JPH0119264Y2 - - Google Patents

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JPH0119264Y2
JPH0119264Y2 JP1982127859U JP12785982U JPH0119264Y2 JP H0119264 Y2 JPH0119264 Y2 JP H0119264Y2 JP 1982127859 U JP1982127859 U JP 1982127859U JP 12785982 U JP12785982 U JP 12785982U JP H0119264 Y2 JPH0119264 Y2 JP H0119264Y2
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JP
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disk
clamp
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elastic member
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JP1982127859U
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JPS5933190U (ja
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光学式記録又は再生機等のデイスク保
持装置に関するものである。
ターンテーブルにデイスクをその軸方向から装
着する場合に、普通の装置ではクランパが邪魔に
なるので、クランパをターンテーブルから離脱し
た状態でデイスクの装着を行う。従つて、操作性
が悪く且つクランパを紛失する恐れがあつた。
一方、光学式の記録又は再生に於いてデイスク
の厚さが変化すれば、必然的にヘツドとデイスク
との間隔が変化するので、これを補正するような
フオーカス制御を行うことが要求される。この種
の問題を解決するためにクランパ側のデイスク面
を常に一定の高さ位置にする方式が、実願昭51−
60147号の明細書及び図面に開示されている。し
かし、デイスク1の着脱の操作性の良い状態でク
ランパ側のデイスク面を一定の高さにする機構は
開示されていない。
また、実開昭57−118581号公報及び実開昭57−
118582号公報には、クランプ部材を取り外さなく
てもデイスクの着脱及びクランプが可能なクラン
プ装置が開示されている。しかし、ここには良好
なクランプ状態を容易に得るための構成が開示さ
れていない。
そこで、本考案の目的は、良好なクランプ状態
を容易に得ることが可能であり、且つ製作が容易
なデイスク保持装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本考案は、実施例を
示す図面の符号を参照して説明すると、中心軸7
を有する回転台4と、中心孔27を有する記録媒
体デイスク1の一方の面1aに当接するデイスク
載置面17を有し、且つ軸方向に変位自在である
ように前記回転台4に支持されているデイスク載
置台5と、前記デイスク載置台5を前記デイスク
1の方向に偏倚するように前記回転台4と前記デ
イスク載置台5との間に配設されている第1の弾
性部材6と、前記中心軸7に取り外し可能に装着
された頭部9と、先端面24,25が前記デイス
ク1の他方の面1bに係合して前記デイスク1を
保持するクランプ位置と前記デイスク1の着脱を
可能にするために前記中心孔27よりも内側にあ
る非クランプ位置とが選択的に得られるように前
記頭部9に回動自在に支持され、且つこの回動の
中心を通ると共に前記中心軸7に対して平行であ
る直線よりも外側において前記先端面24,25
が前記デイスク1に接するように形成されている
クランプ部材10,11と、前記に前記非クラン
プ位置から前記クランプ位置の方向の偏倚力常に
与えるように形成されている第2の弾性部材1
2,13と、前記頭部9に一体的に設けられてお
り、且つ前記クランプ部材10,11が前記第2
の弾性部材12,13及び前記第1弾性部材6に
よつて前記クランプ位置を越えるように変位させ
られることを阻止するように形成されているスト
ツパ部22,23とから成るデイスク保持装置に
係わるものである。
本考案によれば次の作用効果が得られる。
(イ) 取り外し可能な頭部9にストツパ部22,2
3を設けると共に、クランプ部材10,11を
装着したので、中心軸7に頭部9を取り付ける
前にクランプ位置を知つてクランプ部材10,
11の先端面24,25の高さ位置等の調整を
行うことができる。即ち、ストツパ部22,2
3にクランプ部材10,11を当接させること
によつて先端面24,25の位置、及び中心軸
7に結合される頭部9の底面とクランプ部材1
0,11の先端面24,25との位置関係を予
め知ることができる。これにより、ターンテー
ブル及びデイスク面とクランプ部材10,11
の先端面24,25との位置関係も知ることが
できる。この様にデイスク記録再生装置全体の
組み立て完了前にクランプ部分の状態を知るこ
とができれば、デイスク記録再生装置を生産性
良く製造することが可能になる。
(ロ) クランプ部材10,11を備えた頭部9が取
り外し可能であるので、デイスク1をクランプ
する高さ位置が変わつた時にこれに適合する別
のクランプ部材を備えた頭部を取り付けること
が可能になる。また、クランプ部材10,11
が損傷した時にこのクランプ部材10,11を
含む頭部9のみを交換することができる。
(ハ) ストツパ部22,23にクランプ部材10,
11を当接させるので、先端面24,25に基
