JP2002102012A - ベッド等兼用椅子 - Google Patents

ベッド等兼用椅子

Info

Publication number
JP2002102012A
JP2002102012A JP2000294546A JP2000294546A JP2002102012A JP 2002102012 A JP2002102012 A JP 2002102012A JP 2000294546 A JP2000294546 A JP 2000294546A JP 2000294546 A JP2000294546 A JP 2000294546A JP 2002102012 A JP2002102012 A JP 2002102012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bed
chair
human body
backrest
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000294546A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Wakairo
光夫 若色
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Achilles Corp filed Critical Achilles Corp
Priority to JP2000294546A priority Critical patent/JP2002102012A/ja
Publication of JP2002102012A publication Critical patent/JP2002102012A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Special Chairs (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平素はコンパクトな形態の椅子として使用
し、必要に応じてベッドやソファーのような形態に容易
に変換出来るようにする。 【解決手段】 座部3zと背もたれ部3hを備えた人体
支持体3がフレーム台2上に配設されるベッド等兼用椅
子1を構成し、背もたれ部3hを起伏自在にするととも
に、座部3zをフレーム台2の前後方向にスライド自在
にし、背もたれ部3hの起伏動作と、座部3zのスライ
ド動作を連動させるようにする。また背もたれ部3hを
倒したベッド等兼用椅子1を2台並べてベッドまたはソ
ファーとして使用するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば病院の付き
添い用等に好適なベッド等兼用椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばベッド等を兼用した椅子と
して、特開平11−244096号のようなリクライニ
ングベッドが知られており、この技術では起伏自在な背
もたれ部を起こすと、背もたれ部が下に沈み込むように
して起き上がると同時に、腰部と足部が山型になるよう
に連動して変形し、人体が足下方向にずり落ちるのを防
止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な技術を含め、一般的なリクライニングベッドは、前後
方向の長さが長いため、例えば病院の付き添い用の椅子
等のように、スペースが限られた場所で平素は椅子とし
て使用し、必要に応じてベッド等に変換出来るようなベ
ッド等兼用椅子には不向きであった。
【0004】そこで本発明は、平素はコンパクトな形態
の椅子として使用し、また必要に応じてベッドやソファ
ーのような形態に容易に変換出来るベッド兼用椅子の提
供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、座部と背もたれ部を備えた人体支持体がフレ
ーム台上に設けられ、背もたれ部が起伏自在にされるベ
ッド等兼用椅子において、人体支持体の座部を、フレー
ム台に対して前後方向にスライド自在にするとともに、
この座部のスライド動作を背もたれ部の起伏動作に連動
するようにし、またフレーム台の前後方向の長さは、背
もたれ部を倒して平坦状にした人体支持体の前後方向の
長さより短くするようにした。
【0006】このようにフレーム台の前後方向の長さ
を、平坦状にした人体支持体の長さより短くすることに
より、椅子として使用する場合に、より小型化すること
が可能となるが、人体支持体の背もたれ部の起伏動作に
連動して座部をスライド自在にすることにより、すなわ
ち、例えば一端側がフレーム台の脚フレーム等に連結さ
れ、他端側が背もたれ部に連結される揺動バーを設け
て、背もたれ部を後方に倒すと、フレーム台に固定され
たレール上の座部が前方に張出し、背もたれ部を起こす
と、前記座部が後方へ戻るような機構を採用することに
より、人体支持体を平坦状に伸ばした場合に、フレーム
台の前後から張出す人体支持体の張出し量を前後ほぼ同
一にすることが出来、より安定したベッド等の状態にす
ることが出来る。
