JPH0223074Y2 - - Google Patents

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JPH0223074Y2
JPH0223074Y2 JP1984065404U JP6540484U JPH0223074Y2 JP H0223074 Y2 JPH0223074 Y2 JP H0223074Y2 JP 1984065404 U JP1984065404 U JP 1984065404U JP 6540484 U JP6540484 U JP 6540484U JP H0223074 Y2 JPH0223074 Y2 JP H0223074Y2
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JP
Japan
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boss
motor case
case lid
caulking
shaped insulator
Prior art date
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JP1984065404U
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JPS60177650U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、小型モータ、特に金属製モータケー
ス蓋の内面に固着される板状絶縁体とモータケー
ス蓋との固着手段であるかしめボスを中空に成形
することによつて、上記モータケース蓋と板状絶
縁体とをより確実に固着できるようにした小型モ
ータに関するものである。
一般に小型モータはモータケース蓋として合成
樹脂製のものが使用されている。それはモータケ
ース蓋に取付けられるブラシ装置やターミナル装
置などの複雑な取りつけ構造が容易に成形加工に
よつて得られること、およびブラシ装置やターミ
ナル装置などの導電部材に対して容易に電気的絶
縁ができることなどの理由によるものである。し
かしながら合成樹脂製のモータケース蓋は電磁ノ
イズに対する遮蔽効果は全くない。そのため第1
図および第2図に後述する如く金属製のモータケ
ース蓋により覆うことが通常行なわれている。
従来金属製のモータケース蓋に円板状絶縁体を
取り付ける手段としては例えば第5図に示す如き
かしめによる固定手段が広く用いられている。図
中1は円板状絶縁体、2はかしめボス、3はモー
タケース蓋を表わしている。即ち円板状絶縁体1
からむく(以後中実という)のかしめボス2を突
出するようにそなえ該かしめボス2をモータケー
ス蓋3のそなえるボス孔に挿入し、モータケース
蓋外面に突き出たかしめボス2の頭部をつぶすこ
とによつて固定するものである。しかしながら従
来の上記の如き固定手段の欠点は円板状絶縁体1
のそなえるかしめボス2が中実であるために頭部
をつぶすのに強い力を要するばかりでなく、かし
めた後材料自体の復元力によつてかしめが弱まり
(完全な塑性変形が行なわれないため)経時変化
が生じることがある。そこでこのようなかしめ効
果の弱まりの少ないかしめとしては熱間かしめや
超音波かしめなどがあるがこれらは高価な設備を
要したり作業性が悪いなどの欠点があつた。
本考案は、大量生産に適することを条件として
上記の如き欠点を解決することを目的としてお
り、合成樹脂の変形についての性質に着目し、板
状絶縁体のそなえるかしめボスを中空に成形する
ことによつて、モータケース蓋と板状絶縁体との
固着が確実な小型モータを提供することを特徴と
している。以下図面を参照しつつ説明する。
第1図は本考案による中空のかしめボスによつ
て円板状絶縁体が固着されたモータケース蓋によ
つてモータが覆われた状態を示す説明図、第2図
は本考案による中空のかしめボスをそなえる円板
状絶縁体および該円板状絶縁体が固着されるモー
タケース蓋の外観を示す斜視図、第3図イないし
ハは本考案による中空のかしめボスをそなえた円
板状絶縁体がモータケース蓋に固着される状態を
示す一実施例断面図、第4図イないしハは中空の
かしめボスの頭部がつぶされ変形する状態を示す
一実施例説明図をそれぞれ示している。
第1図において1は円板状絶縁体、2はかしめ
ボス、3は金属製のモータケース蓋、4はモータ
ケース本体、5は軸受、6はシヤフト、7は回転
子、8はマグネツト、9はブラシ、10はコミユ
テータ、11はターミナルを表わしている。
第2図は本考案による中空のかしめボスをそな
える円板状絶縁体および該円板状絶縁体が固着さ
れるモータケース蓋の外観を示す斜視図である。
図中1は円板状絶縁体、2はかしめボス、3は金
属製モータケース蓋、5は軸受、12はターミナ
ル台であつて上記ターミナル11が貫通される孔
をもつもの、13はボス孔、14はターミナル孔
であつて上記ターミナル台が嵌挿されるものを表
わしている。
第3図イないしハは本考案による中空のかしめ
ボスをそなえた円板状絶縁体がモータケース蓋に
固着される状態を示す一実施例断面図であつて、
図中1は円板状絶縁体、2はかしめボス、3はモ
ータケース蓋、4はモータケース本体、15は中
空部、16は逃がし部を表わしている。
本考案による中空のかしめボス2は第3図イ図
示の如く、円板状絶縁体1と一体に形成されてい
る。そして中空部15は円板状絶縁体1のかしめ
ボス2を中空にして構成されかしめボス2の頭部
を残す部位に達している。第3図図示ロは上記円
板状絶縁体1をモータケース蓋3に装着した状態
を示している。この状態は、第2図に図示の如
く、円板状絶縁体1にもうけられているかしめボ
ス2がモータケース蓋3のそなえるボス孔13
へ、また上述のターミナル台12がターミナル孔
14へそれぞれ挿入され貫通されることにおいて
得られる。このかしめボス2はモータケース蓋3
のそなえるボス孔13に対して軽い圧入嵌合(圧
入しろ0.05mm程度)ができる外径とするとともに
かしめボス2の根本にリング状の逃がし部16を
もうけることによつてかしめ効果を大きくし、ま
