JP3090429U - コイル状の弾性部材を用いた椅子 - Google Patents

コイル状の弾性部材を用いた椅子

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Abstract

(57)【要約】 【課題】特に調節可能な肘かけを設けたコイル状の弾性
部材を用いた椅子を提供する。 【解決手段】脚部材(20)が固設されるフレーム部材
(10)に複数の弾性部材(30)から成る背当て部及
び座面部を設けると共に、フレーム部材(10)の両側
にそれぞれ固定組(40)を固設し、その固定組(4
0)に、フレーム部材(10)の底端と脚部材(20)
の上端と間に固設される固設座(41)及びその固設座
(41)の底部にフレーム部材(10)から延出するよ
うに設けられる固定座(42)を組合わせることによ
り、椅子の両側に上下調節可能な肘かけ(50)を取付
ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、特に調節可能な肘かけを設けたコイル状の弾性部材を用いた椅子に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
椅子は日常生活において無くてはならない家具の一つである。また、椅子には 様々な種類があり、その一つは椅子におけるフレーム部材の背当て部及び座面部 に、並列する複数の弾性部材を用いることにより、着座時における快適性及び通 気性を向上させたものである。
【0003】 また、前記従来の弾性部材を有する椅子の構造は、鉄管を折曲して成るフレー ム部材における、座面部及び背当て部と対応する位置に、並列する複数の弾性部 材が設けられ、フレーム部材の底部に回動自在であり且つ座面上下調節可能な底 座及びキャスターが設けられると共に、両側にはそれぞれ肘かけが設けられる設 計であるので、着座した際の快適性が非常によい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の弾性部材を有する椅子は、フレーム部材における座面部の 底面と対応する位置に底板が設けられていないと共に、フレーム部材も単に弾性 部材を固設するためのロッド体であるため、肘かけの固設個所がかなり制限され る。このように、従来の弾性部材を有する椅子は、単にフレーム部材の両側にお けるロッド体に固定式の肘かけが固設されるものであり、体形の異なる者が使用 する場合は、肘かけの上下調節ができないので、座りごこちが非常に悪く、着座 時に不快感を与えてしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、 ロッド体を折曲して成り、予め背当て区間(11)及び座面区間(12)が設 けられるフレーム部材(10)と、 フレーム部材(10)の底面に固設される脚部材(20)と、 両側にそれぞれ設けられる固設部材(31)により引張られ、フレーム部材( 10)における背当て区間(11)及び座面区間(12)に固設されるコイル状 を成す複数の弾性部材(30)と、 フレーム部材(10)の両側にそれぞれ固設される二つの固定組(40)と、 フレーム部材(10)の両側における二つの固定組(40)にそれぞれ固設さ れると共に、肘かけ部(51)の高さが上下調節可能な二つの肘かけ(50)と を有し、 固定組(40)は固設座(41)及び固定座(42)を有し、固設座(41) は横方向に設けられる上固設部(411)及び下固設部(412)により、フレ ーム部材(10)の側部底端及び脚部材(20)の上端に組合わされると共に、 固定座(42)は連結アーム(422)を有し、その連結アーム(422)によ り固設座(41)の底部に固設され、 肘かけ(50)は連結アーム(422)の一端に固設されて椅子の両側に配置 されることを特徴とするコイル状の弾性部材を用いた椅子、を提供する。
【0006】 (作用) 本考案は上記の課題を解決するものであり、脚部材上のフレーム部材に、複数 の弾性部材が組合わされて成る背当て部及び座面部が設けられると共に、フレー ム部材の両側下部と対応する位置にそれぞれ固定組が固設され、固定組はフレー ム部材と脚部材の上端に固設される固設座を有し、その固設座の底部にフレーム 部材から延出するように固定座が設けられることにより、椅子の両側に肘かけが 位置決めされる。故に、本考案の椅子は弾性部材を有するだけでなく、上下調節 可能な肘かけも備えられるので、体形の異なる者が着座しても不快感を与えるこ とはなく、優れた快適性を提供できる。
【0007】 以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0008】
【考案の好適な実施の形態】
図1は本考案に係わるコイル状の弾性部材を用いた椅子の一部正面断面図であ り、図2は本考案に係わるコイル状の弾性部材を用いた椅子の一部分解斜視図で ある。
【0009】 図1及び図2に示すように、本考案のコイル状の弾性部材を用いた椅子はロッ ド体を折曲して成り、予め背当て区間(11)及び座面区間(12)が設けられ るフレーム部材(10)と、フレーム部材(10)の底面に固設される脚部材( 20)と、両側にそれぞれ設けられる固設部材(31)により引張られて、フレ ーム部材(10)における背当て区間(11)及び座面区間(12)に固設され るコイル状を成す複数の弾性部材(30)と、フレーム部材(10)の両側にそ れぞれ固設される二つの固定組(40)と、フレーム部材(10)の両側におけ る二つの固定組(40)にそれぞれ固設されると共に、肘かけ部(51)の高さ が上下調節可能な二つの肘かけ(50)とを有し、 固定組(40)は固設座(41)及び固定座(42)を有し、固設座(41) は板材を折曲した形状であると共に、横向きの上固設部(411)及び下固設部 (412)を有し、その上固設部(411)は下固設部(412)より長さが短 いと共に、上面に貫通孔(符号なし)が形成され、その貫通孔にネジなどの固設 具を用いることにより上固設部(411)がフレーム部材(10)の側部底面に 組合わされ、また、下固設部(412)の長さは上固設部(411)より長いと 共に、その上面に貫通孔(符号なし)が形成され、その貫通孔にネジなどの固設 具を用いることにより下固設部(412)が脚部材(20)の上端側部に組合わ され、更に、固設座(41)における上固設部(411)の末端と下固設部(4 12)の末端との間に固設座(41)と共に、フレーム部材(10)と脚部材( 20)との間に組合わされるフレーム板(413)が介設される。
