JPH08266001A - 電動機 - Google Patents
電動機Info
- Publication number
- JPH08266001A JPH08266001A JP6056595A JP6056595A JPH08266001A JP H08266001 A JPH08266001 A JP H08266001A JP 6056595 A JP6056595 A JP 6056595A JP 6056595 A JP6056595 A JP 6056595A JP H08266001 A JPH08266001 A JP H08266001A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric motor
- flange
- convex portion
- motor according
- concave portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は電動機に係り、詳しくはブラケット
の防水構造に関し、作業の効率を向上させた電動機を提
供することを目的としている。 【構成】 固定子に挿通された回転子2の回転軸を、前
記固定子の両側より装着されるブラケット3、4に保持
された軸受により軸支し、両ブラケットの開口部に形成
されたフランジ3a、4aを、固定子鉄心1の略中央で
突き合わせ、締結してなる電動機において、前記ブラケ
ット3の一方のフランジ3aに取付孔3a1、他方のフ
ランジにネジ孔4a1が形成され、両フランジがネジ6
で螺合された締結部7を含むフランジの内側に、前記ブ
ラケット3の一方のフランジ3aに環状の凸部3a3、
他方のフランジの内側に前期凸部に対応しシール材11
が充填された環状の凹部4a4が形成され、前記凸部を
凹部に嵌合するとともに両者間を前記シール材によって
密封してなることを特徴とする。
の防水構造に関し、作業の効率を向上させた電動機を提
供することを目的としている。 【構成】 固定子に挿通された回転子2の回転軸を、前
記固定子の両側より装着されるブラケット3、4に保持
された軸受により軸支し、両ブラケットの開口部に形成
されたフランジ3a、4aを、固定子鉄心1の略中央で
突き合わせ、締結してなる電動機において、前記ブラケ
ット3の一方のフランジ3aに取付孔3a1、他方のフ
ランジにネジ孔4a1が形成され、両フランジがネジ6
で螺合された締結部7を含むフランジの内側に、前記ブ
ラケット3の一方のフランジ3aに環状の凸部3a3、
他方のフランジの内側に前期凸部に対応しシール材11
が充填された環状の凹部4a4が形成され、前記凸部を
凹部に嵌合するとともに両者間を前記シール材によって
密封してなることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機に係り、詳しくは
ブラケットの防水構造に関する。
ブラケットの防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動機におけるブラケットの防水
構造は、図7に示すように、一方のブラケット4のフラ
ンジ4aに外方に突出する複数の係止片4a2を形成
し、両フランジの突き合わせ面を研磨した後で、同突き
合わせ面にシール材11を塗布した後、前記係止片を折
り曲げて他方のブラケット3のフランジ3aを挟持する
とともに締結していた。
構造は、図7に示すように、一方のブラケット4のフラ
ンジ4aに外方に突出する複数の係止片4a2を形成
し、両フランジの突き合わせ面を研磨した後で、同突き
合わせ面にシール材11を塗布した後、前記係止片を折
り曲げて他方のブラケット3のフランジ3aを挟持する
とともに締結していた。
【0003】あるいは、図6に示すように、前記フラン
ジの一方に取付孔3a1と、他方にネジ孔4a1を形成
し、両フランジの突き合わせ面にシール材11を塗布し
た後、ネジ6で螺合し、両ブラケットを締結していた。
この場合、前記シール材により、前記締結部7を完全に
防水することは困難であり、巻線側に水が浸透する恐れ
がある一方、前記シール材の塗布作業工程に工数を多く
必要とし、作業効率が悪かった。
ジの一方に取付孔3a1と、他方にネジ孔4a1を形成
し、両フランジの突き合わせ面にシール材11を塗布し
た後、ネジ6で螺合し、両ブラケットを締結していた。
この場合、前記シール材により、前記締結部7を完全に
防水することは困難であり、巻線側に水が浸透する恐れ
がある一方、前記シール材の塗布作業工程に工数を多く
必要とし、作業効率が悪かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、電動機のブラケットの突
き合わせ面からの浸水を防止し、且つ作業効率を向上さ
せた電動機を提供することを目的としている。
