JP3057803B2 - 畦草刈機等の刈取装置 - Google Patents
畦草刈機等の刈取装置Info
- Publication number
- JP3057803B2 JP3057803B2 JP3116027A JP11602791A JP3057803B2 JP 3057803 B2 JP3057803 B2 JP 3057803B2 JP 3116027 A JP3116027 A JP 3116027A JP 11602791 A JP11602791 A JP 11602791A JP 3057803 B2 JP3057803 B2 JP 3057803B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting blade
- band saw
- saw type
- scraper
- endless cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Harvester Elements (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、畦草等を刈取る畦
草刈機等の刈取装置に関する。
草刈機等の刈取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前後方向の軸芯周りに回転自在の左右一
対の輪体と、この左右の輪体間に巻回する帯鋸式無端状
刈刃とからなる形態の刈取装置にあっては、輪体と無端
状刈刃間への草の巻き込みが多発し、草の詰まりによっ
て刈刃の離脱を頻繁に招いていた。
対の輪体と、この左右の輪体間に巻回する帯鋸式無端状
刈刃とからなる形態の刈取装置にあっては、輪体と無端
状刈刃間への草の巻き込みが多発し、草の詰まりによっ
て刈刃の離脱を頻繁に招いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、従来では、輪
体と無端状刈刃との巻回部より回転方向上手側直前の非
巻回部において、輪体と無端状刈刃間への草の巻き込み
を阻止するためのスクレ−パを設けることによって解決
を図ったが、この種のスクレ−パだけでは、輪体外周部
での持ち回り作用が働くため、持ち回りされる草がスク
レ−パの背部で滞留し団子状になって強引に引き込まれ
ようとし、十分な詰まり防止効果を期待することができ
なかった。
体と無端状刈刃との巻回部より回転方向上手側直前の非
巻回部において、輪体と無端状刈刃間への草の巻き込み
を阻止するためのスクレ−パを設けることによって解決
を図ったが、この種のスクレ−パだけでは、輪体外周部
での持ち回り作用が働くため、持ち回りされる草がスク
レ−パの背部で滞留し団子状になって強引に引き込まれ
ようとし、十分な詰まり防止効果を期待することができ
なかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行車輪2を
備え後方にハンドル6を突設した機体の前方側適所に前
後方向の軸芯周りに回転自在に架設された左右一対の輪
体14,15と、この輪体14,15間に巻回された帯
鋸式無端状刈刃16とからなる刈取装置3を設けてある
畦草刈機において、前記輪体14と帯鋸式無端状刈刃1
6との巻回部より回転方向上手側の非巻回部に、該輪体
14と帯鋸式無端状刈刃16間への草の巻き込みを阻止
するためのスクレ−パ17を設けと共に、このスクレ−
パ17には前記輪体14の外周に沿う位置で、且つ輪体
14軸芯の高さ位置近くまで延出するガイド部材18を
設けてあることを特徴とする畦草刈機等の刈取装置とす
る。
備え後方にハンドル6を突設した機体の前方側適所に前
後方向の軸芯周りに回転自在に架設された左右一対の輪
体14,15と、この輪体14,15間に巻回された帯
鋸式無端状刈刃16とからなる刈取装置3を設けてある
畦草刈機において、前記輪体14と帯鋸式無端状刈刃1
6との巻回部より回転方向上手側の非巻回部に、該輪体
14と帯鋸式無端状刈刃16間への草の巻き込みを阻止
するためのスクレ−パ17を設けと共に、このスクレ−
パ17には前記輪体14の外周に沿う位置で、且つ輪体
14軸芯の高さ位置近くまで延出するガイド部材18を
設けてあることを特徴とする畦草刈機等の刈取装置とす
る。
【0005】この構成により、草刈作業時には、前後方
向の軸芯周りに回転する帯鋸式無端状刈刃16によって
草を刈取ることができる。輪体14と帯鋸式無端状刈刃
16との巻回部より回転方向上手側直前の非巻回部に設
けたスクレ−パ17には、前記輪体14の外周に沿う位
置で、且つ輪体14軸芯の高さ位置近くまで延出するガ
イド部材18を設けたので、このガイド部材18が有効
に作用して輪体14による草の持ち回りが少なくなり、
スクレ−パ17の背部には草が集中的に滞留しにくくな
るので、詰まりの発生が少なくなる。
向の軸芯周りに回転する帯鋸式無端状刈刃16によって
草を刈取ることができる。輪体14と帯鋸式無端状刈刃
16との巻回部より回転方向上手側直前の非巻回部に設
けたスクレ−パ17には、前記輪体14の外周に沿う位
置で、且つ輪体14軸芯の高さ位置近くまで延出するガ
