JP3016707U - 無線通信機の呼出し装置 - Google Patents

無線通信機の呼出し装置

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JP3016707U JP1995002988U JP298895U JP3016707U JP 3016707 U JP3016707 U JP 3016707U JP 1995002988 U JP1995002988 U JP 1995002988U JP 298895 U JP298895 U JP 298895U JP 3016707 U JP3016707 U JP 3016707U
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眞佐嗣 佐藤
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トナミ電機工業株式会社
株式会社電興社
眞佐嗣 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案の目的は、無線通信機の着信状態を
周囲に迷惑をかけず、しかも、電話機から離れた場所に
おいても使用者が確実に知る無線通信機の呼出し装置を
提供することである。 【構成】 受信回路11は携帯電話機が着信信号を受信
した際、その中間周波回路から携帯電話機の外部に漏洩
する極微弱な信号を受信する。平滑回路17は、この受
信回路11の出力信号を平滑し、タイマー回路18dを
含む信号発生回路18はタイマー回路18dに設定され
た時間の間モータ駆動回路19に信号を供給する。モー
タ駆動回路19は信号発生回路18の出力信号に応じて
モータ20を駆動し、振動を発生して着信を報知する。
したがって、使用者は携帯電話機から離れた場所で振動
により着信状態を知ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば携帯電話機等の無線通信機に係わり、特に、その無線通信 機の着信を報知する呼出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、携帯電話機が急速に普及している。この携帯電話機は着信があった場合 、内蔵されたスピーカから呼出し音が発生されるようになっている。しかし、携 帯電話機に着信があり呼出し音が発生されても、騒音の大きな場所ではその呼出 し音を認識することができない場合がある。
【0003】 また、携帯電話機はバック等に収容して携帯されることが多い。この様な場合 、携帯電話機に着信があり呼出し音が発生されても、バック等によって呼出し音 が遮断され、聞き取れないことがある。
【0004】 さらに、携帯電話機は電車の社内や会議室等に携帯されることがある。この様 な場所において呼出し音が発生された場合、周囲の人に迷惑を及ぼしたり、会議 の進行に支障を来す等の問題が生じる場合がある。この様に呼出し音自体が騒音 の原因となる場合もある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、着信があった場合、呼出し音に代えて電話機本体を振動させる携帯電 話機が開発されている。この電話機によれば、携帯電話機が振動することによっ て、呼出し状態であることを知ることができる。しかし、この様な携帯電話機の 場合、携帯電話機を手で持つか洋服のポケットに入れ、使用者が電話機の振動を 感じ取れるようにしておく必要がある。携帯電話機は近時小型化されてはいるが 、依然として洋服のポケットに入れて携帯するには不便である。しかし、前述し たように、バック等に入れて携帯していては、電話機の振動を感じ取ることは難 しく、また、電話機が使用者から離れた場所に置かれている場合においても、電 話機の振動を感じ取ることが困難である。したがって、携帯電話機の着信状態を 確実に使用者が知り得る手段の開発が望まれていた。
【0006】 この考案は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的とする ところは、無線通信機の着信状態を周囲に迷惑をかけず、しかも、電話機から離 れた場所においても使用者が確実に知ることが可能な無線通信機の呼出し装置を 提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案の無線通信機の呼出し装置は、無線通信機が着信信号を受信した際、 その中間周波回路から無線通信機の外部に漏洩する信号を受信する受信回路と、 この受信回路の出力信号を平滑する平滑回路と、この平滑回路の出力信号に応じ て所定時間信号を出力する信号発生回路と、この信号発生回路の出力信号に応じ て振動子を駆動し、着信状態を報知する報知手段とを具備している。
【0008】 また、報知手段としては、振動に変えて光を発生する構成とすることも可能で ある。
【0009】 さらに、受信回路は受信感度を切換える切換え回路を有している。
【0010】
【作用】
