JP3014534U - 眼鏡のテンプル - Google Patents

眼鏡のテンプル

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洋美 野路
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調整性が良好で、装用感に優れ、簡易な製造
工程で得られる眼鏡のテンプルを提供する。 【構成】 テンプルを構成する主要部品にポリアニルサ
ルフォン樹脂ないしはポリフェニルサルフォン樹脂を用
いるとともに、テンプルを固定部品および可動部品の組
み合わせからなる構造とする。可動部品には、固定部品
接続端側に可動部として長さに余剰を十分に用意してお
き、適当な長さに切断し、固定部品に可動部品を嵌入し
て、複数のネジ穴から適宜選択してネジ止めする。ま
た、本考案のテンプルは、モダン部を主モダンと補モダ
ンの二重の構造とし、柔軟性に富む他の樹脂で被覆す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、眼鏡枠部品において、長さ調整が可能なテンプルとその構成部品に 関する。
【0002】
【従来の技術】
眼鏡枠には、金属やプラスチックの部品が用いられており、フロントの材質に よって、金属枠、プラスチック枠、コンビネーション枠等に分けられる。金属枠 は、フロントが主に金属製の部品で構成されたもの、プラスチック枠は、フロン トが主にプラスチック製の部品で構成されたもの、コンビネーション枠は、フロ ント主要部品に金属とプラスチックを使い分けたものである。このようにフロン トの主要部品は、枠種によって材質が異なる。
【0003】 一方、テンプルは枠種によらず、丁番に続く部分からテンプルエンドまでがプ ラスチック製で、強度を補うための芯金が入ったもの、丁番からばね部に至る主 要部分は金属製で、テンプルエンドにプラスチック製のモダンを装着したものに 分けることが出来る。
【0004】 プラスチックは、一般に金属に比べて柔軟な感触があり、滑らずに密着しやす い材質である。テンプルは、鼻当てとともに、装用者の耳に直接ふれて、眼鏡の 荷重を負担する箇所であるため、主要部品の材質が金属であっても、装用者に直 接ふれる部分には、プラスチック部品が利用されている。
【0005】 眼鏡の装用感を向上するため、金属製のテンプルは、直に耳にふれる部分をモ ダンなどのプラスチック部品で被覆しているが、より優れた装用感を得るため、 様々な工夫がなされている。材質では、テンプルに超弾性を有する形状記憶合金 を用いたものがある。テンプルの材質の特性により、装用者の耳形状に適合し、 眼鏡の荷重の負担をやわらげることが出来る。
【0006】 材質に加えてさらに、形状によって装用感を改善するテンプルがある。一例と して、実開平1−171418のメガネフレームのツルを説明する。図1は、従 来のテンプルの一例を説明する側面図で、実開平1−171418の眼鏡フレー ムのツルを示している。図に示すツルは、超弾性を有する形状記憶合金からなる テンプルのモダン部分を主フレーム1と補助フレーム2で形成し、補助フレーム 2が主フレーム1の下側にやや内側に湾曲した構成とした上で、シリコン樹脂3 で被覆したものである。補助フレームを主フレームの下側に形成した形状である ために柔軟性が増し、補助フレームが内側に傾斜しているため、適度に圧着され てずり落ちを防ぐ。
【0007】 上述したテンプルに限らず、レンズ、眼鏡枠部品については、材質や形状、構 造に創意をこらし、眼鏡の装用負担を軽減するとともに、多様なデザイン設計を 可能としている。
【0008】 実際に、装用感の優れた眼鏡を得るには、まず需要に応じて各種の寸法で製造 された眼鏡枠の中から、各使用者の顔形状にあったものを選択し、さらに装用に あたって微調整を行うことが重要不可欠である。眼鏡枠を組み上げたあとの微調 整は、使用者の顔に直接ふれて、眼鏡の荷重を支持するテンプルや鼻当て等に対 して行われる。
