JP3011197U - パチンコ遊技機の手動発射装置 - Google Patents

パチンコ遊技機の手動発射装置

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JP3011197U
JP3011197U JP1994014131U JP1413194U JP3011197U JP 3011197 U JP3011197 U JP 3011197U JP 1994014131 U JP1994014131 U JP 1994014131U JP 1413194 U JP1413194 U JP 1413194U JP 3011197 U JP3011197 U JP 3011197U
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coil spring
shaft
base plate
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lever
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▲祥▼伍 福島
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Fukushima Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技機の手動式発射装置の発射力の調節作業
を簡易にする。 【構成】 保持筒46に巻回されたコイルばね50の一
方の端部52はトルクキャップ40に保持され、他方の
端部54はベースプレート12に穿設されたガイド溝5
6を貫通して保持部材58に保持されている。保持部材
58の外縁部に設けられた鋸歯状の凹凸66は、駆動部
材74のギヤ部70と歯合している。ビス64を緩めて
から駆動部材74を回動させれば、保持部材58が溝6
2に沿って円弧状に変位し、コイルばね50の両方の端
部52、端部54の相対位置が変化するので、コイルば
ね50のねじれ量=反発力を変えることができる。保持
部材58を適宜の位置としてビス64を締めれば、保持
部材58の位置が固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パチンコ遊技機の手動発射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、パチンコ遊技機の発射装置は電動式が主流であり、現在ではパ チンコ店に設置されたパチンコ遊技機では手動式の発射装置はほとんど使用され ていない。
【0003】 しかし、例えばリハビリテーションの現場では手指の運動を通じて神経や筋肉 の機能を向上させる目的でパチンコ遊技機を使用する等、手動式の発射装置を備 えるパチンコ遊技機に対する需要もある。 従来、コイルばねを使用する手動式の発射装置では、コイルばねの一方の端部 をレバー側においてシャフトまたはシャフトに固着された連結部材に固定し、他 方の端部をシャフトの外周に沿ってベースプレートに設けられた複数のノッチの いずれかに係合させていた。このため、コイルばねの反発力の調節は、ばねの端 部を係合させるノッチの位置を変更することで行われていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、コイルばねの端部を係合するためのノッチがベースプレートの レバー側、すなわちパチンコ遊技機に装着された場合にはパチンコ遊技機の前枠 に覆われる側に配されていたために、コイルばねの反発力を調節するためには、 発射装置を前枠から取り外す必要があった。また、一旦発射装置を取外して再度 取付けるに当たって打撃位置の微調整が必要となる等、取外し、取付けには熟練 された技術が必要であった。このため、こうした熟練した技術を有する者がいな いリハビリテーションの現場等でのコイルばねの反発力の調節は、きわめて困難 であった。
【0005】 本考案は、このような状況を背景としてなされたものであり、手動式のパチン コ遊技機を必要とするリハビリテーションの現場等でのコイルばねの反発力の調 節作業をたやすくし、良好なリハビリテーション達成の一助とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載のパチンコ遊技機の手動 発射装置は、ベースプレートと、該ベースプレートを貫通し該ベースプレートに 回転自在に保持されたシャフトと、該シャフトに固着されたレバーと、前記ベー スプレートの前記レバーとは反対側にて前記シャフトに固着された打球槌と、前 記シャフトに外嵌して配され前記シャフトを介して前記打球槌を付勢するコイル ばねとを備え、 前記ベースプレートを介してパチンコ遊技機に装着され、前記レバーを介して 操作されて前記打球槌によって遊技球を打撃するパチンコ遊技機の手動発射装置 において、 前記ベースプレートに前記シャフトの周方向に沿ったガイド溝を設け、 前記コイルばねの前記レバー側の端部を前記シャフトに連結し、 該コイルばねの他方の端部を前記ガイド溝を貫通させて前記打球槌側に突出さ せると共に、 該突出したコイルばねの端部を保持して前記ガイド溝に沿って変位する保持部 材と、 前記ベースプレートの前記打球槌側に配されて前記保持部材を所望の位置に固 定する固定部材と を設けたことを特徴とする。
【0007】 請求項2記載のパチンコ遊技機の手動発射装置は、請求項1記載のパチンコ遊 技機の手動発射装置において、前記保持部材に、前記ガイド溝に沿った鋸歯状の 凹凸を設けると共に、 該凹凸と歯合する円または円弧状のギヤ部と該ギヤ部に連結されたつまみ部と を備え、該ギヤ部の中心を軸として回動可能な駆動部材を設けたことを特徴とす る。