この考案は、無線通信機が着信信号を受信した際、その中間周波回路から無線 通信機の外部に漏洩する極微弱な信号を受信回路によって受信する。平滑回路は 、この受信回路の出力信号を平滑し、信号発生回路は平滑回路の出力信号に応じ て所定時間信号を出力する。報知手段はこの信号発生回路の出力信号に応じて振 動又は光を発生して着信を報知する。したがって、使用者は無線通信機から離れ た場所で振動又は光により着信状態を知ることができる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明する。
【0012】 図1は呼び出し装置10の回路を示すものである。図1において、受信回路1 1は例えば1ターンのアンテナ12、このアンテナ12に接続された共振回路1 3、この共振回路13に接続され4個のダイオードによって構成された検波回路 14、この検波回路14の出力信号を増幅するオペレーションアンプによって構 成された増幅器15、この増幅器15に接続され、増幅器15の感度を切換える 感度切換え回路16とによって構成されている。前記アンテナ12及び共振回路 13は、例えば700MHz〜2.1GHzの受信帯域を有しており、携帯電話 機が着信信号を受信した際、携帯電話機の外部に漏洩する極微弱な信号を受信す る。この極微弱な信号は携帯電話機に内蔵された複数のダウンコンバータとして の中間周波回路のうち、例えば第1段目のダウンコンバータの出力端から漏洩す る信号である。この信号はアナログタイプの携帯電話機の場合、854MHz( 934MHz(入力信号)−80MHz(局部発振周波数))であり、デジタル タイプの携帯電話機の場合、1350MHz(1430MHz(入力信号)−8 0MHz(局部発振周波数))である。
【0013】 上記アンテナ12及び共振回路13によって携帯電話機の外部に漏洩した信号 を受信すると、検波回路14は共振回路13の出力信号を検波し信号を出力する 。増幅器15は検波回路14の出力信号を差動増幅するため、大きな利得を得る ことができる。前記検波回路14と増幅器15とに接続された感度切換え回路1 6は第1の抵抗回路16aと、この第1の抵抗回路16aより抵抗値が高い第2 の抵抗回路16bと、これら第1、第2の抵抗回路16a、16bを切換える感 度切換えスイッチSW1とから構成されている。このSW1によって第1、第2 の抵抗回路16a、16bを切換えることにより、増幅器15のバイアス電圧が 変化し、増幅器15の閾値電圧が変化して受信感度が切換えられる。
【0014】 この呼び出し装置の受信感度は携帯電話機とこの呼び出し装置の距離に換算し て約1乃至2mである。したがって、携帯電話機とこの呼び出し装置の距離が1 m以内の場合は、スイッチSW1を図示L側とし、携帯電話機とこの呼び出し装 置の距離が1m以上の場合は、スイッチSW1を図示H側として受信感度を高め るようにする。
【0015】 前記増幅器15によってほぼ電源電圧まで増幅された検波出力信号は、平滑回 路17に供給される。この平滑回路17はダイオード17a、キャパシタ17b 、抵抗17c、トランジスタ17dとによって構成されている。前記デジタルタ イプの携帯電話機の場合、符号化された信号を時分割で通信するため、着信信号 は短いパルス信号となっている。したがって、前記増幅器15から出力される信 号もパルス信号となっており、このままでは後段の回路を確実に動作することが 困難である。そこで、前記平滑回路17によってこのパルス信号を平滑し連続し た信号を生成することにより、動作の安定化を図っている。すなわち、前記増幅 器15の出力は平滑回路17によって平滑され、前記キャパシタ17bの電位が 所定の電圧に達するとトランジスタ17dが導通する。
【0016】 このトランジスタ17dの出力信号はタイマー回路18dとオペレーションア ンプ18eとによって構成された信号発生回路18に供給される。すなわち、前 記トランジスタ17dの出力信号はキャパシタ18a、抵抗18b、18cによ って構成されたタイマー回路18dを介してオペレーションアンプ18eに供給 される。前記タイマー回路18dに設定された時定数は例えば10秒であり、オ ペレーションアンプ18eはこのタイマー回路18dに設定された時間の間タイ マー回路18dの出力信号を増幅しモータ駆動回路19に信号を供給する。
【0017】 このモータ駆動回路19はダーリントン接続されたトランジスタ19a、19 bとによって構成され、トランジスタ19bのコレクタと接地間にはモータ20 が接続されている。このモータ20の図示せぬシャフトには微小の重りが取着さ れている。したがって、前記オペレーションアンプ18eから信号が出力されて いる間、モータ駆動回路19によってモータ20が駆動され振動が発生される。
【0018】 前記トランジスタ19bのベースと接地間には電源スイッチSW2を構成する スイッチ21の可動接片21aが接続されている。電源スイッチSW2は双投ス イッチによって構成され、前記スイッチ21はスイッチ22と連動されている。 前記スイッチ21の接点21b、21cはオープンとされ、接点21dは抵抗2 3を介して接地されている。前記スイッチ22の可動接片22aは電池24のマ イナス端子に接続され、接点22b、22dは接地され、接点22cはオープン とされている。スイッチ21、22の可動接片21a、22aを接点21c、2 2cに接続した場合、電源がオフ状態となり、可動接片21a、22aを接点2 1b、22bに接続した場合、電源がオン状態となって受信可能状態となる。
