JP3016489B2 - 平行線コード加工装置 - Google Patents

平行線コード加工装置

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JP3016489B2
JP3016489B2 JP2192055A JP19205590A JP3016489B2 JP 3016489 B2 JP3016489 B2 JP 3016489B2 JP 2192055 A JP2192055 A JP 2192055A JP 19205590 A JP19205590 A JP 19205590A JP 3016489 B2 JP3016489 B2 JP 3016489B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば二芯被覆電線のような平行線コード
にピンプラグ等を接続するための前処理加工を自動化し
た平行線コード加工装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、例えばピンプラグ製造工程においては、ピンプ
ラグに平行線コードを接続する必要がある。そのための
平行線コードの端末処理加工を行う線処理機の自動化は
知られているが、この線処理機に投入するまでの準備と
して行う前処理加工は、部分的に自動化し難い工程を含
むため、殆ど手作業に頼っているのが現状である。
つまり、このような前処理加工としては、予め所定の
長さに切断された平行線コードを購入し、その各コード
の両端部を揃えた状態で束ねて所謂ビニタイや輪ゴム等
のバンドで結束し、更に両端部をそれぞれY字状に股裂
いて分岐し、この分岐した各コートにピンプラグの導体
部分を覆うための極性により色分けした絶縁カバーをそ
れぞれ挿通し、この絶縁カバーをコードの所定の位置に
保持した状態で線処理機に送っている。
[発明が解決しようとする課題] このように、従来においては線処理機に投入するまで
の前処理加工を、全体的に自動化することが困難で、主
に手作業によって行っているため、人件費等の経費が大
きく、かつ作業能率が悪いという問題を有している。
また、特に長さ寸法が異なるコードの種類は50種以上
に及び、しかもこれらの他種類のコードを予め大量にス
トックしておく必要があるため、その手当て、在庫など
の管理を考慮するとかなりの損失を余儀なくされてい
る。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、自動化する
ことにより量産性を高めて、コストを大幅に低減し、か
つコードの多種過剰在庫を必要としない平行線コード加
工装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するために、本発明に係る平行線コ
ード加工装置においては、単線コードを並設した平行線
コードを所定長に切断する手段と、切断された前記平行
線コードを2つ折りしてその両端部を平行に並べ、前記
単線コードに付した極性マークを基に前記両端部で同じ
極性の単線コードが同方向を向くように揃える手段と、
前記2つ折りにした前記平行線コードの残り部分を巻取
る手段と、該巻取部分にバンドを結束する手段と、前記
平行線コードの端部をそれぞれY字形に股裂きし、極性
に合わせて色分けした絶縁カバーを前記股裂きした単線
コードにその極性に合わせてそれぞれ挿通する手段とを
備えたことを特徴とするものである。
[作用] 上述の構成を有する平行線コード加工装置は、長尺の
平行線コードを一定寸法に切断した後に束ねて結束した
上で、端部をY字状に股裂きし、股裂きした各コードに
色分けした絶縁カバーをコード極性に合わせてそれぞれ
挿通する。
[実施例] 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
先ず、本発明の装置によって行われる一連の加工内容
を、第1図(a)〜(g)について説明する。(a)に
示すように、ドラムに巻回されている平行線コード1を
繰り出して一定の長さに測長して切断する。この場合
に、コード1の極性を表示する極性表示ライン2を一定
方向に設定する。次に、(b)に示すように両端部の極
性表示ライン2の向きを揃えて2つ折りにする。更に、
(c)に示すように両端部を除いて巻き取り、(d)に
示すように巻取部をビニタイ等のバンド3で結束する。
その後に、(e)に示すように平行線コード1の端部を
芯線ごとに股裂いてY字形に分岐する。更に、(f)に