づくクランプ位置を安定的に得ることができ
る。また、中心軸7に平行であり且つクランプ
部材10,11の回動中心を通る直線よりも外
側にクランプ部材10,11の先端面24,2
5があるので、第1の弾性部材6に基づく偏倚
力がデイスク載置台5とデイスク1とを介して
クランプ部材10,11に与えられても、クラ
ンプ部材10,11はストツパ部22,23の
方向の偏倚力を受けるのみであり、不安定状態
になることはない。
次に図面を参照して本考案の実施例に係わる光
学式記録又は再生機のデイスク保持装置について
述べる。
図面に示すデイスク保持装置は、例えばガラス
基板に金属膜を設けたような記録媒体デイスク1
を回転して記録又は再生を行うものであり、デイ
スクモータ2のシヤフト3に結合された回転台4
と、デイスク1の一方の面1aに当接するように
回転台4上に配置されたデイスク載置台5と、こ
のデイスク載置台5をデイスク1の方向に偏倚す
るために載置台5と回転台4との間に配された圧
縮コイルバネからなる第1の弾性部材6と、回転
台4の中央軸7にネジ8で結合された軸頭部9に
支持された一対のクランプ部材10と、このクラ
ンプ部材10,11を図面に示すクランプ位置の
方向に偏倚する板バネからなる第2の弾性部材1
2,13と、デイスク1を中心に位置決めするた
めの可動軸14と、この可動軸14を上方向に偏
倚するために可動軸14と載置台5との間に配さ
れた圧縮コイルバネからなる第3の弾性部材15
とから成る。
各部を更に詳しく説明すると、回転台4は、中
央軸7を囲む円形環状部分16を有し、デイスク
載置台の上下動をガイドしている。デイスク載置
台5は、デイスク1の一方の面1aに当接するデ
イスク載置面17を有し、回転台4に対してその
軸方向には移動自在であるが、回転台4と共に回
転するように回転台4に嵌合されている。
クランプ部材10,11は、頭部9に設けられ
た軸18,19に回転自在に支持され、第2の弾
性部材12,13にて常に外側に偏倚されてい
る。尚クランプ位置を決定するために、クラン部
材10,11には段部20,21が設けられ、こ
こが頭部9のキヤツプ状外周下端22,23に係
合している。下端22,23はデイスクモータ2
の取付面に対して所定の高さとなるように設定さ
れ、且つクランプ部材10,11の先端面24,
25は頭部外周下端22,23に対して一定の高
さとなるように設定されているので、デイスク1
の厚さのバラツキに無関係に、クランプ部材1
0,11の先端面24,25の高さはクランプ状
態に於いて常に一定に保たれる。
第2の弾性部材12,13は頭部9の下面に装
着され、クランプ部材10,11を図面のクラン
プ位置に偏倚させることが可能であると共に、鎖
線で示す非クランプ位置にクランプ部材10,1
1が変位することを許容するような偏倚力を有す
る。
可動軸14は回転台4の中央軸7に上下動自在
に嵌合され、軸7に設けたストツパ26の方向に
第1の弾性部材6よりも小さい偏倚力の第3の弾
性部材15で偏倚されている。この可動軸14は
デイスク1の中心孔27に係合する傾斜軸部28
を有するので、デイスク1の高さの変化に無関係
にデイスク1を回転台4のほぼ中心に位置決めす
ることが可能になる。
尚、頭部9の最大外径はデイスク1の中心孔2
7の径よりも僅かに小さく形成され、またクラン
プ部材10,11は鎖線で示す非クランプ位置に
てデイスク1の中心孔27よりも内側に入るよう
に形成されている。また記録再生用の光学ヘツド
29はデイスク1の上側に配置されている。
この装置でデイスク1を装着する際には頭部9
の上方にデイスク1を配し、デイスク1の中心孔
27を頭部9にほぼ一致させた状態でデイスク1
を降下させる。デイスク1を降下させると、クラ
ンプ部材10,11が中心孔27よりも突出して
いるので、クランプ部材10,11にデイスク1
が当接するが、クランプ部材10,11は傾斜導
入面30,31を有して回動自在であり且つ傾斜
導入面30,31の上端の間隔がデイスク1の中
心孔27の径よりも小さく決定されているので、
中心孔27の縁が導入面30,31に当接し、デ
イスク1を押し下げることによつてクランプ部材
10,11が第2の弾性部材12,13に抗して
中央軸7の方向に変位する。これと共にデイスク
1はデイスク載置台5を下方に押圧するので、デ
イスク1はクランプ部材10,11の先端面2
4,25よりも下に移動する。このようにデイス
ク1が先端面24,25よりも下に移動すると、
クランプ部材10,11を第2の弾性部材12,
13に抗して内側に押し込む力がなくなるので、
クランプ部材10,11は軸18,19を中心に
回動してクランプ位置に戻る。一方、デイスク1
を押し下げる力を解除すると、第1の弾性部材6
の偏倚力によつてデイスク載置台5及びデイスク
1が上方に押圧され、デイスク1の他方の面即ち
上面1bがクランプ部材10,11の先端面2
4,25に係合する。また可動軸14はデイスク
1の中心孔27の下側の縁に接した状態になる。
従つて、図面に示すクランプ状態ではデイスク1
の上面1bがデイスク1の厚さに無関係に一定高
さとなりヘツド29と上面1bとの間隔も実質的
に一定に保たれる。
デイスク1を取り外す場合には、クランプ部材
10,11を指で鎖線で示す非クランプ位置まで
押し込む。これにより、デイスク1はクランプ部
材10,11により制限されなくなるので、第1
の弾性部材6の偏倚力で載置台5と共に上昇し、
クランプ部材10,11のクランプ解除操作を止
めても再びクランプ状態に戻らなくなる。即ちデ
イスク1がクランプ部材10,11の傾斜導入面
30,31に係合する状態となる。従つて、デイ
スク1を上方に取り外すことが可能になる。
本実施例によれば、前述した(イ),(ロ),(ハ),(ニ)

