JP3013917B2 - 防護柵 - Google Patents

防護柵

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JP3013917B2
JP3013917B2 JP9529394A JP9529394A JP3013917B2 JP 3013917 B2 JP3013917 B2 JP 3013917B2 JP 9529394 A JP9529394 A JP 9529394A JP 9529394 A JP9529394 A JP 9529394A JP 3013917 B2 JP3013917 B2 JP 3013917B2
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column
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就一 佐川
昭浩 四谷
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  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、橋梁用の高欄として、
また道路、歩道橋、公園、駅前広場、遊歩道あるいはそ
の他の道路等の道路柵として、好適に使用される防護柵
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防護柵は、角形支柱の下
部が地覆部に埋め込み固定され、該支柱の各上部間と各
側面間にそれぞれ笠木と上下横桟とが横架されると共
に、上下横桟間に縦桟とが配設されているものが大半で
ある。そして前記支柱に使用される材料としては、成形
性が良好なため装飾性に富んだ形状とすることができる
アルミニウム材や強度面に優れた鋼材が一般には使用さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記アル
ミニウム材からなる支柱を使用した防護柵にあっては、
装飾面では優れているものの、強度的に弱く、万一車両
が該防護柵に衝突するとその衝撃で簡単に破損し、車両
が防護柵外に逸脱する危険性があるため、特にかかる場
合に二次的災害が大きくなる橋梁用の高欄等としては使
用し難いものであった。また一般の道路柵用として用い
られているものにあっても、アルミニウムのみで強度を
上げるために厚肉構造とする必要があり、アルミニウム
の材料価格が高いことも相まって製造コストが高くなる
問題もあった。
【0004】一方鋼材からなる支柱を使用した防護柵に
あっては、車両の衝突による衝撃に十分耐え得る強度を
具備し得ると共に、材料価格も安価であるが、反面成形
性が悪く、色々な装飾性に富んだ形状とすることが難し
いため、デザイン的には変化がなく単調なものとなって
いた。
【0005】また前記防護柵はいずれも、上下横桟と支
柱側面との突き合わせ部分が正面から見えてデザイン的
に見苦しく、装飾性に欠けるものであった。
【0006】本発明は、従来の防護柵が有していた上記
の問題点を解消し、強度向上を図ると共に装飾性を向上
させた防護柵に関するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成としている。すなわちこの
発明に係る防護柵は、下部が地覆部に埋め込み固定され
た補強柱と、該補強柱に嵌装され左右側面に凹溝が上下
方向に形成された中空の支柱と、該支柱の各上部間に横
架された笠木と、支柱の各側面間に横架され両端部が前
記凹溝に嵌挿された上下横桟と、上下横桟間に配設され
た縦桟とを有し、かつ前記上下の横桟は支柱と補強柱と
を貫通して螺入されたボルトにより、横桟プレートを介
して取付固定されたことを特徴とするものである。
【0008】前記補強柱としては、強度的に優れた鋼材
から形成するのが好ましく、支柱は、成形性に優れ装飾
性に富んだ形状とすることができるアルミニウム材から
形成するのが好ましい。
【0009】
【作用】本発明防護柵によれば、補強柱の下部が地覆部
に埋め込み固定され、該補強柱に支柱が嵌装されている
ので、補強柱で強度面の確保を図りつつ、支柱に対して
は強度を殊更考慮することなく装飾性を高めることがで
きる。また、車両等が万一衝突しても補強柱に嵌装され
た支柱がクッションとなり、補強柱にかかる衝撃も弱め
られる。さらに支柱の各側面間に横架された上下横桟の
両端部が、支柱側面に形成された凹溝に嵌挿されている
ので、上下横桟の両端部と支柱との突き合わせ部分が凹
溝に隠れて正面から見えないためデザイン的に見苦しく
なく、装飾性を一層高めることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき具体的に説明
する。図1は本発明防護柵の一実施例を示す正面図、図
2は図1のA−A拡大断面図、図3は図1のB−B拡大
断面図、図4は図3のC−C断面図である。
【0011】図1〜4において1は適宜間隔をおいて立
設された補強柱であって、下部が地覆部Gに埋め込み固
定されている。該補強柱1を形成する材料としては、車
両の衝突に対し、簡単に破損して飛散しない程度の強度
を有していれば特に限定されるものではないが、好適に
