JPH0638828Y2 - テープリール保持装置 - Google Patents

テープリール保持装置

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JPH0638828Y2
JPH0638828Y2 JP1988118010U JP11801088U JPH0638828Y2 JP H0638828 Y2 JPH0638828 Y2 JP H0638828Y2 JP 1988118010 U JP1988118010 U JP 1988118010U JP 11801088 U JP11801088 U JP 11801088U JP H0638828 Y2 JPH0638828 Y2 JP H0638828Y2
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JP
Japan
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tape reel
reel
clamp
slide member
holding device
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Application number
JP1988118010U
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JPH0240744U (ja
Inventor
彰雄 伊藤
Original Assignee
小谷電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、テープリールをリール台に保持するためのテ
ープリール保持装置に関するものである。
〔従来の技術〕
テープリールをリール台に任意に固着するためのテープ
リール保持装置は、通常ゴム等の弾性摩擦体を外方に広
げてテープリール内孔の内壁に圧接させる方法をとって
いる。
それらのテープリール保持装置として従来より多数の技
術が知られているが、代表的なものとしては、例えば実
公昭54-30552号などに開示されたものを挙げることがで
きる。
ここに示されたテープリール保持装置においては、一対
のゴム栓が弾性摩擦体として使われており、テープリー
ルを内側から2方向に加圧することによってテープリー
ルのスリップを防いでいる。
〔考案が解決しようとする課題〕 以上のような従来のテープリール保持装置は、テープリ
ール内孔の内壁の一部分あるいは数ケ所だけを圧接して
いるので、テープリールが偏心していたりガタツキがあ
ったりして回転むらやテープの巻き状態に悪影響を生じ
るという欠点がある。
そこで本考案は上記の欠点を除去するもので、その目的
とするところは、簡単な操作によってテープリールをリ
ール台に保持すると同時に、テープリールの偏心および
テープリールの回転方向に対するガタツキをなくすこと
を可能とするテープリール保持装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本考案に係るテープリール保持
装置では、リール軸に沿って上下動するスライド部材
と、前記スライド部材に接しており、前記スライド部材
の動きに伴って前記リール軸と直交する方向に直線移動
するクランプ部材と、前記クランプ部材の外周方向への
直線移動を案内するガイドプレートと、前記クランプ部
材の外周に常時接しているクランプゴムとを備えてい
る。
〔作用〕
前記スランド部材の下降によって前記クランプ部材が外
周方向へ直線移動し、前記クランプゴムがテープリール
の内孔の内壁を圧接しながら弾性変形する。それによっ
て前記テープリールの内孔の内壁全体に均等な圧力が同
時に加えられ、前記テープリールは偏心することなく確
実にリール台に保持されることができる。
また、前記クランプ部材のガイド溝と前記ガイドプレー
トとのすき間を小さくすることにより、前記クランプ部
材の回転方向へのガタツキも除去することができる。
〔実施例〕
第1図(a),(b)は、本考案テープリール保持装置
の外観を示した第3図のX−X断面図とY−Y断面図で
あり、本考案の全体構成を示している。1はレバーであ
り、2はピンである。レバー1はピン2を中心にして起
倒自在に支持されている。そして第2図(a),(b)
は、このレバー1を起こした状態における第3図のX−
X断面図とY−Y断面図を示している。3はリール軸で
ある。ピン2はレバー1とリール軸3を貫通するように
挿入されている。4はスライド部材であり、その上面は
レバー1と接しており、リール軸3に沿って上下動自在
に支持されている。5a,5b,5cはクランプ部材であり、そ
れぞれスライド部材に斜面係合している。6a,6b,6cは、
クランプ部材5a,5b,5cの底部に形作られたガイド溝であ
り、7a,7b,7cはガイド溝6a,6b,6cの下に固定されたガイ
ドプレートである。8は円筒状のクランプゴムであり、
クランプ部材5a,5b,5cの外周に常時接している。そして
9はテープリールである。
次に、上記のように構成された本実施例装置の作用を説
明する。
まず第2図(a),(b)に示された状態において、テ
ープリール9を本実施例装置に取り付ける。次にレバー
1を倒すと、第1図(a),(b)に示されたようにス
ライド部材4がレバー1の底部の角に押されて下方に移
動し、それと同時に該スライド部材4に斜面係合してい
る3ケのクランプ部材5a,5b,5cも外周方向へ移動する。
それによってクランプゴム8は弾性変形しながら外周方
向へ押し広げられ、テープリール9の内孔の内壁を圧接
する。そしてテープリール9は偏心することなく確実に
リール台上に保持される。
またこの時、クランプ部材5a,5b,5cの底部のガイド溝6
a,6b,6cがガイドプレート7a,7b,7cに嵌合しているの
で、テープリール9の回転方向に対するガタツキも除去
されいる。
〔考案の効果〕
上述した本考案のテープリール保持装置によれば、テー
プリールをリール台に保持するためのテープリール保持
装置において、リール軸に沿って上下動するスライド部
材と、前記スライド部材に斜面係合し該スライド部材の
動きに伴って前記リール軸と直交する方向に直線移動す
るクランプ部材と、前記クランプ部材の外周方向への直
線移動を案内するガイドプレートと、前記クランプ部材
の外周に常時接しているクランプゴムとを備え、前記ス
ライド部材の下降によって前記クランプ部材が外周方向
へ移動し、前記クランプゴムが前記テープリールの内孔
の内面に面接触してその内壁を圧接しながら弾性変形す
るように構成したものであるから、簡単な操作によって
テープリールをリール台に偏心することなく確実に保持
することができ、テープリールの回転方向に対するガタ
ツキもなくすことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は夫々第3図のX−X線およびY
−Y線断面図、第2図(a),(b)は夫々テープリー
ル取りはずし状態における第3図のX−X線およびY−
Y線断面図、第3図は本考案テープリール保持装置の外
観斜視図である。 1……レバー、2……ピン、3……リール軸、4……ス
ライド部材、5a,5b,5c……クランプ部材、6a,6b,6c……
ガイド溝、7a,7b,7c……ガイドプレート、8……クラン
プゴム(弾性摩擦体)、9……テープリール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープリールをリール台に保持するための
    テープリール保持装置において、リール軸に沿って上下
    動するスライド部材と、前記スライド部材に斜面係合し
    該スライド部材の動きに伴って前記リール軸と直交する
    方向に直線移動するクランプ部材と、前記クランプ部材
    の外周方向への直線移動を案内するガイドプレートと、
    前記クランプ部材の外周に常時接しているクランプゴム
    とを備え、前記スライド部材の下降によって前記クラン
    プ部材が外周方向へ移動し、前記クランプゴムが前記テ
    ープリールの内孔の内壁を圧接しながら弾性変形するよ
    うに構成したことを特徴とするテープリール保持装置。
JP1988118010U 1988-09-07 1988-09-07 テープリール保持装置 Expired - Lifetime JPH0638828Y2 (ja)

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JPH0240744U JPH0240744U (ja) 1990-03-20
JPH0638828Y2 true JPH0638828Y2 (ja) 1994-10-12

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JP2001180848A (ja) * 1999-12-24 2001-07-03 Fuji Photo Film Co Ltd ペーパホルダ装置
US7823618B2 (en) 2007-03-28 2010-11-02 Fujitsu Limited Ultrasonic bonding apparatus
US7938160B2 (en) 2007-03-28 2011-05-10 Fujitsu Limited Ultrasonic bonding apparatus

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JP5737933B2 (ja) * 2010-12-27 2015-06-17 株式会社川島製作所 フィルムロール保持装置

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