示すように分岐された各コード1の先端部に極性により
色分けされた絶縁カバー4a、4bを挿通する。最後に、
(g)に示すように、挿通された絶縁カバー4a、4bを所
定の位置まで片寄せし、その位置を保持したまま次工程
の線処理機に搬送する。
第2図〜第4図は本発明に係る平行線コード加工装置
の一実施例を示し、第2図は平面図、第3図は側面図、
第4図は一部を省略した正面図である。コードドラム5
に巻回されている長尺のコード1は、所要個所に配置さ
れたガイドローラ6により案内され、駆動ローラと従動
ローラを組合わせて成る引き出しローラ7によって引き
出され、引き出しローラ7の回転をオン・オフしている
テンション調整車8を経て、定寸送り用のフィーダロー
ラ9にいより一定長さだけ送出されてカッタ10により所
定長に切断される。コードドラム5には引き出しローラ
7と連動するブレーキ装置11が付属され、引き出しロー
ラ7の回転がオフになるとコードドラム5を制動し、オ
ンになるとコードドラム5を解放する。テンション調整
車8は引き出しローラ7とフィーダローラ9との中間に
位置し、コード1の張力の強弱を検知し、調整車8がガ
イドレール12に沿って上下動しながらコード1の張力を
最適状態にしてコード1の安全供給を果している。フィ
ーダローラ9はコード1の測長と一定長の繰り出しを行
うように、例えば2相のステッピングモータによって駆
動されており、パルスによって一定角度だけ回転するた
め、測長誤差が累積されることはない。コード1はコー
ドドラム5からその偏平形状を利用して極性を一定向き
にして引き出され、更にフィーダローラ9の直前に配置
されたコード極性規制部13を通った後に切断され、切断
後はコード端反転ユニット14により反転され、両端部を
極性表示ラインを揃えた状態で次の巻取工程に移送され
る。
第5図(a)〜(d)はコード1の測長から切断まで
の間の動きを示し、(a)に示すようにフィーダローラ
9によってコード1の先端部をチャックで把持するため
に、コード1を必要な長さだけ下段チャック受渡し台15
に繰り出して一時停止すると、コード端反転ユニット14
の受チャック16が開放前進してコード1の先端部を把持
する。次に、(b)に示すように受チャック16を後退さ
せた後に、(c)に示すように上昇反転してコード1の
極性を揃えた状態で上段チャック受渡し台17上に載置す
ると、上段チャック18が下降してコード1の一端部を把
持する。そこで受チャック16は開放となって後退し、更
に反転下降して原点に復帰する。次いでフィーダローラ
9により必要な長さだけコード1を繰り出すと、コード
1は(d)に示すように略U字状に垂れ下がった状態と
なる。そこで、フィーダローラ9を停止してカッタ10に
よりコード1を切断すると、この切断された端部は下段
チャック19により把持される。このように、コード1の
両端部を上段チャック18及び下段チャック19によって把
持し、中間部はU字状に垂れ下がった状態で次の巻取工
程に移送される。
第6図は巻取機構の概要図を示し、前面に予め巻取寸
法に見合う間隔に調整された2本のピン20a、20bを有す
る巻取円板21が、ステッピングモータ22により回転され
ながらタイミングベルト23によって一定範囲だけ昇降す
るようになっている。タイミングベルト23はアイドルギ
ア24により吊り下げられ、他端にはバランスウエイト25
が取り付けられ、途中に配置されたブレーキモータ26に
よってバランスウエイト25の急降下が規制されている。
第7図はこの巻取り機構を用いた巻取工程を示してい
る。前述したように、中間部が略U字状に垂れ下がった
状態で移送されてきたコード1は、先ず(a)に示すよ
うに巻取円板21の前面にセットされる。次に、巻取円板
21を時計方向に約30度回転して停止し、そのままの状態
で降下すると、(b)に示すように上方に位置するピン
20aがコード1の内側に入り込む。更に、巻取円板21が
下降して下死点に至ると、(c)に示すようにコード1
はピン20aにより引っ張られてU字状からはV字状に2
つ折りされる。そこで、巻取円板21は下死点を起点とし
て回転しながら上昇に移り、下降時と同一軌道を回転し
ながら逆行する。従って、(d)に示すようにコード1
は二重の状態のまま、2本のピン20a、20bによって巻取
られる。そして、巻取円板21が(e)に示すように、原
点である上死点に復帰したときに巻取工程は終了し、次
工程への移送チャック27を待つ態勢になる。巻取工程を
