JPS59226631A - 二重絶縁電機子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は例えば二重絶縁型動工具に用いられる二重絶
縁電機子の改良に関するものである。

従来一般に知られているこの種の電機子としては第１図
ないし第２図に示すものがあった。まず、第１図に示す
ものは、電機子軸（１）の外周に絶縁樹脂（２）をモー
ルドし、その後、樹脂を硬化させ、更に外径を機械加工
して、電機子コア（３）を嵌着させていた。また、第２
図に示すものは、電機子軸（υの外径を電機子部（３）
の内径よりも予め小径としておき、電機子軸（１）の外
径に電機子コア（３）を配置し、その空間に絶縁樹脂（
２）をモールドしていた。このようにして製作されるも
のでは、前者では電機子軸（１）、後者では電機子ロア
（３）をも組合せた状態で絶縁樹ｊ＋ｋをモールドする
ため、モールド用金型の製作が面倒となるばかりでなく
、作業工程も多くなり、作業性に劣る欠点があった。

この発明はＬ記の欠点を解消するためになされたもので
、電機子軸の外周に嵌合された筒状の絶縁部材と、この
絶縁部材の外周に嵌合されこの絶縁部材を介して電機子
軸に固定される電機子コアとを設けることにより、金型
の製作が容易となり、作業工程を簡単にできる二重絶縁
電機子を提供することを目的とするものである。

以下第８図に従ってこの発明の一実施例を説明する。

図において、（１）は電機子軸（１）の外径寸法よりも
大径に形成された内周部（２ｏａ）と電機子コア（３）
の外径寸法よりも大径に形成された外周部（２０ｂ）を
有した筒状の絶縁部材、（２０Ｃ）はこの絶縁部材翰の
角部の面とりである。

Ｌ記のように構成されたものにおいては、まず、絶縁部
材（７）は単体で整形され、この絶縁部材（イ）を電機
子コア（３）にプレス等で圧入し、ついで、電機子軸（
１）をプレス等で絶縁部材（ホ）の内周部（２０ａ）に
嵌合させる。この作業において、電機子コア（３）に絶
縁部材（７）を圧入する場合には、絶縁部材体１の柔軟
性を利用して容易に挿入でき、また、電機子コア（３）
に組合された絶縁部材い目こは電機子軸（３）がプレス
等で容易に挿入される。

つまり、樹脂からなる絶縁部材（７）の柔軟性を利用し
、！ｉ子ココア３）は絶縁部材（７）の外周部（２０ｂ
）に固定され、また一方、絶縁部材■は内周部（２０ａ
）が電機子軸１１）の外周に密着することにより、電機
子軸（１〕の外周に固定される。

以上のようにこの発明は、電機子軸の外周に嵌合された
筒状の絶縁部材と、この絶縁部材の外周に嵌合されこの
絶縁部材を介して電機子軸に固定される電機子コアとを
設けたので、絶縁部材は単体で整形でき、金型の製作が
容易となるばかりでなく、絶縁部材自体製作が容易とな
り、また、この絶縁部材と電機子コアは、電機子軸に順
次嵌合させることにより、絶縁部材と電機子コアとが電
機子軸に固定されるため、作業工程の短縮を計ることが
できるばかりでなく、単にプレス工程等により完成され
るため作業性も向トする効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来装置の一実施例の工程を示す断面図、第２
図は他の従来装置の工程を示す断面図、第８図はこの発
明の一実施例の工程を示す断面図である。図において、
（１）は電機子軸、（４）は絶縁部材、（２０ａ）は内
周部、（２０ｂ）は外周部、（３）は電機子コアである
。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　大暑増雄 第１ｒ 第２ 第３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電機子軸、この電機子軸の外周に嵌合された筒状の絶縁
   部材、及びこの絶縁部材の外周に嵌合されこの絶縁部材
   を介してＬ記電機子軸に固定される電機子コアを備えた
   二重絶縁電機子。