JPH09149582A - 回転電機の防水型外郭構造 - Google Patents

回転電機の防水型外郭構造

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JPH09149582A
JPH09149582A JP30606695A JP30606695A JPH09149582A JP H09149582 A JPH09149582 A JP H09149582A JP 30606695 A JP30606695 A JP 30606695A JP 30606695 A JP30606695 A JP 30606695A JP H09149582 A JPH09149582 A JP H09149582A
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JP
Japan
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stator core
electric machine
support member
rotating electric
end faces
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JP30606695A
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Atsuo Nakamura
厚生 中村
Yukio Katsusawa
幸男 勝沢
Junichi Nagai
順一 長井
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Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉塵や液体が断続的に飛散する環境下での回
転電機の作動信頼性を向上させることのできる防塵防水
機能を備えた防水型外郭構造を提供する。 【解決手段】 回転電機10の外郭構造は、複数の磁性
薄板の積層体からなる固定子鉄心22と、その軸方向両
端面22aにそれぞれ当接配置される前支持部材28及
び後支持部材30とからなる。固定子鉄心22の軸方向
両端面22aとそれらに当接される前支持部材28の支
持端面28a及び後支持部材30の支持端面30aとの
間には、液状シール材72がそれぞれ配置される。液状
シール材72は、常態でペースト状を呈し、固定子鉄心
22と各支持部材28、30とを組合せたときに、軸方
向両端面22aと各支持端面28a、30aとの間に形
成される微小隙間に隅々まで容易かつ充分に浸透し、経
時硬化した後は、軸方向両端面22aと各支持端面28
a、30aとの間の微小隙間を確実に封止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機の防水型
外郭構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転子を囲繞して固定子鉄心を外
側に配置した形式の回転電機において、外径寸法の縮
小、部品点数の削減、冷却能力の向上等の目的で、固定
子鉄心の外周面を被覆支持するケーシングを省略したも
のが知られている。この種の回転電機では、一般に固定
子鉄心は、その軸方向両端面にそれぞれ当接配置された
一対の支持部材によって固定的に挟持される。このとき
固定子鉄心及び各支持部材の外周面は、回転電機の周囲
環境に露出される。したがってこの場合、固定子鉄心及
び各支持部材が回転電機の外郭構造を構成する。
【0003】また固定子鉄心は、一般に電磁鋼板等の複
数の磁性薄板を例えば溶接や「かしめ」により相互に結
合して形成される。したがって、磁性薄板の微少な反り
や撓みに起因して、固定子鉄心を構成する複数の薄板
間、及び固定子鉄心と各支持部材との当接端面間に、周
囲環境に露出される微小隙間が形成される場合がある。
このような微小隙間は、回転電機内部への外部からの液
体や蒸気の浸入を許すので、回転電機に所望の防水性を
付与するためには、この微小隙間を周囲環境に対して確
実に封止する必要がある。
【0004】固定子鉄心を構成する複数の薄板間、及び
固定子鉄心と各支持部材との当接端面間に形成された微
小隙間を塞ぐために、従来、様々な方法が実施されてい
る。例えば、固定子鉄心と一対の支持部材とからなる外
郭構造にワニス等の含浸剤を塗着し、微小隙間に浸入し
た含浸剤の固化によって防水性を得る方法が知られてい
る。或いは、表面に予め接着剤を塗布した複数の磁性薄
板を積層して固定子鉄心を形成し、加熱処理等を行うこ
とにより微小隙間を封止する方法も周知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、例えば工作機械
の主軸駆動源に使用されるスピンドルモータ等、粉塵や
液体が断続的に飛散する環境下で使用される回転電機に
対し、外郭構造の防塵防水性能を一層向上させる要求が
高まっている。具体的には、回転電機の外郭による保護
方式の分類に関する国際規格IEC34−5において保
護等級IP55を確保できるだけの防塵防水性能が要求
されている。
【0006】このような要求に対し、従来の防水対策の