問題点に鑑みなされたもので、電動機のブラケットの突
き合わせ面からの浸水を防止し、且つ作業効率を向上さ
せた電動機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、固定子に挿通された回転子の回転軸を、前記固定子
の両側より装着されるブラケットに保持された軸受によ
り軸支し、前記ブラケットの開口部に形成されたフラン
ジを、固定子鉄心の略中央で突き合わせ締結してなる電
動機において、前記一方のフランジの内側に環状の凸部
を、他方のフランジの内側に前記凸部に対応しシール材
が充填された環状の凹部を形成し、前記凸部を前記凹部
に嵌合し、両者間を前記シール材によって密封してなる
ことを特徴とする。
に、固定子に挿通された回転子の回転軸を、前記固定子
の両側より装着されるブラケットに保持された軸受によ
り軸支し、前記ブラケットの開口部に形成されたフラン
ジを、固定子鉄心の略中央で突き合わせ締結してなる電
動機において、前記一方のフランジの内側に環状の凸部
を、他方のフランジの内側に前記凸部に対応しシール材
が充填された環状の凹部を形成し、前記凸部を前記凹部
に嵌合し、両者間を前記シール材によって密封してなる
ことを特徴とする。
【0006】そして、前記ブラケットが、アルミダイキ
ャストにより形成されてなることを特徴とする。また、
前記ブラケットのフランジの突き合わせ面が、未研磨で
あることを特徴とする。そして、前記締結部が、前記凸
部及び凹部の外側に形成されてなることを特徴とする。
ャストにより形成されてなることを特徴とする。また、
前記ブラケットのフランジの突き合わせ面が、未研磨で
あることを特徴とする。そして、前記締結部が、前記凸
部及び凹部の外側に形成されてなることを特徴とする。
【0007】また、前記凸部及び凹部の断面形状が、略
台形状に形成されていることを特徴とする。あるいは、
前記凸部の断面形状が、略三角形状に、前記凹部の断面
形状が、略台形状に形成されていることを特徴とする。
そして、前記凸部及び凹部の間に隙間が形成されている
ことを特徴とする。更に、前記隙間に充填されるシール
材が、シリコングリースであることを特徴とする。しか
る後、前記固定子鉄心の底面外周部が切欠され、平坦部
または、略コ字型の断面形状の水抜き溝部が形成され、
前記切欠部に対応する前記フランジには、前記凸部と凹
部が形成されてないことを特徴とする。
台形状に形成されていることを特徴とする。あるいは、
前記凸部の断面形状が、略三角形状に、前記凹部の断面
形状が、略台形状に形成されていることを特徴とする。
そして、前記凸部及び凹部の間に隙間が形成されている
ことを特徴とする。更に、前記隙間に充填されるシール
材が、シリコングリースであることを特徴とする。しか
る後、前記固定子鉄心の底面外周部が切欠され、平坦部
または、略コ字型の断面形状の水抜き溝部が形成され、
前記切欠部に対応する前記フランジには、前記凸部と凹
部が形成されてないことを特徴とする。
【0008】更に、前記切欠部に対応し前記フランジの
突き合わせ面に、各々溝部を形成してなることを特徴と
する。あるいは、前記凸部及び凹部の内側の前記フラン
ジの突き合わせ面に、水抜孔を形成してなることを特徴
とする。
突き合わせ面に、各々溝部を形成してなることを特徴と
する。あるいは、前記凸部及び凹部の内側の前記フラン
ジの突き合わせ面に、水抜孔を形成してなることを特徴
とする。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、固定子に挿通された回転
子の回転軸を、前記固定子の両側より装着されるブラケ
ットに保持された軸受により軸支し、前記ブラケットの
開口部に形成されたフランジを、固定子鉄心の略中央で
突き合わせ締結してなる電動機において、前記一方のフ
ランジの内側に環状の凸部を、他方のフランジの内側に
前記凸部に対応しシール材が充填された環状の凹部を形
成し、前記凸部を前記凹部に嵌合し、両者間を前記シー
ル材によって密封し、そして、前記ブラケットが、アル
ミダイキャストにより形成され、また、前記ブラケット
のフランジの突き合わせ面が、未研磨であり、そして、
前記締結部が、前記凸部及び凹部の外側に形成され、ま
た、前記凸部及び凹部の断面形状が、略台形状に形成さ
れ、あるいは、前記凸部の断面形状が、略三角形状に、
前記凹部の断面形状が、略台形状に形成され、そして、
前記凸部及び凹部の間に隙間が形成され、更に、前記隙
間に充填されるシール材が、シリコングリースであるよ
うにした。
子の回転軸を、前記固定子の両側より装着されるブラケ
ットに保持された軸受により軸支し、前記ブラケットの
開口部に形成されたフランジを、固定子鉄心の略中央で
突き合わせ締結してなる電動機において、前記一方のフ
ランジの内側に環状の凸部を、他方のフランジの内側に
