JP3239442B2 - 草刈機 - Google Patents

草刈機

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JP3239442B2
JP3239442B2 JP13822892A JP13822892A JP3239442B2 JP 3239442 B2 JP3239442 B2 JP 3239442B2 JP 13822892 A JP13822892 A JP 13822892A JP 13822892 A JP13822892 A JP 13822892A JP 3239442 B2 JP3239442 B2 JP 3239442B2
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cutting blade
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川口  弘道
弘二 鈴木
伊佐夫 武智
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圃場面から所定間隔上
方の草を刈り取る草刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の草刈機は、刈刃にて圃場面から所
定間隔上方の草を刈る際に、刈刃の高さ調節が難しかっ
た。また、実開昭48ー65727号公報に記載の刈払
機においては、回転刃の下方に設けるガード杆は、回転
刃の後方において上方に湾曲している構成のものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成のもので
は、刈高さが安定せず作業が難しいものとなっていた。
また、実開昭48ー65727号公報に記載の刈払機に
おいては、回転刃の下方に設けるガード杆は、回転刃の
後方において上方に湾曲している構成なので、回転刃の
後方において、刈り取った草が詰まるという課題があ
る。本発明は、このような従来の問題点を解消すること
を目的とし、この目的達成のため、次のような技術的手
段を講じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、走行車
輪2を架設する車体1、車体前方の刈取装置3、車体後
方に突設するハンドル4及び前記刈取装置3を駆動する
エンジン5等からなる草刈機において、刈取装置3には
圃場面から所定間隔上方位置において草を切断する刈刃
16を設け、該刈刃16の下方であって横幅方向の所定
間隔毎に、前記刈刃16の高さを略一定にする複数のソ
リ体30を設けると共に、該ソリ体30の一側は、刈刃
16の前方で上方に湾曲する構成にし、ソリ体30の他
側は、刈刃16の下方を通過し、刈刃16の後方におい
ては略一直線に後方へ伸びるように構成したことを特徴
とする草刈機とした。
【0005】
【発明の作用効果】従って、本発明によれば、ソリ体
0により刈刃16が不用意に下方に下がるのを牽制す
る。即ち、刈刃16の高さは圃場面から略一定に維持さ
れる。これにより、草は略一定の長さで刈ることができ
る。また、刈刃16が不用意に下方へ下がらないので、
該刈刃16の破損も防止できる。また、ソリ体30の一
側は、刈刃16の前方で上方に湾曲する構成にしたの
で、圃場面の凹凸に対応でき、刈刃16が圃場面に当接
するのを防止することができる。さらに、ソリ体30の
他側は、刈刃16の下方を通過し、刈刃16の後方にお
いては略一直線に後方へ伸びるように構成したので、刈
刃16の後方においては空間部を構成できるので、刈り
取った草の詰まりを防止できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面に基づいて説
明する。機体(車体)1には、下部に走行車輪2を軸架
すると共に、後部にエンジン5及び後方に長く突設する
ハンドル支杆6を介してル−プハンドル4を設け、前部
には後述する刈取装置3を設けている。
【0007】7はミッションケ−スで、このミッション
ケ−ス7内には、前記走行車輪2及び前記刈取装置3へ
の動力伝達機構を内装している。ミッションケ−ス7の
前方には刈取伝動装置を内装する第1伝動ケ−ス8及び
上下方向の第2伝動ケ−ス9と、前後方向に向けて駆動
軸10を内装軸架する第3伝動ケ−ス11とを連設して
いる。第3伝動ケ−ス11の横側方には前記駆動軸10
と平行な従動軸12を前記第3伝動ケ−ス11側から突
設する支持フレーム13に軸受させて設け、そして、こ
れら駆動軸10と従動軸12とには駆動輪体14及び従
動輪体15を軸架すると共に、帯鋸式無端状刈刃16を
巻回して前記刈取装置3を構成している。
【0008】前記エンジン5の前方に直結するミッショ
ンケ−ス9は左右横方向に長い走行車輪2の一側寄り上
方に架設して、該走行車輪2とミッションケ−ス9とエ
ンジン5とで平面視L字型に配置構成している。そし
て、前記走行車輪2の後方で前記エンジン5の横側方空
間内には、該車輪2と略同径で、且つ車輪軸2aと平行
状態に軸支すべく接地ロ−ラ17を配設してある。
【0009】帯鋸式無端状刈刃16は、図4に示すよう
に、溶接部16aの強度を確保するため、胴部幅より大
きい幅とし、チップ層16bをなくすと共に、このチッ
プ層のない部分には刃を設けない構成としている。従っ
て、チップ層なしにすることにより、帯刃溶接の際、溶
接に与える影響を低減させることができ、強度を確保で
きる。また、胴幅より大きくすることにより強度アップ
となる。チップ層のない部分には刃を設けていないた
め、草の抵抗が少なく、溶接部に与える影響も低減さ
