JP2001061599A - ベッド等兼用椅子 - Google Patents

ベッド等兼用椅子

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JP2001061599A
JP2001061599A JP24348099A JP24348099A JP2001061599A JP 2001061599 A JP2001061599 A JP 2001061599A JP 24348099 A JP24348099 A JP 24348099A JP 24348099 A JP24348099 A JP 24348099A JP 2001061599 A JP2001061599 A JP 2001061599A
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JP
Japan
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seat
chair
depth
bed
frame
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JP24348099A
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English (en)
Inventor
Isao Kuraguchi
功 蔵口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、例えば病院等において使用される
椅子を、夜間等に簡易にベッドまたはソファーに変換出
来るようにする。 【解決手段】 枠体2と座クッション材3と背クッショ
ン材4を組立自在にした椅子を形成し、枠体2の座部と
して、外パイプ7aに対して内パイプ12をスライド自
在にして座部の奥行長さを調整出来るようにする、。そ
して、内パイプ12を押し込んで奥行長さを縮めること
で椅子として使用し、内パイプ12を引き出して奥行長
さを伸ばすとともに、奥行方向に二つの椅子を並べてベ
ッドまたはソファーとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容易にベッドまた
はソファーに変換出来る椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば病院等の病室には付き添い
人等のための椅子が準備されており、付き添い人等は、
昼間においてはこの椅子を利用して休息等をとることが
出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、病院等の病
室にベッド等は準備されていないのが一般的であり、夜
間、付き添い人が睡眠をとろうとする時は、椅子ではゆ
っくり休むことが出来ず不便であった。
【0004】そこで本発明は、例えば病院等において、
昼間は椅子として使用し、夜間は簡易にベッドまたはソ
ファーに変換出来るような椅子を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、座部の奥行長さを調整自在にし、座部の奥行
を縮めた状態で椅子として使用し、また座部の奥行を伸
ばして伸張方向に二つの椅子を並べることでベッドまた
はソファーとして使用出来るようにした。
【0006】このように座部の奥行の長さを調整自在に
し、奥行を伸ばした状態の二つの椅子でベッドまたはソ
ファーを形成すれば、大人が横になって休むのに十分な
長さのベッドまたはソファーが必要な強度を損なうこと
なく形成される。ここでベッドまたはソファーとは、通
常の身長の人が横になって休むことの出来る長椅子状の
身体支持台を意味する。
【0007】また、座部の奥行長さを調整する機構等は
任意であるが、例えば椅子を枠体とクッション材の組付
体から構成するとともに、座部の枠体をスライド自在な
パイプ材等で構成し、座部の枠体をスライドさせて伸縮
させるような構造等が採用出来る。
【0008】また請求項2では、前記座部の一端側に背
もたれ部を設け、二つの椅子を並べてベッドまたはソフ
ァーにする時は、背もたれ部を外側にして向かい合わせ
て並べるようにした。
【0009】このように座部の一端側に背もたれ部を設
ければ、椅子として使用する時に寄っ掛って楽に座るこ
とが出来、また移動等の取扱いの際に、背もたれ部を持
つことが出来るため便利である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図1は本発明に係る
ベッド等兼用椅子の分解斜視図、図2は枠体を縮めた状
態の説明図、図3は枠体を伸ばした状態の説明図、図4
は座部の奥行長さの調整機構の説明図、図5は枠体を縮
めて椅子として使用する場合の組付状態図、図6は枠体
を伸ばしてベッドとして使用する場合の組付状態図であ
る。
【0011】本発明に係るベッド等兼用椅子は、例えば
病院等の付き添い人用の椅子に便利なように構成され、
昼間は通常の椅子として使用し、夜間等においてはベッ
ドやソファーに容易に変換出来るようにされている。
【0012】すなわち、図1に示すように、本ベッド等
兼用椅子1は、枠体2と座クッション材3と背クッショ
ン材4が組付自在にされており、枠体2の座部に座クッ
ション材3を載置し、この座クッション材3の一端側上
部に背クッション材4を載置して椅子の形態に組み付け
るようにされている。
【0013】前記枠体2は、金属製パイプ等から形成さ
れる四隅の脚支柱5と、各脚支柱5の上部に溶接等で固
着される金属製パイプ等のエルボ6と、座部先端側のエ
ルボ6に固着される金属製の外パイプ7aと、座部基端
側のエルボ6に固着される外パイプ7bを備えており、
座部先端側の左右のエルボ6間と座部基端側の左右のエ
ルボ6間には、金属製のL型材8、9が架け渡されると
ともに、座部先端側の外パイプ7a間には、金属製の補
強材10が架け渡されている。
【0014】また、座部基端側の外パイプ7bには、図
2、図3に示すように、金属製の内パイプ12が溶接等
で固着されており、この内パイプ12は、座部先端側の
外パイプ7a内にスライド自在に挿入されている。
【0015】そしてこの内パイプ12の先端部には、図
4に示すように、外パイプ7aの内面に摺接するピスト
ン部材13が固着され、また、外パイプ7aの開口端部
には、内パイプ12の軸部をスライド自在に挿通せしめ
るストッパ部材14がネジ止め等によって固定されてい
る。
【0016】そしてこれらピストン部材13とストッパ
部材14によって、外パイプ7aと内パイプ12間のガ
タつきを防止するとともに、内パイプ12と外パイプ7
aが分離するのを防止するようにしている。因みに、実
