JP2003289650A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JP2003289650A JP2002091536A JP2002091536A JP2003289650A JP 2003289650 A JP2003289650 A JP 2003289650A JP 2002091536 A JP2002091536 A JP 2002091536A JP 2002091536 A JP2002091536 A JP 2002091536A JP 2003289650 A JP2003289650 A JP 2003289650A
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真一郎 北田
Yutaro Kaneko
雄太郎 金子
Takashi Tsuneyoshi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立作業性のよい冷却機構を備えた回転電機
を提供する。 【解決手段】 ケース端部材である側板1B、1Cに、
ステータ5に向けて軸方向に突出する筒部材4を設け、
側板1B、1Cをケース本体である円筒板1Aに組付け
た際に、前記筒部材4によりシール部材8をステータ5
との間で軸方向に押し潰し、前記筒部材4の外周側に円
筒板1A、側板1B、1C、ステータ5とで画成され
て、冷媒通路15に連通した環状の冷却ジャケット1
0、11を構成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却機構をもった
回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からステータを冷却するため、ステ
ータ内周面に開口するスロットの開口部を閉塞してスロ
ット内部をステータコイルが収装された状態で冷媒通路
とするモータが知られており、例えば、特開平4−36
4343号公報に開示されたものがある。
【0003】この従来例によれば、ステータコイルのコ
イルエンドを収容するカバー部材をステータの前後に固
定して備える。カバー部材は冷媒通路に連通して冷媒を
給排する冷却ジャケットを形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、冷却ジャケットを構成するカバー部材をOリ
ングを介在させて多数のねじ等により固定しているた
め、その組付け性が悪くモータの組立作業性の向上に限
界があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、組立作業性のよい冷却機構を備えた回転電機を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ステータ
コアのスロットにコイルを収容し、ステータ内周面に開
口するスロットの開口部を閉塞してスロット内部に冷媒
通路を形成した回転電機において、ステータを内周に固
定したケース本体と、ケース本体の端部に組付けられて
ケース端部を構成するケース端部材と、ケース端部材に
設けられ、ステータに向けて軸方向に突出する筒部材
と、前記筒部材とステータとの間に配置されるシール部
材とからなり、ケース端部材をケース本体に組付けた際
に前記筒部材によりシール部材をステータとの間で軸方
向に押し潰してケース端部材とステータとを連結し、前
記筒部材の外周側にケース本体、ケース端部材、ステー
タとで画成され、冷媒通路に連通した環状の冷却ジャケ
ットを構成することを特徴とする。
【0007】前記ステータは、ステータコアのみなら
ず、ステータコアに固定したもの、および、一体に設け
られるもの等の付随する部材等を含む総体的なものとし
て記述している。
【0008】
【発明の効果】したがって、第1の発明では、ケース端
部材をケース本体に組付けると同時に筒部材とシール部
材とにより環状の冷却ジャケットを形成することがで
き、冷却ジャケットを形成する作業を容易とできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0010】図1、図2に回転電機(モータ、または発
電機、またはモータ兼発電機)の全体構成を示す。図1
は図2のB−B線による断面図、図2は図1のA−A線
による断面図である。
【0011】図1において、回転電機のケース1は、ケ
ース本体を構成する円筒板1Aと、この円筒板1Aの軸
方向両端の開口を閉塞するケース端部材としての側板1
B、1Cからなる。