イド部材18を設けたので、このガイド部材18が有効
に作用して輪体14による草の持ち回りが少なくなり、
スクレ−パ17の背部には草が集中的に滞留しにくくな
るので、詰まりの発生が少なくなる。
【0006】
【発明の効果】以上のように、本発明は、走行車輪2を
備え後方にハンドル6を突設した機体の前方側適所に前
後方向の軸芯周りに回転自在に架設された左右一対の輪
体14,15と、この輪体14,15間に巻回された帯
鋸式無端状刈刃16とからなる刈取装置3を設けてある
畦草刈機において、前記輪体14と帯鋸式無端状刈刃1
6との巻回部より回転方向上手側の非巻回部に、該輪体
14と帯鋸式無端状刈刃16間への草の巻き込みを阻止
するためのスクレ−パ17を設けと共に、このスクレ−
パ17には前記輪体14の外周に沿う位置で、且つ輪体
14軸芯の高さ位 置近くまで延出するガイド部材18を
設けてあることを特徴とする畦草刈機等の刈取装置とし
たので、輪体14と帯鋸式無端状刈刃16間への草の詰
まりの発生が少なくなり、刈取作業を円滑に行なうこと
ができ、作業能率を向上させることができる。
備え後方にハンドル6を突設した機体の前方側適所に前
後方向の軸芯周りに回転自在に架設された左右一対の輪
体14,15と、この輪体14,15間に巻回された帯
鋸式無端状刈刃16とからなる刈取装置3を設けてある
畦草刈機において、前記輪体14と帯鋸式無端状刈刃1
6との巻回部より回転方向上手側の非巻回部に、該輪体
14と帯鋸式無端状刈刃16間への草の巻き込みを阻止
するためのスクレ−パ17を設けと共に、このスクレ−
パ17には前記輪体14の外周に沿う位置で、且つ輪体
14軸芯の高さ位 置近くまで延出するガイド部材18を
設けてあることを特徴とする畦草刈機等の刈取装置とし
たので、輪体14と帯鋸式無端状刈刃16間への草の詰
まりの発生が少なくなり、刈取作業を円滑に行なうこと
ができ、作業能率を向上させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。機体(車体)1には、下部に走行
車輪2を軸架すると共に、後部にエンジン5及び後方に
長く突設するハンドル支杆6を介してル−プハンドル4
を設け、前部には後述する刈取装置3を設けている。
に基づいて説明する。機体(車体)1には、下部に走行
車輪2を軸架すると共に、後部にエンジン5及び後方に
長く突設するハンドル支杆6を介してル−プハンドル4
を設け、前部には後述する刈取装置3を設けている。
【0008】7はミッションケ−スで、このミッション
ケ−ス7内には、前記走行車輪2及び前記刈取装置3へ
の動力伝達機構を内装している。ミッションケ−ス7の
前方には刈取伝動装置を内装する第1伝動ケ−ス8及び
上下方向の第2伝動ケ−ス9と、前後方向に向けて駆動
軸10を内装軸架する第3伝動ケ−ス11とを連設して
いる。第3伝動ケ−ス11の横側方には前記駆動軸10
と平行な従動軸12を前記第3伝動ケ−ス11側から突
設する支持フレーム13に軸受させて設け、そして、こ
れら駆動軸10と従動軸12とには駆動輪体14及び従
動輪体15を軸架すると共に、帯鋸式無端状刈刃16を
巻回して前記刈取装置3を構成している。なお、輪体1
4,15の後端外周部には刈刃16の後方側への離脱を
防止するためのバックアップリング14a,15aを突
設している。そして、従動輪体15側のバックアップリ
ング15aのみ外周にスタ−ホイル形状の突起15bを
設けた構成としている。
ケ−ス7内には、前記走行車輪2及び前記刈取装置3へ
の動力伝達機構を内装している。ミッションケ−ス7の
前方には刈取伝動装置を内装する第1伝動ケ−ス8及び
上下方向の第2伝動ケ−ス9と、前後方向に向けて駆動
軸10を内装軸架する第3伝動ケ−ス11とを連設して
いる。第3伝動ケ−ス11の横側方には前記駆動軸10
と平行な従動軸12を前記第3伝動ケ−ス11側から突
設する支持フレーム13に軸受させて設け、そして、こ
れら駆動軸10と従動軸12とには駆動輪体14及び従
動輪体15を軸架すると共に、帯鋸式無端状刈刃16を
巻回して前記刈取装置3を構成している。なお、輪体1
4,15の後端外周部には刈刃16の後方側への離脱を
防止するためのバックアップリング14a,15aを突
設している。そして、従動輪体15側のバックアップリ
ング15aのみ外周にスタ−ホイル形状の突起15bを
設けた構成としている。
【0009】そして、前記輪体14と無端状刈刃16と
の巻回部より回転方向上手側直前の非巻回部には、該輪
体14と無端状刈刃16間への草の巻き込みを阻止する
ためのスクレ−パ17を設けるが、このスクレ−パ17
には、前記輪体14の外周に沿う位置で、且つ輪体軸芯
の高さ位置近くまで延出するガイド部材18を設けてい
る。19は刈刃離脱防止杆で、刈刃16の外周側下部に
位置させ、前記スクレ−パ17との間において刈刃を上
下に挾む状態に設けている。そして、前記スクレ−パ1
7、ガイド部材18及び刈刃離脱防止杆19は、前記輪
体14の軸受部である第3伝動ケ−ス11から突設する
取付ステ−20によって支持している。
の巻回部より回転方向上手側直前の非巻回部には、該輪
体14と無端状刈刃16間への草の巻き込みを阻止する
