JPH039163Y2 - - Google Patents

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JPH039163Y2
JPH039163Y2 JP1984150137U JP15013784U JPH039163Y2 JP H039163 Y2 JPH039163 Y2 JP H039163Y2 JP 1984150137 U JP1984150137 U JP 1984150137U JP 15013784 U JP15013784 U JP 15013784U JP H039163 Y2 JPH039163 Y2 JP H039163Y2
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JP
Japan
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clamper
turntable
disk
center
center hole
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JP1984150137U
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JPS6168350U (ja
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、CDプレイヤーなどのクランプ装置
に関し、特に該CDプレイヤーにおいてターンテ
ーブル上にデイスク(コンパクトデイスク)をク
ランプする場合などに用いられるクランプ装置に
関する。
従来の技術 従来におけるこの種のクランプ装置の1例が第
3図に示されており、そのうちクランパ3とター
ンテーブル1の断面図が第4図a,bに示され
る。
すなわち該第3図において1はターンテーブル
であつて、その中心孔11にはスピンドルモータ
6の回転軸61が装入され、接着部Aにおいて接
着剤などにより該ターンテーブル1に接着され
る。2はデイスクであつて、そのクランプエリア
(情報の入つていない部分)において該ターンテ
ーブル1上に乗せられており、該スピンドルモー
タ6により高速回転させられる。
3はクランパであつて、その下方への移動時に
おいて(図面中にはその上昇および下降時の位置
が示される)、該デイスク2を該ターンテーブル
1上に保持する(押える)デイスク保持面31が
設けられるとともに、その中心には該クランパの
位置決めをするための中心凸部32が設けられ
(第4図a参照)、該中心凸部32がデイスククラ
ンプ時すなわちその下方への移動時において該タ
ーンテーブル1の中心孔11内へ上方から挿入さ
れる。なお該クランパ3はクランパケース4内に
挿着されており、更に該クランパケース4にはク
ランパカバー5が一体に取付けられていて、該ク
ランパケース4に取付けられたレバー付アームな
どによつて該クランパ3、クランパケース4、お
よびクランパカバー5がともに上下方向に移動す
るように構成される。更に該クランパ3の上部中
心には突起33が設けられており、一方クランパ
カバー5の下方中央部には凹状のクランパセンタ
51が設けられていて、該クランパセンタ51は
そのデイスククランプ時すなわち下方への移動時
において該突起33と係合し、例えばばねなどを
利用して該クランパ3に対し押圧力を加えるよう
にされている。
しかし、かかる構成によると、クランパ3の位
置決めをするための中心凸部32がターンテーブ
ルの中心孔(スピンドルモータ用の軸孔)11内
に挿入されるため、該ターンテーブル1とスピン
ドルモータ6の回転軸61との接着部Aが制約さ
れ、ターンテーブルに要求される面ブレ(面が上
下する)、外周ブレ(ターンテーブルが偏心する)
などの値を公差内に保つことが困難となるという
問題点がある。またこの点を解決するために上記
接着部Aの長さを充分にとると、それだけ全体の
高さ方向の寸法が大きくなり、セツトの小型化を
制約するという別の問題点を生ずる。
考案が解決しようとする問題点 本考案はこれらの問題点を解決するためになさ
れたもので、ターンテーブルにはモータ回転軸が
挿着される中心孔と同心的に凹部を設け、一方ク
ランパにはそのデイスククランプ時において該凹
部に挿入される凸部を設けることによりデイスク
クランプ時におけるターンテーブルに対するクラ
ンパの位置決めを行うという着想にもとづいて、
セツト全体の小型化を維持しつつモータ回転軸と
ターンテーブルとの接着部寸法を充分に確保でき
るようにしたものである。
問題点を解決するための手段 本考案によれば、モータ回転軸が装着され、デ
イスクが配置されるターンテーブルと、 該デイスクを該ターンテーブル上に保持するク
ランパとを備えたCDプレイヤーなどのクランプ
装置であつて、 該ターンテーブルには該ターンテーブルを貫通
する中心孔と、該中心孔と同心的に設けられた凹
部とが設けられ、 該クランパにはそのデイスククランプ時におい
て該凹部に挿入される凸部が設けられ、 該凹部および該凸部の少なくとも一方の対向端
部にはテーパーが設けられ、 該中心孔のほぼ全領域に前記モータ回転軸が挿
通し嵌合してなることを特徴とするCDプレイヤ
ーなどのクランプ装置が提供される。
作 用 上記構成によれば、デイスククランプ時のター
ンテーブルに対するクランパの位置決めが、該ク
ランパに設けられた凸部が該ターンテーブルに設
けられた凹部に挿入されることによつて行われ
る。
しかもその際、該モータ回転軸を該クランパの
凸部に制約されることなく該中心孔のほぼ全領域
に挿通嵌合させ、これにより全体の高さ方向の寸
法を極力小さくした状態で該モータ回転軸とター
ンテーブルとの結合面の寸法を極力長くし、もつ
てターンテーブルの面振れ等のガタを抑制するこ
とができる。更に、該凹部および該凸部の少くと
も一方にテーパーが設けられていることによつ
て、該クランパの中心が回転軸の中心と多少ずれ
ていても該テーパーにガイドされて上記挿入動作
が支障なく行われる。
実施例 第1図は本考案にかかるクランプ装置の1実施
例を示すもので、そのうちクランパ3とターンテ
ーブル1の断面図が第2図a,bに示される。な
お第2図乃至第4図に示される従来例と対応する