前記凸部に対応しシール材が充填された環状の凹部を形
成し、前記凸部を前記凹部に嵌合し、両者間を前記シー
ル材によって密封し、そして、前記ブラケットが、アル
ミダイキャストにより形成され、また、前記ブラケット
のフランジの突き合わせ面が、未研磨であり、そして、
前記締結部が、前記凸部及び凹部の外側に形成され、ま
た、前記凸部及び凹部の断面形状が、略台形状に形成さ
れ、あるいは、前記凸部の断面形状が、略三角形状に、
前記凹部の断面形状が、略台形状に形成され、そして、
前記凸部及び凹部の間に隙間が形成され、更に、前記隙
間に充填されるシール材が、シリコングリースであるよ
うにした。
【0010】しかる後、前記固定子鉄心の底面外周部が
切欠され、平坦部または、略コ字型の断面形状の水抜き
溝部が形成され、前記切欠部に対応する前記フランジに
は、前記凸部と凹部が形成されていないようにし、更
に、前記切欠部に対応し前記フランジの突き合わせ面
に、各々溝部を形成し、あるいは、前記凸部及び凹部の
内側の前記フランジの突き合わせ面に、水抜孔を形成し
てなるようにしたので、電動機のブラケットの突き合わ
せ面からの浸水を防止し、万一水が浸水した場合にも排
水が可能でありブラケットの取付作業を簡単に行うこと
が可能となる。
切欠され、平坦部または、略コ字型の断面形状の水抜き
溝部が形成され、前記切欠部に対応する前記フランジに
は、前記凸部と凹部が形成されていないようにし、更
に、前記切欠部に対応し前記フランジの突き合わせ面
に、各々溝部を形成し、あるいは、前記凸部及び凹部の
内側の前記フランジの突き合わせ面に、水抜孔を形成し
てなるようにしたので、電動機のブラケットの突き合わ
せ面からの浸水を防止し、万一水が浸水した場合にも排
水が可能でありブラケットの取付作業を簡単に行うこと
が可能となる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。ここで、符号は従来と同じ部分は同一とす
る。図1は、本発明による電動機の一実施例の縦断面図
であり、図3のAA’断面に対応する。また、図2はそ
の側面図である。図3、図4は、その平面図である。
説明する。ここで、符号は従来と同じ部分は同一とす
る。図1は、本発明による電動機の一実施例の縦断面図
であり、図3のAA’断面に対応する。また、図2はそ
の側面図である。図3、図4は、その平面図である。
【0012】本発明による電動機は、固定子に挿通され
た回転子2の回転軸を、前記固定子の両側より装着され
るブラケット3、4に保持された軸受により軸支し、両
ブラケットの開口部に形成されたフランジ3a、4a
を、固定子鉄心1の略中央で突き合わせ、締結して構成
する。ここで、図5に示すように、前記フランジ3a、
4aの一方の内側に環状の凸部3a3と、他方の内側に
前記凸部に対応しシール材11が充填された環状の凹部
4a4を形成している。そして、前記凸部を前記凹部に
嵌合するとともに両者間を前記シール材によって密封
し、前記ブラケットを締結している。
た回転子2の回転軸を、前記固定子の両側より装着され
るブラケット3、4に保持された軸受により軸支し、両
ブラケットの開口部に形成されたフランジ3a、4a
を、固定子鉄心1の略中央で突き合わせ、締結して構成
する。ここで、図5に示すように、前記フランジ3a、
4aの一方の内側に環状の凸部3a3と、他方の内側に
前記凸部に対応しシール材11が充填された環状の凹部
4a4を形成している。そして、前記凸部を前記凹部に
嵌合するとともに両者間を前記シール材によって密封
し、前記ブラケットを締結している。
【0013】また、前記締結部7が、図1に示すよう
に、前記ブラケット3の一方のフランジ3aに形成され
た取付孔3a1と、他方のフランジに形成されたネジ孔
4a1と、螺合されたネジ6とで構成される。あるい
は、前記締結部7が、前記ブラケットの少なくとも一方
のフランジに設けた係止片4a2が折曲され、他方のフ
ランジ3aに固定されてなるようにしてもよい。そし
て、前記ブラケットが、アルミダイキャストにより一体
に成型される。
に、前記ブラケット3の一方のフランジ3aに形成され
た取付孔3a1と、他方のフランジに形成されたネジ孔
4a1と、螺合されたネジ6とで構成される。あるい
は、前記締結部7が、前記ブラケットの少なくとも一方
のフランジに設けた係止片4a2が折曲され、他方のフ
ランジ3aに固定されてなるようにしてもよい。そし
て、前記ブラケットが、アルミダイキャストにより一体
に成型される。
【0014】また、前記フランジの突き合わせ面が、未
研磨であるブラケットにより構成してもよい。そして、
前記締結部が、前記凸部及び凹部の外側に形成されるよ
うにする。また、前記凸部3a3及び凹部4a4の断面
形状が、図5(A)に示すように、略台形状に形成され
る。あるいは、前記凸部3a3の断面形状が、図5