れ、刈刃寿命を向上させることができる。
【0010】また、図5に示すように刈刃16の刃の部
分を対称形状にしておけば、一方側の刃が摩耗したとき
には、これを裏返して使用することにより、刈刃の回転
方向を変えることなく、新しい刃の部分で刈取ることが
できる。駆動輪体14及び従動輪体15の背部側には帯
鋸式無端状刈刃16の後方側への離脱を阻止するための
バックアップリング18が設けられている。このバック
アップリング18は、図6に示すように外周部を鑢等の
リング状研磨体19で構成している。
【0011】そして、前記バックアップリング18の軸
受体20には刈刃16を回転する研磨体19に当てがい
ながら案内するガイド板21を設けている。従って、か
かる構成によれば、電源を必要とするグラインダ−など
が不要であり、どこででもいつでも必要に応じて研磨す
ることができて便利である。図7に示すバックアップリ
ング18は、内部を中空形状とすると共に、この内径D
1を輪体14(又は15)の外径Dとを等しくすること
により、輪体とリング間の草詰りを防止することができ
る。輪体についた草が後方に送れることにより、輪体が
送る草の量を低減させることができ、持ち回りも少なく
なる。
【0012】22は従動輪体15を駆動輪体14に対す
る遠近方向に移動調節するテンショナ−、23はテンシ
ョナ−回動支点で、前記支持フレ−ム13の先端に連結
している。24はテンションスプリング、25はロック
解除レバ−、26はロック解除レバ−25の回動支点、
27はストッパ−である。従って、ロック解除レバ−2
5を解除する方向において支点26周りに回動操作する
と、テンションスプリング24の緊張状態が弛み、同時
にテンショナ−22の支点23周りにおける揺動によっ
て、従動輪体15が駆動輪体14側に近づく方向に移動
する。
【0013】図9に示す実施例では、テンションスプリ
ング24の内側にフック28が設けられ、異常負荷がか
かると、フック28がピン29に接当し従動輪体15の
ゆるみ側方向への移動が固定されるようになっている。
つまり、通常の作業はスプリングの張力にて問題ない
が、大きな草によるときは刈刃の切断速度より作業速の
方が速くなる場合があり、その時に、帯刃が草により後
方に押されてねじまげられ、駆動輪体より外れることが
ある。このような異常負荷がかかった時にフックにて従
動輪体の移動を抑えることにより、ゆるみがなく、ま
た、張力が上がり、外れることがない。
【0014】図10〜図12に示す実施例について説明
すると、車輪2の外径内より、ソリ体30を刈刃16の
下方を通して前方へ突出させて設け、そして、該ソリ体
30の先端部は地面に対する刈刃を一定高さに保持する
よう接地させ、基端部は第2伝動ケ−ス9の背部に取付
けている。また、刈取後の草がソリ体30の上を滑り、
車輪2前方まできて車輪により押し下げられ後方へ行く
ように草が詰ることなくスム−スに流れる構成としてい
る。
【0015】また、かかる実施例では、車輪2を横方向
数個に分割した構成としている。つまり、2a,2b,
2c,2dの4個の車輪に分割した構成であるため、斜
面での横滑りがおきにくくなり、直進性が向上する。ま
た、斜面に限らず、平面での直進性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】畦草刈機の側面図である。
【図2】畦草刈機の平面図である。
【図3】刈取装置の要部の正面図である。
【図4】刈刃の要部の平面図である。
【図5】刈刃の要部の平面図である。
【図6】刈取装置の一部の斜視図である。
【図7】バックアップリングの正面図である。
【図8】輪体及びバックアップリングの側面図である。
【図9】刈取装置の要部の正面図である。
【図10】畦草刈機の要部の側面図である。
【図11】畦草刈機の斜視図である。
【図12】刈取作業状態を示す作用図である。
【符号の説明】
1 機体(車体) 2 走行車輪 3 刈取装置 4 ループハンドル(ハンドル) 5 エンジン 6 ハンドル支杆 7 ミッションケ−ス 8 第1伝動ケ−ス 9 第2伝動ケ−ス 10 駆動軸 11 第3伝動ケ−ス 12 従動軸 13 支持フレーム 14 駆動輪体 15 従動輪体 16 帯鋸式無端状刈刃(刈刃) 17 接地ロ−ラ 18 バックアップリング 30 ソリ体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭48−65727(JP,U) 実開 昭60−17613(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 34/412 - 34/90

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車輪2を架設する車体1、車体前方
    の刈取装置3、車体後方に突設するハンドル4及び前記
    刈取装置3を駆動するエンジン5等からなる草刈機にお
    いて、刈取装置3には圃場面から所定間隔上方位置にお
    いて草を切断する刈刃16を設け、該刈刃16の下方で
    あって横幅方向の所定間隔毎に、前記刈刃16の高さを
    略一定にする複数のソリ体30を設けると共に、該ソリ
    体30の一側は、刈刃16の前方で上方に湾曲する構成
    にし、ソリ体30の他側は、刈刃16の下方を通過し、
    刈刃16の後方においては略一直線に後方へ伸びるよう
    に構成したことを特徴とする草刈機。
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