【0007】また、椅子の状態からベッド等の状態に移
行する際、背もたれ部を倒すだけで済むため、操作が簡
単である。
【0008】また請求項2では、人体支持体のサイズと
して、背もたれ部を倒して平坦状にした状態の二つの椅
子を前後方向に並べることでベッドまたはソファーとし
て使用可能な長さになるようにした。
【0009】このように二つの椅子を使用してベッドま
たはソファーとして使用可能な長さになるようにすれ
ば、椅子のサイズが小型化され好適である。ここで、二
つの椅子を並べた際のベッドまたはソファーとして使用
可能な長さとしては、大人が横たわることの出来る18
0cm前後の長さが好ましい。
【0010】また請求項3では、フレーム台に、人体支
持体の座部の側方から上方に張出す肘掛部を少なくとも
一方側に設けるようにした。
【0011】このようにフレーム台に肘掛部を設けれ
ば、椅子として使用する時に肘掛として利用出来るとと
もに、ベッド等として使用する場合は、落下防止の役割
を果たさせることが出来る。この際、肘掛部は左右の一
方側だけに設けるようにしても良く、両側に設けるよう
にしても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図1は本発明に係る
ベッド等兼用椅子の斜視図、図2は同側面図、図3は図
2のA−A線断面図、図4は背もたれ部を倒して人体支
持体を平坦状にした状態の側面図、図5は二つの椅子を
並べた状態でベッド等として使用する状態の説明図であ
る。
【0013】本発明に係るベッド等兼用椅子は、例えば
病院の付き添い用等の椅子として好適であり、平素はコ
ンパクトな椅子として使用し、必要に応じて簡単な操作
でベッドまたはソファーの形態に変換出来るようにされ
ている。
【0014】すなわち、図1及び図2に示すように、本
ベッド等兼用椅子1は、フレーム台2と、このフレーム
台2上に配設される人体支持体3を備えており、この人
体支持体3は、背もたれ部3hと座部3zを備えるとと
もに、背もたれ部3hは起伏自在にされ、また座部3z
はフレーム台2に対して前後方向にスライド自在にされ
ている。そして、背もたれ部3hを起こした状態で椅子
として使用し、また背もたれ部3hを倒した状態でベッ
ドまたはソファーとして使用出来るようにされている。
【0015】前記フレーム台2は、スチールパイプから
なる左右の脚フレーム4、5と、各脚フレーム4、5間
に架け渡される一対の支持フレーム6と、各支持フレー
ム6間に張り渡すように取り付けられる一対のレール7
を備えており、一方側の脚フレーム4は、他方側の脚フ
レーム5の高さより高い位置に肘掛部4aを備えてい
る。またレール7の中間部には、長手方向に沿ってスリ
ット溝7s(図3)が形成されている。
【0016】前記人体支持体3は、背もたれ部3hと座
部3zとの間の内部に不図示のラチェット機構が組み込
まれて、座部3zに対して背もたれ部3hが角度調整可
能にされており、実施例の場合、座椅子等に多用されて
いる市販のラチェット機構(数段階で角度調整可能なも
の)が組み込まれている。
【0017】そして、背もたれ部3hの背面の一方側に
は、ヒンジ金具を介して金属棒等の揺動バー9が取り付
けられており、この揺動バー9の他端側が一方側の脚フ
レーム4にヒンジ結合されている。
【0018】また、座部3zの底面には、前記レール7
にスライド自在に係合するための係合部11が各レール
7に対して二ヶ所、合計四ヶ所に設けられている。そし
てこの係合部11は、図3に示すように、座部3z側の
パイプ材pとレール7との間に介装される樹脂パッキン
12と、この樹脂パッキン12の下方で且つレール7の
スリット溝7s内に入り込むように配設されるスペーサ
カラー13と、このスペーサカラー13の下方にワッシ
ャ14及びスプリングワッシャ15を介して配設される
キャップボルト16を備えており、このキャップボルト
16の先端ネジ部が座部3zのパイプ材pに螺合してい
る。
【0019】またレール7の近傍には、椅子として使用
する場合に、キャップボルト16の位置が後方に下がら
ないようにするための不図示のストッパを設けており、
背もたれ部3hを椅子の角度で使用する場合には、この
ストッパをキャップボルト16に係合させるようにして
いる。
【0020】以上のようなベッド等兼用椅子において、
椅子の姿勢からベッド等の姿勢に変換するには、一旦背
もたれ部3hを前方に倒し、ラチェット機構のロックを
外した状態にした後、後方に向けて倒す。すると、図4
に示すように、背もたれ部3hと座部3zは面一な平坦
状になる。
【0021】また、これに伴って揺動バー9も水平に姿
勢変換することから、座部3zは揺動バー9に押されて
前方にスライドし、フレーム台2の前端部から前方に張
出す人体支持体3の張出し量と、フレーム台2の後端部
から後方に張出す人体支持体3の張出し量がほぼ同一と
なり、人体支持体3が安定した姿勢でフレーム台2に支
持される。
【0022】そしてこのような平坦姿勢に変換したベッ
ド等兼用椅子1を二つ準備し、図5に示すように、例え
ば肘掛部4aの方向が逆のベッド等兼用椅子1を対面状
態にして前後方向に並べることにより、ベッドまたはソ
