JP3016359U - 足載せ付き椅子 - Google Patents

足載せ付き椅子

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JP3016359U
JP3016359U JP1995002576U JP257695U JP3016359U JP 3016359 U JP3016359 U JP 3016359U JP 1995002576 U JP1995002576 U JP 1995002576U JP 257695 U JP257695 U JP 257695U JP 3016359 U JP3016359 U JP 3016359U
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JP
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JP1995002576U
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English (en)
Inventor
春賢 曾
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勤築企業股▲分▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 腰掛けて座る場合にも横たわるに場合にも快
適な椅子を提供すること。 【構成】 一対の肘掛け(121)の間に架設した座わ
く(122)と、背わく(125)と、各肘掛け(12
1)に設けた支持ロッド(126)とを備える椅子本体
(12)と、肘掛け(121)の前端に架設した支承ロ
ッド(127)と、支持ロッド(126)の下部から突
出する支持フレーム(2)と、支持フレーム(2)の下
側部に上記支持ロッド(126)と平行に設けた滑り溝
(24)と、滑り溝(24)上を滑動可能な滑動部材
(4)と、後端部がそれぞれ上記滑動部材(4)に取付
けられると共に上記支承ロッド(127)に支承される
足載せ(3)とを備え、足載せ(3)を上記座わく(1
22)の下方に格納し、あるいは座わく(122)の前
方に伸出させるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、足載せ付き椅子に関し、詳しくは、シートの下方に格納できる足載 せを備え、広範囲に使用することができる足載せ付き椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、種々のタイプの椅子が提供されているが、一般に家庭等で使用され るレジャー用椅子や外出携帯用椅子は、座り椅子と寝椅子の2種類に大きく分類 される。 上記座り椅子は、使用者が腰掛けて座るのに適しており、一般に、一本の支枠 の上にシート、背もたれを取付けた比較的簡易な構造である。例えば、本出願人 に係る台湾専利権第213565号に、この種の座り椅子が開示されている。一 方、上記寝椅子は、椅子全体を伸展させると、通常の使用者の身長よりも長くな り、使用者が横たわるのに適している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記座り椅子は、使用上、腰掛けて座るのであれば快適であるが、使 用者の両足がシート部の前端縁から下方に垂れ下がった状態となっているめ、少 し居眠りしようとするような場合には、あまり快適でない。この欠点を補うため 、比較的高級な座り椅子では、使用者の両足を載せるために、小型の椅子を前方 に配置する場合がある。この場合、別体である小型の椅子を携帯、格納するのは 使用上不便であるため、この種の座り椅子の使用範囲は制限される。
【0004】 一方、上記寝椅子は、快適に横たわれるように設計されているため、腰掛けて 座る場合には、使用者が座り椅子の場合と同様に背中を背もたれに寄りかかった 状態で両足を自然に前側下方へ下ろすのは困難である。この点で、寝椅子は、使 用上不便な場合があり、上記座り椅子と同様に、その使用範囲は制限される。
【0005】 このように、従来、座り心地の快適な座り椅子や、寝心地の快適な寝椅子は提 供されていたが、腰掛けた場合の快適な座り心地と、横たわった場合の快適な寝 心地の両方を得ることができる椅子は提供されていなかった。
【0006】 本発明は、上記従来の椅子における問題に鑑みてなされたものであって、座わ くの下方に格納できると共に、伸出させれば長さを延長できる足載せを備え、腰 掛けて座る場合にも、横たわる場合にも快適な足載せ付き椅子を提供することを 目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
従って、請求項1は、一対の肘掛けと、該肘掛けの間に架設した座わくと、所 要角度で傾斜する背わくと、各肘掛けの上記座わくと対応する高さ位置に設けた 支持ロッドとを備える椅子本体と、上記肘掛けの前端に架設した支承ロッドと、 上記各支持ロッドの下部から下向きに突出する支持フレームと、該支持フレーム の下側部に上記支持ロッドと平行に設けた前後方向に延在する滑り溝と、該滑り 溝上を滑動可能な滑動部材と、後端部がそれぞれ上記滑動部材に取付けられると 共に上記支承ロッドに支承される足載せとを備え、該足載せを上記座わくの下方 に格納し、あるいは上記座わくの前方に伸出させるようにしてなる足載せ付き椅 子を提供するものである。