ためのスクレ−パ17を設けるが、このスクレ−パ17
には、前記輪体14の外周に沿う位置で、且つ輪体軸芯
の高さ位置近くまで延出するガイド部材18を設けてい
る。19は刈刃離脱防止杆で、刈刃16の外周側下部に
位置させ、前記スクレ−パ17との間において刈刃を上
下に挾む状態に設けている。そして、前記スクレ−パ1
7、ガイド部材18及び刈刃離脱防止杆19は、前記輪
体14の軸受部である第3伝動ケ−ス11から突設する
取付ステ−20によって支持している。
【0010】前記スクレ−パ17の刈刃16側対向部
は、一部分のヒ−ル部17aを刈刃に対してこれの張り
側へ押圧状態に接当保持させてあり、そして、これを除
く他の部分は刈刃に対して所定の間隙Lを設けている。
前記刈取装置3は、この一部を安全カバ−21によって
被覆構成している。22は刈取装置3の刈高さを一定に
保持するための接地案内具で、所定の対地高さを保持さ
せた状態で作業することができる。不要なときは、この
接地案内具21を上方に反転させておけばよい。
は、一部分のヒ−ル部17aを刈刃に対してこれの張り
側へ押圧状態に接当保持させてあり、そして、これを除
く他の部分は刈刃に対して所定の間隙Lを設けている。
前記刈取装置3は、この一部を安全カバ−21によって
被覆構成している。22は刈取装置3の刈高さを一定に
保持するための接地案内具で、所定の対地高さを保持さ
せた状態で作業することができる。不要なときは、この
接地案内具21を上方に反転させておけばよい。
【図1】畦草刈機の斜視図である。
【図2】畦草刈機の要部の側面図である。
【図3】刈取装置の要部の側断面図である。
【図4】刈取装置の要部の側面図である。
【図5】刈取装置の要部の正面図である。
【図6】刈取装置の要部の正面図である。
【図7】刈取装置の要部の平面図である。
【図8】帯鋸式無端状刈刃の要部の平面図である。
【図9】帯鋸式無端状刈刃の側面図である。
【図10】図8のS−S線断面図である。
1 機体(車体) 2 走行車輪 3 刈取装置 4 ル−プハンドル 5 エンジン 6 ハンドル支杆(ハンドル) 7 ミッションケ−ス 8 第1伝動ケ−ス 9 第2伝動ケ−ス 10 駆動軸 11 第3伝動ケ−ス 12 従動軸 13 支持フレーム 14 駆動輪体 15 従動輪体 16 帯鋸式無端状刈刃 17 スクレ−パ 18 ガイド部材 19 刈刃離脱防止杆 20 取付ステ−
Claims (1)
- 【請求項1】 走行車輪2を備え後方にハンドル6を突
設した機体の前方側適所に前後方向の軸芯周りに回転自
在に架設された左右一対の輪体14,15と、この輪体
14,15間に巻回された帯鋸式無端状刈刃16とから
なる刈取装置3を設けてある畦草刈機において、前記輪
体14と帯鋸式無端状刈刃16との巻回部より回転方向
上手側の非巻回部に、該輪体14と帯鋸式無端状刈刃1
6間への草の巻き込みを阻止するためのスクレ−パ17
を設けと共に、このスクレ−パ17には前記輪体14の
外周に沿う位置で、且つ輪体14軸芯の高さ位置近くま
で延出するガイド部材18を設けてあることを特徴とす
る畦草刈機等の刈取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3116027A JP3057803B2 (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 畦草刈機等の刈取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3116027A JP3057803B2 (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 畦草刈機等の刈取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04346711A JPH04346711A (ja) | 1992-12-02 |
JP3057803B2 true JP3057803B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=14676958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3116027A Expired - Lifetime JP3057803B2 (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 畦草刈機等の刈取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3057803B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-21 JP JP3116027A patent/JP3057803B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04346711A (ja) | 1992-12-02 |
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