(B)に示すように、略三角形状に、前記凹部4a4の
断面形状が、略台形状に形成されるようにしてもよい。
そして、前記凸部及び凹部の間に隙間が形成される。更
に、前記隙間に充填されるシール材が、シリコングリー
スであるようにした。
研磨であるブラケットにより構成してもよい。そして、
前記締結部が、前記凸部及び凹部の外側に形成されるよ
うにする。また、前記凸部3a3及び凹部4a4の断面
形状が、図5(A)に示すように、略台形状に形成され
る。あるいは、前記凸部3a3の断面形状が、図5
(B)に示すように、略三角形状に、前記凹部4a4の
断面形状が、略台形状に形成されるようにしてもよい。
そして、前記凸部及び凹部の間に隙間が形成される。更
に、前記隙間に充填されるシール材が、シリコングリー
スであるようにした。
【0015】しかる後、前記電動機に前記ブラケットの
突き合わせ部分や軸受等から万一水が浸水した場合のた
め、図1に示すように、前記固定子鉄心の底面外周部
が、切欠部1aを形成するとともに、図4に示すよう
に、同切欠部に対応する前記フランジには、前記凸部と
凹部が形成されていないようにする。また、前記切欠部
が、図4に示すように、前記固定子鉄心の外周部に形成
した平坦部1a1によりなるようにする。
突き合わせ部分や軸受等から万一水が浸水した場合のた
め、図1に示すように、前記固定子鉄心の底面外周部
が、切欠部1aを形成するとともに、図4に示すよう
に、同切欠部に対応する前記フランジには、前記凸部と
凹部が形成されていないようにする。また、前記切欠部
が、図4に示すように、前記固定子鉄心の外周部に形成
した平坦部1a1によりなるようにする。
【0016】あるいは、前記切欠部が、図3に示すよう
に、前記固定子鉄心の外周部に形成した略コ字型の断面
形状の水抜き溝部1a2によりなるようにしてもよい。
更に、前記切欠部に対応し前記フランジの突き合わせ面
に、図4に示すように、各々溝部3a2、4a3を形成
してもよい。もしくは、前記凸部及び凹部の内側の前記
フランジの突き合わせ面に、図3に示すように、水抜き
孔3a4を形成してもよい。
に、前記固定子鉄心の外周部に形成した略コ字型の断面
形状の水抜き溝部1a2によりなるようにしてもよい。
更に、前記切欠部に対応し前記フランジの突き合わせ面
に、図4に示すように、各々溝部3a2、4a3を形成
してもよい。もしくは、前記凸部及び凹部の内側の前記
フランジの突き合わせ面に、図3に示すように、水抜き
孔3a4を形成してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明においては、固定子
に挿通された回転子の回転軸を、前記固定子の両側より
装着されるブラケットに保持された軸受により軸支し、
前記ブラケットの開口部に形成されたフランジを、固定
子鉄心の略中央で突き合わせ締結してなる電動機におい
て、前記一方のフランジの内側に環状の凸部を、他方の
フランジの内側に前記凸部に対応しシール材が充填され
た環状の凹部を形成し、前記凸部を前記凹部に嵌合し、
両者間を前記シール材によって密封し、そして、前記ブ
ラケットが、アルミダイキャストにより形成され、ま
た、前記ブラケットのフランジの突き合わせ面が、未研
磨であるようにし、そして、前記締結部が、前記凸部及
び凹部の外側に形成され、また、前記凸部及び凹部の断
面形状が、略台形状に形成され、あるいは、前記凸部の
断面形状が、略三角形状に、前記凹部の断面形状が、略
台形状に形成され、そして、前記凸部及び凹部の間に隙
間が形成され、更に、前記隙間に充填されるシール材
が、シリコングリースであるようにした。
に挿通された回転子の回転軸を、前記固定子の両側より
装着されるブラケットに保持された軸受により軸支し、
前記ブラケットの開口部に形成されたフランジを、固定
子鉄心の略中央で突き合わせ締結してなる電動機におい
て、前記一方のフランジの内側に環状の凸部を、他方の
フランジの内側に前記凸部に対応しシール材が充填され
た環状の凹部を形成し、前記凸部を前記凹部に嵌合し、
両者間を前記シール材によって密封し、そして、前記ブ
ラケットが、アルミダイキャストにより形成され、ま
た、前記ブラケットのフランジの突き合わせ面が、未研
磨であるようにし、そして、前記締結部が、前記凸部及
び凹部の外側に形成され、また、前記凸部及び凹部の断
面形状が、略台形状に形成され、あるいは、前記凸部の
断面形状が、略三角形状に、前記凹部の断面形状が、略
台形状に形成され、そして、前記凸部及び凹部の間に隙
間が形成され、更に、前記隙間に充填されるシール材
が、シリコングリースであるようにした。
【0018】しかる後、前記固定子鉄心の底面外周部が
切欠され、平坦部または、略コ字型の断面形状の水抜き
溝部が形成され、前記切欠部に対応する前記フランジに
