JPH0313898Y2 - - Google Patents

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JPH0313898Y2
JPH0313898Y2 JP1984193266U JP19326684U JPH0313898Y2 JP H0313898 Y2 JPH0313898 Y2 JP H0313898Y2 JP 1984193266 U JP1984193266 U JP 1984193266U JP 19326684 U JP19326684 U JP 19326684U JP H0313898 Y2 JPH0313898 Y2 JP H0313898Y2
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disk
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radial
platter
disc
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、デイスククランプ装置に関するもの
であり、コンパクトデイスクプレーヤーに於いて
特にデイスククランプをより薄型化し、しかも磁
石を用いないデイスククランプ装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、コンパクトデイスクプレーヤーのデイス
ククランプ装置には、マグネツトと磁性体との組
合せによりデイスクをプラツタ上に押圧する形式
のものが多く使用されている。
例えば、プラツタを磁性体とし、該プラツタ上
に載置されたデイスクを、マグネツトを有する上
部ホルダーが押圧する構造のものがあつた。
また、このようなデイスククランプ装置とし
て、実開昭58−105088号公報、特開昭59−58678
号公報、及び特開昭54−159202号公報に開示され
た提案内容が公知である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記せるようなマグネツトクラ
ンプ式のものは、マグネツトの保有スペースを要
し、コンパクトデイスクプレーヤーを薄型化する
には不向きであつた。
又、デイスクをセツトしていない時に、止めピ
ンや針等がデイスククランプ用磁石にとりつき、
そのまま使用した場合にデイスク等を破壊する危
険があつた。
上記実開昭58−105088号公報開示の提案内容
は、蓋のマグネツトと軟質ゴム製袋に設けたマグ
ネツトとの反発力を利用して複数の爪を押し拡か
せ、デイスク中心孔の内周縁を拡圧係止するもの
であるが、デイスク内周縁部のみがクランプ保持
され、デイスク上面は押圧保持されていないの
で、デイスクの保持力が弱く、1つの部材による
内周部のクランプと上面のクランプとの協働作用
によつてデイスクを確実強固にクランプできると
いつたものではない。
また、特開昭59−58678号公報開示のものは、
押圧部材に下降によりスピンドル中心のスピンド
ル軸に嵌入・押し拡かせ、デイスク中心部に設け
たセンターハブのセンターホール内周面に押し付
け、デイスクのセンタリングを行うものである
が、上記同様にデイスク上面は何ら保持されてい
ないので、デイスククランプの保持力を弱く、1
つの部材による内周部のクランプと上面のクラン
プとの協働作用によつてデイスクを確実強固にク
ランプ保持できるといつたものではない。
さらに、特開昭54−159202号公報開示のもの
は、デイスク負荷具によるデイスク上面の保持力
をマグネツトの吸着作用によつて得ているので、
マグネツトの保有スペースが必要であり、デイス
ククランプ機構の上下の占有スペースが増し、薄
型化には不向きである。また、心合せ部材とデイ
スク負荷具とは全く別個の部材であり、心合せ部
材によるデイスク中心孔内周の押圧保持とデイス
ク負荷具によるデイスク上面の押圧保持とは協働
した関係にはなく、1つの部材のみによつてデイ
スク内周の保持と上面の保持とを協働して行える
というものではない。したがつてクランプ装置の
構成部品点数も多くなる欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、モーターシヤフトに取付けられたプ
ラツタの中心部に複数の放射状スリツトを形成
し、該放射状スリツトの形成により複数の放射状
クランプ部材をプラツタ上のデイスクの径方向に
弾性変形可能に、かつ該プラツタと一体的に成形
し、プラツタの上方に上部クランプ部材を上下昇
降可能に配置すると共に、その中心部に放射状ク
ランプ部材の中心孔に嵌合され、該放射状クラン
プ部材の立上がり部をデイスク径方向外方に押し
拡かせるクリツクストツパを設け、かつ上部クラ
ンプ部材にプラツタ上に載置されたデイスク上面
を押圧するデイスクパッドを弾力性を有して形成
したことを特徴とするものである。
〔作用〕
デイスクをプラツタ上に載置し、その内周中心
孔を放射状クランプ部材の立上がり部に嵌め合わ
せた後、上部クランプ部材を降下させ、その中心
部にクラツクストツパを放射状クランプ部材の中
心孔に嵌合させると、放射状クランプ部材が押し
拡かれ、デイスク内周部がクランプ保持される。
同時に、上部クランプ部材のデイスクパツドがデ
イスク上面に押圧される。したがつて、上部クラ
ンプ部材のクリツクストツパによる押し拡き作用
と、デイスクパツドによる押圧作用との協働によ
り、デイスク内周部と上面とが同時に確実に保持
される。また、クリツクストツパによるデイスク
内周への押し拡き作用と、デイスクパツドによる
デイスク上面への押圧作用とは、上部クランプ部
材の下降により略同時に協働してデイスクに与え
られるので、少ない占有スペースの中でデイスク
を確実にクランプ保持できる。
〔実施例〕
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
本考案デイスククランプ装置の要部断面図あり、