【0008】 請求項2は、請求項1において、上記滑り溝の後端に上向きに拡張する格納位 置決め部を形成すると共に、該滑り溝の前端に上向きに拡張する伸出位置決め部 を設けたことを特徴とする足載せ付き椅子を提供するものである。
【0009】
【作用】
請求項1の足載せ付き椅子を寝椅子として使用する場合には、足載せを座わく 下方より前向きに伸展させる一方、腰掛けてすわる一般のレジャー用椅子として 使用する場合には、上記足載せを座わくの下方に格納する。
【0010】 請求項2において足載せを伸出させる場合には、滑り溝上を移動させた滑動部 材を伸出位置決め部に係着する。一方、請求項2において、伸出状態にある足載 せを格納する場合には、まず、足載せの前端をわずに持上げて、足載せの後端に 取付けた滑動部材を伸出位置決め部から外した後、足載せを椅子の後方側へ移動 させて、滑動部材が滑り溝の後端部まできたときに、足載せ前端を足載せの自重 により、または足載せの前端を押えることにより、足載せの後端を上向きに移動 させ、滑動部材を格納位置決め部内に係着する。
【0011】
【実施例】
次に、図面に示す実施例に基づいて、本発明について詳細に説明する。 図1及び図2に示すように、本考案の実施例に係る足載せ付き椅子1では、椅 子足枠11の上方に椅子本体12を架設して、二組の左右対応する揺動板13, 13により該椅子本体12の前後両側を、下端が中に浮いた状態で椅子足枠11 に連接している。よって、椅子本体12は、揺動板13と椅子足枠11及び椅子 本体12との枢接点13a,13bを支点として前後方向に揺動可能である。
【0012】 椅子本体12は、左右両側に配置される一対の肘掛け121,121を備え、 これら肘掛け121,121の間に、使用者が座るためのシート123を支承す る座わく122を架設している。 また、上記肘掛け121,121の後端側には、所要角度で傾斜する背わく1 25を設け、背わく125に背もたれ124を装設している。 さらに、各肘掛121の、上記座わく122の両外側辺と同じ高さ位置に、肘 掛け121に前後方向を向いた支持ロッド126を架設している。各支持ロッド 126の下部には、それぞれ下向きに突出する支持フレーム2を設け、左右の支 持フレーム2,2の間に足載せ3を備えている。
【0013】 上記支持フレーム2は、図2に示すように、図中上方に延伸する上向きの延伸 部21,21と、この延伸部21,21の下端を連結する連結部23とを備え、 上側がやや狭幅で下側が広幅の台形状を呈している。 延伸部21の上端は、枢着ピン22により上記支持ロッド126に固定されて いる。なお、延伸部21の上端を溶接によって支持ロッド126に固定してもよ い。一方、上記延伸部21,21の下端間を連結する連結部23は、上記支持ロ ッド126と平行に設けている。
【0014】 上記支持フレーム2の連結部23には、両端を密封端部とした滑り溝24を長 手方向に設けている。 該滑り溝24の後端には、溝幅が上向きに拡張する格納位置決め部242を形 成している。一方、該滑り溝24の前端には、該格納位置決め部242に対応す るように、溝幅が上向きに拡張する形状の伸出位置決め部241を設けている。 これら格納位置決め部242と伸出位置決め部241との間には、溝幅がほぼ一 定の滑動部243が形成されている。
【0015】 上記足載せ3は、互いに平行で前端が下方に屈曲した長尺な棒状部31a,3 1bと前端側で棒状部31a,31bを連結する前側部31cを有するコ字形状 の枠体31を備えている。枠体31には、上記棒状部31a,31bの間に、シ ート123の前端縁とほぼ平行となるように、複数の支承条32を跨設している 。また、枠体31には、各棒状部31a,31bの後方側の端部311にそれぞ れ固定孔312を穿設しており、この後端を滑動部材4により支持フレーム2に 枢接している。一方、足載せ3の底部は、上記肘掛け121,121の前側に架 設された横向きの支承ロッド127上に滑動可能に支承されている。
【0016】 上記滑動部材4は、図3に示すように、上記滑り溝24と固定孔312を貫挿 するボルト41と、このボルト41の上記支持フレーム2の両側面の位置に介在 させたパッキン42,43を備え、上記固定孔312より伸出したボルト41の 前端にナット44を螺締することにより足載せ3の棒状部31a,31bの端部 311を該支持フレーム2,2に連結するようにしている。
【0017】 上記の構成の本実施例に係る足載せ付き椅子1を寝椅子として使用する場合に は、図1及び図2に示すように、端部311の滑動部材4が滑り溝24の伸出位 置決め部242にくるまで、足載せ3を椅子1の座わく122の下方より前方に 伸出させ、その後、上記滑動部材4のボルト41及びナット44を締め付けて、 端部311の滑動部材4を伸出位置決め部242に固定する。この際、足載せ3 の後方側の底部は、上記支承ロッド127により支承されている。このように足 載せ3を前方に伸出した状態とすれば、シート123の後端部から足載せ3の先 端部分までの長さが延伸するため、使用者は快適に横たわることができる。
【0018】 一方、上記のように足載せ3が前方に伸出した状態から、足載せ付き椅子1を 、腰掛けて座るレジャー用椅子として使用する場合には、図4及び図5に示すよ うに、まず足載せ3の前端を少し持上げて、その端部311の滑動部材4を伸出 位置決め部241から滑り溝24の滑動部243に移動させる。次に、足載せ3 を後方に押して移動させる。足載せ3は、滑動部材4が滑り溝24の滑動部24 3を滑って格納位置決め部30に達するまで後方に押し込む。この状態で、手を 離して足載せ3の重量により足載せ3の前端に下方に移動する力を作用させ、あ るいは少し力を入れて足載せ3の前端を押えることにより、滑動部材4を取付け た足載せ3の端部311を上向きに移動させ、滑動部材4を滑り溝24の格納位 置決め部242内に係着し、足載せ3を座わく122の下方に格納する。
