JP3085285U - 自転車かご - Google Patents
自転車かごInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファッション性を向上させることができると
ともに、暗所において自車の存在を周囲に示すことがで
きる自転車かごを提供する。 【解決手段】 かご本体11は、金属製のワイヤにより
略U字状に形成されたU字枠体12と四角環状に形成さ
れた第1四角枠体13とにより、上部が開口したかご状
に形成されている。このかご本体11の表面には、合成
樹脂基材20と合成樹脂基材20より反射率の高い反射
材21とから構成されている合成樹脂層22が全周にわ
たって形成されている。反射材21は合成樹脂基材20
内に分散されている。そして、昼間においては、自転車
かご17に当たった太陽光の一部が反射材21によって
様々な色に乱反射される。一方、夜間等の暗所において
は、自動車のライトや照明等の光源からの光の一部が自
転車かご17の反射材21によって様々な色に乱反射さ
れるようになっている。
ともに、暗所において自車の存在を周囲に示すことがで
きる自転車かごを提供する。 【解決手段】 かご本体11は、金属製のワイヤにより
略U字状に形成されたU字枠体12と四角環状に形成さ
れた第1四角枠体13とにより、上部が開口したかご状
に形成されている。このかご本体11の表面には、合成
樹脂基材20と合成樹脂基材20より反射率の高い反射
材21とから構成されている合成樹脂層22が全周にわ
たって形成されている。反射材21は合成樹脂基材20
内に分散されている。そして、昼間においては、自転車
かご17に当たった太陽光の一部が反射材21によって
様々な色に乱反射される。一方、夜間等の暗所において
は、自動車のライトや照明等の光源からの光の一部が自
転車かご17の反射材21によって様々な色に乱反射さ
れるようになっている。
Description
【0001】
本考案は、ファッション性を向上させることができるとともに、暗所において 自車の存在を周囲に示すことができる自転車かごに関するものである。
【0002】
自転車には、ハンドルの前部や後部車輪の上部等に荷物を収容するための自転 車かごが取付けられているものがある。従来、この種の自転車かごを構成するか ご本体は、軟鉄等の金属製のワイヤ又はメッシュから形成され、その表面には、 かご本体に錆が発生するのを防止するための合成樹脂層が形成されている。
【0003】 さらに、自転車には、入射した光を反射するレフレクタがフレーム又は自転車 かごに取付けられているものがある。そして、自動車のライトや照明等の光源か らの光をレフレクタが反射することにより、夜間等の暗所において自車の存在を 周囲に示すようになっている。
【0004】
ところが、この従来の自転車かごは、合成樹脂層が単色であるために色彩的な 変化が乏しく、ファッション性が低いという問題があった。さらに、従来のレフ レクタは、レフレクタに入射する光の入射方向によってはその光を反射すること ができない場合がある。このため、暗所において自車の存在を周囲に示すことが できない場合があるという問題があった。
【0005】 本考案は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたもので ある。その目的とするところは、ファッション性を向上させることができるとと もに、暗所において自車の存在を周囲に示すことができる自転車かごを提供する ことにある。
【0006】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の考案の自転車かごは、自転車 に装着される金属製のかご本体の表面に合成樹脂層を形成した自転車かごであっ て、合成樹脂層は、合成樹脂基材と、合成樹脂基材内に分散されるとともに、合 成樹脂基材より反射率の高い固形の反射材とから構成されているものである。
【0007】 請求項2に記載の考案の自転車かごは、請求項1に記載の考案において、前記 合成樹脂基材は透明樹脂である。 請求項3に記載の考案の自転車かごは、請求項2に記載の考案において、前記 透明樹脂はポリオレフィンである。
【0008】 請求項4に記載の考案の自転車かごは、請求項1から請求項3のいずれか一項 に記載の考案において、前記反射材は、金属製の粉体により形成されているもの である。
【0009】 請求項5に記載の考案の自転車かごは、請求項4に記載の考案において、前記 粉体は、アルミニウムにより形成されているものである。 請求項6に記載の考案の自転車かごは、請求項4に記載の考案において、前記 粉体は、アルミニウムホイルを鏡面加工した箔を粉末化したものである。
【0010】
以下、本考案を具体化した実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。 図1に示すように、かご本体11は、金属製のワイヤにより略U字状に形成さ れた複数個のU字枠体12と、四角環状に形成された複数個の第1四角枠体13 とが格子状をなすように組み合わされて構成されている。両枠体12,13が互 いの交点で溶接接合されることにより、かご本体11は上部が開口したかご状に 形成されている。各U字枠体12の上端部には、帯状の金属板により四角環状に 形成された第2四角枠体14が各第1四角枠体13に対して平行に位置するよう に溶接接合されている。
