JP3011793U - 小型筆掛台 - Google Patents
小型筆掛台Info
- Publication number
- JP3011793U JP3011793U JP1994009327U JP932794U JP3011793U JP 3011793 U JP3011793 U JP 3011793U JP 1994009327 U JP1994009327 U JP 1994009327U JP 932794 U JP932794 U JP 932794U JP 3011793 U JP3011793 U JP 3011793U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting plate
- frame
- brush
- small
- pedestal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 設置スペースの小さな小型であっても、多数
本の筆を吊り下げ可能とする。 【構成】 台座1の支柱2に枠体3を回転可能に支持
し、枠体3に矩形状の取付板6を取り付ける。取付板6
の外周部分から複数のフック11を垂下し、各フック1
1に筆20を吊り下げる。
本の筆を吊り下げ可能とする。 【構成】 台座1の支柱2に枠体3を回転可能に支持
し、枠体3に矩形状の取付板6を取り付ける。取付板6
の外周部分から複数のフック11を垂下し、各フック1
1に筆20を吊り下げる。
Description
〔産業上の利用分野〕 本考案は筆を簡単且確実に掛けることができる。 〔従来の技術〕 従来の筆吊りは衝立形のため壁面に併行的に置くため、置場所が限定され、し かも置く場所も広く必要とし、置いた状態も不安定で移動持ち運びも簡単に出来 ない。又筆の収容能力も小さい。 〔考案が解決しようとする課題〕 小型で軽く置いた状態の安定性。持ち運びが簡単に出来て、場所も取らず何処 にでも置けること。又筆の収容能力を大きくする。筆の取り出しも容易にする。 〔課題を解決するための手段〕 形状を立方体形とし、枠体が回転も出来るようにした。 〔作用〕 持ち運びが簡単であり、場所も取らず安定しているので机上にでも置き使用が 可能である。 〔実施例〕 実施例については、図面を参照にして説明する。 図1・2において、当筆掛台は例えば木製で、外側3本×4面(12本)内側 2本×4面(8本)合計20本の筆が掛けられ。又金具については、すべて市販 の真中洋灯吊を使用している。又着色は黒色塗料例えばウルシ塗料(カシュー) を使用し、床の間等に置いても装飾としても見劣りしないとの評価を得ている。 〔考案の効果〕 小型で軽く安定している。又持ち運びが簡単に出来る。場所が限定されず何処 にでも置ける。筆の収容能力も大きい。又枠体が回転出来るので筆の取り出しも 容易に出来る。
【提出日】平成6年12月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
本考案は毛筆等を吊り下げる小型筆掛台に関する。
【0002】
筆を吊り下げる従来の筆吊り具は、壁面と平行状に置かれ、この状態で筆を横 並び状に吊り下げる構造となっている。このため筆吊り具の置き場所が限定され 、机等に対して任意の場所に置くことができない。又、筆を横並び状に吊り下げ るところから、数多くの筆を吊り下げるには大型となり、設置スペースを広く必 要としている。さらに、設置状態も不安定であり、振動その他の外力により転倒 し易い問題を有している。
【0003】
以上のように、従来の筆吊り具は使用上の不便さを多々有しており、機能的な 新たな筆吊り構造の開発が望まれていた。本考案は、このような事情を考慮して なされたものであり、置き場所を自由に選択でき、小型であっても数多くの筆を 吊り下げることができ、しかも安定した状態での設置が可能な小型筆掛台を提供 することを目的とする。
【0004】
本考案の小型筆掛台は、台座から立設する支柱と、この支柱が中央部分を挿通 する枠体と、この枠体の上端部に取り付けられた取付板と、この取付板の少なく とも外周部分から垂下され筆が吊り下げられる複数のフックとを備えていること を特徴とする。本考案においては、前記枠体を支柱に対して回転可能とすること ができる。この回転構造は枠体を底面板と、底面板から立設する枠柱とにより構 成し、支柱を底面板に遊挿させることにより可能となる。また、本考案では、取 付板に固定部材を貫通させ、この固定部材を支柱に螺合させて組み付けることが できる。
【0005】
上記構成では、筆が吊り下げられるフックが取付板の少なくとも外周部に配置 されることから、多数のフックを配置できる。このため、小型であっても、数多 くの筆を吊り下げることが可能となる。この場合、外周部に加えて取付板の内周 側にもフックを配置することで、さらに多くの筆の吊り下げが可能となる。また 、枠体を回転可能とすることにより、枠体を回転させて必要な筆を取り出すこと ができるため、置き場所を自由に選択することも可能となる。
【0006】
図1および図2は本考案の一実施例を示す。この筆掛台は台座1と、台座1の 上方に設けられた枠体3と、枠体3の上端部に取り付けられた取付板6とを備え ている。台座1は図2に示すように、中実の構造となっており、重量が大きくな っている。このため、筆掛台全体を机上等に安定して載置でき、振動等の外力が 作用しても転倒することがない。この台座1からは支柱2が立設している。この 支柱2は枠体3を支持するものであり、台座1から所定の長さを有して立設して いる。
【0007】 枠体3は底面板4と、この底面板4から立設する枠柱5とを有している。底面 板4は平面矩形状に形成され、その中央部分には、支柱2が貫通する貫通穴7が 形成されている。貫通穴7の径は支柱2よりも大径となっており、これにより支 柱2が底面板4を遊挿状態で貫通している(図2参照)。このような構造では、 枠体3は支柱2に対して回転可能となっている。一方、枠柱5は底面板4の4隅 部から直立状に起立している。かかる枠柱5は筆20が吊り下げられる取付板6 を支持するものであり、このため筆20よりも長くなるように底面板4から立設 している。
