JP3016308U - ボルト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 ボルトで締結した接合部分が、破断した時
に、このボルトの螺軸を取り除く作業は、非常に困難で
あった。この場合に、六角アーレンや、ドライバーで簡
単に弛めて、陥没した螺軸を取り除くのが目的である。 【構 成】 ボルトの螺軸（１）の先端部に、六角形
や、＋、−の凹穴（２）を形成する事によって、螺孔
（４）内に陥没した螺軸（１）を、取り除く作業が簡単
である。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ボルトの、螺軸部分の先端部に、六角形や、＋、−の凹穴 を形成したボルトである。通常に於いては、ボルトで締結した接合部分が 弛む事はないが、振動や、衝撃などで、この締結が弛むと、この接合部で ボルトが破断される事があり、修理の時に、この破断したボルトの螺軸を 取り除く作業は、非常に困難である。また、ボルトの頭部が欠落する事も あり、同様に、そのボルトの螺軸部を、取り除く作業は困難である。

本案は、この様な時にも、ボルトの螺軸を、（通称）六角アーレンや、 ドライバーで、簡単に弛める事が出来るように考案したものである。

図面に示したように、ボルトの螺軸（１）の先端部に、六角形や、＋、 −の凹穴を形成し、この凹穴（２）に六角アーレンや、ドライバー等の工 具を挿入できるようにしたのである。

締結した接合部で破断したボルトの螺軸（１）は、その接合された部材 の螺孔（４）内に陥没して、この螺軸を取り除く作業は、非常に困難であ ったが、ボルトの螺軸（１）は、締結した時の締圧力が解放されて居るの で、その螺軸（１）を弛めるのに、強い回転力は必要としないのである。

もちろん、ボルトの頭部（３）が欠落した場合であっても、同様に弛め て取り除く事ができる。しかし、この接合される部材の螺孔（４）が、貫 通している事が条件と成る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本案の断面図

【図２】 本案の実例を示す断面図

【符号の説明】

（１）はボルトの螺軸（２）は六角形や、＋、−の凹穴
（３）はボルトの頭部（４）は螺孔

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ボルトの、螺軸部分の先端部に、六
   角形や、＋、−の凹穴を形成したボルト。