【0012】ケース1内には、円柱形のロータ2を収容
している。ロータ2は、その回転軸2Aの両端が夫々ベ
アリング3を介して側板1A、1Bに支持され、回転軸
2Aを中心に回転自在である。
【0013】円筒板1Aの内周面には、円筒形のステー
タ5が、ロータ2の外周を取り囲むように配置し固定し
て備える。ステータ5の内周面とロータ2の外周面との
間には、所定の間隙を設けている。
【0014】ステータ5の軸方向の両端とケース1の内
側との間には、環状空間からなる冷却ジャケット10、
11を形成している。冷却ジャケット10には円筒板1
Aを貫通するオイル供給口16を介して、冷却用オイル
が供給される。この冷却オイルは、ステータ5内に形成
された冷媒通路15(図2参照)を流通して、反対側の
冷却ジャケット11へ導かれる。この冷却オイルは、冷
却ジャケット11に形成されて円筒板1Aを貫通するオ
イル排出口17から外部へ排出される。
【0015】図2に示すように、ステータ5は、ステー
タコア6と、このステータコア6の周囲に巻装されるコ
イル7とから構成される。
【0016】スタータコア6は、所定個数(本実施の形
態では12個)の分割コア6Aを、円環状に連ねて構成
している(分割コア構造)。各分割コア6Aは、略丁字
型の電磁鋼板を、ロータ2の回転軸2A方向(図2の紙
面に垂直方向)に所定枚数だけ積層して形成している。
【0017】ステ一夕コア6(分割コア6A)は、ケー
ス1の円筒板1A内周面に沿うリング状のバックコア部
6Bと、このバックコア部6Bからステータコア6の内
周側半径方向に突出するティース部6Cとを備える。
【0018】隣接するティース部6Cの間の凹部(溝
部)は、スロット6Dを構成する。コイル7は、各ティ
ース部6Cに集中巻きされ、スロット6D内部に収容さ
れる。
【0019】スロット6Dを前記冷却ジャケット10か
らの冷却用のオイルを通す冷媒通路15とするため、ス
ロット6Dのロータ2の外周に面した開口部6Eにはス
テータ5内周面と同一面となるように樹脂材料が充填さ
れる。形成された樹脂層14は、スロット開口部6Eを
閉塞し、冷媒通路15をステータ5の内周から密封す
る。ステータ5の側面には、スロット6Dによる冷媒通
路15が内周部が樹脂層14により閉塞された状態で開
口し、ステータコア6の端面と樹脂層14の端面とが露
出する。
【0020】前記冷却ジャケット10、11は、以下の
各実施の形態に記載した構成により、ロータ2および回
転軸2Aを含むステータ5の内周空間から画成される。
この冷却ジャケット10、11の構成方法について、以
下、図1から図18を参照して詳しく説明する。
【0021】(第1の実施の形態)以下、本発明におけ
る回転電機を実現する実施の形態を、請求項1〜請求項
4に対応する第1の実施形態に基づいて説明する。
【0022】図1は、冷却ジャケット10、11の構成
に係わる第1の実施の形態を示している。即ち、前記冷
却ジャケット10、11を形成するために、夫々の側板
1B、1Cには筒部材4を固定して備える。筒部材4は
ステータ5内周面の樹脂層14と同等の内外周を備え、
組立時にステータ5と同心となるよう側板1B、1Cに
固定している。筒部材4の固定は、側板1B、1Cに環
状の溝1Dを形成し、この溝1Dに筒部材4の端部を挿
入した状態でロー付けや溶接等により行われる。筒部材
4を保持した状態で、側板1B、1Cを円筒板1Aに組
立て固定すると、筒部材4はステータ5の樹脂層14と
内外周が一致して、その先端とステータ5側面(内周
側)の樹脂層14の端面とが対向する。この対向した端
面間には、シール部材8を配置する。シール部材8は、
対向端面間に圧縮され押し潰されて筒部材14の内外間
のシールを行う。シール部材8はいずれか一方の対向端
面に固定されると、上記の組立時に半径方向にずれるこ
とを防止できる。図示の形態においては、筒部材4の先
端に弾性体としてのゴムを溶着して固定する。冷却ジャ
ケット10、11は、側板1B、1Cおよび筒部材4と
円筒板1Aおよびステータ5側面により画成されて環状
の空間に形成される。冷却ジャケット10、11内には
ステータコイル7のエンドコイルが収容され、スロット
6Dで形成した冷媒通路15がステータコイル7を収容
して開口する。
【0023】上記冷却ジャケット10、11の構成方法
においては、回転電機のケース本体を構成する円筒板1
Aの内周に、下記構成のステータ5を固定して備える。
即ち、ステータ5はそのスロット6Dにステータコイル
7を収容し、スロット6Dのステータ5内周側のスロッ
ト開口6Eを樹脂層14により閉塞し、ステータ5両端
面間を連通させる冷媒通路15を備えている。
【0024】他方、ケース端部部材を構成する側板1
B、1Cには、先端にシール部材8を固定して備える筒
部材4を固定している。
【0025】組立のために、ケース本体を構成する円筒
板1Aの側方にケース端部部材を構成する側板1B、1
Cを位置決めすると、円筒板1Aの内周に固定されたス
テータ5の端面に、側板1B、1Cに固定した筒部材4
の先端のシール部材8が当接する。この状態において、
両側板1B、1Cと円筒板1Aとを固定ボルト等により
締め付けると、筒部材4先端とステータ5側面とが更に
近接し、筒部材4に固定されているシール部材8が両者
間に潰されてシール性能を発揮する。ステータ5の端面
には、ロータ2が存在する空間から画成された環状空間
が形成され、冷却ジャケット10、11に構成すること
ができる。
【0026】図3〜5は、本実施の形態の冷却ジャケッ
トの構成方法の変形例を示す。各図は、冷却ジャケット
10を構成する要部のみを図示するが、冷却ジャケット
11側においても同様に構成している。
【0027】図3に示す冷却ジャケットの構成方法にお
いては、筒部材4のシール部材8を組付ける先端の形状
を、段付12を介して小径部13をステータ5側に突出
させた段付形状に構成したものである。シール部材8
は、筒部材4の先端の段付12部分に当接し小径部13
に嵌合させて配置している。
【0028】円筒板1Aに側板1B、1Cを固定する組
立状態においては、シール部材8は筒部材4の小径部1
3に嵌合し、段付12とステータ5の端面との間で圧縮
され潰されてシール機能を発揮する。シール部材8は、
円形断面のOリングにより構成でき、筒部材4に接着等
の固定手段を施す必要はないが、接着することでより脱
落等に対する信頼性が向上する。図示するように、ステ
ータ5側の端面に配置する絶縁体18の内周側端によっ
てシール部材8が半径方向外側に迫り出さないようにし
てもよい。
【0029】図4に示す冷却ジャケット10、11の構
成方法においては、筒部材4のシール部材8を組付ける
先端の形状を、先端面に沿って環状の溝19等による凹
形状に形成したものである。シール部材8は、凹形状と
なっている環状の溝19に挿入されて固定され、溝19
から出っ張っている部分がステータ5の側面に当接して
潰されてシール機能を発揮する。シール部材8は溝19
に嵌合されているため、容易に外れることがない。
【0030】図5に示す冷却ジャケット10、11の構
成方法においては、筒部材4の内外周および先端を覆っ
てシール部材8を構成するゴムが焼き付け等により接着
されている。筒部材4の先端に位置するゴムは、ステー
タ5の側面に当接して潰されてシール機能を発揮する。
冷却ジャケット10、11を構成する環状空間に面する
表面部分がゴムにより覆われているため、ステータコイ
ル7の特にコイルエンドが筒部材4に接触することが防
止でき、コイル7とケース1間の絶縁の信頼性が向上す
る。
【0031】本実施の形態においては、下記に記載した
効果を奏することができる。
【0032】(ア)ケース本体である円筒板1Aにケー
ス端部材である側板1B、1Cを組付け固定するのと同
時に、側板1B、1Cに固定した筒部材4がシール部材
8を介してステータ5に当接し、円筒板1A、側板1B
(または1C)、および、ステータ5とで区画して冷却
ジャケット10(または11)を形成するため、冷却ジ
ャケット10、11を形成する作業を容易とできる。
【0033】(イ)ステータ5側には冷却ジャケット1
0、11を構成するための部材を必要とせず、構成が簡
単であり、スロット6Dの開口部6Eを閉塞する樹脂層
14の形成も容易となる。
【0034】(ウ)側板1B、1Cを円筒板1Aに固定
することで、筒部材4によりステータコア6を積層方向
に圧縮するため、ステータコア6側には無理な荷重が作
用しない。
【0035】(エ)図3に示す変形例では、筒部材4の
先端を段付12を持って小径部13となる段付形状に構
成し、シール部材8を小径部13に嵌合して配置するた
め、単純な「O」形状のシール、即ち、Oリングシール
を使うことができる。また、シール部材8は小径部13
に嵌合して配置されるため、脱落等が低減する。
【0036】(オ)図4に示す変形例では、筒部材4の
先端を先端面に沿って環状の溝19による凹形状に形成
し、シール部材8を筒部材4の溝19に一部を挿入して
配置するため、シール部材8の離脱をより一層低減でき
る。
【0037】(カ)図5に示す変形例では、シール部材
