JP3016539U - ガラス反射膜を施した自転車用ベル - Google Patents

ガラス反射膜を施した自転車用ベル

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JP3016539U
JP3016539U JP1995004512U JP451295U JP3016539U JP 3016539 U JP3016539 U JP 3016539U JP 1995004512 U JP1995004512 U JP 1995004512U JP 451295 U JP451295 U JP 451295U JP 3016539 U JP3016539 U JP 3016539U
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bell
bicycle
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glass
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JP1995004512U
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Inventor
和義 小泉
Original Assignee
株式会社ヨシオ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自転車用ベルの外表面にガラス微粒子反射膜
を施して、美しく奥深い立体的な反射効果を呈する装飾
性の高い自転車用ベルに関する。 【構成】 皿状を成すベル基盤(1)の下部には、自転
車のハンドルパイプに固定する取り付け部材(2)を設
け、さらに前記のベル基盤(1)内にレバー(3)に連
動して回動する打ち鐘体(4)を有し、かつ合金等の素
材で、その表面が反射基盤面(5)を形成するベル鐘体
(6)を組み合わせて構成される自転車用ベル(7)に
於いて、そのベル鐘体(6)の外表面にガラス微粒子反
射膜(8)を施した構成としている。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は自転車用ベルの外表面にガラス微粒子反射膜を施して、美しく奥深 い立体的な反射効果を呈する装飾性の高い自転車用ベルに関する。
【0001】
【従来の技術】
従来、自転車用ベルには様々なものが見られるが、とりわけデザインや装飾的 な面に於いては次のような技術が提供されている。 一般的なものとしては、鉄やアルミその他の合金等で形成されたベルの表面に クロームメッキを初めとする鉱金塗装を施したり、カラー焼き付け塗装による方 法が主流として採用されている。 加えて最近は見栄えや楽しさをのために、それらに多色塗装や模様を施したも のも見られる。
【0002】
【考案が解決しょうとする課題】
自転車のベルはその機能上は単純なものであるために、したがって最近は外形 のデザインの新しさに加えてカラー塗装による装飾性や楽しさを高めたものも多 く見られる。しかし従来見られる鉱金メッキやカラー塗装はベル形成材の表面に 薄い反射膜を施す方法で装飾しているが、これらはいずれも平面的な反射膜であ り、その表面に結ばれる虚像は平面的ではあるが、それなりに反射効果による一 定の美しさはを呈している。
【0003】 しかし、一層特徴ある美しさや奥行のある反射効果による立体的装飾性を満た すには、これらの従来の技術では形成上無理があつた。 本考案は、これらの欠点を解消して自転車用ベルの外表面が一層奥行のある変 化に富んだ美しい反射装飾効果を呈すことができる自転車用ベルを提供すること を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するために、従来、様々な形成素材の表面を装飾する製法技術 の一つとして、反射基盤面にカラークリア、接着塗料、ガラス微粒子、接着塗料 等を積層させて成る製法工程を経て形成素材面にガラス微粒子反射膜を施して、 奥行のある立体的装飾効果の高い製法技術はよく知られているが、本考案はその 技術を自転車用ベルの表面に施す方法を採用している。
【0005】 まず、その構成は皿状を成すベル基盤(1)下部に自転車のハンドルパイプに 固定する取り付け部材(2)を設け、かつ前記のベル基盤(1)内にはレバー( 3)に連動して打ち鐘体(4)が、合金等で形成されて組み合わされたベル鐘体 (6)を打ち鳴らす自転車用ベル(7)の外表面に、前記のガラス微粒子反射膜 (8)を施して形成される自転車用ベル(7)を構成する。
【0006】
【作用】
この考案に於ける自転車用ベル(7)の外表面には、形成素材面に奥行のある 反射効果の高い装飾技術の一つとして、反射基盤面にカラークリア、接着塗料、 ガラス微粒子、接着塗料等を積層させて成る製法工程を経て形成されるガラス微 粒子反射膜(8)を施す技術を採用しているので、入射する光りは前記のように 積層された膜の中に埋め込まれたガラス微粒子の凹面及び形成素材であるベル鐘 体(6)の反射基盤面(5)等の奥深い面により反射されるため、入射される光 りの強弱や角度の度合いにより、立体的に虚像が浮かんだり、角度により色の変 化の多様さを呈すことができるため、格段に奥深い重厚さのある反射装飾性をも たらす自転車用ベル(7)とすることができる。