の効が得られる他、可動軸14を設けるので、デ
イスク1の中心を回転台4の中心に一致させるこ
とが容易になるという効果も得られる。また頭部
9を設け、クランプ部材10,11をキヤツプ状
に覆つているので、外観が良いばかりでなく、デ
イスク1の着脱を円滑に行うことが出来る。
以上、本考案の実施例について述べたが、本考
案はこれに限定されるものではなく、更に変形可
能なものである。例えば、デイスク載置台5及び
可動軸14の回転台4に対する回転方向の変位を
制限し軸方向のみに移動自在にするために、軸方
向に延びる凹凸による係合部を両者間に設けても
よい。また、実施例では、理解を容易にするため
に、一対のクランプ部材10,11を180度の間
隔に配置したが、120度間隔で3箇所、又は90度
間隔で4箇所のように配置してもよい。また、ク
ランプ解除状態を容易に得るために、クランプ部
材10,11の上端を頭部9の上方に突出させ、
ここを操作することによつてクランプを解除する
ようにしてもよい。また頭部9を独立に形成せず
に、軸7に一体化した構成としても勿論差支えな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例に係わるデイスク保持装
置を示す断面図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、1はデ
イスク、4は回転台、5はデイスク載置台、6は
第1の弾性部材、7は軸、9は頭部、10,11
はクランプ部材、14は可動軸である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中心軸7を有する回転台4と、 中心孔27を有する記録媒体デイスク1の一方
    の面1aに当接するデイスク載置面17を有し、
    且つ軸方向に変位自在であるように前記回転台4
    に支持されているデイスク載置台5と、 前記デイスク載置台5を前記デイスク1の方向
    に偏倚するように前記回転台4と前記デイスク載
    置台5との間に配設されている第1の弾性部材6
    と、 前記中心軸7に取り外し可能に装着された頭部
    9と、 先端面24,25が前記デイスク1の他方の面
    1bに係合して前記デイスク1を保持するクラン
    プ位置と前記デイスク1の着脱を可能にするため
    に前記中心孔27よりも内側にある非クランプ位
    置とが選択的に得られるように前記頭部9に回動
    自在に支持され、且つこの回動の中心を通ると共
    に前記中心軸7に対して平行である直線よりも外
    側において前記先端面24,25が前記デイスク
    1に接するように形成されているクランプ部材1
    0,11と、 前記クランプ部材10,11に前記非クランプ
    位置から前記クランプ位置の方向の偏倚力を常に
    与えるように形成されている第2の弾性部材1
    2,13と、 前記頭部9に一体的に設けられており、且つ前
    記クランプ部材10,11が前記第2の弾性部材
    12,13及び前記第1弾性部材6によつて前記
    クランプ位置を越えるように変位させられること
    を阻止するように形成されているストツパ部2
    2,23と から成るデイスク保持装置。
JP12785982U 1982-08-24 1982-08-24 デイスク保持装置 Granted JPS5933190U (ja)

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JP12785982U JPS5933190U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 デイスク保持装置

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JP12785982U JPS5933190U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 デイスク保持装置

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Publication Number Publication Date
JPS5933190U JPS5933190U (ja) 1984-03-01
JPH0119264Y2 true JPH0119264Y2 (ja) 1989-06-05

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ID=30290254

Family Applications (1)

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JP12785982U Granted JPS5933190U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 デイスク保持装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210410A (en) * 1975-07-14 1977-01-26 Meinan Machinery Works Method of and apparatus for processing veneers for medium board

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57118582U (ja) * 1981-01-10 1982-07-23
JPS57118581U (ja) * 1981-01-10 1982-07-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210410A (en) * 1975-07-14 1977-01-26 Meinan Machinery Works Method of and apparatus for processing veneers for medium board

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JPS5933190U (ja) 1984-03-01

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