終えたコード1は第3図に示す移送チャック27によって
取り出された後に、次のバンド掛け工程から更にその次
の股裂き工程に至るまで、同一の移送チャック27によっ
てそのまま把持される。
なお第3図において、28はバランスウエイト25の上下
動を案内するガイド軸、29はバランスウエイト25の上下
動用軸受、30は軸受29を案内するガイド軸、31はバラン
スウエイト25の上下動用の駆動モータ、32は移送チャッ
ク27の前後動スライダ、33はその案内レール、34は移送
チャック27の左右動スライダ、35はその案内レールを示
している。
第8図〜第10図は移送チャック27の構成例を示し、第
8図は正面図、第9図は側面図、第10図は第8図のX−
X′方向から見た断面図である。この移送チャック27は
コード1の両端部と巻取部1aの上下2個所を把むように
なっており、巻取部1aを把むチャック爪40a、40bはそれ
ぞれ巻取部1aの上側を把む爪40A′と40B′、下側を把む
爪40A″と40B″を有している。各チャック爪40a、40bの
枢軸には互いに噛み合う開閉ギア41a、41bが備えられ、
その片方にはエアモータ42により駆動する駆動ギア43を
介してチャック爪40a、40bを第10図の矢印に示すように
閉じて、第9図に示すように爪40A′、40B′、40A″、4
0B″によりコード1の巻取部1aの上下両側を把持するよ
うになっている。一方、コード1の端部を把持するチャ
ック44a、44bもエアチャックが使用されている。これら
のチャック44a、44bは前述した巻取工程からは狭いピッ
チ間隔で受け取り、股裂き工程への引き渡しは広いピッ
チ間隔で行えるように、互いに反対方向に摺動できるよ
うになっている。なお、45a、45bはチャック44a、44bを
左右動させるためのスライダ、46a、46bはこれらの各ス
ライダ45a、45bを駆動するためのシリンダ、47はスライ
ドレール、48は前工程のコード挟持チャックである。
第11図〜第13図はバンド掛け工程で使用されるバンド
掛けユニットの構成例を示し、第11図は平面図、第12図
は正面図、第13図はツイスト羽根車の正面図である。バ
ンドドラム50から供給される長尺のバンド3を、駆動ロ
ール51aと従動ロール51bから成り外周面にローレットが
施されている定寸繰り出しロール対51によって一定長さ
だけ引き出してカッタ52により切断する。次に切断され
たバンド3をチャック53によりコード1の巻取部1aの中
央部に押し付けてU字状にし、反対側に配置されている
ツイスト羽根車54に第13図に示すように係合する。そこ
で、ツイスト羽根車54を第13図の矢印のように回転させ
ることにより、バンド3の両端部を捩って結束する。即
ち、巻き付けチャック53が実線で示す開の状態から点線
53aで示す閉の状態に動く途中でバンド3がU字状にな
り、この瞬間にツイスト羽根車54が回転してバンド3の
両端部が捩られる。巻き付けチャック53の先端には、第
12図に示すようにバンド3を案内するための凹部55が設
けられている。バンド掛けされるコード1の巻取部1a
は、その上下両側を前述の移送チャック27のチャック爪
に把持されたまま開いた状態の巻き付けチャック53に受
け入れられ、バンド掛け終了後は巻き付けチャック53が
開放状態で後退するので、そのまま移送チャック27に把
持されて、次の股裂き工程ステージにコード1の両端部
をセットする。なお、第11図、第12図において、56はコ
ード1のガイド板、57は巻き付けチャック53の駆動装
置、58はツイスト羽根車54の駆動装置、52aはカッタ52
を駆動するプランジャ、52bはカッタ52の案内板を示し
ている。
バンド掛け工程を終えたコード1の両端部に挿通され
る絶縁カバー4a、4bは、第2図〜第4図に示すように、
それぞれのカバー収容ホッパ36a、36bからカバーフィー
ダ37により供給され、例えば、赤色の絶縁カバー4aはカ
バー収容ホッパ36aから、また白色の絶縁カバー4bはカ
バー収容ホッパ36bからそれぞれ供給される。
第14図(a)、(b)、(c)は絶縁カバー4a、4bの
供給工程の説明図を示し、カバーフィーダ37によって
(a)に示すように平行並列に供給された絶縁カバー4
a、4bは、上下動するストッパ38によって停止される。
そこで、上方から2個同時に挟持するチャック39が下降
して、1セット目の絶縁カバー4a、4bを所定位置に並置
する。更に、チャック39は同様にして2セット目の絶縁
カバー4a、4bを並置し、合わせて2個ずつ計4個の絶縁