8を筒部材4の外周側においてケース端部材である側板
1B、1Cに向かって延設して筒部材4の冷却ジャケッ
ト10、11と接触する部分を覆うため、筒部材4が導
電性の材料、例えば、金属製であっても、コイル7とケ
ース1間の絶縁性が向上する。
【0038】(第2の実施の形態)以下、本発明の回転
電機を実現する実施の形態を、請求項1、請求項5〜請
求項9に対応する第2の実施形態に基づいて説明する。
【0039】図6は、冷却ジャケット10、11の構成
に係わる第2の実施の形態を示している。本実施の形態
においては、ステータ5の端面内周部から第2筒部材と
しての樹脂製の円筒部20を形成し、この円筒部20の
先端と側板1B、1C側の筒部材4の先端との間にシー
ル部材8を配置するものである。円筒部20は、ステー
タコア6の内周に開口するスロット開口部6Eを樹脂に
より閉塞して樹脂層14を形成する際に用いる内周側型
と外周側型との成形空間をステータコア6部分より軸方
向外方に環状空間にして延長することで、樹脂層14と
一体に設けている。樹脂層14はステータコア6のスロ
ット開口部6Eでティース部6Cの先端を連結して間欠
的に形成されるも、それに連なる環状空間で形成される
円筒部20はステータ5の端部から環状に突出する。円
筒部20の先端面は、前記成形型により形成されるた
め、精度よく円滑な表面に形成される。
【0040】シール部材8は、側板1B、1Cに一体と
なった筒部材4の先端に、焼き付け等により接着されて
おり、円筒部20の先端面に接触するとき、円筒部20
の平滑な表面に接触して潰されて、高いシール性を発揮
する。
【0041】図7〜図10は、本実施の形態の冷却ジャ
ケットの構成方法の変形例を示す。各図は、冷却ジャケ
ット10を構成する要部のみを図示するが、冷却ジャケ
ット11側においても同様に構成している。
【0042】図7に示す冷却ジャケットの構成方法にお
いては、筒部材4のシール部材8を組付ける先端の形状
を、内周側でステータ5側に突出させて外径を段付12
をもって小径部13とした段付形状に構成したものであ
る。シール部材8は、筒部材4の先端の段付12に当接
し小径部13に嵌合させて配置している。
【0043】円筒板1Aに側板1B、1Cを固定する組
立状態においては、シール部材8は筒部材4の小径部1
3に嵌合し、段付部12とステータ5から突出する円筒
部20の先端面との間で圧縮され潰されてシール機能を
発揮する。シール部材8は、円形断面のOリングにより
構成でき、筒部材4に接着等の固定手段を施す必要はな
いが、接着することでより脱落等に対する信頼性が向上
する。
【0044】図8に示す冷却ジャケット10、11の構
成方法においては、筒部材4のシール部材8を組付ける
先端の形状を、先端面に沿って環状の溝19等による凹
形状に形成したものである。シール部材8は、凹形状と
なっている環状の溝19に挿入されて固定され、溝19
から出っ張っている部分がステータ5から突出する円筒
部20の先端面に当接して潰されてシール機能を発揮す
る。シール部材8は溝19に嵌合されているため、容易
に外れることがない。
【0045】図9に示す冷却ジャケット10、11の構
成方法においては、筒部材4の内外周および先端を覆っ
てシール部材8を構成するゴムが焼き付け等により接着
されている。筒部材4の先端に位置するゴムは、ステー
タ5から環状に突出する円筒部20の端面に当接して潰
されてシール機能を発揮する。冷却ジャケット10、1
1を構成する環状空間に面する表面部分がゴムにより覆
われかつ円筒部20に隔てられているため、ステータコ
イル7の特にコイルエンドが筒部材4に接触することが
防止でき、筒部材4が導電性の材料、例えば、金属製で
形成されていても、コイル7とケース1間の絶縁の信頼
性がより一層向上する。
【0046】図10に示す冷却ジャケット10、11の
構成方法においては、円筒部20の先端に段付21を挟
んで内径を増加させた段付穴22を備える。段付穴22
は、樹脂層14と一体に成形する際の成形型を変更する
ことで形成可能である。他方、側板1B、1Cに固定の
筒部材4は若干小径に形成され、その先端の形状を、内
周側でステータ5側に突出させて外径を段付12をもっ
て小径部13とした段付形状に構成したものである。シ
ール部材8は、筒部材4の先端の段付部12に当接し小
径部13に嵌合させて配置している。
【0047】円筒板1Aに側板1B、1Cを固定する組
立状態においては、シール部材8は筒部材4の小径部1
3に嵌合し、段付部12とステータ5の端面から突出す
る円筒部20の先端の段付21との間で圧縮され潰され
