JP3016869U - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP3016869U
JP3016869U JP1614894U JP1614894U JP3016869U JP 3016869 U JP3016869 U JP 3016869U JP 1614894 U JP1614894 U JP 1614894U JP 1614894 U JP1614894 U JP 1614894U JP 3016869 U JP3016869 U JP 3016869U
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JP
Japan
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case
power supply
supply device
charging terminal
charging
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JP1614894U
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藤 伸 一 斉
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 格別な支柱や手段を用いることなく、端子を
ケース内部に組み付けることができる電源装置を提供す
る。 【構成】 ケース上に設けられたバッテリ載置部2aに
バッテリを載置して、このバッテリを充電する電源装置
において、前記ケースを上ケース2と下ケース5とで構
成し、且つ、ケース内に設けられるプリント基板7は前
記上ケース2と下ケース5とで挟持されることを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器、例えば、ビデオ機器などに好適な電源装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電源装置としては、上ケースと下ケースとの間に回路部品を実装し たものが提供されている。 この電源装置は交流電源を入力源としてスイッチング・レギュレータ方式など の回路により機器に直接必要な直流電圧が得られるものである。図4は電源装置 の出力端子の組み付け構造を示し、プリント基板31に出力端子32を組み付け 、更に、このプリント基板31を上ケース33にねじ34で固定すると共に、プ リント基板31とプリント基板35とを線36で結線していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来の電源装置は、構造が複雑であり、装置の小型化がむずかし いという欠点があった。 本考案は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、 専用プリント基板などを用いることなく、端子をケース内部に嵌挿させるだけで 、簡単に組み付けを行うことができる新規な電源装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本考案は、ケース上に設けられたバッテリ載置 部にバッテリを載置して、このバッテリを充電する電源装置において、前記ケー スを上ケースと下ケースとで構成し、且つ、ケース内に設けられるプリント基板 は前記上ケースと下ケースとで挟持されることを特徴とするものである。 また、前記ケース内にはプリント基板は1枚のみ実装され、且つ、前記バッテ リ載置部の開口部に嵌挿される充電端子は前記プリント基板に組み付けられてい ることを特徴とする。 また、前記バッテリ載置部のケース裏面には前記充電端子をガイドするための 断面略円形の案内用の棒が設けられ、この棒が充電端子に設けられた孔に嵌合し て、充電端子を所定の位置に案内することを特徴とする。 また、前記充電端子は一方の端子を1つ充電端子で、又、他方の端子を2つの 充電端子で構成すると共に、前記3つの端子形状を同一に形成したことを特徴と する。 また、上ケース又は下ケースの一方にフックが形成され、このフックを、他方 に形成した受部の孔に嵌合させて上ケースと下ケースとを嵌合させる電源装置で あって、前記受部の孔の略中央部には前記受部の先端中央部分をケースの本体部 分に連結する連結部が形成されていることを特徴とする。
【0005】
【作用】
本考案によれば、充電端子はケースの裏側に設けられた案内用の棒にガイドさ れて所定の位置に組み付けられる。特に、端子部分は折曲げられて形成され、且 つ、ケースよりも突出しており、この電源装置に充電用のバッテリを挿着させる 場合、上記充電端子は弾性を有するから、バッテリと確実に接触する。
【0006】
【実施例】
以下、図面を参照にして本考案の一実施例について説明する。 図1,2において、1はバッテリ充電用の電源装置のケースを示し、本考案の 電源装置は、上ケース2,下ケース5、回路部品8を実装した一枚のプリント基 板7などから構成している。このプリント基板7は上ケース2と下ケース5との 間に挾持され、図示しない固定用のねじで一体に組付けされる。
【0007】 上記上ケース2には凹部からなるバッテリ載置部2aが形成されており、この バッテリ載置部2aに充電用のバッテリを挿着させる。 このバッテリ載置部2aには端子開口部(以下、開口という)3,31が設け られていて、この開口3,31には充電端子9の端子部分である折曲げ部9aが 嵌挿されるとともに、折り曲げ部9aの上部が突出されるように構成している。
【0008】 上記充電端子9は、電源装置の出力端子を形成するものであり、図2に示すよ うに、水平部9bの一端にて角度をもって折曲げた端子部分である折曲げ部9a と、折り曲げ部9aと一体に形成した水平部9bと、この水平部の9bの他端を 略直角に曲げてプリント基板7方向に延設した直立部9cとを一体に形成させて いる。
【0009】 水平部9bには孔部9eが開口され、また、直立部9cの下端には回路端9d が形成されている。 上ケース2のバッテリ載置部2aの裏側には断面略コ字状の直立した案内部1 1が設けられ、案内部11の前方は棒状の直立した断面略円形の案内用の棒12 が設けられ、さらに、開口3,31の側部には側板3aが設けられている。 12aは上ケース2の裏面に設けられた充電端子9の位置決め用のストッパー である。