施形態では、外パイプ7aの外径を60.5φとし、内
パイプ12の外径を48.8φとし、いずれもスチール
製のパイプとしている。
【0017】また、座部基端側のL型材9には、背もた
れ部としての金属製の背面支柱15が溶接等で固着され
ている。
【0018】一方、前記座クッション材3は、例えば発
泡樹脂等のクッション性のある素材から形成され、その
奥行長さは、前記枠体2の内パイプ12を一杯に押し込
んで縮めた状態の枠体2座面の奥行長さと略同一にされ
るとともに、枠体2の座面上部に例えば面ファスナ等に
よって固定出来るようにされている。尚、実施形態で
は、座クッション材3の寸法を、幅、奥行長さとも、6
50mmにしている。
【0019】また、前記背クッション材4は、例えば座
クッション材3と同一素材から一端側の厚みが前記座ク
ッション材3の厚みと略同一で、且つ他端側の厚みがそ
れより厚肉の形状に形成され、また、枠体2の内パイプ
12を一杯に縮めた状態から一杯に伸ばした際の伸張ス
トローク量と略同一の長さにされている。尚、実施形態
では、背クッション材4の幅を650mm、長さ(図1
の高さ)を280mm、厚肉側の厚みを220mmにし
ている。
【0020】以上のようなベッド等兼用椅子1におい
て、椅子として使用する時は、図5に示すように、枠体
2の内パイプ12を押し込んで奥行長さを縮めて座面上
部に座クッション材3を載置し、この座クッション材3
の上面のうち背面支柱15側に背クッション材4を載置
するとともに、背クッション材4の背面を背面支柱15
に当接させた状態で組み付ける。この際、背クッション
材4の厚肉側を下方に向けて載置するため、椅子の座面
領域は、幅が650mmで、奥行が430mm(650
−220mm)となり、椅子としての機能発揮に充分な
寸法である。また背面支柱15が設けられているため、
座ったときに楽であり、また移動等の取扱いに背面支柱
15を持って操作出来るため便利である。
【0021】次にベッドまたはソファーとして使用する
時は、枠体2の内パイプ12を引き出して奥行長さを伸
ばして座部上部に座クッション材3と背クッション材4
を並べて載置する。この際、背クッション材4の厚みが
厚い側を背面支柱15側に向けることで、座クッション
材3との接合部に高さの段差が生じないようにする。ま
た、背クッション材4を枠体2上に位置決めするため、
必要に応じて面ファスナ等を使用出来るようにしておけ
ば好適である。
【0022】そして、このようなベッド等兼用椅子1の
枠体2の上面領域は、幅が650mmで、座部奥行が9
30mmとなり、図6に示すような形態で二つ並べて配
置すれば、長さが1860mmとなりベッドとしての寸
法を十分確保出来る。また奥行の長さを伸ばした時の枠
体2の強度も十分である。
【0023】尚、本発明は以上のような実施形態に限定
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えば座部
の奥行長さを伸縮させた際にその状態で内パイプ12と
外パイプ7aを固定出来るような手段を設けても良く、
またベッド等を形成するため二つの椅子を並べる時は、
何らかの手段で椅子の連結状態を固定出来るようにして
も良い。また、枠体2の材質や、座クッション材3、背
クッション材4の材質等も任意である。更に、椅子の用
途は病院に限られるものでないことはいうまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明に係るベッド等兼用
椅子は、座部の奥行長さを調整自在にし、座部の奥行を
縮めた状態で椅子として使用し、また座部の奥行を伸ば
して伸張方向に二つの椅子を並べることでベッドまたは
ソファーとして使用出来るようにしたため、例えば病院
の病室等において付き添い人が睡眠をとるのに好適であ
る。そして請求項2のように、座部の一端側に背もたれ
部を設ければ、椅子として使用する時に楽に座ることが
出来、また背もたれ部を持って移動させる等のことが可
能となって取扱いに便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベッド等兼用椅子の分解斜視図
【図2】枠体の座部を縮めた状態の説明図
【図3】枠体の座部を伸ばした状態の説明図
【図4】座部の奥行長さの調整機構の説明図
【図5】枠体の座部を縮めて椅子として使用する場合の
組付状態図
【図6】枠体の座部を伸ばしてベッドとして使用する場
合の組付状態図
【符号の説明】
1…ベッド等兼用椅子、2…枠体、3…座クッション
材、4…背クッション材、7a…外パイプ、12…内パ
イプ、15…背面支柱。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部の奥行長さが調整自在にされる椅子
    であって、座部の奥行を縮めた状態で椅子として使用
    し、また座部の奥行を伸ばして伸張方向に二つの椅子を
    並べることでベッドまたはソファーとして使用出来るよ
    うにしたことを特徴とするベッド等兼用椅子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のベッド等兼用椅子にお
    いて、前記座部の一端側には背もたれ部が設けられ、二
    つの椅子を並べてベッドまたはソファーとする時は、前
    記背もたれ部を外側にして向かい合わせて並べることを
    特徴とするベッド等兼用椅子。
JP24348099A 1999-08-30 1999-08-30 ベッド等兼用椅子 Pending JP2001061599A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003033251A (ja) * 2001-07-24 2003-02-04 Okamura Corp 椅子の背もたれ位置調節装置
WO2010131260A2 (en) 2009-04-27 2010-11-18 Bhaskar Vitthal Patwardhan Hospital bed with sliding back arrangement
KR101132525B1 (ko) 2009-11-19 2012-04-03 구명화 매트리스 겸용 사무용 의자
JP2015501759A (ja) * 2011-12-16 2015-01-19 トレバー エデュアール ランバートLAMBERT, Trevor Edouard 乗り物用座席
CN108814101A (zh) * 2018-09-05 2018-11-16 南京星途医疗科技有限公司 一种智能陪护椅

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