JP3011166U - 自動車のドアサイド用反射又は蛍光シート - Google Patents

自動車のドアサイド用反射又は蛍光シート

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JP3011166U
JP3011166U JP1994015132U JP1513294U JP3011166U JP 3011166 U JP3011166 U JP 3011166U JP 1994015132 U JP1994015132 U JP 1994015132U JP 1513294 U JP1513294 U JP 1513294U JP 3011166 U JP3011166 U JP 3011166U
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sheet
door side
door
reflective
automobile
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JP1994015132U
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Inventor
正大 梅澤
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株式会社シャフトエンタープライズ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夜間、自動車のドアを開閉する際に、後続車
に対し反射光又は発光によって充分な注意を喚起し得る
ようになした自動車のドアサイド用反射又は蛍光シート
を提供する。 【構成】 磁性シート2の表面に反射シート又は蛍光シ
ート3を積層一体化して複合シート状物1を作成する。
当該複合シート状物1の外周形状は自動車4のドアサイ
ド5内に収まり得る形状とする。複合シート状物1の磁
性シート2側をドアサイド5に磁着させる。ドアの開閉
時に反射シート3からの反射光又は蛍光シート3からの
発光によって後続車に注意を与えるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車のドアサイドに磁着させて、夜間、ドアの開閉時に後続車に対 し反射光または発光によって注意を促すようになした自動車のドアサイド用反射 又は蛍光シートに関するものである。
【0002】
【考案の目的】
夜間において、停車中の自動車のドアを開閉するのは後続車との関係で非常に 危険であり、ドアの開閉動作を後続車に対し充分認識させる必要がある。 そのため、自動車のドアの開放側周縁部に反射モールを粘着テープや接着剤に よって取付けることが行われている。
【0003】 しかしながら、この従来の反射モールによった場合、反射面積が狭小であるた め後続車が停車中の自動車のドアの開閉に気付くのが遅れ接触事故防止の効果が あまり期待できないという欠点がある。また、ドアの開放側周縁部に反射モール を粘着テープや接着剤によって取付けるものであったため、経時的に反射モール が剥離してきてドア周辺の見栄えを悪くしたり、反射モールを交換する際には接 着剤や粘着剤がボディーに残り外観を悪化させるという不具合点がある。
【0004】 本考案者は前記した従来の不具合点を解決すべく鋭意検討した結果、停車中の 自動車のドアを開けたとき、後続車を運転する者の視界に比較的大きく捉えられ るドアサイド、すなわち開放側のドア側面のこれまであまり利用されることのな かったスペースの存在に着目し、このスペースを利用して反射又は発光機能をも ったシートを取付ければ、広いスペースによってより大きな反射光又は高輝度発 光をもたらすことができ、後続車に対し大きな注意を与えることができることと なって接触事故等の防止に一層の効果があることを見出し本考案をなすに到った ものである。
【0005】 したがって、本考案は従来反射モールを接着又は粘着によってドアの周縁部に 取付けていたことに伴う不具合点を解消し、自動車のドアサイドに反射機能又は 高輝度発光機能を有する複合シート状物を着脱自在に磁着させ、後続車に対し充 分な注意を与え得るようになし接触事故等を未然に防止し得るようになした自動 車のドアサイド用反射又は蛍光シートを提供することを目的とするものである。
【0006】
【考案の構成】
前記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、自動車のドアサイドに 収まり得る形状に成形した磁性シートの表面に反射シート又は蛍光シートを積層 一体化して自動車のドアサイドに磁着させ得る複合シート状物を作成し、当該複 合シート状物の磁性シート側を自動車のドアサイドに着脱自在に磁着させて、ド アの開閉時に反射シートからの反射光又は蛍光シートからの発光によって後続車 に対し注意を喚起し得るように構成したことを特徴とする自動車のドアサイド用 反射又は蛍光シートである。
【0007】 複合シート状物は、たとえば強磁性を示すフェライト粉末をゴム又は合成樹脂 中に練り込んで成形した厚さ約0.5mmの柔軟な磁性シートの表面に、厚さ約 0.2mmの反射シート又は蛍光シートを積層一体化した構造のもので、きわめ て薄いものであるから、自動車のドアサイドに磁着させてもドアの開閉動作には 何らの不都合を来すことがないものである。