【0008】
【作用】
上記の構成になる請求項1記載のパチンコ遊技機の手動発射装置においては、 コイルばねのレバー側の端部がシャフトに連結され、コイルばねの他方の端部が シャフトの周方向に沿ってベースプレートに設けられたガイド溝を貫通して打球 槌側に突出させられている。
【0009】 保持部材は、この突出したコイルばねの端部を保持してガイド溝に沿って変位 する。つまり、コイルばねの反発力を規定するコイルばねのレバー側の端部と打 球槌側の端部との相対回転位置、すなわちコイルばねのねじれの程度は、保持部 材の変位に応じて変化する。
【0010】 固定部材は、保持部材を所望の位置に固定する。コイルばねが所望の反発力と なる位置で保持部材を固定すれば、反発力が調節される。 これら保持部材および固定部材は、ベースプレートの打球槌側に配されている ので、上記のコイルばねの反発力の調節に当たっては発射装置を前枠から外す必 要はない。
【0011】 請求項2記載のパチンコ遊技機の手動発射装置においては、保持部材に、ガイ ド溝に沿った鋸歯状の凹凸が設けられている。一方、駆動部材には、この凹凸と 歯合する円または円弧状のギヤ部とギヤ部に連結されたつまみ部とが備えられ、 ギヤ部の中心を軸として回動可能となっている。
【0012】 つまみ部を介して駆動部材を回動操作すれば、互いに歯合するギヤ部と凹凸と の働きにより保持部材が変位する。このため、さらに簡単な操作でコイルばねの 反発力の調節ができる。
【0013】
【実施例】 次に、本考案の実施例を説明する。 図1に示すように、手動発射装置10は、手動発射装置10の構成各部を支持 すると共に、手動発射装置10を図示しない遊技機本体に装着するための部材で もあるベースプレート12を備えている。このベースプレート12を貫通するシ ャフト14は、自身の軸心廻りに回動自在である。このシャフト14の一方の端 部には、ナット16にて打球槌18が締め付けられている。
【0014】 打球槌18の腕部20の中間には、遊技球を発射レール(図示略)へ1球ずつ 送出するために遊技機本体側に設置されている送出機構(図示略)を駆動するた めの駆動ピン22が取り付けられ、腕部20の先端には打撃ばね24が装着され ている。また、ベースプレート12には、上受けゴム26、下受けゴム28およ び頭受けゴム30が取り付けられており、打球槌18は、腕部20を上受けゴム 26に当接する図示の位置ないし腕部20を頭受けゴム30に当接する位置の間 で、シャフト14を軸として揺動変位可能である。
【0015】 一方、シャフト14の他方の端部側では、シャフト14に連結軸32が螺着さ れており、この連結軸32に螺合する右ネジのボルト34を介してレバー36が 取り付けられている。連結軸32には、レバー36に隣接してハンドル継手38 が外嵌されており、シャフト14から連結軸32にかけて、トルクキャップ40 が外嵌されている。ハンドル継手38とトルクキャップ40とは、互いの接触部 に形成された鋸歯状の歯42を歯合させており、両者の相対回転位置は不変とさ れている。さらに、トルクキャップ40、ハンドル継手38およびレバー36は 、トルクキャップ40の内側でシャフト14に螺合しているナット44とボルト 34とによって締め付け、挟持されており、レバー36を回動させるとシャフト 14と共にハンドル継手38およびトルクキャップ40が回動する構造である。
【0016】 また、ベースプレート12とトルクキャップ40との間には、ベースプレート 12と一体に鋳造された保持筒46が配されており、保持筒46に内嵌された軸 受48によってシャフト14が回動自在に軸支されている。この保持筒46の外 側には、コイルばね50が巻回されており、コイルばね50の一方の端部52は トルクキャップ40に挿通されて保持されている。このコイルばね50の他方の 端部54は、図1および図2に示すようにベースプレート12に穿設された円弧 状のガイド溝56を貫通している。
【0017】 図1に示すように、コイルばね50の端部54は、保持部材58の突起60に 内嵌して保持されている。なお、コイルばね50は予めねじれを加えられており 、このねじれに伴う反発力で、打球槌18を上受けゴム26に押圧する方向にシ ャフト14を付勢している。
【0018】 この保持部材58は、ガイド溝56に沿った溝62を備えている。保持部材5 8は、この溝62を貫通してベースプレート12に螺着されているビス64によ ってベースプレート12に連結され、ビス64の締め付けを解除すれば、溝62 に沿ってビス64が相対移動する方向に位置を変動させることができ、ビス64 を締め付ければ保持部材58の相対位置を固定できる。
【0019】 保持部材58の外縁部には、鋸歯状の凹凸66が設けられている。他方、ベー スプレート12には、この凹凸66と整合する円盤状のギヤ部70とギヤ部70 に連接するつまみ部72とを有する駆動部材74が、ビス76を軸として回動自 在に取り付けられており、ギヤ部70は保持部材58の凹凸66と歯合している 。このため、つまみ部72を介して外力を及ぼして駆動部材74を回動させれば 、保持部材58を溝62に沿って円弧状に変位させることができる。
【0020】 このように、シャフト14はベースプレート12に対して回動自在であり、レ バー36を介して外力を及ぼせば、シャフト14と共に打球槌18を揺動変位さ せることができる。また、シャフト14と共にトルクキャップ40が回動変位す ると、コイルばね50がねじれ変位することになり、このねじれ変位に応じた付 勢力がシャフト14に作用する。したがって、レバー36によってシャフト14 と共に打球槌18を変位させてからレバー36に作用させた外力を解除すれば、 コイルばね50の付勢力によってシャフト14と共に打球槌18が復帰側に変位 する。この際、発射レール上に遊技球があれば、打球槌18の打撃ばね24でこ の遊技球を打撃することができる。