【0007】
【実施例】
第1実施例 この考案に於ける第1実施例を図1に示す一部分解斜視図を参照にして説明す る。 まず、皿状を成すベル基盤(1)の下部には、自転車のハンドルパイプに固定 する取り付け部材(2)を設け、さらに前記のベル基盤(1)内にレバー(3) に連動して回動する打ち鐘体(4)を有し、かつ合金等の素材で、その表面が反 射基盤面(5)を形成するベル鐘体(6)を組み合わせて構成される自転車用ベ ル(7)に於いて、そのベル鐘体(6)の外表面にガラス微粒子反射膜(8)を 施した構成としている。 尚、この実施例に於けるベル基盤(1)の素材は合成樹脂材で形成されてい るが合金材でも差し支えない。
【0008】 第2実施例 この考案の第2実施例を図2に示す一部剥離斜視図を参照に説明する。 第2実施例に於いては、ガラス微粒子反射膜(8)をベル基盤(1)にも施し ている。 第2実施例に於けるベル基盤(1)の素材は、ベル鐘体(6)と同様の合金等 で成る反射基盤面(5)を形成する自転車用ベル(7)とし、そのベル基盤(1 )並びにベル鐘体(5)いずれの表面にもガラス微粒子反射膜(8)を施した自 転車用ベル(7)を構成している。
【0009】 第3実施例 この考案の第3実施例を図3に示す一部欠損及び分解斜視図を参照にして説明 する。 第2実施例に於けるベル基盤(1)もベル鐘体(6)と同様に素材は合金材で 成されているが、第3実施例に於いてのベル基盤(1)は合成樹脂材(9)を採 用している。 自転車用ベル(7)を形成するベル基盤(1)の素材は合成樹脂材(9)で成 されるものとし、その表面には真空蒸着により金属膜(10)を施して反射基盤 面(5)を形成してのち、ガラス微粒子反射膜(8)を施した構成としている。
【0010】 以上のような各実施例を示したが、それぞれのベル基盤(1)及びベル鐘体( 6)の組み合わせは自由に形成してもよく、また第3実施例に示した合成樹脂材 (9)で成るベル基盤(1)に於ては、その素材特性により、下部に設けられる 取り付け部材(2)と一体成型で形成することも可能である。 さらに、各実施例に示した自転車用ベル(7)のタイプは、ベル基盤(1)と ベル鐘体(6)が上下に組み合わされる一般的なものを示して説明しているが、 このタイプ以外の、例えばベル基盤を省略して取り付け部材がベル鐘体に直接設 け、かつ打ち鐘部材が外側に位置させて弾くようにして単発にベル鐘体を打ち鳴 らすタイプや、組み合わされるベル基盤とベル鐘体が左右から組み合わされるた て型タイプなど様々なものがあるが、いずれの自転車用ベルにもガラス微粒子反 射膜(8)を施してもよいものである。
【0011】
【考案の効果】
この考案は以上のような構成としているので、次のような効果や特長を提供で きる自転車用ベルである。 自転車用ベルの表面には、ガラス微粒子反射膜を施しているので、入射された 光はガラス微粒子の奥に位置する凹部やベル鐘体の反射基盤面等により反射する ため、立体的な虚像が浮かび出るような作用を呈すこともできるため奥深い重厚 さを得、加えてガラス微粒子の下地に施したカラークリア塗料等の色彩とが相ま って光りの入る角度や目で見る位置によって色彩反射効果は千変万化に変るため 、従来に比べ格段に美しいベルにすることができるのでサイクリングを一層楽し いものし、さらに美しいベルの反射色彩効果により目立つので、多数の中にあっ ても自分の自転車を探し出しやすくなる楽しさも得る。
【0012】 さらに、ベル表面はガラスコーテイングされているので、屋外使用による雨や 汚れに対しても強く、しかも硬度も高いので傷が付きにくく、加えて屈折反射で あるので直接光りのみならず、間接光でもその美しい反射効果は損なわれない。 加えて、この自転車ベルが呈す極めて鮮やかな反射効果により、周囲からの認 識性が高いので交通事故防止の効果も大である。 また、このガラス微粒子反射膜を形成する技術は産業上確立されているので、 コスト面に於いても従来と変わらないほど安価に提供できる自転車用ベルとして 提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例を示す一部分解斜視図。
【図2】第2実施例を示す剥離斜視図。
【図3】第3実施例を示す一部欠損及び分解斜視図。
【図4】この考案の使用例参考図。
【符号の説明】 1・・・ベル基盤 2・・・取り付け部材 3・・・レバー 4・・・打ち鐘体 5・・・反射基盤面 6・・・ベル鐘体 7・・・自転車用ベル 8・・・ガラス微粒子反射膜 9・・・合成樹脂材 10・・金属膜

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルパイプに固定する取り付け部材
    を有し、かつ構成される打ち鐘体によりベル鐘体が打ち
    鳴らされる自転車用ベルの表面に、ガラス微粒子膜を施
    した構成であるガラス反射膜を施した自転車用ベル。
JP1995004512U 1995-04-04 1995-04-04 ガラス反射膜を施した自転車用ベル Expired - Lifetime JP3016539U (ja)

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