【0008】 本考案に係る反射又は蛍光シートはドアサイドに接着又は粘着させるものでは なく、磁性シートによって磁着させるものであるから着脱がきわめて容易である と共に、ボディーに接着剤や粘着剤が汚れとして残るようなこともなく、しかも ドアサイドには比較的広い幅のスペースがあるので、ここに磁着させる複合シー ト状物も比較的広幅のものを用いることができ、したがって、ドアの開閉動作の 際、後続車に注意を充分喚起させるだけの反射光または高輝度発光をもたらすこ とができ接触事故等の防止に多大な効果を奏するものである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案自動車のドアサイド用反射又は蛍光シートの具体的構成を図示の 実施例に基づき詳細に説明する。 図1は本考案に係る反射又は蛍光シートを自動車のドアサイドに磁着させたと きの一例を示す斜視図、図2は複合シート状物の一実施例を示す正面図、図3は 図2のA−A線に沿った部分拡大断面図である。
【0010】 図中1は複合シート状物を示し、当該複合シート状物1は自動車4におけるド アサイド5のスペース内に収まり得る形状に成形した磁性シート2の表面に、反 射シート3またはそれ自体で高輝度発光する蛍光シート3を積層一体化したもの である。
【0011】 磁性シート2はたとえば強磁性体であるフェライト粉末を合成ゴムまたは可塑 剤を配合した軟質ポリ塩化ビニル樹脂等の軟質合成樹脂中に練り込んで薄い層状 に成形してなるもので、その外周形状は前記したようにドアサイド5のスペース 内に収まる大きさとしてある。
【0012】 磁性シート2の表面に積層する反射シート3は、たとえば軟質ポリ塩化ビニル 樹脂シートを基材とし、当該シート基材表面にアクリル系接着剤等を用いて多量 のガラス微細球を配合してなる反射皮膜層を積層させた構造のものであり、外部 からの入光を良好に反射する特性を有する。
【0013】 また、磁性シート2の表面に、前記反射シートに代えて積層する蛍光シート3 は、たとえば軟質ポリ塩化ビニル樹脂シートを基材とし、当該シート基材表面に 合成樹脂バインダーと蓄光顔料を所定割合で混練してなる蛍光性塗料を薄い層状 をなすように均一に塗布してなる構造のものであり、蓄えた光によって夜間暗い 場所において高輝度で発光する作用をなすものである。
【0014】 複合シート状物1はこのように、磁性シート2の表面に反射シート又は蛍光シ ート3を積層一体化したもので、その外周形状は前記したとおり、ドアサイド5 のスペース内に収まる形状となっている。 なお、自動車4のドアサイド5にはドアロック機構等が組み込まれているので 、当該ドアロック機構等を回避するための切欠部6を適宜複合シート状物1に形 成してある(図2)。
【0015】 また、図1では自動車4の運転席側のドアサイド5のみを示しているが、後部 座席側のドアにも同様にして複合シート状物1を取付けることができるものであ り、その場合後部座席側のドアサイド形状は運転席側のドアサイド形状と相違し ているので、複合シート状物1の外周形状は後部座席側のドアサイド形状に対応 し得るよう適宜その形状を変更する必要がある。
【0016】 本考案反射シート又は蛍光シートは以上のような構成からなり、その使用にあ たっては、ドアを開放した状態で、そのドアサイド5に複合シート状物1の磁性 シート2側を磁着させる。複合シート状物1の全体は柔軟性を有しているのでド アサイド5の磁着面に多少の凹凸があったとしても問題なく磁着できる。
【0017】 そして、停車中のドアを開けると、ドアサイド5が外方に向くので、当該ドア サイド5に反射シート3を磁着させた場合、後続車からのヘッドライトの照射光 を良好に反射し、当該後続車にドア開閉の動作を知らせることができるものであ る。なお、ドアサイド5に蛍光シート3を磁着させた場合には、ヘッドライト等 の照射光が入光しなくてもそれ自体が高輝度発光するので、たとえば無灯火で走 行する自転車に対しても注意を促すことができるものである。
【0018】
【考案の効果】
このように、本考案に係る反射又は蛍光シートは自動車のドアサイドに接着又 は粘着させるものではなく、磁性シートによって磁着させるものであるから着脱 がきわめて容易であると共に、ボディーに接着剤や粘着剤が汚れとして残るよう なことがなくなる。 しかもドアサイドには比較的広い幅のスペースがあるので、ここに磁着させる 複合シート状物も比較的広幅のものを用いることができ、したがって、ドアの開 閉動作の際、後続車に注意を充分喚起させるだけの反射光または高輝度発光をも たらすことができ接触事故等の防止に多大な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る反射又は蛍光シートを自動車のド
アサイドに磁着させたときの一例を示す斜視図である。
【図2】複合シート状物の一実施例を示す正面図であ
る。
【図3】図2のA−A線に沿った部分拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1:複合シート状物 2:磁性シート 3:反射シート又は蛍光シート 4:自動車 5:ドアサイド 6:切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09F 13/16 A 8621−5G

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアサイドに収まり得る形状に
    成形した磁性シートの表面に反射シート又は蛍光シート
    を積層一体化して自動車のドアサイドに磁着させ得る複
    合シート状物を作成し、当該複合シート状物の磁性シー
    ト側を自動車のドアサイドに着脱自在に磁着させて、ド
    アの開閉時に反射シートからの反射光又は蛍光シートか
    らの発光によって後続車に対し注意を喚起し得るように
    構成したことを特徴とする自動車のドアサイド用反射又
    は蛍光シート。
JP1994015132U 1994-11-15 1994-11-15 自動車のドアサイド用反射又は蛍光シート Expired - Lifetime JP3011166U (ja)

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