は、前記凸部と凹部が形成されていないようにし、更
に、前記切欠部に対応し前記フランジの突き合わせ面
に、各々溝部を形成し、あるいは、前記凸部及び凹部の
内側の前記フランジの突き合わせ面に、水抜孔を形成し
てなるようにしたので、電動機のブラケットの合わせ面
からの浸水を防止し、万一水が浸水した場合にも排水が
可能であり、電動機のブラケットの組立作業の効率を向
上させ、信頼性を高め、製造工程の効率を向上させるこ
とができる。
切欠され、平坦部または、略コ字型の断面形状の水抜き
溝部が形成され、前記切欠部に対応する前記フランジに
は、前記凸部と凹部が形成されていないようにし、更
に、前記切欠部に対応し前記フランジの突き合わせ面
に、各々溝部を形成し、あるいは、前記凸部及び凹部の
内側の前記フランジの突き合わせ面に、水抜孔を形成し
てなるようにしたので、電動機のブラケットの合わせ面
からの浸水を防止し、万一水が浸水した場合にも排水が
可能であり、電動機のブラケットの組立作業の効率を向
上させ、信頼性を高め、製造工程の効率を向上させるこ
とができる。
【図1】本発明による電動機の一実施例の縦断面図であ
り、図3のAA’断面に対応する。
り、図3のAA’断面に対応する。
【図2】本発明による電動機の第一の実施例の側面図で
ある。
ある。
【図3】本発明による電動機の第一の実施例を示す平面
図である。
図である。
【図4】本発明による電動機の第二の実施例を示す平面
図である。
図である。
【図5】本発明による電動機の要部拡大断面図である。
【図6】従来の電動機の一例を示す縦断面図である。
【図7】従来の電動機の他の例を示す側面図である。
1 固定子鉄心 1a 切欠部 1a1 平坦部 1a2 水抜き溝部 2 回転子 3 ブラケット 3a フランジ 3a1 取付孔 3a2 溝部 3a3 凸部 3a4 水抜き孔 4 ブラケット 4a フランジ 4a1 ネジ孔 4a2 係止片 4a3 溝部 4a4 凹部 6 ネジ 7 締結部 11 シール材
Claims (11)
- 【請求項1】 固定子に挿通された回転子の回転軸を、
前記固定子の両側より装着されるブラケットに保持され
た軸受により軸支し、前記ブラケットの開口部に形成さ
れたフランジを、固定子鉄心の略中央で突き合わせ締結
してなる電動機において、 前記一方のフランジの内側に環状の凸部を、他方のフラ
ンジの内側に前記凸部に対応しシール材が充填された環
状の凹部を形成し、前記凸部を前記凹部に嵌合し、両者
間を前記シール材によって密封してなることを特徴とす
る電動機。 - 【請求項2】 前記ブラケットが、アルミダイキャスト
により形成されてなることを特徴とする請求項1記載の
電動機。 - 【請求項3】 前記ブラケットのフランジの突き合わせ
面が、未研磨であることを特徴とする請求項2記載の電
動機。 - 【請求項4】 前記締結部が、前記凸部及び凹部の外側
に形成されてなることを特徴とする請求項1記載の電動
機。 - 【請求項5】 前記凸部及び凹部の断面形状が、略台形
状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の電
動機。 - 【請求項6】 前記凸部の断面形状が、略三角形状に、
前記凹部の断面形状が、略台形状に形成されていること
を特徴とする請求項1記載の電動機。 - 【請求項7】 前記凸部及び凹部の間に隙間が形成され
ていることを特徴とする請求項5、及び請求項6記載の
電動機。 - 【請求項8】 前記隙間に充填されるシール材が、シリ
コングリースであることを特徴とする請求項7記載の電
動機。 - 【請求項9】 前記固定子鉄心の底面外周部が切欠さ
れ、平坦部または、略コ字型の断面形状の水抜き溝部が
形成され、前記切欠部に対応する前記フランジには、前
記凸部と凹部が形成されてないことを特徴とする請求項
1記載の電動機。 - 【請求項10】 前記切欠部に対応し前記フランジの突
き合わせ面に、各々溝部を形成してなることを特徴とす
る請求項9記載の電動機。 - 【請求項11】 前記凸部及び凹部の内側の前記フラン
ジの突き合わせ面に、水抜孔を形成してなることを特徴
とする請求項1記載の電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6056595A JPH08266001A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6056595A JPH08266001A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08266001A true JPH08266001A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13145924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6056595A Pending JPH08266001A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08266001A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20110086440A (ko) * | 2010-01-22 | 2011-07-28 | 엘지전자 주식회사 | 모터 및 이를 포함하는 가전장치 |