【0010】 上記充電端子9は、略同一幅をもって形成されており、開口3,31、すなわ ち、側板3aの間隔や案内部11のコ字部の間隔も充電端子9の幅寸法と略同じ であり、充電端子9の折曲げ部9a、水平部9b、直立部9cは上記間隔内に嵌 挿され、また、孔部9eには案内用の棒12が嵌挿されるようになっている。 このため、嵌挿箇所の指定がなくても、誤配置がなく、嵌挿が容易になる。 又、本考案の充電端子9の回路端9dはプリント基板7に半田付けされている 。 また、本考案では、開口3,3の充電端子9が負極用であり、開口31の充電 端子9が正極用の端子となっていて、3つの充電端子は同一形状に形成されてい る。
【0011】 このように構成して電源装置において、充電端子9を上ケース2の開口3,3 1内に固定させるには、まず、上ケース2の表面を作業面上に位置させて、上ケ ース2の裏側を上方に開放させる。次いで、充電端子9の回路端9dを上方に指 向させた状態で、案内部11に充電端子9を嵌挿させながら下降させ、孔部9e に案内用の棒12に嵌挿させることにより、折曲げ部9a、水平部9bも側板3 aの間隔内に嵌挿すると、やがて、ストッパー12aに当接して止まる。 かくして、充電端子9の端子部分である最先端部は開口3,31より突出して 固定される。 なお、プリント基板7を被せる時に、充電端子9が弾性を有するので、跳ね易 く、所定の位置からズレ易いので、案内用の棒12を長くすることにより、跳ね てもズレないようにすることが出来る。
【0012】 そして、この状態ではプリント基板7は所定の位置にあるから、図示しないね じを締結させるのみで、プリント基板7は上ケース2と下ケース5とで挟持され 固定される。 従って、バッテリ載置部2aに充電用のバッテリを載置した場合、上記充電端 子9は弾性を有するからバッテリに確実に接触することができて、所定の充電が 行なわれる。
【0013】 なお、図3に示すように上ケース2には、下ケース5に嵌合、保持せしめるた めのフックの受部20が形成されているが、フック20に孔20a,20bを形 成して、受部20の先端中央部分を連結部20cで上ケース2の本体部分に連結 している構造であるから、受部20の破損がしにくい構造になっている。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以下の効果を奏する。 (1) ケース上に設けられたバッテリ載置部にバッテリを載置して、このバッテ リを充電する電源装置において、前記ケースを上ケースと下ケースとで構成し、 且つ、ケース内に設けられるプリント基板は前記上ケースと下ケースとで挟持さ れるから、特別な部材を用いることなしに電源装置の組み付けが行われる。この ため、装置が安価になる。 (2) 又、前記ケース内にはプリント基板は1枚のみ実装され、且つ、前記バッ テリ載置部の開口部に嵌挿される充電端子は前記プリント基板に組み付けられて いる構成であるから、プリント基板をケース内に組み付けるだけで電源装置が完 成する。このため、作業時間を大幅に短くすることが可能になる。 (3) 又、前記バッテリ載置部のケース裏面には前記充電端子をガイドするため の断面略円形の案内用の棒が設けられ、この棒が充電端子に設けられた孔に嵌合 して、充電端子を所定の位置に案内する構成であるから、充電端子の端子部分は 確実にバッテリ載置部の開口部内に導かれる。 (4) 又、前記充電端子は一方の端子を1つ充電端子で、又、他方の端子を2つ の充電端子で構成すると共に、前記3つの端子形状を同一に形成したから、組み 立てが容易になる。 (5) 又、上ケース又は下ケースの一方にフックが形成され、このフックを、他 方に形成した受部の孔に嵌合させて上ケースと下ケースとを嵌合させる電源装置 であって、前記受部の孔の略中央部には前記受部の先端中央部分をケースの本体 部分に連結する連結部が形成されているから、フックは破損しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】要部の組立断面図である。
【図3】本考案の電源装置の上ケースの斜視図である。
【図4】従来の電源装置を示す図である。
【符号の説明】
2 上ケース 2a バッテリ載置部 3,31 端子開口部 5 下ケース 9 充電端子 11 案内部 12 案内用の棒
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース上に設けられたバッテリ載置部に
    バッテリを載置して、このバッテリを充電する電源装置
    において、前記ケースを上ケースと下ケースとで構成
    し、且つ、ケース内に設けられるプリント基板は前記上
    ケースと下ケースとで挟持されることを特徴とする電源
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ケース内にはプリント基板は1枚の
    み実装され、且つ、前記バッテリ載置部の開口部に嵌挿
    される充電端子は前記プリント基板に組み付けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 前記バッテリ載置部のケース裏面には前
    記充電端子をガイドするための案内用の断面円形の棒が
    設けられ、この棒が充電端子に設けられた孔に嵌合し
    て、充電端子を所定の位置に案内することを特徴とする
    請求項1又は2記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 前記充電端子は一方の端子を1つ充電端
    子で、又、他方の端子を2つの充電端子で構成すると共
    に、前記3つの端子形状を同一に形成したことを特徴と
    する請求項1,2又は3記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 上ケース又は下ケースの一方にフックが
    形成され、このフックを、他方に形成した受部の孔に嵌
    合させて上ケースと下ケースとを嵌合させる電源装置で
    あって、前記受部の孔の略中央部には前記受部の先端中
    央部分をケースの本体部分に連結する連結部が形成され
    ていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の
    電源装置。
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