JP3011337B2 - 草刈機 - Google Patents
草刈機Info
- Publication number
- JP3011337B2 JP3011337B2 JP1238991A JP23899189A JP3011337B2 JP 3011337 B2 JP3011337 B2 JP 3011337B2 JP 1238991 A JP1238991 A JP 1238991A JP 23899189 A JP23899189 A JP 23899189A JP 3011337 B2 JP3011337 B2 JP 3011337B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main pipe
- transmission main
- handlebar
- mowing
- reaper
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、草刈機に関する。
機体の前後方向の中心軸芯に対して、刈取装置と走行
装置を一側に偏倚して設ける構成のものはなかった。公
知技術である特開昭61−146115号公報には、機体の前後
方向の中心軸芯に対して、刈取装置を一側に偏倚する技
術が記載されている。
装置を一側に偏倚して設ける構成のものはなかった。公
知技術である特開昭61−146115号公報には、機体の前後
方向の中心軸芯に対して、刈取装置を一側に偏倚する技
術が記載されている。
かかるこの種の草刈機では、作業者はハンドルを持っ
て前進しながら刈り取り作業を行なうが、走行装置が機
体の中心に存在すると、走行装置の駆動力により圃場面
の土や草などが跳ね上げられて作業者にかかってしまう
という不具合を生じていた。
て前進しながら刈り取り作業を行なうが、走行装置が機
体の中心に存在すると、走行装置の駆動力により圃場面
の土や草などが跳ね上げられて作業者にかかってしまう
という不具合を生じていた。
本発明は、上述の如き課題を解決するために、以下の
ような技術的手段を講じる。
ような技術的手段を講じる。
即ち、請求項１においては、機体１を構成する伝動主
管２の前部側適所には一定幅の草類を刈り取ることので
きる刈取装置６を設け、伝動主管２の後部側適所にはハ
ンドル杆５を設け、前記伝動主管２はハンドル杆５の左
右方向の略中間部分に設け、前記刈取装置６とハンドル
杆５との間には走行装置３を設けるものであって、前記
刈取装置６と走行装置３は伝動主管２の前後方向の中心
軸芯Ｙに対して、一側に偏倚した位置に設けることを特
徴とする草刈機とする。
管２の前部側適所には一定幅の草類を刈り取ることので
きる刈取装置６を設け、伝動主管２の後部側適所にはハ
ンドル杆５を設け、前記伝動主管２はハンドル杆５の左
右方向の略中間部分に設け、前記刈取装置６とハンドル
杆５との間には走行装置３を設けるものであって、前記
刈取装置６と走行装置３は伝動主管２の前後方向の中心
軸芯Ｙに対して、一側に偏倚した位置に設けることを特
徴とする草刈機とする。
また、請求項２においては、前記刈取装置６を傾斜姿
勢変更可能にすることを特徴とする請求項１記載の草刈
機とする。
勢変更可能にすることを特徴とする請求項１記載の草刈
機とする。
作業者がハンドル杆５を持って機体を前進させと、刈
取装置６により草類を刈り取ると、刈り取った草は刈取
装置６の後方へ散乱する。その散乱した草の上を走行装
置３が走行する。このとき、刈取装置６と走行装置３
は、伝動主管２の前後方向の中心軸芯Ｙに対して偏倚し
た位置を通過する。該伝動主管２はハンドル杆５の左右
方向の略中間部分に構成されているので、従って、刈取
装置６と走行装置３はハンドル杆５に対しても偏倚した
位置を通過する。
取装置６により草類を刈り取ると、刈り取った草は刈取
装置６の後方へ散乱する。その散乱した草の上を走行装
置３が走行する。このとき、刈取装置６と走行装置３
は、伝動主管２の前後方向の中心軸芯Ｙに対して偏倚し
た位置を通過する。該伝動主管２はハンドル杆５の左右
方向の略中間部分に構成されているので、従って、刈取
装置６と走行装置３はハンドル杆５に対しても偏倚した
位置を通過する。
また、斜面で刈り取り作業をする際には、刈取装置６
の傾斜姿勢を斜面に合わせて変更して刈り取り作業をす
る。
の傾斜姿勢を斜面に合わせて変更して刈り取り作業をす
る。
本発明により、作業者は、刈り取った草が刈取装置６
の後方で散乱する中を歩行することがない。また、走行
装置３の駆動によって土や草などが跳ね上げられても、
作業者にかかることを防止できる。
の後方で散乱する中を歩行することがない。また、走行
装置３の駆動によって土や草などが跳ね上げられても、
作業者にかかることを防止できる。
また、斜面で刈り取り作業をする際においても、上記
の効果の他にハンドル杆５が常時水平状態のままで作業
可能になるので、作業者がハンドル杆５を持ちやすくな
り作業性が向上する。
の効果の他にハンドル杆５が常時水平状態のままで作業
