JP6588482B2 - 身体支持装置 - Google Patents
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Description
(1)本発明に係る身体支持装置は、使用者を支持する支持台と、前記支持台に支持された使用者の腕を支持するアームレストと、前記支持台と前記アームレストとを連結し、前記アームレストが左右方向に移動可能に固定された連結機構と、前記連結機構と前記アームレストとを、鉛直方向に延びる回転軸回りに回転可能に連結する回転連結部と、を備え、前記アームレストの可動範囲を制限する係止部は、前記連結機構および前記アームレストのうちの一方に固定された第1係止部と、他方に設けられ内部に前記第1係止部が配置されるとともに前記第1係止部の左右方向への移動を規制する第2係止部と、を備え、前記係止部が、前記回転連結部よりも、前後方向に沿う前側に位置している。
この身体支持装置によれば、アームレストの可動範囲を制限しつつ、アームレストを左右方向に移動させることができる。これにより、アームレストが過度に左右方向に移動することが無く、アームレストの位置を調整し易くすることができる。
また、係止部として、第1係止部が第2係止部内に配置された構成を採用することで、アームレストの可動範囲を制限することができる。したがって、例えば、第2係止部として孔部(溝や貫通孔)を形成する等という簡素な構成により、アームレストの可動範囲の制限を実現することができる。これにより、身体支持装置の構造の簡素化を図ることができる。
係止部が、回転連結部よりも前側に位置している。したがって、例えば、回転連結部をアームレストの後端部に配置すること等が可能になり、使用者の肘を起点として指先が開閉するように、アームレストを左右方向に回転させることができる。これにより、例えば、使用者が支持台に乗り降りし易くなったり、支持台上の使用者に他者が処置(例えば、透析や点滴などの医療処置)をし易くなったりすることから、身体支持装置の利便性を向上させることができる。
係止部が、回転連結部よりも前側に位置している。したがって、例えば、係止部と回転連結部との前後方向の距離を適宜設定することで、第2係止部の左右方向の大きさを同等に維持しつつも、アームレストの可動範囲を変更することができる。これにより、例えば、アームレストの可動範囲を多様に設定すること等ができる。
なお例えば、第1係止部が、頭部を有するボルトの場合、頭部と連結機構との間でアームレストを挟持することができる。この場合、第1係止部の連結機構に対する締結力(螺着力)を適宜調整し、第1係止部や連結機構に対するアームレストの摩擦力を調節することができる。これにより、アームレストを左右方向に移動させるために必要な操作力を調節し、例えば、この操作力を一定以上に設定すること等が可能になり、不意の外力によるアームレストの予期せぬ移動を抑えることができる。
(6)上記(5)に係る身体支持装置では、前記支持台の形態が、座位姿勢の使用者を支持するチェアポジションと、仰臥位姿勢の使用者を支持するベッドポジションと、の間で変更可能である構成を採用してもよい。
(7)上記(1)から(6)のいずれか1つに係る身体支持装置では、この身体支持装置の上面視において、前記回転軸回りに左右方向の外側に移動した前記アームレストでは、このアームレストにおいて前側に位置する端部が、前記移動の前よりも、前記支持台から左右方向の外側に離間する構成を採用してもよい。
身体支持装置10は、例えば医療用チェアとして利用される。身体支持装置10は、例えば使用者が透析を受ける際に利用することができる。身体支持装置10は、電力に基づいて起伏調節可能であり、いわゆるリクライニング機能を具備している。
支持台11の形態が、チェアポジションP1とベッドポジションP2との間で連続的に変更可能であることは、支持台11の形態を、チェアポジションP1やベッドポジションP2のみならず、チェアポジションP1やベッドポジションP2の間の任意の中間ポジションで保持可能であることを意味する。
支持台11の形態が、チェアポジションP1とベッドポジションP2との間で間欠的に変更可能であることは、支持台11の形態を、チェアポジションP1およびベッドポジションP2のみで、または、支持台11の形態を、チェアポジションP1およびベッドポジションP2に加えて、チェアポジションP1やベッドポジションP2の間の特定の(例えば数点の)中間ポジションで保持可能であることを意味する。
図9に示すように、前記駆動部は、チェアポジションP1の支持台11におけるレッグレスト23を昇降可能である。これにより、レッグレスト23の傾斜角度が変更される。
図12に示すように、前記駆動部は、ショックポジションP3の支持台11の座面部21、背もたれ22およびレッグレスト23を連動して移動させ、チェアポジションP1の支持台11に変更可能である。本実施形態では、架台12が、支持台11の形態を、チェアポジションP1とベッドポジションP2との間だけでなく、チェアポジションP1とショックポジションP3との間で変更可能である。