1つである含浸剤の塗着工程は、本来、固定子鉄心に設
置される巻線の絶縁及び固定の目的で実施されるもので
あり、粘度の低い含浸剤を使用するので、微小隙間の寸
法が大きい場合にはそれを充分に封止することが困難と
なる傾向がある。
【0007】他方、表面に予め接着剤を塗布した磁性薄
板を積層して固定子鉄心を形成する場合は、比較的粘度
の高い接着剤を磁性薄板の略全面に亙って配置できるの
で、含浸剤よりも優れた封止効果を期待できる。しかし
ながらこの場合、接着剤層が薄いので、相互間に充分な
接触面積を得ることのできる磁性薄板間では微小隙間を
封止できたとしても、固定子鉄心と各支持部材との当接
端面間は相互接触面積が小さくしかも接着剤層が一方の
端面にしか塗布されておらず、そこでの微小隙間を充分
に封止することが困難となる傾向がある。
【0008】また、固定子鉄心と各支持部材との当接端
面間に、ガスケット等の周知の固体シール部材を配置し
て、保護等級IP55を保証するだけの封止効果を得る
ためには、積層体からなる固定子鉄心の軸方向端面に高
水準の表面加工を施すことが必要となる。このような高
水準の表面加工は、回転電機の外郭構造の製造工程を煩
雑にし、製造コストを高騰させる危惧がある。
【0009】本発明の主目的は、外周面を周囲環境に露
出した固定子鉄心とそれを軸方向へ挟持する一対の支持
部材とからなる回転電機の外郭構造において、粉塵や液
体が断続的に飛散する環境下での回転電機の作動信頼性
を向上させることのできる防塵防水機能を備えた防水型
外郭構造を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、そのような回転電機
の外郭構造において、IEC34−5における保護等級
IP55を確保可能な防塵防水機能を安価かつ容易に備
えることができる防水型外郭構造を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の磁性薄板の積層体からなり、空隙
を介して回転子を囲繞する固定子鉄心と、固定子鉄心の
軸方向各端面にそれぞれ当接配置され、固定子鉄心を固
定的に支持するとともに回転子を回転可能に支持する一
対の支持部材とを具備する回転電機の外郭構造におい
て、支持部材の各々の、固定子鉄心に接触する支持端面
に、回転子を包囲するように環状に延びる溝部が凹設さ
れ、溝部に液状シール材が配置され、液状シール材によ
り固定子鉄心の軸方向両端面と支持部材の各々の支持端
面との間を封止し、以て電機内部への液体の侵入を防止
したことを特徴とする回転電機の防水型外郭構造を提供
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明をその好適な実施の形態に基づき詳細に説明する。図
面において、同一又は類似の構成要素には共通の参照符
号を付す。図1は、本発明の一実施形態による防水型外
郭構造を備えた回転電機10を示す。回転電機10は、
例として、工作機械のスピンドルモータに使用可能な誘
導電動機であり、軸12を備えた回転子14と、回転子
14を囲繞する固定子16とを備える。回転子14は、
珪素鋼板等の複数の磁性薄板の積層体からなり、軸12
に例えば焼き嵌めにより固定される略円筒状の回転子鉄
心18と、回転子鉄心18に例えば鋳造により一体的に
成形される籠状の導体部分20とを備える。
【0013】固定子16は、珪素鋼板等の複数の磁性薄
板の積層体からなる中空筒状の固定子鉄心22と、固定
子鉄心22に軸方向へ貫通形成された複数のスロット2
4に設置される巻線26とを備える。固定子鉄心22
は、その軸方向両端面22aにそれぞれ当接配置される
前支持部材28及び後支持部材30によって、軸方向へ
加えられる所定圧力のもとに固定的に挟持される。固定
子鉄心22の外周面22b及び各支持部材28、30の
外周面28b、30bは、回転電機10の周囲環境に露
出される。したがって固定子鉄心22及び各支持部材2
8、30は、回転電機10の外郭構造を構成する。なお
この実施形態では、便宜的に回転電機10の負荷側を
「前」、反負荷側を「後」として説明する。
【0014】固定子鉄心22はさらに、その軸方向両端
面22a間に貫通形成される複数のロッド穴32及び複
数の空気通路34(一部分のみ図示)を備える。ロッド
穴32は、固定子鉄心22と前支持部材28及び後支持
部材30とを相互締着するためのタイロッド36を受容
する。空気通路34には、例えば外部の空気送給源から
冷却用空気を導入することができる。
【0015】前支持部材28は、回転電機10の負荷側
に配置される環状部材であり、その中心開口38には、
オイルシール部材40を支持する前支持環42が固定配
置される。前支持部材28の中心開口38にはさらに、
前支持環42の後側に隣接して前軸受44が設置され
る。後支持部材30は、回転電機10の反負荷側に配置
される環状部材であり、その中心開口46には、後軸受
48を支持する後支持環50が固定配置される。したが
って前支持部材28及び後支持部材30は、それぞれ前
軸受44及び後軸受48を介して、回転子14の軸12
を回転可能に支持する。それにより回転子鉄心18は、