【0009】 微調整では、眼鏡が使用者の顔に適切に接して、均等に荷重が分散され、かつ 、適度な圧着により安定して支持されるよう、部品を変形させる。テンプルに行 う微調整は、左右のテンプルの中央付近を内外の方向に湾曲させて使用者の顔幅 にあわせ、耳に掛かる箇所を曲げて、使用者の耳の配置と形状等にあわせるもの である。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように、眼鏡枠のテンプルは、装用を快適にするため、プラスチックや 金属等の素材や形状を工夫し、耳にあたる箇所にプラスチックを利用している。 実際の装用にあたっては、各種の寸法の眼鏡枠の中で、使用者の顔形状に最も近 いものを選び、微調整を行うことにより、個々の使用者に対応している。
【0011】 使用する眼鏡を選ぶ際、装用感と眼鏡枠デザインが問題となるが、材質や構造 から、部品の形状や組み合わせが限られている。テンプルには、プラスチック部 品ないし金属製の主要部品にプラスチック部品を装着したものが用いられている が、通常のプラスチックでテンプルを構成したものは強度を維持するため、形状 が太型の部品に限定されてしまう。金属では、安定した装用感を得るため、テン プルエンドに装着するプラスチックのモダンが必要となる。
【0012】 また、使用者にあった寸法を得るには、テンプルは、長さや形状の異なるもの を多く製造しなければならないが、その一方で、志向の多様化にあわせて各種の 眼鏡枠を製造する必要があるため、製造効率やコストの点で、眼鏡枠について用 意できる寸法の設定には限りがあり、需要に対応しきれない。
【0013】 このような理由により、眼鏡枠を構成する各部品は、規格に基づいて、眼鏡枠 ごとに一律の寸法で製造される。そのため、別の眼鏡枠の部品との互換性も乏し いことから、微調整によって、使用者の顔形状にあわせている。しかし、顔の形 状は個人差がある上、顔の左右によっても形状の差異がある。テンプルにおいて は、長さや形状が左右対称の一律の寸法で製造されるため、使用者の顔形状が耳 までの奥行きと耳の高さが左右で大きく異なる場合には、微調整を行っても対応 しきれないことがある。顔形状の左右による差異は成長段階に著しく、また、特 に成長過程では、眼鏡使用は専ら視力矯正等の治療が目的であるため、適切な装 用状態が要求されている。
【0014】 本考案は、眼鏡枠部品において、調整性が良好で、装用感に優れ、簡易な製造 工程で得られるテンプルを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案のテンプルは、主要部品にポリアニルサ ルフォン樹脂ないしはポリフェニルサルフォン樹脂を用い、固定部品および可動 部品の組み合わせからなる構造とし、固定部品と可動部品に接続分離の容易な接 続構造を備える。また、本考案のテンプルは、モダン部を主モダンと補モダンの 二重の構造とし、柔軟性に富む他の樹脂で被覆する。
【0016】 本考案のテンプルのモダン部を主モダンと補モダンとする二重構造は、テンプ ルの耳掛け部分に補モダンを設けたもので、テンプルエンドで補モダンと主モダ ンが連続形状を成すものと、主モダンと補モダンがテンプルエンドで分かれて二 本のツルを成すものが考えられる。また、本考案のテンプルのモダン部に柔軟性 に富む樹脂を被覆する際、モダン全体を被覆するものと、主モダンと補モダンそ れぞれを被覆するものが考えられる。
【0017】 本考案のテンプルのモダン部に被覆する柔軟性に富む樹脂としては、耐薬品性 、耐候性、耐水性等に優れ、複雑な形状のモダンに対しても被覆が容易、かつ、 工程が簡略で、被覆後の気密性が優れたものが適している。例えば、熱収縮性の あるシリコン樹脂製のチューブをモダン部に装着して熱処理するなどの方法が適 当と考えられる。
【0018】 本考案のテンプルの可動部品および固定部品の組み合わせは、フロント側、モ ダン側に分割され、いずれかの側に可動部品が設けられる。テンプルの線状をな す部分で、可動部品と固定部品に分割される構造とし、この線状部分を可動部品 の可動部で構成する。