てシール機能を発揮する。シール部材8は、互に対向す
る段付形状となった円筒部20と筒部材4の各先端の段
付12、21で囲まれるよう配置され、軸方向や半径方
向へのズレが生じない。このため、シール部材8は、円
形断面のOリングにより構成でき、筒部材4に接着等の
固定手段を施す必要がなく、脱落等に対する信頼性が向
上する。なお、上記の例では、円筒部20側に段付穴2
2を、筒部材4に段付小径13を持たせるようにしてい
るが、段付部分が互に対向していれば、図示しないが、
筒部材4に段付内径を設け、円筒部20に段付小径を持
つようにしてもよい。この場合、筒部材4の内外径を若
干増加させて側板1B、1Cに配置する必要がある。
【0048】本実施の形態においては、第1の実施の形
態における効果(ア)〜(ウ)に加えて下記に記載した
効果を奏することができる。また、図7〜9に示す変形
例においては、第1の実施の形態における効果(エ)〜
(カ)を同様に奏することができる。
【0049】(キ)ステータ5にスロット6Dの開口部
6Eを閉塞する樹脂層14をステータ5端部より環状に
突出させた円筒部20を設け、この円筒部20と筒部材
4との間でシール部材8を挟み込むようにしたため、図
1〜4に示すステータ5と樹脂層14による表面に対し
て円筒部20の表面は平滑性が良好であり、接触するシ
ール部材8とによりシール性能をより向上できる。
【0050】(ク)図10に示す変形例においては、筒
部材4と円筒部20の先端を、互に対向する段付形状に
構成して、両者の段付形状部分に挟んでシール部材8を
配置したため、シール部材8は筒部材4と円筒部20と
の段付形状部分に囲まれ、シール部材8を外れにくくで
きる。
【0051】(第3の実施の形態)以下、本発明の回転
電機を実現する実施の形態を、請求項5、請求項10〜
請求項13に対応する第3の実施形態に基づいて説明す
る。
【0052】図11は、冷却ジャケット10、11の構
成に係わる第3の実施の形態を示している。図は、冷却
ジャケット10を構成する要部のみを図示するが、冷却
ジャケット11側においても同様に構成している。本実
施の形態においては、ステータ5の端面から突出させて
形成する円筒部20の先端にシール部材8を配置するも
のである。
【0053】シール部材8は、略円形断面を備えるもそ
の軸方向側方には溝24をシール部材8に沿って環状に
形成している。前記溝24は、円筒部20の先端に係合
してその上下面を挟み込んでシール部材8を円筒部20
に固定する。
【0054】前記円筒部20の先端に位置するシール部
材8は、筒部材4と対面し、筒部材4の先端面と円筒部
20の先端面との間で挟まれ、潰されてシール機能を発
揮する。シール部材8は、ステータ5側面から僅かに突
出した円筒部20の先端に係合固定されるため、ケース
端部を構成する側板1B、1Cをケース本体である円筒
板1Aに固定する組立中に離脱することがない。
【0055】図12〜図14は、本実施の形態の冷却ジ
ャケットの構成方法の変形例を示す。各図は、冷却ジャ
ケット10を構成する要部のみを図示するが、冷却ジャ
ケット11側においても同様に構成している。
【0056】図12に示す冷却ジャケットの構成方法に
おいては、円筒部20のシール部材8を組付ける先端の
形状を、内周側で筒部材4側に突出させて外径を段付2
5をもって小径部26とした段付形状に構成したもので
ある。シール部材8は、円筒部20の先端の段付25に
当接し小径部26に嵌合させて配置している。
【0057】円筒板1Aに側板1B、1Cを固定する組
立状態においては、シール部材8は円筒部20の小径部
26に嵌合し、段付25と側板1B、1Cから突出する
筒部材4の先端面との間で圧縮され潰されてシール機能
を発揮する。シール部材8は、円形断面のOリングによ
り構成でき、円筒部20に接着等の固定手段を施す必要
はないが、接着することでより脱落等に対する信頼性が
向上する。
【0058】図13に示す冷却ジャケット10、11の
構成方法においては、円筒部20のシール部材8を組付
ける先端の形状を、先端面に沿って環状の溝27等によ
る凹形状に形成したものである。シール部材8は、凹形
状となっている環状の溝27に挿入されて固定され、溝
27から出っ張っている部分が側板1B、1Cから突出
する筒部材4の先端面に当接して潰されてシール機能を
発揮する。シール部材8は溝27に嵌合されているた
め、容易に外れることがない。
【0059】図14に示す冷却ジャケット10、11の
構成方法においては、円筒部20の先端に外径を段付2