た加工性を良くしている。第3図図示ハは、上記
ロの状態にあるかしめボス2の頭部を、第4図図
示の如き工程を経てつぶし、モータケース蓋3に
完全に固着された状態を示している。
第4図イないしハは中空のかしめボスの頭部が
つぶされ変形する状態を示す一実施例説明図であ
る。図中1は円板状絶縁体、2はかしめボス、3
はモータケース蓋、15は中空部、16は逃がし
部、17はかしめ治具、18はすじ目、19はふ
くらみを表わしている。
第4図図示イは、上記第3図図示ロの状態にあ
るモータケース蓋ブロツクをかしめ治具17にセ
ツトした状態を示している。第4図図示ロはかし
め治具17によつてかしめボス2の頭部が圧搾さ
れている状態を示している。圧搾されるとかしめ
ボス2の頭部はまず横方向にふくらみついでつぶ
される。第4図図示ハはかしめ治具17によつて
かしめボス2の頭部が完全につぶされた状態を示
している。本考案による中空のかしめボス2が完
全につぶされた場合には第4図ハに図示の如くか
しめボス2の頭部にすじ目18が生じるとともに
かしめボス2が中空部15側にふくらみ、該ふく
らみ19を生じて、かしめボス2を完全に塑性変
形する。
以上説明した如く、本考案によれば、小型モー
タにおける金属製のモータケース蓋に板状絶縁体
を固着する中実のかしめボスに生ずる不都合を該
かしめボスを中空状にすることによつて解決し
た。即ち本考案によるかしめボスは上記の如くあ
らかじめ中空状になつているので、一旦かしめら
れると中実状のボスよりもかしめ力が強く働く方
向に塑性変形するので強固なかしめ効果が得られ
るとともに経時変化の生じ難く高い安定性を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による中空のかしめボスによつ
て円板状絶縁体が固着されたモータケース蓋によ
つてモータが覆われた状態を示す説明図、第2図
は本考案による中空のかしめボスをそなえる円板
状絶縁体および該円板状絶縁体が固着されるモー
タケース蓋の外観を示す斜視図、第3図イないし
ハは本考案による中空のかしめボスをそなえた円
板状絶縁体がモータケース蓋に固着される状態を
示す一実施例断面図、第4図イないしハは中空の
かしめボスの頭部がつぶされ変形する状態を示す
一実施例説明図、第5図は一般に行なわれている
中実のかしめボスによるかしめを説明する従来例
説明図をそれぞれ示している。 図中1は円板状絶縁体、2はかしめボス、3は
モータケース蓋、4はモータケース本体、13は
ボス孔、15は中空部、16は逃がし部、17は
かしめ治具、18はすじ目、19はふくらみを表
わしている。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の端面にモータ軸孔を有して閉塞され他方
    の端面に開放部をもつ金属製の円筒状モータケー
    ス本体と、該モータケース本体の上記開放部を覆
    う金属製のモータケース蓋をそなえると共に、当
    該モータケース蓋の内面に固着される板状絶縁体
    を有する小型モータにおいて、上記モータケース
    蓋に固着される上記板状絶縁体にボスをもうける
    と共に上記モータケース蓋上に上記ボスが嵌挿さ
    れるボス孔をそなえ、かつ上記ボスが中空に成形
    されてなり、当該中空のボスが上記ボス孔に嵌挿
    された状態の下で当該ボスの頭部が押つぶされて
    拡がり上記モータケース蓋と上記板状絶縁体とを
    結合するよう構成されていることを特徴とする小
    型モータ。
JP6540484U 1984-04-27 1984-05-02 小型モ−タ Granted JPS60177650U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6540484U JPS60177650U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 小型モ−タ
GB08510829A GB2160370B (en) 1984-04-27 1985-04-29 Electric motor
HK36391A HK36391A (en) 1984-04-27 1991-05-09 Electric motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6540484U JPS60177650U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 小型モ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60177650U JPS60177650U (ja) 1985-11-26
JPH0223074Y2 true JPH0223074Y2 (ja) 1990-06-22

Family

ID=30597372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6540484U Granted JPS60177650U (ja) 1984-04-27 1984-05-02 小型モ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60177650U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5553146A (en) * 1978-10-16 1980-04-18 Hitachi Ltd End bracket

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5553146A (en) * 1978-10-16 1980-04-18 Hitachi Ltd End bracket

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60177650U (ja) 1985-11-26

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