デイスクをクランプした状態を示し、図中に点線
で示す部分はプレーヤ蓋体1を開けた状態の断面
図として表示されている。又、第2図は要部の斜
視図である。
ベースシヤーシー6の下部には、モーターシヤ
フト5に固定された分極マグネツト7及びコイル
8が内蔵されたホールモーター9が配置され、該
モーターシヤフト5の先端にはプラツタ4が固定
されている。
プラツタ4の中央部には、複数の放射状スリツ
ト42を有する複数の放射状クランプ部材41が
該プラツタ4と一体的に、且つ、弾力的に成型さ
れている。一方、プレーヤ蓋体には固定軸2が固
定されており、該固定軸2は上部クランプ部材3
の中心に設けられた孔部32に嵌挿され、固定軸
先端部21は孔部32より径が大きくなつてお
り、上部クランプ部材3の抜け止め規制をなして
いる。
上部クランプ部材3の下端部には前記放射状ク
ランプ部材41を押し拡げるクリツクストツパー
31が一体的にもうけられており、第1図に示す
ように放射状クランプ部材41を押し拡げて放射
状クランプ部材41内に嵌挿される。
この時、放射状クランプ部材41には、外側方
向に広げられる力が加わつており、放射状クラン
プ部材41の立上がり部43でデイスク10の内
周部をクランプしている。
又、クランプ部材3には複数の弾力性デイスク
パツド33が一体的に設けられており、第1図に
示すようにデイスク10をプラツタ4との間にク
ランプしている。
デイスク10を取り外す時は、プレーヤ蓋体1
を開けると、上部クランプ部材が外れ、プレーヤ
蓋体は第1図中点線で示す位置に開けられ、放射
状クランプ部材41よりデイスクを外すことがで
きる。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したような構成であるので、
上部クランプ部材の中心部に形成したクリツクス
トツパによる放射状クランプ部材の押し拡き作用
と、デイスクパツドによるデイスク上面への押圧
作用とにより、デイスク内周部のクランプとデイ
スク上面のクランプとを同時に協働した動作で行
うことができる。したがつて、少ない占有スペー
スの中でデイスクのクランプ保持を確実強固に行
うことができる。しかも、デイスククランプ装置
をマグネツトを用いることなく構成でき、マグネ
ツトの保有スペースを必要としないので、デイス
ククランプ装置の薄型化、ひいてはプレーヤの薄
型化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
本考案デイスククランプ装置の要部断面図、第2
図は要部の斜視図である。 5……モータシヤフト、4……プラツタ、42
……放射状スリツト、41……放射状クランプ部
材、3……上部クランプ部材、31……クリツク
ストツパー、43……立上がり部、10……デイ
スク、33……デイスクパツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータシヤフトに取付けられたプラツタの中心
    部に複数の放射状スリツトを形成し、該放射状ス
    リツトの形成により複数の放射状クランプ部材を
    前記プラツタ上のデイスクの径方向に弾性変形可
    能に、かつ該プラツタと一体的に成形し、前記プ
    ラツタの上方に上部クランプ部材を上下昇降可能
    に配置すると共に、その中心部に前記放射状クラ
    ンプ部材の中心孔に嵌合され、該放射状クランプ
    部材の立上がり部を前記デイスクの径方向外方に
    押し拡かせるクリツクストツパーを設け、かつ前
    記上部クランプ部材に前記プラツタ上のデイスク
    上面を押圧するデイスクパッドを弾力性を有して
    形成したことを特徴とするデイスククランプ装
    置。
JP1984193266U 1984-12-19 1984-12-19 Expired JPH0313898Y2 (ja)

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JP1984193266U JPH0313898Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

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JPS61111055U JPS61111055U (ja) 1986-07-14
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ID=30750685

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54159202A (en) * 1978-06-05 1979-12-15 Philips Nv Device for centering* aligning and retaining record carriers
JPS5958678A (ja) * 1982-09-29 1984-04-04 Canon Electronics Inc 磁気デイスク装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58105088U (ja) * 1982-01-09 1983-07-16 オンキヨー株式会社 デイスククランプ機構

Patent Citations (2)

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JPS5958678A (ja) * 1982-09-29 1984-04-04 Canon Electronics Inc 磁気デイスク装置

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JPS61111055U (ja) 1986-07-14

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