5を挟んで小径部26とした段付外径部を備える。段付
外径部は、樹脂層14と一体に成形する際の成形型を変
更することで形成可能である。他方、側板1B、1Cに
固定の筒部材4は、その先端の形状を、外周側でステー
タ5側に突出させて内径を段付28をもって大きくした
段付穴29に構成したものである。シール部材8は、円
筒部20の先端の小径軸26に嵌合させ段付25に当接
させて配置している。
【0060】円筒板1Aに側板1B、1Cを固定する組
立状態においては、シール部材8は円筒部20の小径軸
26に嵌合し、段付25と側板1B、1Cから突出する
筒部材4の先端の段付28との間で圧縮され潰されてシ
ール機能を発揮する。シール部材8は、互に対向する段
付形状となった円筒部20と筒部材4の各先端の段付部
分で囲まれるよう配置され、軸方向や半径方向へのズレ
が生じない。このため、シール部材8は、円形断面のO
リングにより構成でき、円筒部20に接着等の固定手段
を施す必要がなく、脱落等に対する信頼性が向上する。
【0061】本実施の形態においては、第1の実施の形
態における効果(ア)〜(ウ)、第2の実施形態におけ
る効果(キ)に加えて、下記に記載した効果を奏するこ
とができる。また、図12〜14に示す変形例において
は、第1の実施の形態における効果(エ)、(オ)、お
よび、第2の実施形態における効果(ク)を同様に奏す
ることができる。
【0062】(ケ)シール部材8を円筒部20の先端に
固定して配置するため、ケース本体としての円筒板1A
の奥まった部位に位置しており、ケース端部材としての
側板1B、1Cを円筒板1Aに組付ける途中においてシ
ール部材8が離脱する虞が減小できる。
【0063】(第4の実施の形態)以下、本発明の回転
電機を実現する実施の形態を、請求項5、請求項14〜
請求項16に対応する第4の実施形態に基づいて説明す
る。
【0064】図15は、冷却ジャケット10、11の構
成に係わる第4の実施の形態を示している。図は、冷却
ジャケット10を構成する要部のみを図示するが、冷却
ジャケット11側においても同様に構成している。本実
施の形態においては、ケース端部材としての側板1B、
1Cに突出形成した筒部材4とステータ5の端面内周部
からの円筒部20との両先端にシール部材8を装着して
構成している。
【0065】筒部材4の先端に装着するシール部材8
は、ゴムを溶着して固定する。円筒部20の先端に装着
するシール部材8は、略円形断面を備えるもその軸方向
側方には溝24をシール部材8に沿って環状に形成して
いる。前記溝24は、円筒部20の先端に係合してその
上下面を挟み込んでシール部材8を円筒部20に固定す
る。
【0066】側板1B、1Cをケース本体の円筒板1A
に固定して組立てた場合には、円筒部20先端のシール
部材8と筒部材4先端のシール部材8とは、互に当接
し、円筒板1Aと側板1B、1Cとの締め付けに応じて
弾性変形しつつ押し潰されてシール効果を発揮する。
【0067】図16〜図18は、本実施の形態の冷却ジ
ャケットの構成方法の変形例を示す。各図は、冷却ジャ
ケット10を構成する要部のみを図示するが、冷却ジャ
ケット11側においても同様に構成している。
【0068】図16に示す冷却ジャケット10、11の
構成方法においては、筒部材4の先端に先端面に沿って
環状の溝19等による凹形状に形成し、凹形状となって
いる環状の溝19にシール部材8を挿入して固定する。
円筒部20の先端にも、同様に、先端面に沿って環状の
溝30による凹形状に形成し、凹形状となっている環状
の溝30にシール部材8を挿入して固定する。側板1
B、1Cと円筒板1Aの組立時において、各シール部材
8は、各先端の溝19、30から出っ張っている部分同
士を接触させ、円筒板1Aと側板1B、1Cとの締め付
けに応じて弾性変形しつつ押し潰されてシール効果を発
揮する。
【0069】図17に示す冷却ジャケット10、11の
構成方法においては、図15における筒部材4に装着す
るシール部材8を、筒部材4の内外周および先端を覆っ
てシール部材8を構成するゴムが焼き付け等により接着
して形成する。側板1B、1Cと円筒板1Aの組立時に
おいて、各シール部材8は、筒部材4および円筒部20
の各先端間に位置する部分が接触し、円筒板1Aと側板
1B、1Cとの締め付けに応じて各先端間のシール部材
8が弾性変形しつつ押し潰されてシール効果を発揮す
る。また、シール部材8を筒部材4の外周側においてケ
ース端部材である側板1B、1Cに向かって延設して筒
部材4の冷却ジャケット10、11と接触する部分を覆