【0021】 このような構成になる手動発射装置10は、ベースプレート12を遊技機の前 枠(図示略)に密接させ、保持筒46〜トルクキャップ40を前枠に貫通させ、 レバー36を遊技機の前面に突出させた状態で遊技機に装着される。したがって 、コイルばね50付近は前枠に覆われた状態となる。
【0022】 次に、この手動発射装置10において、コイルばね50のねじれ量、すなわち 上述のように打球槌18を付勢する付勢力を調節する方法について説明する。 まず、遊技機の前枠を開放し、前枠の裏面側を露出させる。この状態でビス6 4を緩める。ただし、ビス64をベースプレート12から抜取りはしない。次に 、つまみ部72を保持して駆動部材74を回動すると、これに伴って保持部材5 8が変位する。保持部材58を図1上で時計廻り方向に変位させればコイルばね 50の反発力は強まり、逆方向に変位させればコイルばね50の反発力は弱まる ので、駆動部材74を適宜に回動させてコイルばね50が所望の反発力となる保 持部材58の位置を選択する。続いて、駆動部材74を動かさずに、つまり保持 部材58を前述の位置に保ったままビス64を締め付けて保持部材58の位置を 固定すれば、コイルばね50は前述のように選択された所望の反発力となるねじ れ変位状態とされる。こうしてコイルばね50の反発力を調節した後、前枠を閉 鎖する。
【0023】 このように、保持部材58、ビス64および駆動部材74が、ベースプレート 12の打球槌18側に配されているので、コイルばね50の反発力の調節に当た っては前枠を開放するだけで済む。しかも、つまみ部72を介して駆動部材74 を回動操作すれば、所望の保持部材58の位置を簡単に選定できるので、きわめ て簡単な操作でコイルばね50の反発力の調節ができる。
【0024】 以上、実施例に従って、本考案について説明したが、本考案はこのような実施 例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施 できることは言うまでもない。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1記載のパチンコ遊技機の手動発射装置において は、コイルばねの反発力を調節するための保持部材および固定部材が、ベースプ レートの打球槌側に配されているので、コイルばねの反発力の調節に当たっては 手動発射装置を前枠から外す必要はない。
【0026】 また、請求項2記載のパチンコ遊技機の手動発射装置においては、つまみ部を 介して駆動部材を回動操作するだけで保持部材を変位させることができるので、 さらに簡単な操作でコイルばねの反発力の調節ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の手動発射装置の構造の説明図であ
り、図1(a)は正面図、図1(b)は一部破断側面図
である。
【図2】 実施例の手動発射装置のガイド溝とコイルば
ねの端部の関係の説明図である。
【符号の説明】
10・・・手動発射装置、12・・・ベースプレート、
14・・・シャフト、18・・・打球槌、32・・・連
結軸(シャフト)、36・・・レバー、50・・・コイ
ルばね、52・・・端部、54・・・端部、56・・・
ガイド溝、58・・・保持部材、64・・・ビス(固定
部材)、66・・・凹凸、70・・・ギヤ部、72・・
・つまみ部、74・・・駆動部材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレートと、該ベースプレートを
    貫通し該ベースプレートに回転自在に保持されたシャフ
    トと、該シャフトに連結されたレバーと、前記ベースプ
    レートの前記レバーとは反対側にて前記シャフトに連結
    された打球槌と、前記シャフトに外嵌して配され前記シ
    ャフトを介して前記打球槌を付勢するコイルばねとを備
    え、 前記ベースプレートを介してパチンコ遊技機に装着さ
    れ、前記レバーを介して操作されて前記打球槌によって
    遊技球を打撃するパチンコ遊技機の手動発射装置におい
    て、 前記ベースプレートに前記シャフトの周方向に沿ったガ
    イド溝を設け、 前記コイルばねの前記レバー側の端部を前記シャフトに
    連結し、 該コイルばねの他方の端部を前記ガイド溝を貫通させて
    前記打球槌側に突出させると共に、 該突出したコイルばねの端部を保持して前記ガイド溝に
    沿って変位する保持部材と、 前記ベースプレートの前記打球槌側に配されて前記保持
    部材を所望の位置に固定する固定部材とを設けたことを
    特徴とするパチンコ遊技機の手動発射装置。
  2. 【請求項2】 前記保持部材に、前記ガイド溝に沿った
    鋸歯状の凹凸を設けると共に、 該凹凸と歯合する円または円弧状のギヤ部と該ギヤ部に
    連結されたつまみ部とを備え、該ギヤ部の中心を軸とし
    て回動可能な駆動部材を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のパチンコ遊技機の手動発射装置。
JP1994014131U 1994-11-16 1994-11-16 パチンコ遊技機の手動発射装置 Expired - Lifetime JP3011197U (ja)

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