【0011】 かご本体11の後面は、上端部に向かうに従い外方へ傾斜する傾斜状に形成さ れている。かご本体11の底面及び後面の中央部には、金属製の板状をなす取付 け板15がそれぞれ溶接接合されている。これら取付け板15には、一対の略楕 円孔状をなす挿通孔16がそれぞれ貫通形成されている。そして、各挿通孔16 に挿通されたボルト及びナットにより、自転車かご17は自転車18のハンドル 19の前部に取付けられるようになっている。
【0012】 図1並びに図2及び図4に示すように、かご本体11の表面には、合成樹脂基 材20と合成樹脂基材20より反射率の高い反射材21とから構成されている合 成樹脂層22が全周にわたって形成されている。尚、図4においては、かご本体 11に対して合成樹脂層22の厚みを誇張して示している。合成樹脂基材20の 具体例としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレ フィン、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂等が挙げられる。これら合成樹脂基材2 0は単独で構成してもよいし、二種以上を組み合わせて構成してもよい。
【0013】 図3に示すように、合成樹脂基材20は、光が合成樹脂基材20を透過してそ の内部に位置する後述する反射材21に入射するとともに、反射材21によって 反射された反射光が合成樹脂基材20を透過して外部へ放出されることから透明 樹脂が好ましい。本実施形態の合成樹脂基材20はPEとPPとを組み合わせる ことによって透明樹脂として構成され、その色はアイボリーである。
【0014】 図2及び図3に示すように、反射材21は合成樹脂基材20内に分散されてい る。そして、各反射材21は、太陽、自動車のライト、照明等の光源から入射す る光をそれぞれ反射するようになっている。反射材21の具体例としては、アル ミニウム、チタン等の金属製の粉体、雲母(パール顔料)等が挙げられる。
【0015】 本実施形態の反射材21は、表面を鏡面加工することにより光輝性及び反射性 能を向上させたアルミニウム箔を粉末状にすることにより形成されたものである 。そのような反射材21として、例えばダイヤモンドピースHタイプ(ダイヤ工 業株式会社製の商品名)が挙げられる。この反射材21の粒子の形状は略四角形 の薄板状である。
【0016】 さて、自転車かご17が自転車18のハンドル19の前部に取付けられた状態 において、昼間では、図3の矢視線で示すように、自転車かご17に当たった太 陽光の一部は各反射材21によって反射される。このとき、各反射材21は合成 樹脂基材20内に分散されているために、各反射材21によって反射された太陽 光の反射方向はそれぞれ異なる。
【0017】 このため、太陽光が自転車かご17に当たったときには、太陽光の一部は反射 材21によって乱反射され、その反射光は様々な色を示している。従って、見る 角度によって様々な色を呈し、斬新な外観が得られる。一方、夜間等の暗所にお いては、自動車のライトや照明等の光源からの光の一部が、前述と同様に自転車 かご17の反射材21によって様々な色に乱反射される。
【0018】 以上詳述した本実施形態によれば、次のような効果が発揮される。 ・ 本実施形態の自転車かご17においては、かご本体11の表面には、合成 樹脂基材20と合成樹脂基材20よりも反射率の高い反射材21とから構成され ている合成樹脂層22が全周にわたって形成されている。さらに、反射材21は 合成樹脂基材20内に分散されている。よって、昼間においては、太陽光の一部 が反射材21によって様々な色に乱反射されるためにファッション性を向上させ ることができる。さらに、夜間等の暗所においては、自動車のライトや照明等の 光源からの光の一部が自転車かご17の反射材21によって様々な色に乱反射さ れるために、自車の存在を周囲に示すことができる。
【0019】 ・ 本実施形態の自転車かご17においては、合成樹脂基材20を透明樹脂に することにより、光が合成樹脂基材20を透過してその内部に位置する反射材2 1に入射するとともに、反射材21によって反射された反射光が合成樹脂基材2 0を透過して外部へ放出することができる。このため、ファッション性をより向 上させることができるとともに、暗所において自車の存在をより示すことができ る。
【0020】 ・ 本実施形態の自転車かご17においては、合成樹脂基材20はポリオレフ ィンであるPEとPPとを組み合わせて構成され、その色はアイボリーである。 よって、材料費が安いために製造コストを節約することができるとともに、ファ ッション性をさらに向上させることができる。
【0021】 ・ 本実施形態の自転車かご17においては、反射材21を金属製の粉体によ り形成することにより、反射材21の反射率を合成樹脂基材20の反射率に対し てより高くすることができる。よって、反射材21が光をよく反射することがで きるために、ファッション性をより一層向上させることができるとともに、暗所 において自車の存在をさらに示すことができる。
【0022】 ・ 本実施形態の自転車かご17においては、反射材21を形成する粉体をア ルミニウムにより形成することにより、材料費が安いために製造コストをより節 約することができる。