は強度面で優れ且つ安価である中空状の鋼材が使用さ
れ、本実施例では辺の長さ100×100mm、厚さ
4.5mmの角形鋼管が使用されている。該角形鋼管
は、防錆処理として、一般にはその表面及び内面に溶融
亜鉛メッキが施されている。なお補強柱1の下端にはベ
ースプレート11が取付けられ、抜け止め及びガタ付き
防止がなされている。
【0012】2は前記補強柱1に嵌装される中空の支柱
であって、左右側面に凹溝21が上下方向に形成され、
正面及び背面には適宜凹凸の装飾模様22が上下方向に
形成されている。該支柱1は、好適にはアルミニウム材
からなる引き抜き成型により形成され、表面には適宜着
色処理がなされている。また本実施例では、美観を損な
わないように支柱1の下部を若干地覆部Gに埋設し、補
強柱1が外部から見えないようにしている。なお本発明
では、強度面については前記補強柱1で確保しているた
め、支柱2に対しては殊更強度が要求されないので、支
柱2を形成する材料としては、容易に任意の形状に成型
ができ、また装飾性を付与させる材料が好ましく、例え
ば合成樹脂や繊維強化合成樹脂等であってもよい。
【0013】3は前記支柱2の各上部間に横架された笠
木である。該笠木3の取付はL形の笠木プレート4を介
してなされている。すなわち該笠木プレート4は外観に
現れないように、L形の一辺を支柱の凹溝21内に嵌め
込むと共に他方の一辺を笠木3下部の長手方向に沿って
形成された凹溝31内に嵌め込み、前記両辺にそれぞれ
ボルト41を螺入して取付固定している。なお隣接する
両笠木3の突き合わせ部分には、熱膨張による弊害を防
止するために若干隙間が設けられ、またその突き合わせ
部分内部には笠木フリージョイント5が両笠木3間に跨
がって挿入されており、、該笠木フリージョイント5に
より笠木3加工時のカット長さの誤差を吸収すると共
に、前記隙間を内部から塞ぐことにより美観を高め、且
つ雨水が笠木3内部に浸入しないようにしている。
【0014】6は支柱2の各側面間に横架された上下横
桟であって、該上下横桟6の両端部は前記支柱2の凹溝
21内に嵌挿され、上下横桟6の両端部と支柱2との突
き合わせ部分が該凹溝21に隠れて正面から見えないよ
うになされている。該上下横桟6の取付は笠木3とほぼ
同様であって、L形の横桟プレート7を介してなされて
いる。すなわち横桟プレート7は外観に現れないよう
に、L形の一辺を支柱2の凹溝21内に嵌め込むと共に
他方の一辺を上下横桟6の長手方向に沿って形成された
凹溝61内に嵌め込み、前記両辺にそれぞれボルト7
1,72を螺入して取付固定している。なお支柱2側に
螺入されるボルト71は長尺のものが使用され、該ボル
ト71が支柱2と補強柱1とを貫通して螺入されること
により、支柱2と補強柱1との固定もなされている。
【0015】8は前記上下横桟6間に配設された縦桟で
あって、本実施例では、断面が楕円の柱状体となされて
いる。その理由は、楕円の小径側を左右方向にして該縦
桟8を配設することにより、正面方向の景色が縦桟8で
遮られることをできるだけ避けるためと、正面からの衝
撃に対しての強度向上を図るためである。なお縦桟8の
両端部は上下横桟6の凹溝61内に嵌め込まれた縦桟取
付板81を介して、該上下横桟6に取付けられている。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように本発明防護柵によれ
ば、補強柱で強度面の確保が図られているので、支柱に
対しては強度を殊更考慮することなく装飾性を高めるこ
とができる。また、車両等が万一衝突しても補強柱に嵌
装された支柱がクッションとなり、補強柱にかかる衝撃
も弱められる。さらに上下横桟の両端部と支柱との突き
合わせ部分が凹溝に隠れて正面から見えないためデザイ
ン的に見苦しくなく、装飾性を一層高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明防護柵の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1のA−A拡大断面図である。
【図3】図1のB−B拡大断面図である。
【図4】図3のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 補強柱 2 支柱 21 凹溝 3 笠木 6 横桟 8 縦桟

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部が地覆部に埋め込み固定された補強
    柱と、該補強柱に嵌装され左右側面に凹溝が上下方向に
    形成された中空の支柱と、該支柱の各上部間に横架され
    た笠木と、支柱の各側面間に横架され両端部が前記凹溝
    に嵌挿された上下横桟と、上下横桟間に配設された縦桟
    とを有し、かつ前記上下横桟は支柱と補強柱とを貫通し
    て螺入されたボルト、および横桟への取付ボルトによっ
    て横桟プレートを介して取付固定された防護柵。
  2. 【請求項2】 補強柱が鋼材からなり、支柱がアルミニ
    ウム材からなる請求項1記載の防護柵。
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