その外周面と固定子鉄心22の内周面との間に微小な空
隙を画成しつつ、固定子鉄心22と同心に配置される。
【0016】図1及び図2に示すように、前支持部材2
8には、固定子鉄心22の複数のロッド穴32に対応す
る位置に複数のねじ穴52が設けられ、かつ固定子鉄心
22の複数の空気通路34に対応する位置に複数の空気
通路54が設けられる。前支持部材28の前端部には、
半径方向外方へ延びるフランジ56が設けられる。フラ
ンジ56は、回転電機10を物体に取付けるための取付
領域を構成し、取付け用のボルト(図示せず)を挿入す
る貫通穴58を備える。
【0017】図1及び図3に示すように、後支持部材3
0には、固定子鉄心22の複数のロッド穴32に対応す
る位置に複数の貫通穴60が設けられ、かつ固定子鉄心
22の複数の空気通路34に対応する位置に複数の空気
通路62が設けられる。後支持部材30の後端部には、
回転子14の軸12の後端側に設置された回転検出器6
4を被覆するカバー66が取着される。カバー66に
は、固定子16の巻線26から延びる導線68を接続し
た端子部70が設置される。
【0018】なお図2及び図3に示すように、複数のね
じ穴52及び貫通穴60(並びに複数のロッド穴32)
は、前支持部材28及び後支持部材30(並びに固定子
鉄心22)の周方向へ略等間隔に配置されることが好ま
しい。それにより、タイロッド36を締付けて固定子鉄
心22に前支持部材28及び後支持部材30を締着する
際に、前支持部材28及び後支持部材30によって固定
子鉄心22の全体に一様な圧力が加えられ、以て外郭構
造に一様な剛性が付与される。
【0019】上記構成を有する外郭構造においては、複
数の磁性薄板が微少な反りや撓みを生じ易いので、固定
子鉄心22内の隣接する薄板間、及び固定子鉄心22と
各支持部材28、30との当接端面間に微小隙間が形成
される傾向がある。このような微小隙間を封止するため
に、回転電機10では、固定子鉄心22の軸方向両端面
22aとそれらに当接される前支持部材28の支持端面
28a及び後支持部材30の支持端面30aとの間に、
液状シール材72をそれぞれ配置する(図1及び図4参
照)。
【0020】液状シール材72は、常態でパテないしペ
ースト状を呈する樹脂製シール材であり、固定子鉄心2
2の軸方向両端面22a又は各支持部材28、30の各
支持端面28a、30aに塗布した状態で固定子鉄心2
2と各支持部材28、30とを組合せれば、軸方向両端
面22aと各支持端面28a、30aとの間に形成され
る微小隙間に隅々まで容易かつ充分に浸透する。さらに
液状シール材72は、例えば室温で経時硬化し、軸方向
両端面22aと各支持端面28a、30aとの間の微小
隙間を確実に封止する。
【0021】このような液状シール材72は、回転電機
10の組立工程、特に巻線26を固定及び絶縁するため
の含浸剤の加熱硬化段階に受ける熱、及び回転電機10
の作動時に銅損や鉄損に起因して生じる熱に抗して、シ
ール性を維持するに充分な耐熱性を有することが好まし
い。また液状シール材72は、回転電機10の作動時に
飛散する切削液や油によって変質しないような耐油性を
有することが好ましい。さらに液状シール材72は、硬
化した状態で、回転電機10の作動時に被る振動によっ
て破損や剥離を生じないだけの弾性を有することが望ま
しい。これらの諸条件のもとで液状シール材72に好適
に使用される材料としては、耐油性を有するシリコーン
系樹脂を挙げることができる。
【0022】図2〜図4に明示されるように、回転電機
10では、各支持部材28、30の各支持端面28a、
30aの内周縁に沿って、回転子14を包囲するように
環状に延びる溝部74、76がそれぞれ凹設される。液
状シール材72は、主として各溝部74、76に配置さ
れ、以て環状に連続する所定厚みのシール層が形成され
る。溝部74、76は、液状シール材72を、固定子鉄
心22の軸方向両端面22aと各支持部材28、30の
各支持端面28a、30aとの間の所定位置に正確に配
置して、その封止作用を一層確実にするとともに、固定
子鉄心22と各支持部材28、30とを所定圧力下で組
合せたときの液状シール材72のはみ出し量を低減する
ように作用する。なお前述のように、液状シール材72
は、溝部74、76内だけでなく、それ以外の軸方向両
端面22aと各支持端面28a、30aとの接触部分に
侵入して、微小隙間を封止する。
【0023】溝部74、76の寸法は、液状シール材7
2による充分な初期耐圧(耐漏洩圧)を得ることができ
る範囲で、液状シール材72の材料に対応して設定でき
る。上記のシリコーン系樹脂を用いる場合、例えば溝部
74、76の深さ(軸方向寸法)が約0.1mmのとき
に、最大の初期耐圧約17.64N/cm2 (1.8kgf/
cm2 )が得られる。なおこの値は、液状シール材72の
不完全硬化(5分放置)時に測定されたものである。
【0024】液状シール材72を配置するための溝部7
4、76は、上記したような構成に限られるものではな
く、例えば図5(a)に示すように、各支持部材28、
30の各支持端面28a、30aの外周縁に沿って設け
たり、図5(b)に示すように、各支持端面28a、3
0aの略中心位置に設けたりしてもよい。図5(b)の
