JP2006172741A5 - - Google Patents

Claims (2)

1. 光源と、車両用灯具の中央部に位置し後方が開口した主内面鏡と、主内面鏡の外側に設けた主対面鏡とを有する車両用灯具であって、
   前記主内面鏡は、左側楕円反射面と右側楕円反射面の第一焦点を一致させ、各楕円反射面の第二焦点側が開くように各楕円反射面の長軸が交差するように水平面で組合わせて一体化した略凸面状で、車両への取付け方向に対し前方が閉じ後方が開口する形状とし、
   各楕円反射面の第一焦点は、光源に一致し、
   各楕円反射面の第二焦点は、前記第一焦点よりも雀方であり、お互いに相手側の楕円反射面の外径の近傍に第二焦点を有し、
   前記主対面鏡は、前記右楕円反射面の第二焦点もしくはその近傍を焦点とし前記光源よりも後方側に位置する左放物面系反射面と、前記左楕円反射面の第二焦点もしくはその近傍を焦点とし前記光源よりも後方側に位置する右放物面系反射面を備え、前記光源を中心として左右対称に配置されており、
   前記光源は、車両の正面方向から観視された際に、主内面鏡により直接に観視されない位置に配置されており、
   前記主内面鏡において楕円反射面の上部凹面と下部凹面とでは、上部凹面の第一焦点と第二焦点との間の焦点距離と下部凹面の第一焦点と第二焦点との間の焦点距離とが異なる複合楕円反射面とされ、
   左側楕円反射面の上部凹面および下部凹面、右側楕円反射面の上部凹面および下部凹面の夫々の反射面は、光源から放射される光のおおよそ１／４までの光を分担して、前記複合楕円反射面のそれぞれの第二焦点に収束して後方に向かう方向性を持って進み、
   前記複合反射面の各々の第二焦点からの光が達ずる位置には、これら内面鏡からの光を車両用灯具の照射方向に反射する放物系反射面の複数からなる前記主対面鏡が配置され、 光源が点灯した際に、車両用灯具の左側および右側に光源を設置したように観視される、ことを特徴とする二輪車用前照灯。
2. 前記複合楕円反射面の第二焦点の近傍には遮光板が設けられていて、前記放物系反射面に到達する反射光の形状を制御し配光形成が行われている、ことを特徴とする請求項１に記載の二輪車用前照灯。