JPS5822318Y2 - 可撓性デイスクのクラツプ装置 - Google Patents

可撓性デイスクのクラツプ装置

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Publication number
JPS5822318Y2
JPS5822318Y2 JP1977065236U JP6523677U JPS5822318Y2 JP S5822318 Y2 JPS5822318 Y2 JP S5822318Y2 JP 1977065236 U JP1977065236 U JP 1977065236U JP 6523677 U JP6523677 U JP 6523677U JP S5822318 Y2 JPS5822318 Y2 JP S5822318Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
flexible disk
guide
clamping device
guide portion
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977065236U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53161608U (ja
Inventor
良樹 桜井
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可撓性ディスクのクランプ装置の改良に係わり
、可撓性ディスクをその中央孔を傷つけることなく、簡
単で安価な装置により確実にクランプできるようにしよ
うとするものである。
ディスク駆動装置において取外し可能で交換性のある可
撓性ディスクをそのスピンドルに挿着する技術は現在ま
でに数多く案出されている。
しかし可撓性のある薄いディスクにあけられた円孔の周
囲部を傷つけずにスピンドルの回転中心と同心に確実に
載置固定することは容易ではない。
以下従来の可撓性ディスクのクランプ装置の一例を第1
図によって説明すると、1はスピンドルで上面にクラン
プ部を受入れると共にその中心に可撓性ディスクを位置
決めするための円形凹部2を有する。
主はクランプ部でフレーム13に座金11と圧縮コイル
はね9とにより進退自在に支持されたクランプ軸10に
遊嵌され、上記凹部に導入されるためのテーパをつけた
ガイド部4とその上端に形成され、可撓性ディスクをス
ピンドルの上面に固定するための環状フランジ5を有す
る。
7はくさび部でクランプ軸にころがり軸受8によって支
持され、ガイド部の内側に嵌入してこれを外方に拡張さ
せるためのテーパを有し、非クランプ時はその下面に設
けた圧縮コイルはね6によってガイド部をクランプ軸端
のストッパー12まで押下げてこれとは接触することが
ない。
このように構成された従来例の動作を簡単に説明すると
、図示の場合は非クランプ状態であって、この時可撓性
ディスクを所定位置に載置した後、フレームを動かして
クランプ部をスピンドル方向に移動させると、まずスピ
ンドルの凹部の内側面にガイド部のテーパ部が摺接し、
次いてくさび部が降下してガイド部の内側面に嵌入し、
これを外方に拡張させるので、可撓性ディスクの中央孔
はスピンドルの凹部に対して位置決めされる。
さらにクランプ部の移動を続けると、ガイド部のフラン
ジ部は可撓性ディスクをスピンドルの上面との間に挾ん
だ状態で固定する。
この時フレームのスピンドル方向への引続いての移動に
よる過大な力はフレームの上面とクランプ軸座金との間
に空隙が生じることにより圧縮コイルはねに吸収される
かくしてフレームのスピンドル方向への移動によって可
撓性ディスクはスピンドルの凹部に中心を合わせた状態
でスピンドル上面に支持固定されることになるが、この
ような構造の従来例ではりランプ部としてはガイド部4
、くさび部7、その間の圧縮コイルはね6の3部品を必
要とするものであり、部品展数が増加する欠点がある。
近年この種装置の小形化が進行しつつある状況を考える
と、より小さい空間に所期の目的を満足する機構を塔載
しようとする時、部品展数の多いことは致命的欠点につ
ながる。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたのであって、部品
展数を少なくすることにより上記の欠点を解消しようと
するものである。
以下本考案の詳細をその一実施例の示されている第2図
によって説明する。
図面には第1図のものと同一のものに同一の符号を付し
て説明するに、まず従来例と特に異なる点を挙げれば、
スピンドル1の上面に可撓性ディスクを支持固定するク
ランプ部30は単一の部品で構成されるのであって、従
来のフランジ付ガイド部4、くさび部7、圧縮コイルは
ね6の3部品から成るクランプ部が単一のフランジ付ガ
イド部33から成るクランプ30で置換されている。
このガイド部33はその内側中央部に突設した環状部3
1にころがり軸受8を嵌合させてクランプ軸10に支持
させ、またスピンドル1の円形凹部2に比して若干大き
く作成され、回部に嵌入する時これに合うよう収縮する
ように構成されている。
すなわち第3図に示すようにガイド部33のテーパ部に