なお回転連結部40、係止部50および補助機構60それぞれにおいて、中核部材13aの上方に位置する部分は、前記クッション材により上方から覆われている。
図13に示すようなアームレスト13を第1リンク機構25に対して左右方向Yに移動させると、第1係止部51が第2係止部52内を左右方向Yに移動する。そして、第1係止部51が第2係止部52の左右方向Yの側端縁(内周縁)に係止することで、第1係止部51の更なる左右方向Yへの移動が規制される。これにより、アームレスト13の移動も規制され、アームレスト13の可動範囲が制限される。
また、係止部50として、第1係止部51が第2係止部52内に配置された構成を採用することで、アームレスト13の可動範囲を制限することができる。したがって、例えば本実施形態のような、第2係止部52として孔部(溝や貫通孔)を形成する等という簡素な構成により、アームレスト13の可動範囲の制限を実現することができる。これにより、身体支持装置10の構造の簡素化を図ることができる。
さらに、係止部50が、回転連結部40よりも前側X1に位置している。したがって、例えば、係止部50と回転連結部40との前後方向Xの距離を適宜設定することで、第2係止部52の左右方向Yの大きさを同等に維持しつつも、アームレスト13の可動範囲を変更することができる。これにより、例えば、アームレスト13の可動範囲を多様に設定すること等ができる。
補助機構80では、ブッシュ61が、支持リンク部25aと中核部材13aとの間にのみ配置されていて、ボルト70の頭部71と中核部材13aとの間には配置されていない。またワッシャー62が、波ワッシャー62aと、平ワッシャー62bと、を備えている。波ワッシャー62aは、ボルト70の頭部71と中核部材13aとの間に配置されている。平ワッシャー62bは、頭部71の下面と波ワッシャー62aの上面との間、波ワッシャー62aの下面と中核部材13aの上面との間、中核部材13aの下面と鍔部61aの上面との間にそれぞれ設けられている。なおワッシャー62の材料には、例えば金属や合成樹脂を適宜採用することができる。
前記補助機構80では、前記締結力が調整されたときに、主に波ワッシャー62aの弾性変形量が調節される。これにより、補助機構80が無い場合に比べて、前記摩擦力を精度良く調節することが可能になり、前記摩擦力の調節を補助することができる。
前記実施形態では、第2係止部52が、貫通孔であるが、第2係止部52が、アームレスト13(中核部材13a)を貫通しない溝であってもよい。
11 支持台
12 架台
12a 荷重受け部
13 アームレスト
25 第1リンク機構(連結機構)
40 回転連結部
50 係止部
51 第1係止部
52 第2係止部
O 回転軸
P1 チェアポジション
P2 ベッドポジション
X 前後方向
X1 前側
Y 左右方向
Claims (6)
- 使用者を支持する支持台と、
前記支持台に支持された使用者の腕を支持するアームレストと、
架台と前記アームレストとを連結し、前記アームレストが左右方向に移動可能に固定された連結機構と、
前記連結機構と前記アームレストとを、鉛直方向に延びる回転軸回りに回転可能に連結する回転連結部と、を備え、
前記アームレストの可動範囲を制限する係止部は、前記連結機構および前記アームレストのうちの一方に固定された第1係止部と、他方に設けられ内部に前記第1係止部が配置されるとともに前記第1係止部の左右方向への移動を規制する第2係止部と、を備え、
前記係止部が、前記回転連結部よりも、前後方向に沿う前側に位置しており、
前記アームレストと前記連結機構が同じ方向に延びるとき、前記第1係止部が前記第2係止部の内部の一端側に配置され、前記第2係止部の内部の他端側が前記支持台側に配置され、
前記連結機構に前記アームレストの反対側から当接する荷重受け部を更に備える
身体支持装置。 - 前記第1係止部が、前記連結機構に固定され、
前記第2係止部が、前記アームレストに設けられている請求項1に記載の身体支持装置。 - 前記第2係止部が、前記アームレストを貫通する貫通孔であり、
前記第1係止部が、前記連結機構に螺着されている請求項2に記載の身体支持装置。 - 前記支持台の形態が変更可能である請求項1から3のいずれか1項に記載の身体支持装置。
- 前記支持台の形態が、座位姿勢の使用者を支持するチェアポジションと、仰臥位姿勢の使用者を支持するベッドポジションと、の間で変更可能である請求項4に記載の身体支持装置。
- この身体支持装置の上面視において、前記回転軸回りに左右方向の外側に移動した前記アームレストでは、このアームレストにおいて前側に位置する端部が、前記移動の前よりも、前記支持台から左右方向の外側に離間する請求項1から5のいずれか1項に記載の身体支持装置。
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JP2017026050A JP6588482B2 (ja) | 2017-02-15 | 2017-02-15 | 身体支持装置 |
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