カバー4a、4bを(b)に示すように平行に並置する。次
いでコード1の挿入に備えて各対の絶縁カバー4a、4bを
(c)に示すようにハ字形にセットする。ただし、カバ
ーフィーダ37を4個にすることより搬送を2回繰り返す
ことなく、1回で4個の絶縁カバー4a、4bをセットする
ことも可能である。
第15図、第16図はカバー移送チャックの具体的構成例
を示し、第15図は正面図、第16図は側面図、第17図〜第
19図はその動作原理を示すものである。60a、60bは対を
なすカバー保護チャック、61はチャック60を上下動させ
るシリンダ、62は左右移行用のスライダ、63はスライド
用レール、64は前後移動用のシリンダ、65はカバー斜置
操作用のシリンダ、66a、66bはカバー斜置用のスライダ
リンク、67はカバー斜置用の斜動リンクを示している。
このカバー移送チャックはカバーフィーダ37から絶縁カ
バー4a、4を取り上げる時に下降上昇を行い、スライダ
62によって股裂きカバー挿入ユニットまで移行し、カバ
ー平行保持状態をハ字形にしながら下降して、所定位置
に絶縁カバー4a、4bをセットし、その後に上昇して再び
スライダ62により原点に復帰する。即ち、その動きは下
降→前進→上昇→左行→平行保持をハ字形、にしなが
ら、下降→カバーセット→上昇→右行原点復帰、という
サイクルを繰り返すことになる。対を成すカバー保持チ
ャック60a、60bを平行保持状態からハ字形に変える機構
としては、シリンダ65によって原点から寸法xだけ互い
に逆方向にスライドされるスライダリンク66a、66bに、
各対のカバー保持チャック60a、60bの斜動リンク67を係
合し、これらの斜動リンク67をその各中心軸68を中心に
して一定の角度だけ互いに逆方向に回動することより、
対を成すカバー保持チャック60a、60bを第18図に示すよ
うにハ字形にすることができる。なお、個々のカバー保
持チャック60a、60bの開閉にはエアチャックを使用し、
第19図の実線を点線で示すように固定支点69を中心に回
動させて行えばよい。
第20図〜第23図は並列に2台設置された股裂きカバー
入れユニットの構成例を示し、第20図は平面図、第21図
は側面図、第22図は蓋を閉じた状態の正面図、第23図は
蓋を開いた状態の正面図である。バンド掛け工程を終え
たコード1の端部は導入用ガイドにより姿勢を正された
上で繰込みローラ71に咬まれて前進し、回転カット72に
より股裂きされながら回転カッタ72の回動力によってY
字形案内溝73の途中にハ字形にセットされている絶縁カ
バー4a、4bを貫通した後に、所定間隔で平行に姿勢を直
し、コード端がストッパ74に当った時点でチャック75に
より把持される。また、コード端が所定位置に到達した
時は、センサがこれを検知して繰込みローラ71及び回転
カッタ72を駆動しているモータ76を停止するようになっ
ている。コード1を案内するY字形案内溝73は蓋77付き
であり、この蓋77が閉じた状態ではトンネル状態になる
ので、コード1を絶縁カバー4a、4bに容易に挿入するこ
とができる。蓋77は開閉用シリンダ78によって開閉さ
れ、絶縁カバー4a、4bをY字形案内溝73の所定位置にセ
ットする場合には、蓋77は第23図に示すように開いた状
態になっており、またコード1の繰り込み時には、第22
図に示すように閉じてトンネル状のコード案内溝を合成
する。そして、コード端がストッパ74に当ってチャック
75により把持されると蓋77が再び開き、同時にユニット
全体が下降し、チャック75の手前に設置したスライド式
のカバー片寄せ板79によって絶縁カバー4a、4bをコード
分岐部まで十分に片寄せする。その結果、コード1はチ
ャック75とカバー片寄せ板79との間に橋架状に張られた
形になるので、その中間部に次工程移送用の前加工済品
移送チャックが降下してコード1を取り上げて、線処理
機本体に向かうことになる。なお、前加工済品移送チャ
ックの引き戻しを容易にするために、絶縁カバー4a、4
b、チャック75及びカバー片寄せ板79を除いて、股裂き
カバー入れユニット全体は下降可能な構造になってい
る。
なお、第2図、第4図において、80は股裂きカバー入
れユニット、80aはストッパ74、チャック75及びカバー
片寄せ板79を含む固定側ユニットを示し、前加工済品移
送チャック81は前加工完了品を保持し、次の線処理機本
体のチャックに引き戻して全工程を終了する。また、82
は前加工済品移送チャック81の上下動スライダ、83は上