【0019】 可動部品は、固定部品接続端側の線状部分に、可動部として長さに余剰を十分 に用意しておき、接続に際して適当な長さに切断して調整する。可動部品と固定 部品は、相互の接続部分の内径と外径が合致し、固定部品に可動部品を嵌入する 接続構造を備え、固定部品に嵌入した可動部品を固定する手段が必要である。相 互の接続部分の側面に合致するネジ穴を設け、嵌入してネジ等により固定するな ど、接続と分離が容易な固定手段が適当である。長さ調整に対応するため、等間 隔で複数開けたネジ穴から、適当な位置のネジ穴を選択して固定する。
【0020】 可動部品と固定部品の接続部分を各種の眼鏡枠において共通の構造とし、部品 に互換性を備えるとよい。耳形状や装着状態に対応する各種形態のモダン部を備 えた可動部品ないし固定部品を用意することにより、顔形状の個人差や左右の差 異に対応し、使用環境に応じた部品の使い分け等、使用状態に合わせて眼鏡を構 成する。
【0021】 また、固定部品については一種類の部品を共通規格とし、可動部品については 各種の寸法、形態のものを揃えることにより、部品種類を減らし、製造工程を省 いても、顔形状の個人差、左右の差異から、使用者の志向や使用環境、装用機会 に適した眼鏡が提供できる。
【0022】 固定部品がフロント側にある場合、一体成形や接着、ロー付け等により、丁番 と一体化部品としてもよい。フロント側の固定部品等に互換性を持たせて、丁番 形状の異なる複数種類の互換部品を用意すれば、接続したいフロントに合わせて 固定部品等を選択することも可能となる。
【0023】 本考案のテンプルに用いるポリアニルサルフォン樹脂ないしはポリフェニルサ ルフォン樹脂は、機械的強度に優れ、耐衝撃性、超弾性や耐薬品性を備えている ため、眼鏡枠部品の細線化、小型化が可能で、汗や皮脂による変質も起こらない 。
【0024】
【実施例】
まず、本考案の実施例として、主モダンと補モダンの二重構造のモダン部を有 するテンプルについて、図面とともに以下に詳細を説明する。
【0025】 図2は、本考案の実施例において二重構造のモダン部を有するテンプルの説明 図である。図2(1)はポリアニルサルフォン樹脂ないしはポリフェニルサルフ ォン樹脂を用いて一体成形したテンプルで、主モダン11と補モダン12がテン プルエンドで連続している。図2(2)は、(1)のテンプルのモダン全体を柔 軟性に富む樹脂23で被覆したものである。一本のチューブの一端からモダン全 体を装入しており、モダン全体が一の被覆面で覆われる。
【0026】 図2(3)は、主モダン21と補モダン22がテンプルエンドで分かれたテン プルの、主モダン21と補モダン22それぞれを被覆し、被覆した樹脂24で二 本のツルを一体化したものである。一本のチューブの一端から主モダンのツルを 、他端から補モダンのツルを装入しており、被覆したチューブにより二本のツル が連続する。二本のチューブを用いて主モダン、補モダンを別々に被覆すること も、図2(2)同様にモダン部をまとめて被覆することも可能である。
【0027】 本考案のテンプルのモダン部を主モダンと補モダンとする二重構造と、固定部 品および可動部品の組み合わせからなる構造は、双方を備えても、いずれか一方 のみの構造を備えてもよい。例えば、図2に示したテンプルは、従来のテンプル 部品と同様にフロントと接続してもよいが、本考案のテンプルを構成する可動部 品として、長さに余剰を持たせ、ネジ穴等を設けてもよい。
【0028】 次いで、本考案の実施例として、固定部品および可動部品で構成されるテンプ ルについて説明する。図3は、本考案の実施例においてテンプルを構成する固定 部品の説明図であって、(1)は上面図、(2)は側面図である。また図中の右 には断面形状を示す。図3に示す固定部品は金属製で、金属製の二枚こまのうで 丁番4をテンプルの固定部品5にロー付けにより接続したものである。この固定 部品5は、側面に複数のネジ穴を等間隔にあけた可動部品と組み合わせて用いる ため、側面には、可動部品のネジ穴の適当なピッチに一致する間隔で2つのネジ 穴6が設けられている。ネジ穴6が設けられた固定部品の側面は平面であるが、 断面形状は、可動部品の外径に合致する大きさの円形の空洞を有し、ここに可動 部品が嵌入される。図に示す例では空洞は13.5mm、用いるネジ7の径は1 .4mmである。