【0008】 取付板6は枠体3の枠柱5の上端部に取り付けられている。この取付板6は枠 体3の底面板4よりも大きな矩形状に形成されており、底面板4から直立状に立 設する枠体3の枠柱5は取付板6の内方部分に当接して接着等により取付板6と 接合されている。これにより、取付板6が枠体3と一体となって、枠体3と共に 一体的に回転する。
【0009】 9は取付板6の上面に配置された固定部材である。この固定部材9は取付板6 の中央部をその上面から貫通し支柱2の上端面に螺合している。これにより取付 板6及び枠体3の全体が支柱2に回転可能に組み付けられる。この固定部材9の 上部は取付板6の上方に抜き出されており、この上部に飾りを兼ねた紐体10が 結束されている。この紐体10は筆掛台を搬送するときの摘みとなる。
【0010】 取付板6の下面には、フック11が取り付けられている。このフック11は一 端が取付板6の下面に螺合し、他端が取付板6から垂下しており、この他端が湾 曲されている。フック11は図1に示すように、筆20が吊り下げられるもので あり、その複数が取付板6に配置されている。図示例においては、図2に示すよ うに、取付板6の外周部分と、これよりも内側の内周部分にそれぞれ複数が配置 されている。このように取付板6の外周部分及び内周部分の双方にフック11を 配置した構造では、小型であっても数多くの筆20を吊り下げることができる。
【0011】 以上のような本実施例は、取付板6の周囲部分に複数のフック11を取り付け るため、小型であっても数多くの筆20を吊り下げることができ、設置スペース を小さくすることができる、また、取付板6が枠体3と共に、回転するため、枠 体3を回転させて必要な筆を取り出すことができ、これにより置き場所を任意に 選択することができる。そしてこれらにより、機能的で、使用上便利となる。
【0012】 本考案は上記実施例に限定されることなく、種々変更が可能である。例えば、 枠体3及び取付板6を回転可能とすることなく、支柱2に固定して良い。又、フ ック11は取付板の外周部分にだけ配置しても良い。更に、取付板6を六角板等 の矩形以外の多角形としても良い。加えて、長さと重量が大である筆を掛ける場 合には、枠体3の長さを長尺なものと共に、台座1自体の重量を大にしたり、或 いは取付板6等の厚さの板体を台座1に取り付けるようにして、筆掛台を安定的 に支持するようにすることができる。
【0013】
本考案の筆掛台は小型であっても、数多くの筆を吊り下げることができ、しか も安定した設置が可能で、置き場所の制限もなく、使用上便利でとなる。
【図1】小型筆掛台の斜視図である。
【図2】小型筆掛台の断面図である。
1 枠体柱 2 台座に固定された支柱 3 枠体取付板 4 枠体第2取付板 5 枠体取付け固定用金具 6 装飾用兼移動時ツマミ用リボン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 小型筆掛台
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】一実施例の断面図である。
【符号の説明】 1 台座 2 支柱 3 枠体 4 底面板 5 枠柱 6 取付板 9 固定部材 11 フック 20 筆
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
Claims (4)
- 【請求項1】 台座とこの台座に立設された支柱と、中
央部分に前記支柱が遊嵌又は固着される枠体と、この枠
体上面に設けた取付板に垂下された複数のフックとから
なることを特徴とする筆掛台である。 - 【請求項2】 前期枠体は支柱に対して回転可能であ
る。 - 【請求項3】 前期枠体の取付板は上面の第1の取付板
と。この底面中央に突設した、第2の取付板とからなっ
ている。 - 【請求項4】 前期フックは取付板の外周縁及び第2の
取付板に垂下されており、第2の取付けたフックは、外
周縁部分のフックより下方に垂下するようにした事を特
徴とする請求項1・2及び3に記載の筆掛台である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994009327U JP3011793U (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 小型筆掛台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994009327U JP3011793U (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 小型筆掛台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3011793U true JP3011793U (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=43147519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994009327U Expired - Lifetime JP3011793U (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 小型筆掛台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3011793U (ja) |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP1994009327U patent/JP3011793U/ja not_active Expired - Lifetime
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