数本の縦溝35を形成してその収縮が容易にできるよう
にする。
なお34は環状のフランジ部32とガイド部33との間
に形成された環状溝て可撓性ディスクの中央孔の縁が損
傷しないようにする逃げである。
このような構成でプレーム13を押下げると、スピンド
ル1の円形凹部2の内側面にテーパ付ガイド部33が摺
接し、収縮可能なガイド部は圧縮コイルばね9の押下げ
力により円形凹部の内側面に従って収縮され、可撓性デ
ィスクの中央孔はスピンドルの円形凹部に正確に位置決
めされることになる。
またクランプ部の解放はこれとは逆の手順で操作するこ
とにより容易に行なうことができる。
第4図にスピンドル1に可撓性ディスクを位置決めし支
持固定した状態を示す。
この第4図において、ガイド部33で可撓性ディスクの
中央孔を正確に位置決めし、フランジ部32によって確
実な支持固定していることがわかる。
上記より明らかなようにクランプ部を単一の部品で構成
することによりその機構の簡略化を可能にしたクランプ
装置によって可撓性ディスクをその中央孔を損傷するこ
となく所定位置に位置決めし、確実に支持固定できるも
のである。
なお圧縮コイルはね9のたわみ一荷重曲線を非線形にす
れば、ガイド部がスピンドル凹部に摺接し始める際にガ
イド部に加わる軸方向の力を小さくすることができるの
で、クランプ動作が円滑に行なわれる。
現体的には圧縮コイルはねとして円錐コイルばねを使用
すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のクランプ装置の側断面図、第2図は本考
案のクランプ装置の側断面図で第3図はそのクランプ部
の斜視図、第4図は可撓性ディスクをクランプした状態
を示す本考案のクランプ装置の側断面図である。 4・・・・・・ガイド部、4・・・・・・フランジ部、
6・・・・・・圧縮コイルはね、T・・・・・・くさび
部、32・・・・・・フランジ部、33・・・・・・ガ
イド部、34・・・・・・環状溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円形凹部を有するスピンドルと、可撓性ディスクを前記
    スピンドルに支持固定するために設けられ角に丸みを有
    するフランジ部とこのフランジ部から前記スピンドルの
    円形凹部に向けて突出するテーパを有するガイド部とこ
    のガイド部と前記フランジ部との中間部に前記スピンド
    ルに対向して設けられた溝部とからなるクランプ部材と
    を具備し、前記ガイド部は前記スピンドルの円形凹部に
    嵌入されるに伴ない前記凹部の内側面に従って収縮する
    ように形成されたことを特徴とする可撓性ディスクのク
    ランプ装置。
JP1977065236U 1977-05-23 1977-05-23 可撓性デイスクのクラツプ装置 Expired JPS5822318Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977065236U JPS5822318Y2 (ja) 1977-05-23 1977-05-23 可撓性デイスクのクラツプ装置

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JP1977065236U JPS5822318Y2 (ja) 1977-05-23 1977-05-23 可撓性デイスクのクラツプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53161608U JPS53161608U (ja) 1978-12-18
JPS5822318Y2 true JPS5822318Y2 (ja) 1983-05-12

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ID=28970106

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JP1977065236U Expired JPS5822318Y2 (ja) 1977-05-23 1977-05-23 可撓性デイスクのクラツプ装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54176306U (ja) * 1978-05-31 1979-12-13
JPS58147871A (ja) * 1982-02-26 1983-09-02 Canon Electronics Inc 磁気デイスクのクランプ装置
JP2562301B2 (ja) * 1986-05-09 1996-12-11 株式会社リコー デイスクドライブ装置のデイスク保持機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413058Y2 (ja) * 1975-02-12 1979-06-05

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JPS53161608U (ja) 1978-12-18

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