【0019】 また、接点21d、22dは所謂バッテリチェック用の接点である。すなわち 、可動接片21a、22aを接点21d、22dに接続した場合、電池24とト ランジスタ19b及び抵抗23によって閉回路が形成される。したがって、電池 24の電圧に応じてモータ20が駆動され、電池24の消耗状態を知ることがで きる。
【0020】 図2は、この呼出し装置10の外観を示すものである。ケース31は、例えば 縦5cm、横3.5cm、厚さ5mm程度の大きさであり、このケース31の一 方の側面には前記電源スイッチSW2が設けられ、他方の側面には前記感度切換 えスイッチSW1が設けられている。このケース31の内部には図1に示す回路 が配設されている。この呼出し装置10は例えば使用者の服のポケットに収容さ れる。この呼出し装置10と携帯電話機32との距離は2m以内であることが好 ましい。この呼出し装置10が携帯電話機の着信状態を検知した場合、ケース3 1全体が振動し、使用者に着信状態を報知できる。
【0021】 上記実施例によれば、携帯電話機とは別体とされた呼出し装置によって、携帯 電話機の着信時に携帯電話機から漏れる信号を検知し、所定時間モータを駆動し て振動を発生し、携帯電話機の着信を報知している。したがって、携帯電話機の 呼出し音をオフとしておけば、呼出し音によって周囲に迷惑をかけることなく、 着信状態を知ることができる。
【0022】 しかも、使用者は携帯電話機から離れた場所で振動により着信状態を知ること ができる。このため、携帯電話機をバック等に入れて携帯している場合において も、バック等から2m程度の距離の範囲内であれば、確実に着信状態を知ること ができる。
【0023】 また、着信を検知した場合、平滑回路17によって増幅器15の出力信号を平 滑している。したがって、パルス信号を出力するデジタルタイプの携帯電話機で あっても確実に着信状態を報知できる。
【0024】 さらに、モータ駆動回路19はタイマー回路18dの設定時間が経過するとモ ータ20を停止させる。したがって、電池の消耗を防止できる。
【0025】 尚、上記実施例では着信状態をモータによって発生した振動により報知したが 、振動を発生する手段としてはモータに限定されるものではなく、例えば圧電素 子を使用することも可能である。
【0026】 また、着信状態を報知する手段としては振動に限定されるものではなく、例え ばモータに代えて発光ダイオードを設け、この発光ダイオードを所定時間発光さ せたり、点滅回路を付加して発光ダイオードを点滅させ、光により報知すること も可能である。
【0027】 さらに、ケース31は図2の形状に限定されるものではなく、例えば腕時計、 ペンダント、万年筆等の形状とすることも可能である。要は使用者の身に着ける ようなものであればよい。
【0028】 また、上記実施例は例えばPHS(Personal Handy phone System) やトランシ ーバ等他の無線通信機にも適用可能である。
【0029】 その他、この考案は上記実施例に限定されるものではなく、考案の要旨を変え ない範囲において、種々変形可能なことは勿論である。
【0030】
【考案の効果】
以上、詳述したようにこの考案によれば、無線通信機の着信状態を周囲に迷惑 をかけず、しかも、電話機から離れた場所においても使用者が確実に知ることが 可能な無線通信機の呼出し装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す回路図。
【図2】この考案の一実施例を示すものであり、呼出し
装置の外観を示す斜視図。
【符号の説明】
11…受信回路、12…アンテナ、13…共振回路、1
4…検波回路、15…増幅器、16…感度切換え回路、
17…平滑回路、18…信号発生回路、18d…タイマ
ー回路、19…モータ駆動回路、20…モータ、32…
携帯電話機。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信機が着信信号を受信した際、そ
    の中間周波回路から無線通信機の外部に漏洩する信号を
    受信する受信回路と、 この受信回路の出力信号を平滑する平滑回路と、 この平滑回路の出力信号に応じて所定時間信号を出力す
    る信号発生回路と、 この信号発生回路の出力信号に応じて振動子を駆動し、
    着信状態を報知する報知手段とを具備したことを特徴と
    する無線通信機の呼出し装置。
  2. 【請求項2】 無線通信機が着信信号を受信した際、そ
    の中間周波回路から無線通信機の外部に漏洩する信号を
    受信する受信回路と、 この受信回路の出力信号を平滑する平滑回路と、 この平滑回路の出力信号に応じて所定時間信号を出力す
    る信号発生回路と、 この信号発生回路の出力信号に応じて光を発生し、着信
    状態を報知する報知手段とを具備したことを特徴とする
    無線通信機の呼出し装置。
  3. 【請求項3】 前記受信回路は受信感度を切換える切換
    え回路を有することを特徴とする請求項1又は2記載の
    無線通信機の呼出し装置。
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