うため、筒部材4が導電性の材料、例えば、金属製であ
っても、コイル7とケース1間の絶縁性が向上する。
【0070】図18に示す冷却ジャケット10、11の
構成方法においては、図17における円筒部20に装着
するシール部材8を、図16と同様に、円筒部20の先
端に先端面に沿って凹形状に形成した環状の溝30に挿
入して固定したものである。この変形例においても、図
17と同様に、円筒板1Aと側板1B、1Cとの締め付
けに応じて各先端間のシール部材8が弾性変形しつつ押
し潰されてシール効果を発揮する。また、シール部材8
を筒部材4の外周側においてケース端部材である側板1
B、1Cに向かって延設して筒部材4の冷却ジャケット
10、11と接触する部分を覆うため、筒部材4が導電
性の材料、例えば、金属製であっても、コイル7とケー
ス1間の絶縁性が向上する。
【0071】本実施の形態においては、第1の実施の形
態における効果(ア)〜(ウ)、第2の実施形態におけ
る効果(キ)、第3の実施形態における効果(ケ)に加
えて、下記に記載した効果を奏することができる。ま
た、図16〜118に示す変形例においては、第1の実
施の形態における効果(オ)、(カ)を同様に奏するこ
とができる。
【0072】(コ)円筒部20と筒部材4との夫々先端
にシール部材8を配置し、ケース端部材である側板1
B、1Cをケース本体である円筒板1Aに組付けた時、
夫々のシール部材8を軸方向に押し潰すようにしている
ため、冷却ジャケット10、11のシール性能が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す回転電機の図2
のB−B線による断面図。
【図2】同じく図1のA−A線による断面図。
【図3】第1の実施形態の変形例を示す部分断面図。
【図4】第1の実施形態の別の変形例を示す部分断面
図。
【図5】第1の実施形態のさらに別の変形例を示す部分
断面図。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す回転電機の断面
図。
【図7】第2の実施形態の変形例を示す部分断面図。
【図8】第2の実施形態の別の変形例を示す部分断面
図。
【図9】第2の実施形態のさらに別の変形例を示す部分
断面図。
【図10】第2の実施形態のさらに別の変形例を示す部
分断面図。
【図11】本発明の第3の実施形態を示す回転電機の部
分断面図。
【図12】第3の実施形態の変形例を示す部分断面図。
【図13】第3の実施形態の別の変形例を示す部分断面
図。
【図14】第3の実施形態のさらに別の変形例を示す部
分断面図。
【図15】本発明の第4の実施形態を示す回転電機の部
分断面図。
【図16】第4の実施形態の変形例を示す部分断面図。
【図17】第4の実施形態の別の変形例を示す部分断面
図。
【図18】第4の実施形態のさらに別の変形例を示す部
分断面図。
【符号の説明】
1 ケース 1A ケース本体としての円筒板 1B、1C ケース端部材としての側板 2 ロータ 3 軸受け 4 筒部材 5 ステータ 6 ステータコア 7 ステータコイル 8 シール部材 10、11 冷却ジャケット 12、21、25、28 段付 13、26 小径部 14 樹脂層 15 冷媒通路 16 オイル供給口 17 オイル排出口 19、27、30 溝 20 円筒部 22、29 段付穴
フロントページの続き (72)発明者 金子 雄太郎 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 恒吉 孝 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 5H603 AA13 AA14 BB12 CA01 CA05 CB02 CB03 CB17 CC11 CC17 CD02 CD21 EE23 FA16 5H609 PP02 PP06 PP09 QQ05 QQ12 QQ13 RR26 RR32 RR37 RR40 RR42 RR69 RR73 RR74 SS07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコアのスロットにコイルを収容
    し、ステータ内周面に開口するスロットの開口部を閉塞
    してスロット内部に冷媒通路を形成した回転電機におい
    て、 ステータを内周に固定して備えるケース本体と、 ケース本体の端部に組付けられてケース端部を構成する
    ケース端部材と、 ケース端部材に設けられ、ステータに向けて軸方向に突
    出する筒部材と、 前記筒部材とステータとの間に配置されるシール部材と