【0029】 図4は、本考案の実施例においてテンプルを構成する固定部品の説明図であっ て(1)は上面図、(2)は側面図である。また、図中の右には断面形状を示す 。図4に示す固定部品15は金属製で、一枚こまのうで丁番14との一体化部品 として作製される。この固定部品15にも上述の固定部品と同様に、側面には組 み合わせて用いる可動部品のネジ穴の適当なピッチに一致する間隔でネジ穴16 が2つあけられている。断面形状は、可動部品の外径に合致する大きさの円形の 空洞を有している。図に示す例では、上述した一例と同様に空洞は13.5mm 、ネジ17の径は1.4mmである。
【0030】 図5は、本考案の実施例においてテンプルを構成する可動部品の可動部の説明 図であって、(1)は上面図、(2)は側面図であり、図中右側には断面形状が 示してある。図5に示す可動部品8は、ポリアニルサルフォン樹脂ないしはポリ フェニルサルフォン樹脂の成形部品で、上述した二つの固定部品に共用すること ができる。図に示す例では、側面に1.3mm径のネジ穴9が2mm間隔で7つ 設けられており、このネジ穴と幅2.8mm、奥行き2.5mmの外径に合致す る空洞を有する固定部品に組み合わせて用いることができる。このような可動部 品8は、組み合わせて用いる固定部品の空洞長とネジ穴位置を考慮した上で、使 用者の耳の配置に合わせて可動部品を切断して用いる。
【0031】 材質としてポリアニルサルフォン樹脂ないしはポリフェニルサルフォン樹脂を 用いることにより、図に示す例のように金属製のテンプル同様の細径の部品で構 成することが可能である。
【0032】 図6は、本考案の実施例におけるテンプルの説明図である。図4の固定部品1 5に、図5の可動部を有する可動部品18を組み合わせて構成し、モダン部は、 主モダン31に補モダン32が両端で繋がる輪状の二重構造を備えている。この 例では概ね、固定部品は共通規格として一種類のものを製造すれば足り、組み合 わせの利く可動部品について各種の寸法、デザインのものを用意することにより 、装用感が良好で、安定して装着される眼鏡を構成することが出来る。本例のテ ンプルの材質は、可動部品をポリアニルサルフォン樹脂ないしはポリフェニルサ ルフォン樹脂とし、固定部品は同樹脂ないし金属を用いることが出来る。
【0033】 図7は、本考案の他の実施例におけるテンプルの説明図で、(1)は上面図、 (2)は側面図である。本実施例は、上記に説明してきたものと異なり、フロン ト側を可動部品25、モダン側を固定部品28で構成したものである。モダン部 は、テンプルエンドで主モダン41と補モダン42の二本のツルに分かれている 。可動部品25の固定部品接続側に長さ調整用の複数のネジ穴29が等間隔であ けられ、固定部品28には可動部品のネジ穴ピッチに一致する2つのネジ穴26 があけられている。固定部品28は、可動部品の外径に合致する空洞を有し、適 当な位置で切断した可動部品25を嵌入してネジ27で固定する。この例ではほ とんど、調整範囲の広い可動部品を共通規格として一種類用意し、組み合わせの 利く固定部品について、各種の形状、寸法のものを製造すれば足りる。本例のテ ンプルの材質は、可動部品、固定部品ともポリアニルサルフォン樹脂ないしはポ リフェニルサルフォン樹脂を用いるとよい。
【0034】 以上に説明したように、固定部品に嵌着し、ネジ、ピン、ボルト等の突状固定 部品で固定する可動部品については、可動部品の長さ調整を可能とするため、突 状固定部品の突状部を収めるネジ孔等を長さ調整用として複数設け、適当な位置 のネジ孔等が選択できるものとする。ネジ孔等を設けた可動部品が嵌着される固 定部品は、可動部品が嵌着出来る大きさ及び形状の空洞と、突状固定部品の突状 部を緩みなく収めて可動部品を固定するネジ孔等を有する。その他、接続部品を 介して接合する構成も考えられる。
【0035】
【考案の効果】
上記のように、本考案のテンプルは、ポリアニルサルフォン樹脂ないしはポリ フェニルサルフォン樹脂を用いて、主モダンと補モダンの二重構造のモダン部を 構成することにより、安定した装着感が得られる。ポリアニルサルフォン樹脂な いしはポリフェニルサルフォン樹脂でテンプルを構成することにより、部品の細 線化、小型化により、軽量な眼鏡が得られる。