【0010】 一方、前記固定座(42)は連結アーム(422)を有し、その連結アーム( 422)は固設座(41)の底部に固設され、肘かけ(50)はその連結アーム (422)の一端に固設されて椅子の両側に配置され、更に、固定座(42)の 連結アーム(422)における、椅子の外側端部と対応する位置に肘かけ(50 )を固設するための肘かけ座(421)が設けられると共に、連結アーム(42 2)上に長穴状の固設孔(423)が形成され、その固設孔(423)を介して 固定座(42)がネジにより固設座(41)の底部に螺設されると共に、フレー ム部材(10)の両側に取付けられた固定座(42)のフレーム部材(10)か らの延出度合いが調節される。
【0011】 更に、前記脚部材(20)は回動不能な固定式の構成あり、或いは回動可能で 、且つその底部に床面を自在に移動できるように複数のキャスター(21)が設 けられる構成である。また、脚部材(20)をエアー式にすることにより、異な る体形の者が自由に座面上下調節を行なえるようにしてもよい。
【0012】 上述したように、使用者が本考案のコイル状の弾性部材を用いた椅子に着座し たい時は、単に座面区間(12)における弾性部材(30)上に腰掛けると共に 、背当て区間(11)における弾性部材(30)上に寄り掛かり、更に、肘部や 手部を上下調節可能な肘かけ(50)上に置けば、楽な姿勢で椅子に座ることが できる。
【0013】 尚、上述の図1及び図2に示すコイル状の弾性部材を用いた椅子は本考案の一 部の形態であり、本明細書に示す範囲内であれば、如何なる形態に構成させても よいことは言うまでもない。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上述したように、フレーム部材の底部と脚部材の上部との間における フレーム部材の両側に固定組を設けて、椅子の両側に上下調節可能な肘かけを組 合わせることにより、従来の椅子における肘かけの調節不能な問題を解決できる ので、弾性部材と肘かけの二つの効果を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるコイル状の弾性部材を用いた椅
子の一部正面断面図である。
【図2】本考案に係わるコイル状の弾性部材を用いた椅
子の一部分解斜視図である。
【符号の説明】
10 フレーム部材 11 背当て区間 12 座面区間 20 脚部材 21 キャスター 30 弾性部材 31 固設部材 40 固定組 41 固設座 411 上固設部 412 下固設部 413 フレーム板 42 固定座 421 肘かけ座 422 連結アーム 423 固設孔 50 肘かけ 51 肘かけ部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッド体を折曲して成り、予め背当て区
    間(11)及び座面区間(12)が設けられるフレーム
    部材(10)と、 フレーム部材(10)の底面に固設される脚部材(2
    0)と、 両側にそれぞれ設けられる固設部材(31)により引張
    られて、フレーム部材(10)における背当て区間(1
    1)及び座面区間(12)に固設されるコイル状を成す
    複数の弾性部材(30)と、 フレーム部材(10)の両側にそれぞれ固設される二つ
    の固定組(40)と、 フレーム部材(10)の両側における二つの固定組(4
    0)にそれぞれ固設されると共に、肘かけ部(51)の
    高さが上下調節可能な二つの肘かけ(50)とを有し、 固定組(40)は固設座(41)及び固定座(42)を
    有し、固設座(41)は横方向に設けられる上固設部
    (411)及び下固設部(412)により、フレーム部
    材(10)の側部底端及び脚部材(20)の上端に組合
    わされると共に、固定座(42)は連結アーム(42
    2)を有し、その連結アーム(422)により固設座
    (41)の底部に固設され、 肘かけ(50)は連結アーム(422)の一端に固設さ
    れて椅子の両側に配置されることを特徴とするコイル状
    の弾性部材を用いた椅子。
  2. 【請求項2】 固定組(40)の固設座(41)におけ
    る、長さが下固設部(412)より短い上固設部(41
    1)の末端と下固設部(412)の末端との間に固設座
    (41)と共に、フレーム部材(10)と脚部材(2
    0)との間に組合わされるフレーム板(413)が介設
    されることを特徴とする請求項1に記載のコイル状の弾
    性部材を用いた椅子。
  3. 【請求項3】 固定座(42)の連結アーム(422)
    における、椅子のと外側端部と対応する位置に肘かけ
    (50)を固設するための肘かけ座(421)が設けら
    れることを特徴とする請求項1又は2に記載のコイル状
    の弾性部材を用いた椅子。
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