構成は、液状シール材72の流失や破損を容易に防止で
きる点で有利であるが、支持端面28a、30aの機械
加工が困難となる課題を有する。
【0025】上記したような液状シール材72による封
止作用に加えて、回転電機10では、表面に予め接着剤
を塗布した複数の磁性薄板を積層して固定子鉄心22を
形成することにより、固定子鉄心22内の隣接する薄板
間に形成される微小隙間を封止する。この場合、まず複
数の磁性薄板を積層した後、加熱処理により接着剤層を
溶融かつ硬化させて、磁性薄板を相互に固定するととも
に微小隙間を封止する。次いで巻線26を複数のスロッ
ト24に設置した後、固定子16全体に含浸処理を施
し、巻線26の固定及び絶縁を行う。その結果、固定子
鉄心22内の隣接する薄板間に形成される微小隙間は、
略完全に封止される。
【0026】上記のようにして微小隙間を封止された回
転電機10の外郭構造は、粉塵や液体が断続的に飛散す
る環境下において、それら粉塵や液体の電機内部への侵
入を確実に防止し、回転電機10の作動信頼性を向上さ
せる。しかもその防塵防水機能は、IEC34−5に規
定される試験を行った結果、保護等級IP55を保証で
きるものであった。また、液状シール材72を用いたこ
とにより、固定子鉄心22の軸方向端面22aに高水準
の表面加工を施す必要がなくなり、その結果、外郭構造
の製造コストの高騰が回避される。
【0027】なお、回転電機10全体として保護等級I
P55を保証するための防塵防水構造は、前述のオイル
シール部材40、並びに前支持部材28と前支持環42
との連結部に配設したOリング78、後支持部材30と
カバー66との連結部に配設したOリング80、及びカ
バー66と端子部70との連結部に配設したOリング8
2によって確保される。これらOリング78、80、8
2は、液状シール材72と同様に耐熱性、耐油性に優れ
た材料からなることが好ましい。そのようなOリングの
材料としてはフッ素ゴムが挙げられる。
【0028】以上、本発明の一実施形態を、工作機械の
スピンドルモータに使用可能な誘導電動機に適用したも
のとして説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、高度な防塵防水機能が要求される様々な回転電
機に適用できるものであることは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、固定子鉄心とそれを挟持する一対の支持部材とから
なる回転電機の外郭構造において、各支持部材の支持端
面に凹設した溝部に液状シール材を配置して、液状シー
ル材により固定子鉄心の軸方向両端面と各支持部材の支
持端面との間を封止する構成としたので、従来のシール
手段では達成困難であったIEC34−5における保護
等級IP55を保証できる防塵防水機能を備えた外郭構
造が容易に提供される。しかも、固定子鉄心の軸方向両
端面に高水準の表面加工を施す必要がないので、製造コ
ストの高騰が防止される。したがって本発明によれば、
粉塵や液体が断続的に飛散する環境下での回転電機の作
動信頼性を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による防水型外郭構造を備
えた回転電機の図で、図の左側は図2の線I−Iに沿っ
た断面図で、かつ図の右側は図3の線I−Iに沿った断
面図で示す。
【図2】図1の線II−IIに沿った前支持部材の端面図で
ある。
【図3】図1の線 III−III に沿った後支持部材の端面
図である。
【図4】図1の外郭構造における固定子鉄心と支持部材
との当接端面部分を示す拡大断面図である。
【図5】(a)及び(b)は、図1の外郭構造における
固定子鉄心と支持部材との当接端面部分の種々の変形例
を示す拡大断面図である。
【符号の説明】 10…回転電機 14…回転子 16…固定子 22…固定子鉄心 22a…軸方向端面 28…前支持部材 30…後支持部材 28a、30a…支持端面 72…液状シール材 74、76…溝部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁性薄板の積層体からなり、空隙
    を介して回転子を囲繞する固定子鉄心と、固定子鉄心の
    軸方向各端面にそれぞれ当接配置され、固定子鉄心を固
    定的に支持するとともに回転子を回転可能に支持する一
    対の支持部材とを具備する回転電機の外郭構造におい
    て、 前記支持部材の各々の、前記固定子鉄心に接触する支持
    端面に、前記回転子を包囲するように環状に延びる溝部
    が凹設され、該溝部に液状シール材が配置され、該液状
    シール材により前記固定子鉄心の軸方向両端面と前記支
    持部材の各々の支持端面との間を封止し、以て電機内部
    への液体の侵入を防止したことを特徴とする回転電機の
    防水型外郭構造。
JP30606695A 1995-11-24 1995-11-24 回転電機の防水型外郭構造 Pending JPH09149582A (ja)

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