部分には従来例と同一の符号が付されている。
そしてこの第1図に示される本考案にかかるク
ランプ装置が第3図に示される従来例と相違する
点は、ターンテーブル1にはその中心孔11と同
心的に凹部12が設けられており(第2図b参
照)、一方クランパ3にはそのデイスククランプ
時において該凹部12に挿入されるリング状の凸
部34が設けられている(第2図a参照)点であ
る。そして該凹部12および該凸部34の少くと
も一方(第1図乃至第2図に示される実施例では
該凹部12および該凸部34の双方)にはその対
向端部にテーパーTが設けられている。
したがつてそのデイスククランプ時には、クラ
ンパケース4の下降により該クランパケース4内
に組み込まれているクランパ3も同時に下降す
る。そして該クランパ3はその下降の途中におい
て該クランパ2の凸部34がターンテーブル1に
設けられたリング状の凹部12に挿入される。
この場合該凸部34および該凹部12のうちの
少くとも一方には、その対向端部にテーパーTが
施されているため、該クランパ3の中心が該回転
軸61の中心(ターンテーブル1の中心)と多少
ずれていても該テーパーTにガイドされて上記挿
入動作が支障なく行われる。そして該クランパ3
が該デイスク2(あるいはターンテーブル1)の
位置まで下降した状態では、該クランパ3の凸部
34と該ターンテーブル1の凹部12のストレー
ト部分が重なつてクランパ3の位置決めがなされ
る。
なおスピンドルモータ6の回転軸61はターン
テーブル1の中心孔11内に挿入され接着される
が、その接着部Bの長さが十分確保できること
は、第1図に示されるとおりである。なお凸部3
4は1個の完全なリング状に形成されるほか、複
数個の凸部を相互に間隔をおいてリング状に形成
することもできる。
考案の効果 本考案によれば、モータ回転軸をクランパの凸
部に制約されることなく、ターンテーブル中心孔
のほぼ全領域に挿通嵌合させることができ、これ
によつて全体の高さ方向の寸法を極力小さくした
状態で、モータ回転軸とターンテーブルとの結合
面(接着部)の寸法を極力長くし、もつてターン
テーブルの面振れ等のガタを確実に抑制すること
ができる。またクランパの中心が該回転軸の中心
から多少ずれていても、そのクランプ操作に支障
を生ずることがなくクランパ位置決めの余裕を大
きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の1実施例としてのクランプ
装置の一部断面図であつて、クランパの上昇およ
び下降時のターンテーブルに対する位置をも同時
に示す図、第2図a,bは、それぞれ第1図の装
置におけるクランパおよびターンテーブルの断面
図、第3図は、従来技術におけるクランプ装置の
一部断面図であつて、クランパの上昇および下降
時のターンテーブルに対する位置をも同時に示す
図、第4図a,bは、それぞれ第3図の装置にお
けるクランパおよびターンテーブルの断面図であ
る。 符号の説明、1……ターンテーブル、11……
中心孔、12……中心孔と同心状の凹部、2……
デイスク(コンパクトデイスク)、3……クラン
パ、31……デイスク保持面、32……中心凸
部、34……リング状凸部、4……クランパケー
ス、5……クランパカバー、6……スピンドルモ
ータ、61……モータの回転軸、T……テーパ
ー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 モータ回転軸が装着され、デイスクが配置され
    るターンテーブルと、 該デイスクを該ターンテーブル上に保持するク
    ランパとを備えたCDプレイヤーなどのクランプ
    装置であつて、 該ターンテーブルには該ターンテーブルを貫通
    する中心孔と、該中心孔と同心的に設けられた凹
    部とが設けられ、 該クランパにはそのデイスククランプ時におい
    て該凹部に挿入される凸部が設けられ、 該凹部および該凸部の少なくとも一方の対向端
    部にはテーパーが設けられ、 該中心孔のほぼ全領域に前記モータ回転軸が挿
    通し嵌合してなることを特徴とするCDプレイヤ
    ーなどのクランプ装置。
JP1984150137U 1984-10-05 1984-10-05 Expired JPH039163Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984150137U JPH039163Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984150137U JPH039163Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6168350U JPS6168350U (ja) 1986-05-10
JPH039163Y2 true JPH039163Y2 (ja) 1991-03-07

Family

ID=30708291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984150137U Expired JPH039163Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

Country Status (1)

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JP (1) JPH039163Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6059565A (ja) * 1983-09-12 1985-04-05 Ricoh Co Ltd フレキシブル・ディスク・クランプ機構

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6059565A (ja) * 1983-09-12 1985-04-05 Ricoh Co Ltd フレキシブル・ディスク・クランプ機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6168350U (ja) 1986-05-10

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