【0036】 本考案のテンプルは固定部品と可動部品で構成することにより、適宜の箇所で 接続することが出来るため、テンプルの長さ調整が可能となる。本考案のテンプ ルを構成する可動部品と固定部品は、固定と分離が容易であるため、接続部分を 共通構造とすることにより、多くの部品に互換性が生じる。ポリアニルサルフォ ン樹脂等を用いた二重構造のモダン部品を含め、複数種類のモダン部品から選択 して、眼鏡を作成することが出来る。使用者の顔形状の個人差、左右の差異に対 応し、また、使用環境に応じた部品の取り替えも可能となるため、装用感、装着 感に優れた眼鏡が提供できる。
【0037】 さらに、モダン部を有する一方のみについて各種のサイズ、デザインのものを 製造し、他方については共通の部品で足りるため、製造過程を省くことにより、 製造コストを維持したまま、各サイズの眼鏡が作成できる。フロント側の部品に 互換性を与え、丁番形状により部品を選択することにより、フロント部品の利用 範囲が広がる。本考案のテンプルは、部品の互換性、設計の自由度が増すため、 志向の多様化に対応した様々な種類の眼鏡の製造が容易になる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のテンプルの一例を説明する側面図であ
る。
【図2】本考案の実施例において二重構造のモダン部を
有するテンプルの説明図である。
【図3】本考案の実施例においてテンプルを構成する固
定部品の説明図である。
【図4】本考案の実施例においてテンプルを構成する固
定部品の説明図である。
【図5】本考案の実施例においてテンプルを構成する可
動部品の可動部の説明図である。
【図6】本考案の実施例におけるテンプルの説明図であ
る。
【図7】本考案の他の実施例におけるテンプルの説明図
である。
【符号の説明】
1 主フレーム 2 補フレーム 3 シリコン樹脂 4 うで丁番 5 固定部品 6 ネジ穴 7 ネジ 8 可動部品 9 ネジ穴 11 主モダン 12 補モダン 14 うで丁番 15 固定部品 16 ネジ穴 17 ネジ 18 可動部品 21 主モダン 22 補モダン 23 樹脂 24 樹脂 25 可動部品 26 ネジ穴 27 ネジ 28 固定部品 29 ネジ穴 31 主モダン 32 補モダン 41 主モダン 42 補モダン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のテンプルの一例を説明する側面図であ
る。
【図2】本考案の実施例において二重構造のモダン部を
有するテンプルの説明図である。
【図3】本考案の実施例においてテンプルを構成する固
定部品の説明図である。
【図4】本考案の実施例においてテンプルを構成する固
定部品の説明図である。
【図5】本考案の実施例においてテンプルを構成する可
動部品の可動部の説明図である。
【図6】本考案の実施例におけるテンプルの説明図であ
る。
【図7】本考案の他の実施例におけるテンプルの説明図
である。
【図8】本考案の他の実施例においてテンプルを構成す
る可動部品および固定部品の説明図である。
【図9】本考案の他の実施例におけるテンプルの説明図
である。
【図10】本考案の他の実施例におけるテンプルの説明
図である。
【図11】本考案の他の実施例におけるテンプルの説明
図である。
【図12】本考案の他の実施例におけるテンプルの説明
図である。
【図13】本考案の他の実施例においてテンプルを構成
する可動部品および固定部品の説明図である。
【図14】本考案の他の実施例におけるテンプルの説明
図である。
【図15】本考案の他の実施例におけるテンプルの説明
図である。
【図16】本考案の他の実施例においてテンプルを構成
する可動部品および固定部品の説明図である。