ファーとして使用することが出来るようにしている。こ
の際、肘掛部4aにより、人体支持体3から寝ている人
が転落するような事態を防止することが出来、しかも肘
掛部4aのない側から寝るようにすれば、楽に就寝姿勢
をとることが出来る。勿論、肘掛部4aの方向が同一の
二つのベッド等兼用椅子1を組合せるようにしても良
い。
【0023】因みに、一つのベッド等兼用椅子1を図4
に示すように平坦状にした場合、人体支持体3の前後方
向の長さが900mmで、横幅が540mmであるよう
にしていることから、二つのベッド等兼用椅子1を図5
に示すような形態で並べると、前後方向の長さが180
0mmになる。
【0024】そして、平坦姿勢にしたベッド等兼用椅子
1を椅子の状態に直すには、背もたれ部3hを持って起
こしてゆき、所望の角度にセットした後、不図示のレー
ル7近傍のストッパをキャップボルト16に係合させて
キャップボルト16の後退を防止するが、このようにキ
ャップボルト16の位置を規制するのは、椅子の状態と
して座部3zに座るときに、座部3zが後ろに押されて
ラチェット機構が外れてしまい、背もたれ部3hが意に
反して後方に倒れるのを防止するためである。
【0025】また実施例では、背もたれ部3hを起伏さ
せるために市販のラチェット機構を使用して背もたれ部
3hの傾斜角度の調整も可能なようにしているが、少な
くともある角度で起こした状態と、倒して平坦にした状
態の二ヶ所の位置に変更出来れば良い。
【0026】尚、本発明は以上のような実施形態に限定
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えば肘掛
部4aは左右両方に設けるようにしても良く、また肘掛
部4aを設けないようにすることも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、フレーム台上に
人体支持体が設けられるベッド等兼用椅子において、人
体支持部の背もたれ部を起伏自在にするとともに、座部
を前後方向にスライド自在にし、背もたれ部の起伏動作
に連動して座部がスライドするようにし、またフレーム
台の前後方向の長さを、平坦状の人体支持体の長さより
短くするようにしたため、椅子として使用する場合に、
より小型化することが可能となり、また簡単な操作で安
定したベッド等の状態に変換することが出来る。
【0028】また、請求項2のように、平坦状にした状
態の二つの椅子を前後方向に並べることでベッドまたは
ソファーとして使用可能な長さになるようにすること
で、一層のコンパクト化が図られて好適である。そして
請求項3ように、フレーム台の一方側に肘掛部を設けれ
ば、椅子として使用する時に肘掛として利用出来、また
ベッド等として使用する場合は、落下防止を図ることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベッド等兼用椅子の斜視図
【図2】同側面図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】背もたれ部を倒して人体支持体を平坦状にした
状態の側面図
【図5】二つの椅子を並べた状態でベッド等として使用
する状態の説明図
【符号の説明】
1…ベッド等兼用椅子、2…フレーム台、3…人体支持
体、3h…背もたれ部、3z…座部、4a…肘掛部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部と背もたれ部を備えた人体支持体が
    フレーム台上に設けられ、背もたれ部が起伏自在にされ
    るベッド等兼用椅子であって、前記人体支持体の座部
    は、前記フレーム台に対して前後方向にスライド自在に
    されるとともに、この座部のスライド動作は、背もたれ
    部の起伏動作に連動するようにされ、また前記フレーム
    台の前後方向の長さは、背もたれ部を倒して平坦状にし
    た人体支持体の前後方向の長さより短くされることを特
    徴とするベッド等兼用椅子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のベッド等兼用椅子にお
    いて、前記人体支持体のサイズは、背もたれ部を倒して
    平坦状にした状態の二つの椅子を前後方向に並べること
    でベッドまたはソファーとして使用可能な長さになるよ
    うにされることを特徴とするベッド等兼用椅子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のベッド等
    兼用椅子において、前記フレーム台には、前記人体支持
    体の座部の側方から上方に張出す肘掛部が少なくとも一
    方側に設けられることを特徴とするベッド等兼用椅子。