可能になるので、作業者がハンドル杆５を持ちやすくな
り作業性が向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明す
る。
る。
機体１は、種として前後方向に長い伝動軸を内装する
伝動主管２によって構成されていて、その中間下部には
走行装置３を軸架すると共に、後方にエンジン４及びハ
ンドル杆５を設け、前部には後述する刈取装置６を設け
る。
伝動主管２によって構成されていて、その中間下部には
走行装置３を軸架すると共に、後方にエンジン４及びハ
ンドル杆５を設け、前部には後述する刈取装置６を設け
る。
伝動主管２の前端部には伝動ケース７を設け、該伝動
ケース７には前方に向けて駆動軸８を突設すると共に、
その横側方には該駆動軸８と平行な従動軸９を前記伝動
ケース７から突設する伸縮調節可能な支持フレーム10に
軸受させて設け、そして、これら駆動軸８と従動軸９と
には輪体11・12を軸架すると共に、帯鋸式無端状刈刃13
を巻回して前記刈取装置６を構成している。そして、該
刈取装置６の後側部には刈草を受け入れて強制的に後方
へ送り出す強制送り出し機構14を配設している。
ケース７には前方に向けて駆動軸８を突設すると共に、
その横側方には該駆動軸８と平行な従動軸９を前記伝動
ケース７から突設する伸縮調節可能な支持フレーム10に
軸受させて設け、そして、これら駆動軸８と従動軸９と
には輪体11・12を軸架すると共に、帯鋸式無端状刈刃13
を巻回して前記刈取装置６を構成している。そして、該
刈取装置６の後側部には刈草を受け入れて強制的に後方
へ送り出す強制送り出し機構14を配設している。
強制送り出し機構14は、横方向に架設された前後一対
のローラ15,16間に突起17aの付ベルト17を巻回し、前記
伝動ケース７内の伝動装置から取り出される伝動軸18を
介して矢印イ方向に強制回転駆動すべく連動構成してい
る。
のローラ15,16間に突起17aの付ベルト17を巻回し、前記
伝動ケース７内の伝動装置から取り出される伝動軸18を
介して矢印イ方向に強制回転駆動すべく連動構成してい
る。
なお、前記伝動ケース７は前記伝動主管２に対し前後
方向の軸芯Ｙ周りに回動固定自在に構成してあり、前記
刈取装置６を法面刈り等の場合において任意の傾斜姿勢
に変更すると、前記強制送り出し機構14も同時に同傾斜
に姿勢変更されるように構成している。
方向の軸芯Ｙ周りに回動固定自在に構成してあり、前記
刈取装置６を法面刈り等の場合において任意の傾斜姿勢
に変更すると、前記強制送り出し機構14も同時に同傾斜
に姿勢変更されるように構成している。
なお、また、この強制送り出し機構14の他の実施例と
して、第４図に示すように、上下方向の軸芯回りに巻回
する突起19a付ベルト19を一対設けて、左右対向状に配
設したものであってもよい。
して、第４図に示すように、上下方向の軸芯回りに巻回
する突起19a付ベルト19を一対設けて、左右対向状に配
設したものであってもよい。
したがって、作業時には、機体１を前進させることに
より、無端状刈刃13が回転し草刈りを行なうことにな
る。この場合、上刃13Aは矢印Ａ方向に、下刃13Bは矢印
Ｂ方向に相互に反対方向に回動するので、上刃13Aと下
刃13Bとで草を２段刈することができる。
より、無端状刈刃13が回転し草刈りを行なうことにな
る。この場合、上刃13Aは矢印Ａ方向に、下刃13Bは矢印
Ｂ方向に相互に反対方向に回動するので、上刃13Aと下
刃13Bとで草を２段刈することができる。
そして、刈取られた草は、突起17a付ベルト17上に受
け入れられ直ちに後方へ送り出されることになる。
け入れられ直ちに後方へ送り出されることになる。
第５図及び第６図に示す実施例は前途のような構成の
無端状刈刃13を、上刃13Aが下刃13Bよりも前方に一する
よう傾斜姿勢に構成している。かかる構成によれば、刃
を上方から押しつけるように作用させることができるた
め、軟らかい草でも特に上刃13Aによって容易に刈取る
ことができる。
無端状刈刃13を、上刃13Aが下刃13Bよりも前方に一する
よう傾斜姿勢に構成している。かかる構成によれば、刃
を上方から押しつけるように作用させることができるた
め、軟らかい草でも特に上刃13Aによって容易に刈取る
ことができる。
第７図〜第10図に示す実施例は、輪体11・12の外周中
央に係合穴11a・12aを所定間隔おきに設ける一方、この
輪体11・12間に巻回する無端状刈刃13にはこの幅方向中
央部において前記係合穴11a・12aに噛合する係合う突起
20を設けている。従って、無端状刈刃13の輪体11,12に
対する離脱を防止することができる。また、この帯鋸式
無端状刈刃13は図のように輪体11・12の幅よりも広幅
で、且つ、その両面に設けた刃13a,13bが輪体11・12か
ら軸方向両外側方に突出した状態で回転するように構成
しておけば、該輪体11・12の巻回外周部でも切断作用が
行なわれることになる。