KR20110086441A (ko) * | 2010-01-22 | 2011-07-28 | 엘지전자 주식회사 | 모터 및 이를 포함하는 가전장치 |
KR20120002880A (ko) * | 2010-07-01 | 2012-01-09 | 엘지전자 주식회사 | 모터 |
JP2022553118A (ja) * | 2020-09-15 | 2022-12-22 | 佛山市威▲霊▼洗▲滌▼▲電▼机制造有限公司 | モータ及び洗濯機 |
US12132374B2 (en) | 2020-09-15 | 2024-10-29 | Foshan Welling Washer Motor Manufacturing Co., Ltd. | Electric motor and washing machine |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP6056595A patent/JPH08266001A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20110086440A (ko) * | 2010-01-22 | 2011-07-28 | 엘지전자 주식회사 | 모터 및 이를 포함하는 가전장치 |
KR20110086441A (ko) * | 2010-01-22 | 2011-07-28 | 엘지전자 주식회사 | 모터 및 이를 포함하는 가전장치 |
KR20120002880A (ko) * | 2010-07-01 | 2012-01-09 | 엘지전자 주식회사 | 모터 |
JP2022553118A (ja) * | 2020-09-15 | 2022-12-22 | 佛山市威▲霊▼洗▲滌▼▲電▼机制造有限公司 | モータ及び洗濯機 |
US12132374B2 (en) | 2020-09-15 | 2024-10-29 | Foshan Welling Washer Motor Manufacturing Co., Ltd. | Electric motor and washing machine |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08266001A (ja) | 電動機 | |
US6809445B2 (en) | Method and apparatus for electric motor lead wire retention | |
JPH11299149A (ja) | ブラシレスdcモータ | |
JP3419595B2 (ja) | 電動機 | |
JP2003009459A (ja) | モータの防水構造 | |
KR100321829B1 (ko) | 전동기 | |
JPH09149582A (ja) | 回転電機の防水型外郭構造 | |
JPH08223846A (ja) | 電動機 | |
JPH08223847A (ja) | 電動機 | |
JPH0822137B2 (ja) | 回転機軸封装置 | |
KR200205002Y1 (ko) | 모터 하우징의 결합 구조 | |
KR0112394Y1 (ko) | 밀폐형 모터 하우징 결합 구조 | |
JP2551374B2 (ja) | 電動機の組立方法 | |
JPH0317575Y2 (ja) | ||
JP3207764B2 (ja) | モータの製造方法 | |
KR100206059B1 (ko) | 비데오 테이프 레코더용 드럼 모터의 조립 구조 | |
KR20210153920A (ko) | 모터 | |
JPH051977Y2 (ja) | ||
JPH0937502A (ja) | 電動機 | |
JPS62233564A (ja) | 変速機ケ−スのベアリング取付構造 | |
JPH0463617B2 (ja) | ||
JP3442516B2 (ja) | 水中ポンプ用モータケーシング | |
US7255318B2 (en) | Stud mounting system | |
KR20010038458A (ko) | 쉐이딩 코일 모터의 하우징 체결구조 | |
JP2000184663A (ja) | モータ |