JP2000294546A 2000-09-27 2000-09-27 ベッド等兼用椅子 Pending JP2002102012A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000294546A JP2002102012A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 ベッド等兼用椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000294546A JP2002102012A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 ベッド等兼用椅子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002102012A true JP2002102012A (ja) 2002-04-09

Family

ID=18777133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000294546A Pending JP2002102012A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 ベッド等兼用椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002102012A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200456784Y1 (ko) * 2009-11-17 2011-11-23 정점용 다용도침대
KR101132525B1 (ko) 2009-11-19 2012-04-03 구명화 매트리스 겸용 사무용 의자
KR101291732B1 (ko) * 2012-10-17 2013-07-31 이석준 평상변환 의자
CN106510249A (zh) * 2016-12-15 2017-03-22 山东科技大学 一种三位一体的床、椅、桌组合体
JP2017104286A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 株式会社スノーピーク 組立式ソファ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200456784Y1 (ko) * 2009-11-17 2011-11-23 정점용 다용도침대
KR101132525B1 (ko) 2009-11-19 2012-04-03 구명화 매트리스 겸용 사무용 의자
KR101291732B1 (ko) * 2012-10-17 2013-07-31 이석준 평상변환 의자
JP2017104286A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 株式会社スノーピーク 組立式ソファ
CN106510249A (zh) * 2016-12-15 2017-03-22 山东科技大学 一种三位一体的床、椅、桌组合体
CN106510249B (zh) * 2016-12-15 2022-07-22 山东科技大学 一种三位一体的床、椅、桌组合体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5988749A (en) Couch with sliding seat
US4765684A (en) Multi-purpose chair with retractable knee rest
US5868460A (en) Convertible chair installation for or in vehicles
WO1998009552A9 (en) Couch with sliding seat
US20230016779A1 (en) Sofa bed with glide system
JP2001524848A (ja) ベッド及びその他リクライニングあるいは着座用家具の構造
JP5823816B2 (ja) 腰掛の起立補助装置
US9119475B1 (en) Convertible furniture frame assembly
JP2000300611A (ja) 起立介助椅子
JP2002102012A (ja) ベッド等兼用椅子
US20060082195A1 (en) Personnel-supporting apparatus
WO2006022669A1 (en) A seat that converts into a bed
CN212438005U (zh) 一种能提供零重力坐感的沙发伸展装置
US20070079437A1 (en) Sleep-a-way couch
JP3609996B2 (ja) ソファー
JP2001061599A (ja) ベッド等兼用椅子
JPH08131296A (ja) ソファー兼用ベッド、及びベッド用背もたれ増設装置
CN212912370U (zh) 一种具有一体式坐卧功能的椅子
JP4482756B2 (ja) 立ち上がりやすい背上げ可能なベッド
JP3561161B2 (ja) リクライニングチェア
JP3016359U (ja) 足載せ付き椅子
CN2469796Y (zh) 坐卧自由调节椅
JP3068878U (ja) 椅 子
JP4405228B2 (ja) 簡易便器
DE50003082D1 (de) Sitz-und Liegemöbel