【符号の説明】 1 主フレーム 2 補フレーム 3 シリコン樹脂 4 うで丁番 5 固定部品 6 ネジ穴 7 ネジ 8 可動部品 9 ネジ穴 11 主モダン 12 補モダン 14 うで丁番 15 固定部品 16 ネジ穴 17 ネジ 18 可動部品 21 主モダン 22 補モダン 23 樹脂 24 樹脂 25 可動部品 26 ネジ穴 27 ネジ 28 固定部品 29 ネジ穴30 芯材 31 主モダン 32 補モダン34 丁番 35 可動部品 38 固定部品 39 接続部品 41 主モダン 42 補モダン44 丁番 45 可動部品 48 固定部品 49 接続部品 50 半掛のテンプル 51 主モダン 52 補モダン 53 芯材 54 丁番 55 可動部品 58 固定部品 59 接続部品 60 半掛のテンプル 61 主モダン 62 補モダン 63 芯材 64 丁番 65 可動部品 68 固定部品 69 接続部品 70 半掛のテンプル 71 主モダン 72 補モダン

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡のテンプルにおいて、ポリアニルサ
    ルフォン樹脂ないしはポリフェニルサルフォン樹脂を用
    いた耳掛け部が、主モダンと主モダンの下側にある補モ
    ダンの二本のツルで構成され、主モダンと補モダンの末
    端が連続した輪形状であることを特徴とする眼鏡のテン
    プル。
  2. 【請求項2】 眼鏡のテンプルにおいて、ポリアニルサ
    ルフォン樹脂ないしはポリフェニルサルフォン樹脂を用
    いた耳掛け部が、主モダンと主モダンの下側にある補モ
    ダンの二本のツルで構成され、主モダンと補モダンの末
    端が分岐した形状であることを特徴とする眼鏡のテンプ
    ル。
  3. 【請求項3】 ポリアニルサルフォン樹脂ないしはポリ
    フェニルサルフォン樹脂を用いた耳掛け部が、主モダン
    と主モダンの下側にある補モダンの二本のツルからなる
    輪形状である眼鏡のテンプルにおいて、柔軟性を有する
    樹脂からなる一袋の被覆面で主モダンと補モダンが覆わ
    れることを特徴とする眼鏡のテンプル。
  4. 【請求項4】 ポリアニルサルフォン樹脂ないしはポリ
    フェニルサルフォン樹脂を用いた耳掛け部が、主モダン
    と主モダンの下側にある補モダンの二本のツルが分岐し
    た形状である眼鏡のテンプルにおいて、柔軟性を有する
    樹脂からなる一袋の被覆面で主モダンと補モダンが覆わ
    れることを特徴とする眼鏡のテンプル。
  5. 【請求項5】 ポリアニルサルフォン樹脂ないしはポリ
    フェニルサルフォン樹脂を用いた耳掛け部が、主モダン
    と主モダンの下側にある補モダンの二本のツルからなる
    眼鏡のテンプルにおいて、柔軟性を有する樹脂からなる
    一路状の被覆面が主モダンと補モダンの末端を連係する
    ことを特徴とする眼鏡のテンプル。
  6. 【請求項6】 ポリアニルサルフォン樹脂ないしはポリ
    フェニルサルフォン樹脂を用いた耳掛け部が、主モダン
    と主モダンの下側にある補モダンの二本のツルが分岐し
    た形状である眼鏡のテンプルにおいて、主モダンと補モ
    ダンを覆う柔軟性を有する樹脂からなる被覆面が分岐す
    ることを特徴とする眼鏡のテンプル。
  7. 【請求項7】 主要部品がポリアニルサルフォン樹脂な
    いしはポリフェニルサルフォン樹脂からなる眼鏡のテン
    プルにおいて、テンプルの線状部分の収束部で分割され
    る固定部品および可動部品の組み合わせとし、固定部品
    には可動部品端を収容する空洞と可動部品端を固定する
    突状部品の突状部を収める固定穴を設け、可動部品はテ
    ンプルの線状部分に余する長さを有し、固定部品に設け
    た前記固定穴に相応する複数の調整用固定穴を等間隔で
    設け、固定部品と可動部品は嵌着および突状部品を固定
    穴に収めることにより固定されることを特徴とする眼鏡
    のテンプル。
  8. 【請求項8】 主要部品がポリアニルサルフォン樹脂な
    いしはポリフェニルスルフォン樹脂からなる眼鏡のテン
    プルにおいて、テンプルの線状部分の収束部で分割され
    るテンプルエンド側の部品のモダン部が、主モダンと補
    モダンの二本のツルからで構成されることを特徴とする
    眼鏡のテンプル。
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