JP3012989U - ディスククランプ装置 - Google Patents

ディスククランプ装置

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Publication number
JP3012989U
JP3012989U JP1994016971U JP1697194U JP3012989U JP 3012989 U JP3012989 U JP 3012989U JP 1994016971 U JP1994016971 U JP 1994016971U JP 1697194 U JP1697194 U JP 1697194U JP 3012989 U JP3012989 U JP 3012989U
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JP
Japan
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turntable
disc
spherical body
clamp device
clamper
Prior art date
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Application number
JP1994016971U
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English (en)
Inventor
田 裕 一 吉
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 部品点数が少なくされ、かつ、組立工程が簡単なディス
ククランプ装置を提供する。 【目的】 ディスク20をターンテーブル11にクラン
プさせるディスククランプ装置において、前記ターンテ
ーブル11の中央部にはディスク20をガイドする円筒
状のガイド18が設けられると共に、このガイドの側部
に切欠部19を設け、前記ターンテーブル11の軸部1
6に挿嵌され、この球状体36を前記ターンテーブル1
1の切欠部19より突出させると共に、前記クランパ3
0のボス32と球状体36との間に弾性を有する部材4
2を設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ディスクプレーヤにおけるディスククランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のディスククランプ装置は、ターンテーブル50の上面中央部に突出した 円筒軸50aに弾性体のOリング51が外挿され、これに複数(例えば3個)の ホール孔52aが等配されたガイド部材52が被せられた状態で下端52bがタ ーンテーブルに圧入されていた。 そして、複数(例えば3個)のスチールボール53,53,53が前記ボール 孔52aに配設され、前記スチールボール53,53,53は前記Oリング51 により外方へ弾発付勢されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のディスククランプ装置は、部品点数が多く、組 み立てがむずかしいという欠点があった。 本考案は上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 、組み立てが容易なディスククランプ装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、ディスクをターンテーブルにクランプさ せるディスククランプ装置において、前記ターンテーブルの中央部にはディスク をガイドする円筒状のガイドが設けられると共に、このガイドの側部に切欠部を 設け、前記ターンテーブルの軸部に挿嵌されるクランパには球状体が形成され、 この球状体を前記ターンテーブルの切欠部より突出させると共に、前記クランパ のボスと球状体との間に弾性を有する部材を設けたことを特徴とする。 また、クランパのボスと球状体とは一体に形成したことを特徴とする。 また、前記弾性を有する部材は環状の弾性体であることを特徴とする。
【0005】
【作用】
クランパの球状体は環状弾性体により弾発付勢されている。 ディスクがターンテーブルに装着される際にディスク孔内側が球状体に当接す ると、球状体はそれぞれターンテーブルの内向き半径方向に移動し、引き続き、 ディスクをターンテーブル上面に密着させると、球状体は外向き半径方向に移動 し、球状体の下半部がディスク孔上面隅部を押圧する。この時、環状弾性体は球 状体を押圧するから、球状体はディスクをターンテーブル上に確実にクランプさ せる。
【0006】
【実施例】
以下、添付図に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案のディスククランプ装置10の断面図、図2はターンテーブル1 1の平面図、図3はクランパ30の平面図である。 図において、11はターンテーブル、20はターンテーブル11上に載置され たディスクである。ターンテーブル11は中央部には図示しないモータの回転軸 を軸支する軸部16があり、頂部には軸部16を覆うように円筒状のカバー14 が、又、カバー14の側部にはガイド18が、又、底部にはテーブル部12が一 体に形成されている。 上記ガイド18にはカバー14の隅部とともに周方向に複数(本実施例では3 個)の切欠部19が等配され、更に上記ターンテーブル11内にはクランパ30 が装着される。