【0019】 このように本実施例に係る足載せ付き椅子1では、座わく122の下部から突 出する一対の支持フレーム2に設けた滑り溝24上を滑動可能な滑動部材4に後 端部311が取付けられた足載せ3を備えているため、寝椅子として使用する場 合には、足載せ3を座わく122の下方より前向きに伸展させる一方、腰掛けて 座る一般のレジャー用椅子として使用する場合には、上記足載せ3を座わく12 2の下方に格納することができる。よって、足載せ3を収縮させて空間を取らず に格納することができ、腰掛けて座る場合にも横たわる場合にも快適に使用する ことができる。
【0020】 また、本実施例の足載せ付椅子3では、滑り溝24上を移動させた滑動部材4 を伸出位置決め部241に係着し、足載せ3を格納する場合には、滑動部材4を 格納位置決め部242内に係着することができるため、足載せ3を伸出状態また は格納状態で確実に保持することができる。
【0021】 なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の変更が可能で ある。例えば、上記実施例における揺動板13,13により椅子足枠11と椅子 本体12を枢接させた構造は、該椅子本体12に前後揺動する機能を与えており 、この構造は椅子1の使用上の快適性を向上させるものであるが、椅子本体12 を椅子脚枠11に固定して揺動させない構成としてもよい。
【0022】
【考案の効果】
請求項1の足載せ付き椅子では、座わくの下部から突出する一対の支持フレー ムに設けた滑り溝上を滑動可能な滑動部材に後端部が取付けられた足載せを備え ているため、寝椅子として使用する場合には、足載せを座わくの下方より前向き に伸展させる一方、腰掛けて座る一般のレジャー用椅子として使用する場合には 、上記足載せを座わくの下方に格納することができる。よって、請求項1の足載 せ付き椅子では、足載せを収縮させて空間を取らずに収蔵するのことができ、腰 掛けて座る場合にも横たわる場合にも快適に使用することができる。
【0023】 請求項2では、足載せを伸出させる場合には、滑り溝上を移動させた滑動部材 を伸出位置決め部に固定し、足載せを格納する場合には、滑動部材を格納位置決 め部内に係着することができるため、足載せを伸出状態または格納状態で確実に 保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例に係る足載せ付き椅子を示す
斜視図である。
【図2】 本考案の実施例に係る足載せ付き椅子を示す
側面図である。
【図3】 図2のIII−III線での部分拡大断面図であ
る。
【図4】 足載せを収納した状態を示す斜視図である。
【図5】 足載せを収納した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
121 肘掛け 122 座わく 125 背わく 126 支持ロッド 127 支承ロッド 2 支持フレーム 24 滑り溝 242 格納位置決め部 241 伸出位置決め部 243 滑動部 3 足載せ 4 滑動部材 41 ボルト 44 ナット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の肘掛け(121,121)と、該
    肘掛け(121,121)の間に架設した座わく(12
    2)と、所要角度で傾斜する背わく(125)と、各肘
    掛け(121)の上記座わく(122)と対応する高さ
    位置に設けた支持ロッド(126)とを備える椅子本体
    (12)と、 上記肘掛け(121,121)の前端に架設した支承ロ
    ッド(127)と、 上記各支持ロッド(126)の下部から下向きに突出す
    る支持フレーム(2)と、 該支持フレーム(2)の下側部に上記支持ロッド(12
    6)と平行に設けた前後方向に延在する滑り溝(24)
    と、 該滑り溝(24)上を滑動可能な滑動部材(4)と、 後端部がそれぞれ上記滑動部材(4)に取付けられると
    共に上記支承ロッド(127)に支承される足載せ
    (3)とを備え、該足載せ(3)を上記座わく(12
    2)の下方に格納し、あるいは上記座わく(122)の
    前方に伸出させるようにしてなる足載せ付き椅子。
  2. 【請求項2】 上記滑り溝(24)の後端に上向きに拡
    張する格納位置決め部(242)を形成すると共に、該
    滑り溝(24)の前端に上向きに拡張する伸出位置決め
    部(241)を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の足載せ付き椅子。
JP1995002576U 1995-03-30 1995-03-30 足載せ付き椅子 Expired - Lifetime JP3016359U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002095713A (ja) * 2000-09-26 2002-04-02 Matsushita Electric Works Ltd マッサージ機

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