下動レール、84は左右動スライダ、85は左右動レール、
86は線処理機本体、87はバンド掛けユニットである。
なお、上述の実施例においては、平行線コード1の両
端部を加工処理する場合を説明したが、コード1の片端
部のみに対してのみ処理する場合もある。また、ユニッ
トの一部を変換することによって、単芯又は3芯以上の
平行線コードの加工を行うことも可能である。
平行線コード1は構造的に異なる4〜5種類程度のも
のをドラムに巻回された長尺品で購入し、受注仕様に応
じて所定寸法に切断して使用できるため、従来のように
長さの異なる多種のコードを用意する必要がなくなり、
その結果多種過剰在庫を解消することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る平行線コード加工装
置は、長尺の平行線コードを所定長に切断して結束し、
その端部を股裂きして分岐したコードにそれぞれ色分け
した絶縁カバーをコードの極性に合わせて挿通して、所
定の位置まで片寄せするという一連の前処理加工を自動
化できるため、省力化及び高能率化、更にはコストの低
減化をもたらすことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る平行線コード加工装置の実施例を示
し、第1図は本発明に係る平行線コード加工装置の内容
説明図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4図は一
部を省略した正面図、第5図はコードの反転動作の説明
図、第6図は巻取り機構の概要図、第7図は巻取工程の
説明図、第8図は移送チャックの正面図、第9図はその
側面図、第10図は第8図のX−X′方向から見た断面
図、第11図はバンド掛けユニットの平面図、第12図はそ
の正面図、第13図はツイスト羽根車の正面図、第14図は
絶縁カバーの供給工程の説明図、第15図はカバー移送チ
ャックの正面図、第16図はその側面図、第17図、第18図
はカバー移送チャックの動作説明図、第19図はチャック
爪の平面図、第20図は股裂きカバー入れユニットの平面
図、第21図は側面図、第22図は蓋を閉じた状態の正面
図、第23図は蓋を開いた状態の正面図である。 符号1はコード、3はバンド、4a、4bは絶縁カバー、5
はコードドラム、7は引出ローラ、8はテンション調整
車、9はフィーダローラ、10はカッタ、11はブレーキ装
置、13はコード極性規制部、14はコード端反転ユニッ
ト、20a、20bはピン、21は巻取り円板、23はタイミング
ベルト、25はバランスウエイト、27は移送チャック、3
6、37はカバーフィーダ、38はストッパ、40a、40bはチ
ャック爪、44a、44bはチャック、45a、45bはスライダ、
46a、46bはシリンダ、47はスライドレール、53は巻き付
けチャック、54はツイスト羽根車、60、60a、60bはカバ
ー保持チャック、71は繰り込みローラ、72は回転カッ
タ、73はバンド掛けユニット、74はストッパ、75はチャ
ック、77は蓋、79はカバー片寄せ板、80は股裂きカバー
入れユニット、81は前加工済品移送チャック、87はバン
ド掛けユニットである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小板 橋三郎 群馬県富岡市宇田250―1 飯塚電気工 業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 13/00,7/08 H01R 43/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単線コードを並設した平行線コードを所定
    長に切断する手段と、切断された前記平行線コードを2
    つ折りしてその両端部を平行に並べ、前記単線コードに
    付した極性マークを基に前記両端部で同じ極性の単線コ
    ードが同方向を向くように揃える手段と、前記2つ折り
    にした前記平行線コードの残り部分を巻取る手段と、該
    巻取部分にバンドを結束する手段と、前記平行線コード
    の端部をそれぞれY字形に股裂きし、極性に合わせて色
    分けした絶縁カバーを前記股裂きした単線コードにその
    極性に合わせてそれぞれ挿通する手段とを備えたことを
    特徴とする平行線コード加工装置。
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