【0007】 クランパ30は中央部に設けられたボス32と、ボス32を囲むようにボス3 2の下部に設けられた底部34と、球状体36と、底部34の突出部34aと、 突出部34aと球状体36と連結する円弧状の連結片38と、球状体36の矢印 C方向の動きを円滑にするヒンジ部38aとで構成し、ボス32,底部34,球 状体36,突出部34a,連結片38,ヒンジ部38aとは一体に樹脂で成型し ている。 そして、本実施例では球状体36は3つ設けられている。
【0008】 クランパ30のボス32はターンテーブル11の軸部16に嵌挿され、球状体 36が前記切欠部19からテーブル部12側にわずかに突出するように組み付け られている。 上記クランパ30のボス32と球状体36間の空間41には弾性を有するゴム などの材料からなる環状弾性体42が、ボス32と球状体36との間に密着して 嵌挿され球状体36を弾発付勢するように構成している。
【0009】 このように構成したディスククランプ装置において、ディスク20をターンテ ーブル上11に装着するには、図1に示すように、ディスク20のディスク孔2 0aを円筒状のガイド18の外縁に沿って押下げると、ディスク孔20a内側は クランパ30の球状体36に当接することとなり、クランパ30の空間41に設 けられた環状弾性体42を圧縮し、球状体36はそれぞれターンテーブル11の 内向き半径方向に移動する。 そして、ディスク20をターンテーブル11のテーブル部12上面に密着させ ると、環状弾性体42の弾発により球状体36はターンテーブル11の外向き半 径方向に移動するから、図1に示すように球状体36の下半部がディスク孔20 aの上面隅部を押圧し、ディスク20をターンテーブル11上に確実にクランプ させ、回転中に外れないように保持される。
【0010】 ディスク20をターンテーブル11からはずすには、上述した場合と逆の動作 が行われることにより、ディスク20はターンテーブル11から容易にはずすこ とができる。 上記クランパ30の連結片38にはヒンジ部38aが設けられるので、連結片 38に柔軟性が付与されることになり、空間41内での変位が柔軟となり、環状 弾性体42の弾発付勢を促進させ、球状体36の移動を容易とし、上記ディスク 20のターンテーブル11への着脱を容易にしている。
【0011】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、ターンテーブルの内側にクラン パならびに環状弾性体を嵌挿させた簡易な構造であるから、部品点数の削減と組 立工数の減少が可能となる。 しかも、ディスクのターンテーブルへの着脱を確実に、且つ、簡単に行うこと が出来る等優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すディスククランプ装置
の断面図である。
【図2】本考案のターンテーブルの平面図である。
【図3】本考案の一実施例を示すクランパの構成図を示
し、(a)はクランパの平面図、(b)は(a)のA−
A線断面図である。
【図4】従来のターンテーブルを示し、(a)は平面
図、(b)は(a)のB−B線断面図である。
【符号の説明】
10 ディスククランプ装置 11 ターンテーブル 12 テーブル部 18 ガイド 19 切欠部 20 ディスク 30 クランパ 32 ボス 36 球状体 38 連結片 41 空間部 42 環状弾性体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクをターンテーブルにクランプさ
    せるディスククランプ装置において、前記ターンテーブ
    ルの中央部にはディスクをガイドする円筒状のガイドが
    設けられると共に、このガイドの側部に切欠部を設け、
    前記ターンテーブルの軸部に挿嵌されるクランパには球
    状体が形成され、この球状体を前記ターンテーブルの切
    欠部より突出させると共に、前記クランパのボスと球状
    体との間に弾性を有する部材を設けたことを特徴とする
    ディスククランプ装置。
  2. 【請求項2】 クランパのボスと球状体とは一体に形成
    したことを特徴とする請求項1記載のディスククランプ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性を有する部材は環状の弾性体で
    あることを特徴とする請求項1又は2記載のディスクク
    ランプ装置。
JP1994016971U 1994-12-26 1994-12-26 ディスククランプ装置 Expired - Lifetime JP3012989U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06259822A (ja) * 1993-03-09 1994-09-16 Canon Inc 記録装置および記録再生装置
KR100463445B1 (ko) * 2002-06-27 2004-12-23 삼성전기주식회사 광 디스크 턴테이블

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06259822A (ja) * 1993-03-09 1994-09-16 Canon Inc 記録装置および記録再生装置
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