央に係合穴11a・12aを所定間隔おきに設ける一方、この
輪体11・12間に巻回する無端状刈刃13にはこの幅方向中
央部において前記係合穴11a・12aに噛合する係合う突起
20を設けている。従って、無端状刈刃13の輪体11,12に
対する離脱を防止することができる。また、この帯鋸式
無端状刈刃13は図のように輪体11・12の幅よりも広幅
で、且つ、その両面に設けた刃13a,13bが輪体11・12か
ら軸方向両外側方に突出した状態で回転するように構成
しておけば、該輪体11・12の巻回外周部でも切断作用が
行なわれることになる。
図は、本発明の１実施例を示すもので、第１図は草刈機
の側面図、第２図は平面図、第３図は要部の一部破断せ
る背面図、第４図は別実施例の要部の平面図、第５図は
側面図、第６図は一部の概略側断面図、第７図は別実施
例の要部の平面図、第８図は要部の正面図、第９図は側
断面図、第10図は斜視図である。 １は機体、２は伝動主管、３は走行装置、４はエンジ
ン、５はハンドル杆、６は刈取装置、７は伝動ケース、
８は駆動軸、９は従動軸、10はフレーム、11・12は輪
体、13は帯鋸式無端状刈刃、14は強制送り出し機構、1
5,16はローラ、17は突起17a付ベルトを示す。
の側面図、第２図は平面図、第３図は要部の一部破断せ
る背面図、第４図は別実施例の要部の平面図、第５図は
側面図、第６図は一部の概略側断面図、第７図は別実施
例の要部の平面図、第８図は要部の正面図、第９図は側
断面図、第10図は斜視図である。 １は機体、２は伝動主管、３は走行装置、４はエンジ
ン、５はハンドル杆、６は刈取装置、７は伝動ケース、
８は駆動軸、９は従動軸、10はフレーム、11・12は輪
体、13は帯鋸式無端状刈刃、14は強制送り出し機構、1
5,16はローラ、17は突起17a付ベルトを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 藤井 俊二 審判官 木原 裕 審判官 佐藤 昭喜 (56)参考文献 特開 昭61−146115（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−125236（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−179136（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】機体１を構成する伝動主管２の前部側適所
には一定幅の草類を刈り取ることのできる刈取装置６を
設け、伝動主管２の後部側適所にはハンドル杆５を設
け、前記伝動主管２はハンドル杆５の左右方向の略中間
部分に設け、前記刈取装置６とハンドル杆５との間には
走行装置３を設けるものであって、前記刈取装置６と走
行装置３は伝動主管２の前後方向の中心軸芯Ｙに対し
て、一側に偏倚した位置に設けることを特徴とする草刈
機。 - 【請求項２】前記刈取装置６を傾斜姿勢変更可能にする
ことを特徴とする請求項１記載の草刈機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1238991A JP3011337B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 草刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1238991A JP3011337B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 草刈機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03103117A JPH03103117A (ja) | 1991-04-30 |
| JP3011337B2 true JP3011337B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=17038293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1238991A Expired - Lifetime JP3011337B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 草刈機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3011337B2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-13 JP JP1238991A patent/JP3011337B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03103117A (ja) | 1991-04-30 |
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