    を備え、 前記筒部材は、ケース端部材をケース本体に組付けたと
    きにシール部材をステータとの間で軸方向に押し潰して
    ケース端部材とステータとを連結し、その外周側にケー
    ス本体、ケース端部材、ステータとで画成され、冷媒通
    路に連通した環状の冷却ジャケットを構成することを特
    徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】 前記筒部材の先端は、段付を持って小径
    部となる段付形状に構成され、シール部材は小径部に嵌
    合して配置されることを特徴とする請求項1に記載の回
    転電機。
  3. 【請求項3】 前記筒部材の先端は、先端面に沿って環
    状の溝による凹形状に形成され、 シール部材は、筒部材の溝に一部が挿入されて配置され
    ることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  4. 【請求項4】 前記シール部材は、筒部材の外周側にお
    いてケース端部材側に延設され、筒部材の冷却ジャケッ
    トを構成する部分を覆っていることを特徴とする請求項
    1に記載の回転電機。
  5. 【請求項5】 前記ステータは、スロットの開口部を閉
    塞する樹脂層をステータ端部より環状に突出させた円筒
    部を備え、 前記円筒部と前記筒部材との間でシール部材を挟み込む
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  6. 【請求項6】 前記筒部材の先端は、段付を持って小径
    部となる段付形状に構成され、シール部材は小径部に嵌
    合して配置されることを特徴とする請求項5に記載の回
    転電機。
  7. 【請求項7】 前記筒部材の先端は、先端面に沿って環
    状の溝による凹形状に形成され、 シール部材は、筒部材の溝に一部が挿入されて配置され
    ることを特徴とする請求項5に記載の回転電機。
  8. 【請求項8】 前記シール部材は、筒部材の外周側にお
    いてケース端部材側に延設され、筒部材の冷却ジャケッ
    トを構成する部分を覆っていることを特徴とする請求項
    5に記載の回転電機。
  9. 【請求項9】 前記筒部材の先端は、段付を持って小径
    部となる段付形状に構成し、 前記円筒部の先端は、前記筒部材の先端と対向する段付
    形状に構成し、 前記両者の段付形状部分に挟んでシール部材を配置した
    ことを特徴とする請求項5に記載の回転電機。
  10. 【請求項10】 前記シール部材は、円筒部の先端に固
    定して配置されることを特徴とする請求項5に記載の回
    転電機。
  11. 【請求項11】 前記円筒部の先端は、段付を持って小
    径部となる段付形状に構成され、シール部材は小径部に
    嵌合して配置されることを特徴とする請求項10に記載
    の回転電機。
  12. 【請求項12】 前記円筒部の先端は、先端面に沿って
    環状の溝による凹形状に形成され、 シール部材は、円筒部の溝に一部が挿入されて配置され
    ることを特徴とする請求項10に記載の回転電機。
  13. 【請求項13】 前記円筒部の先端は、段付を持って小
    径部となる段付形状に構成し、 前記筒部材の先端は、前記筒部材の先端と対向する段付
    形状に構成し、 前記両者の段付形状部分に挟んでシール部材を配置した
    ことを特徴とする請求項10に記載の回転電機。
  14. 【請求項14】 前記円筒部と前記筒部材とは、夫々先
    端にシール部材を配置して備え、ケース端部材をケース
    本体に組付けた時、夫々のシール部材が軸方向に押し潰
    されることを特徴とする請求項5に記載の回転電機。
  15. 【請求項15】 前記円筒部および前記筒部材の先端
    は、先端面に沿って環状の溝による凹形状に形成され、 各先端の溝に一部が挿入されて夫々のシール部材を配置
    していることを特徴とする請求項14に記載の回転電
    機。
  16. 【請求項16】 前記筒部材に配置されるシール部材
    は、筒部材の外周側においてケース端部材側に延設さ
    れ、筒部材の冷却ジャケットを構成する部分を覆ってい
    ることを特徴とする請求項14または請求項15に記載
    の回転電機。
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