通孔26の一端(図3において
上端)には、貫通孔26より大径の段差部27が凹設さ
れているとともに、貫通孔26の他端(図3において下
端)には、連結部材21が貫通孔26を閉塞するように
下方へ突出形成されている。従って、貫通孔26は、有
底孔となる。また、図3及び図6に示すように、前記連
結部材21と貫通孔26とは、同一の中心軸線を持ちな
がらほぼ同じの長さを持つとともに、貫通孔26の内径
d1と連結部材21の外径d2とを同じにしている。
【0018】また、前記連結部材21の基端、つまり貫
通孔26の底面には凹部としての第1の凹部29が設け
られているとともに、連結部材21の先端には凹部とし
ての第2の凹部30が設けられている。そして、連結部
材21の基端部は、その外周部から上方に延びる筒状連
結片31を介して前記エンドフレーム12内のブラシホ
ルダ20を当接支持する当接面32であって前記貫通孔
26の開口部外周に連結されている。つまり、連結部材
21はエンドフレーム12と一体形成されている。
【0019】前記ブラシホルダ20は、合成樹脂からな
り、板状に形成されている。図4及び図5に示すよう
に、ブラシホルダ20の中央には、前記電機子13の整
流子19より貫挿する貫挿孔33が設けられている。そ
の貫挿孔33の両側には、前記筒状連結片31と嵌合す
るための2つの貫通孔34が前記筒状連結片31と対応
する位置に設けられている。また、貫通孔34の内径d
3は前記筒状連結片31の外径d4とほぼ同じとなるよ
うに設定されている。
【0020】次に、ブラシホルダ20を、エンドフレー
ム12に固定する方法について説明する。図6に示すよ
うに、まず、ブラシホルダ20の貫通孔34を、連結部
材21及び筒状連結片31より貫挿し、ブラシホルダ2
0の上面が前記エンドフレーム12の当接面32と当接
するように筒状連結片31に嵌合させる。次に、図6に
示すような先端面が山状に形成された第1の連結治具3
5と、先端面にテーパ状突起を有する第2の連結治具3
6とを用いて、図7に示すように、連結部材21を貫通
孔26内に貫挿させるとともに、前記第1及び第2の凹
部29,30を拡開変形させてそれぞれ前記段差部27
と筒状連結片31でかしめる。
【0021】詳述すると、連結部材21の先端を第1の
連結治具35にて押圧することによって、連結部材21
の基端部と筒状連結片31とが剪断し連結部材21が貫
通孔26の内周を沿って貫挿される。つまり、連結部材
21がエンドフレーム12と分離され連結部材21が貫
通孔26内に侵入する。連結部材21を第1の連結治具
35にて続けて押圧すると、連結部材21の外径d2が
貫通孔26の内径d1と同じであるため、連結部材21
は貫通孔26内にさらに貫挿される。
【0022】また、貫通孔26の一端(上端)を、第2
の連結治具36にて閉塞することによって、押圧されて
きた連結部材21の第1の凹部29が第2の連結治具3
6のテーパ状突起より拡開変形され、連結部材21の基
端が前記段差部27を充満するように塑性変形される。
それと同時に、連結部材21を第1の連結治具35にて
続けて押圧すると、連結部材21の第2の凹部30が第
1の連結治具35の山状端面より拡開変形され、連結部
材21の先端が前記筒状連結片31を被覆する(包み覆
う)ように塑性変形される。このとき、連結部材21
は、その両端(基端と先端)がかしめによって塑性変形
されるため、貫通孔26内からのはみ出しが少なくな
る。
【0023】次に、本実施形態の小型直流モータ10の
特徴を以下に記載する。 (1)本実施形態では、エンドフレーム12とブラシホ
ルダ20には、互いに対応する2つの貫通孔26,34
を形成し、それらの貫通孔26,34を合成樹脂からな
る連結部材21より貫挿し、当該連結部材21を、前記
エンドフレーム12とブラシホルダ20を貫挿した状態
でかしめることによって塑性変形させてエンドフレーム
12とブラシホルダ20とを連結した。
【0024】従って、連結部材21は絶縁材料から形成
されているため、連結部材21とブラシ18との間に
は、絶縁ギャップを必要しなくなる。つまり、従来技術
のような絶縁するためのスペースを設ける必要がなくな
る。その結果、小型直流モータ10のさらなる小型化を
図ることができる。
【0025】(2)本実施形態では、連結部材21は、
その基端がエンドフレーム12に形成された貫通孔26
の下端を閉塞するように該貫通孔26の下端から下方へ
突設され、且つその基端が外力で貫通孔26の内周に沿
って剪断されてから貫通孔26を貫挿するようにした。
【0026】つまり、連結部材21は、エンドフレーム
12と一体に成形されているため、連結部材21を別工
程で製造することに比べて製造工数及び部品点数を低減
することができる。その結果、小型直流モータ10のコ
スト低減を図ることができる。
【0027】(3)本実施形態では、連結部材21の基
端には第1の凹部29が設けられているとともに、連結
部材21の先端には第2の凹部30が設けられている。
従って、第1及び第2の凹部29,30を介して連結部
材21の両端が拡開変形されやすくなる。その結果、連
結部材21の両端でかしめることによってブラシホルダ
20をエンドフレーム12に確実に固定することができ
る。
【0028】(4)また、本実施形態では、貫通孔26
の一端(図3において上端)には、貫通孔26より大径
の段差部27が凹設されている。従って、連結部材21
の基端におけるかしめたかしめしろがその段差部27内
にはまることによって、連結部材21の基端の貫通孔2
6内からのはみ出しが少なくなる。その結果、小型直流
モータ10の小型化をさらに図ることができる。
【0029】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ○上記実施形態では、連結部材21は、エンドフレーム
12に設けられた貫通孔26を閉塞するように一体形成
されて実施したが、連結部材21を、図8に示すよう
に、ブラシホルダ20に設けられた貫通孔34を閉塞す
るようにブラシホルダ20と一体形成されるようにして
実施してもよい。この場合、上記実施形態の(1)及び
(2)と同様な効果を得ることができる。
【0030】○上記実施形態では、図9に示すように、
第2の凹部30を省略し、連結部材21を、その先端が
基端よりやや大径のテーパ状にして実施してもよい。こ
の場合、連結部材21の先端を図示しない連結治具にて
押圧することによって、連結部材21の基端が剪断力に
作用され貫通孔26の内周を沿って剪断する。そして、
連結部材21がエンドフレーム12と分離される。連結
部材21をその連結治具にて続けて押圧すると、連結部
材21の基端外径d2が貫通孔26の内径d1と同じで
あるため、連結部材21は基端より貫通孔26内に貫挿
される。連結部材21をその連結治具にてさらに続けて
押圧すると、連結部材21の基端が上記と同様に前記段
差部27を充満するように塑性変形され、連結部材21
の先端は基端、つまり貫通孔26より大径であるため、
貫通孔26の下端が連結部材21の先端により拡開され
る。そして、筒状連結片31がとともに拡開されること
によって、筒状連結片31の外周は強くブラシホルダ2
0の貫通孔34の内周を押圧するようにブラシホルダ2
0を支持固定する。しかも、連結部材21はクサビのよ
うに貫通孔26内に打ち込まれるため、貫通孔26内か
らはみ出すことができない。その結果、上記実施形態と
ほぼ同様な効果を得ることができる。また、この場合、
段差部27及び第1の凹部29を省略してもよい。
【0031】○上記実施形態では、エンドフレーム12
(つまり連結部材21)及びブラシホルダ20は、合成
樹脂にて製造されたが、エンドフレーム12(つまり連
結部材21)及びブラシホルダ20は、合成樹脂に限定
されず、例えば絶縁性のある複合材料などにて製造され
て実施してもよい。この場合、上記実施形態とほぼ同様
な効果を得ることができる。
【0032】○上記実施形態では、貫通孔26及び貫通
孔34は、それぞれ2つに限定されず、例えばそれぞれ
3つ以上に形成されて実施してもよい。この場合、上記
実施形態とほぼ同様な効果を得ることができる。
【0033】○上記実施形態では、連結部材21を、貫
通孔26を閉塞するようにエンドフレーム12と一体に
形成したが、連結部材21を、別の部材として単独に形
成してもよい。この場合、上記実施形態の特徴(2)に
記載の効果以外の効果を得ることができる。
【0034】○上記実施形態では、本発明を電子スロッ
トルコントロール(ETC)を含む小型直流モータに具
体化したが、本発明を電子スロットルコントロール(E
TC)を含む小型直流モータに限定されず、例えば、電
動工具、ワイパ装置などを駆動するモータに具体化して
もよい。この場合、上記実施形態とほぼ同様な効果を得
ることができる。
【0035】○上記実施形態では、ブラシホルダ20と
エンドフレーム12との連結構造を、別の両部材間(特
に平板同士間)の連結構造に応用してもよい。この場
合、その連結構造を有する製品の製造工数の低減及び部
品点数の低減を図ることができる。
【0036】次に、前記実施形態及び別例から把握でき
る請求項に記載した発明以外の技術的思想について、そ
れらの効果と共に以下に記載する。 (1)請求項1又は2に記載のモータにおいて、前記連
結部材は、その先端が基端より大径となるテーパ状に形
成されていることを特徴とするモータ。
【0037】従って、請求項1又は2に記載のモータの
効果に加えて、ブラシホルダとエンドフレームとは確実
に連結することができる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、モータのさらなる小型化を図ることがで
きる。
【0039】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、モータのコスト低減を図
ることができる。請求項3に記載の発明によれば、請求
項1及び2に記載の発明の効果に加えて、ブラシホルダ
とエンドフレームとは確実に連結することができる。
【0040】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3に記載の発明の効果に加えて、モータの小型化をさ
らに図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のモータの断面図。
【図2】 同じくモータのエンドフレームの底面図。
【図3】 同じくエンドフレームの図2におけるA−A
線断面図。
【図4】 同じくモータのブラシホルダの平面図。
【図5】 同じくブラシホルダの図4におけるB−B線
断面図。
【図6】 エンドフレームとブラシホルダとの連結を説
明する説明図。
【図7】 エンドフレームとブラシホルダとを連結した
状態の断面図。
【図8】 別例のエンドフレームとブラシホルダとの連
結構造を説明する説明図。
【図9】 別例のエンドフレームとブラシホルダとの連
結構造を説明する説明図。
【図10】 従来技術のモータの断面図。
【図11】 従来技術のエンドフレームとブラシホルダ
とを連結した状態の底面図。
【図12】 従来技術のエンドフレームとブラシホルダ
とを連結した状態の底面図。
【図13】 従来技術のエンドフレームとブラシホルダ
とを連結した状態の図12におけるC−C線要部断面
図。
【符号の説明】
10…モータとしての小型直流モータ、11…ハウジン
グ、12…エンドフレーム、13…電機子、20…ブラ
シホルダ、21…連結部材、26,34…貫通孔、27
…段差部、29,30…凹部としての第1及び第2の凹
部、31…筒状連結片。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子(13)を収容するハウジング
    (11)と、そのハウジング(11)を覆うエンドフレ
    ーム(12)と、該エンドフレーム(12)に取り付け
    られる絶縁材料からなるブラシホルダ(20)とを備
    え、前記エンドフレーム(12)とブラシホルダ(2
    0)には、互いに対応する複数の貫通孔(26,34)
    を形成し、それらの貫通孔(26,34)を絶縁材料か
    らなる連結部材(21)よりそれぞれ貫挿し、当該連結
    部材(21)を、前記エンドフレーム(12)とブラシ
    ホルダ(20)を貫挿した状態で塑性変形させることに
    よってエンドフレーム(12)とブラシホルダ(20)
    とを連結したことを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモータにおいて、 前記連結部材(21)は、その基端がエンドフレーム
    (12)若しくはブラシホルダ(20)のどちらか一方
    に形成された貫通孔(26,34)の一端から突設さ
    れ、前記基端が外力で貫通孔(26,34)の内周に沿
    って剪断されてからエンドフレーム(12)若しくはブ
    ラシホルダ(20)に形成された貫通孔(26,34)
    を貫挿するようにしたことを特徴とするモータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のモータにおい
    て、 前記連結部材(21)の両端の少なくとも一端には、凹
    部(29,30)を凹設したことを特徴とするモータ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1に記載のモ
    ータにおいて、 前記貫通孔(26,34)の両端の少なくとも一端に
    は、該貫通孔(26,34)より大径の段差部(27)
    を形成したことを特徴とするモータ。
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