【0023】 ・ 本実施形態の自転車かご17においては、反射材21は、表面を鏡面加工 することにより光輝性及び反射性能を向上させたアルミニウム箔を粉末状にする ことにより形成されている。このため、反射材21の反射率を合成樹脂基材20 の反射率に対してさらに高くすることができる。よって、反射材21が光をさら に反射することができるために、ファッション性をさらに一層向上させることが できるとともに、暗所において自車の存在をより一層示すことができる。
【0024】 なお、前記実施形態を次のように変更して構成することもできる。 ・ 前記自転車かご17を自転車の後部車輪の上方位置に取付けてもよい。 ・ 前記反射材21の形状を星形、円形等の薄板状に変更してもよい。
【0025】
本考案は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。 請求項1に記載の考案の自転車かごによれば、ファッション性を向上させるこ とができるとともに、暗所において自車の存在を周囲に示すことができる。
【0026】 請求項2に記載の考案の自転車かごによれば、請求項1に記載の考案の効果に 加え、ファッション性をより向上させることができるとともに、暗所において自 車の存在を周囲により示すことができる。
【0027】 請求項3に記載の考案の自転車かごによれば、請求項2に記載の考案の効果に 加え、製造コストを節約することができるとともに、ファッション性をさらに向 上させることができる。
【0028】 請求項4に記載の考案の自転車かごによれば、請求項1から請求項3のいずれ か一項に記載の考案の効果に加え、ファッション性をより一層向上させることが できるとともに、暗所において自車の存在を周囲にさらに示すことができる。
【0029】 請求項5に記載の考案の自転車かごによれば、請求項4に記載の考案の効果に 加え、製造コストをより節約することができる。 請求項6に記載の考案の自転車かごによれば、請求項4に記載の考案の効果に 加え、ファッション性をさらに一層向上させることができるとともに、暗所にお いて自車の存在を周囲により一層示すことができる。
【図1】 本実施形態の自転車かごを示す斜視図。
【図2】 かご本体及び合成樹脂層を示す要部拡大正面
図。
図。
【図3】 かご本体及び合成樹脂層を示す要部拡大端面
図。
図。
【図4】 かご本体及び合成樹脂層を示す端面図。
11…かご本体、17…自転車かご、18…自転車、2
0…合成樹脂基材、21…反射材、22…合成樹脂層。
0…合成樹脂基材、21…反射材、22…合成樹脂層。
Claims (6)
- 【請求項1】 自転車に装着される金属製のかご本体の
表面に合成樹脂層を形成した自転車かごであって、 合成樹脂層は、合成樹脂基材と、合成樹脂基材内に分散
されるとともに、合成樹脂基材より反射率の高い固形の
反射材とから構成されていることを特徴とする自転車か
ご。 - 【請求項2】 前記合成樹脂基材は透明樹脂である請求
項1に記載の自転車かご。 - 【請求項3】 前記透明樹脂はポリオレフィンである請
求項2に記載の自転車かご。 - 【請求項4】 前記反射材は、金属製の粉体により形成
されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載
の自転車かご。 - 【請求項5】 前記粉体は、アルミニウムにより形成さ
れている請求項4に記載の自転車かご。 - 【請求項6】 前記粉体は、アルミニウムホイルを鏡面
加工した箔を粉末化したものである請求項4に記載の自
転車かご。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001006607U JP3085285U (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 自転車かご |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001006607U JP3085285U (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 自転車かご |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3085285U true JP3085285U (ja) | 2002-04-26 |
Family
ID=43236733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001006607U Expired - Fee Related JP3085285U (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 自転車かご |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3085285U (ja) |
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2001
- 2001-10-10 JP JP2001006607U patent/JP3085285U/ja not_active Expired - Fee Related
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |