JP3011136B2 - 励起型固体レーザ装置 - Google Patents

励起型固体レーザ装置

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JP3011136B2 JP15524397A JP15524397A JP3011136B2 JP 3011136 B2 JP3011136 B2 JP 3011136B2 JP 15524397 A JP15524397 A JP 15524397A JP 15524397 A JP15524397 A JP 15524397A JP 3011136 B2 JP3011136 B2 JP 3011136B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、励起型固体レーザ
装置に関し、特に固体レーザ装置の冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電子産業や機械工業において、加工用の
高品位高出力固体レーザ装置の需要はますます拡大して
いる。特に現在、ランプ励起から半導体レーザ励起へと
移行しつつあり、より高品位・高効率・高出力の固体レ
ーザ装置の研究開発が活発化している。
【0003】従来のロッド型固体レーザ結晶の一方の端
面を半導体レーザにより励起する、いわゆる「端面励
起」固体レーザ装置においては、レーザ共振器により形
成される基本モード体積内に励起ビームを絞り込む必要
がある。一方、半導体レーザの高出力化は、一般的に接
合方向に平行な方向への発光エリアの拡大により行われ
る。したがって、半導体レーザ端面励起固体レーザ装置
を高出力化しようとすると、極めて非対称な半導体レー
ザビームを円柱状の基本モード体積内に集光する必要が
ある。例えば、出力20Wの半導体レーザは1cm×1
μm(10000:1)のサイズの発光エリアを持つの
で、これを数100μm直径×数mm長程度大きさの基
本モードに絞り込むことは、かなり困難である。さらに
高出力な半導体レーザとして、アレイを重ねて2次元的
に構成したスタック型においては、さらに発光エリアが
大きく、基本モードに絞り込む光学系を構成することが
非常に困難である。
【0004】裏面冷却の薄ディスク結晶を表面から励起
するアクティブミラー構成(特開平8−8477)を用
いた場合には、従来の端面励起/側面冷却のロッド型結
晶に比べ、励起領域とヒートシンクまでの距離を短くで
き、かつ励起体積を薄ディスクの直径方向に拡大するこ
とができるので、励起密度を維持したまま高出力化のス
ケールアップが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構成は図
3の放熱経路15で示すように、励起による熱を、結晶
裏面に設けられた裏面鏡である高反射率の誘電体多層膜
(一般にはAl23やSiO2、TiO2などの酸化物多
結晶を相当数積層したもの)14を介して金属ヒートシ
ンクに熱を逃がす構成のため、誘電体多層コーティング
の熱伝導率の低さが制限要因となり、コーティングの両
端で、かなり大きな温度差が生じる。
【0006】このため効率良く排熱されない熱が、固体
レーザ結晶に蓄積され「たわみ・そり」を生み出す。薄
ディスク型であるため、母材自身の機械的な強度はロッ
ド型に比べ低く、排熱不良に伴う熱変形はロッド型より
顕著に現れる。生じた熱変形と温度分布は、いわゆる熱
レンズを生み、レーザ出力の低下と不安定化を引き起こ
す。
【0007】また、準3準位レーザ(Yb:YAGレー
ザ、Tm,Ho:YLFレーザなど)においては、レー
ザ結晶の動作温度が出力に直接関係しており、温度上昇
をできる限り抑制することが、高効率発振のために不可
欠である。そこで準3準位レーザで高効率、高出力のレ
ーザ発振を実現するには、アクティブミラー構成の方が
端面励起型より適しているが、上記のように高励起状態
において排熱不良のために温度上昇を引き起こし、出力
や効率が低下することが問題となる。
【0008】ところで、放熱効果を高める技術として特
開昭62−224028には、ダイヤモンド薄膜を金属
コートを介して半導体基板上に形成し半導体電子素子の
排熱効率を高める方法が記載されている。しかし、この
方法は、本発明のような高反射率のミラーを形成する技
術とは関係がない。
【0009】本発明は、裏面冷却型の励起型固体レーザ
装置において、裏面側にレーザ光に対し高反射率のミラ
ー構造を有している場合であっても、なおかつ高い熱伝
導を持ち、高効率・高出力で安定したレーザ発振が可能
な励起型固体レーザ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、固体レーザ結
晶と、固体レーザ結晶の裏面に設けられレーザ発振波長
および励起光波長に対して高い反射率を示す裏面鏡と、
固体レーザ結晶を裏面から冷却するヒートシンクとを有
し、前面から入射された励起光により励起・発振する固
体レーザ装置において、前記裏面鏡を熱伝導率が0.5
W/cmK以上の誘電体の多層膜で形成し、さらにその
表面に金属オーバーコートを形成したことを特徴とする
励起型固体レーザ装置に関する。
【0011】前記誘電体の多層膜は、ダイヤモンド、炭
化ケイ素、酸化アルミニウム、ゲルマニウムおよびシリ
コンからなる群より選ばれる少なくとも2種類により形
成されていることが好ましい。
【0012】また、前記金属オーバーコートは、アルミ
ニウム、銀、金および銅からなる群より選ばれる金属を
用いて形成されていることが好ましい。
【0013】このように本発明においては、アクティブ
ミラー型固体結晶のヒートシンク側の面(すなわち排熱
面、裏面)に設ける裏面鏡として、熱伝導性の高い金属
コーティングや熱伝導性の高い誘電体多層膜を用いる。
このため固体レーザ結晶とヒートシンクの間の熱伝達が
向上し、固体レーザ結晶中に発生する熱を速やかにヒー
トシンクに排熱できる。従って、高効率かつ高出力で、
安定した固体レーザ装置を実現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に実施形態を示して、本発明
を具体的に説明する。
【0015】[実施形態1(参考例)] 図1は、参考例を示す図である。固体レーザ結晶1の裏
面には裏面鏡として金属コーティング2が施され、イン
ジウム等の軟らかい金属シート11を介してヒートシン
ク3と熱接触している。半導体レーザ6からの半導体レ
ーザビーム7を固体レーザ結晶1の前面から入射し、金
属コーティング2を間にして共振器出力鏡5と共振器リ
アミラー4とで共振器を構成し、共振器出力鏡5からレ
ーザ発振光8を取り出す。
【0016】ここで固体レーザ結晶は、薄ディスク状で
あり、例えば代表的な例として、6mm直径×2mm厚
のNd:YAG固体レーザ結晶等が用いられる。
【0017】金属コーティングの材料としては、適用す
る励起波長および出力レーザ波長に対して反射率が可能
な限り高い金属を選ぶ。例えば上記YAGレーザに対し
ては、レーザ波長1μmおよび励起波長である800n
m近辺で反射率が可能な限り高い金属を選ぶ。
【0018】この反射率としては、95%以上、好まし
くは98%以上であれば十分に実用的である。この値は
誘電体多層膜の場合(99.8%)に比較すると低い
が、レーザ共振器内の共振器往復ロスにして2%程度の
損失は、十分高いレーザ利得を持たせるように、適切な
700W/cm2から1kW/cm2程度の励起密度を維
持すれば容易に無視できる。
【0019】例えば、アクティブミラー型Nd:YAG
レーザにおいて、小信号利得として0.33程度は容易
に得られる。このとき共振器損失2%程度の余分な損失
は、共振器の出力結合を少し少なめに抑えることで容易
に補償できる。最適出力結合として、その反射率をわず
かに2%程度ほど上げてやれば良い。
【0020】反射率が高い金属としては、例えばAl
(>90%、波長0.8μm;>94%、波長1〜10
μm)、Ag(>98%、波長0.6〜10μm)、A
u(>97%、波長0.7〜10μm)、Cu(>98
%、波長0.7〜10μm)等を挙げることができる。
【0021】波長1μmおよび800nm近辺で用いら
れる金属としては、銀(98.9%)、金(98.2
%)、銅(98.5%)などが反射率が高いので好まし
い。
【0022】金属コーティングの形成方法は特に制限は
なく、成膜する金属の性質等を勘案して適宜選択すれば
よい。一般的には電子ビーム蒸着やスパッタリング法等
を用いることができる。
【0023】裏面鏡として誘電体多層膜を用いる従来技
術の場合、代表的な屈折率材料であるSiO2やAl2
3などを1/4波長厚で4〜8層程度積層している。例
えば、同じだけの膜厚分だけ金属をコートしたとする
と、熱抵抗すなわちコートの両端(結晶側とヒートシン
ク側)での温度差が、単純に熱伝導率だけで比較でき
る。誘電体の熱伝導率は0.1〜0.01W/cmK程
度、銀は4.28W/cmK、金は3.18W/cmK
であるため、温度差は1/10から1/100程度にな
る。したがってNd:YAGレーザなどの4準位レーザ
においては熱レンズや熱歪みが抑制されることにより、
より高出力化が可能である。
【0024】また、Yb:YAGなどの準3準位レーザ
では、4準位レーザよりも更に10倍程度の高密度励起
が必要である。励起密度は10kW/cm2程度が必要
である。このときコーティングでの温度差は50℃から
100℃程度と非常に高くなり、ヒートシンクの温度が
例えば0℃に保持されていたとしても、励起領域は少な
くとも100℃に達しており、レーザ下準位の分布数が
極度に大きくなり、反転分布を実現することが著しく困
難になる。
【0025】しかし、本実施形態の構成を採用すれば、
温度差を1/10以下の10℃以下に抑えられるため、
準3準位レーザ発振を効率よく行える。即ち、本発明の
採用により、100W励起Yb:YAGレーザにおい
て、従来20W程度の出力であったのが、出力60Wが
得られる。
【0026】[実施形態2]本発明の異なる実施形態
は、図2のように裏面鏡を熱伝導性の高い誘電体の多層
膜12で形成したものである。
【0027】ここで用いられる熱伝導性の高い誘電体
は、熱伝導率が高いほど好ましいが、通常0.5W/c
mK程度以上であれば実用的であり、さらに1W/cm
K以上であることが好ましい。また、励起波長およびレ
ーザ波長近辺で透明性が高いことが必要であり、内部透
過率が95%以上、さらに99%以上であることが好ま
しい。
【0028】このようなものとして、ダイヤモンド(熱
伝導率:6.6〜20W/cmK、屈折率:2.41、
透過域:0.2〜3μm)、炭化ケイ素(熱伝導率:約
4W/cmK、屈折率:2.58、透過域:0.8〜2
μm)、酸化アルミニウム(熱伝導率:0.46W/c
mK、屈折率:1.62、透過域:0.3〜3μm)、
ゲルマニウム(熱伝導率:0.67W/cmK、屈折
率:4.0、透過域:1.7〜10μm)およびシリコ
ン(熱伝導率:1.70W/cmK、屈折率:3.5、
透過域:1.1〜10μm)等を挙げることができる。
この中でもダイヤモンドおよび炭化ケイ素が、極めて高
い熱伝導率と高い透明性を有するので好ましい。
【0029】裏面鏡を形成するには、これらの高熱伝導
性誘電体から少なくとも2種類を選び、1/4波長の厚
さで複数層を積層する。積層膜の形成方法としては、用
いる材料に適した成膜方法を採用すればよく、例えばダ
イヤモンドおよび炭化ケイ素はCVD法により成膜する
ことができる。
【0030】このように裏面鏡が形成された固体レーザ
結晶とヒートシンクとの熱接触は、インジウム等の軟ら
かい金属シートを介して行われる。熱接触をさらに確実
にするために、図2の例では高熱伝導性誘電体多層膜の
表面に金属膜(金属オーバーコート)を設けている。
【0031】このことにより、結晶/高熱伝導性誘電体
多層膜/金属オーバーコート/ヒートシンクとが熱伝導
に対して十分良好な経路を形成する。
【0032】この構造では、実施形態1で示した金属コ
ーティングによる高反射・高熱伝導構造に比べ、さらに
1.5倍から5倍程度熱伝導が高いため、従来の誘電体
膜の場合に比べ、温度差は最大1/2000にもなる。
これは、同じ温度差を許容すれば、励起密度を従来の2
000倍にしても、少なくとも温度差という観点からは
同等となることを意味しており、一層の高出力化、高効
率化が可能となる。
【0033】Yb:YAGレーザにおいて、従来300
W程度の励起パワーで結晶の温度上昇が著しく、出力低
下と低効率化が現れていた。しかし、本構造を採用する
ことにより、励起パワー1kWまで投入可能となり、出
力向上(100Wから500W出力)と高効率化(30
%から50%)が図れる。
【0034】尚、実施形態1および2において、固体レ
ーザ結晶とヒートシンクとの熱接合は、金属シートを用
いた機械的な密着に限定されるものではなく、低融点は
んだまたはろう付けによる接合、金属コーティングとヒ
ートシンクの金属材料との拡散接合による接合等のさら
に熱伝導の優れた方法を用いてもよい。
【0035】また、励起光とし半導体レーザを用いて説
明したが必ずしもこれに限られるものではない。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、裏面冷却型の励起型固
体レーザ装置において、裏面側にレーザ光に対し高反射
率のミラー構造を有している場合であっても、なおかつ
高い熱伝導を持ち、高効率・高出力で安定したレーザ発
振が可能な励起型固体レーザ装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す図である。
【図2】本発明の異なる実施形態を示す図である。
【図3】従来の励起型レーザ素子を示す図である。
【符号の説明】
1 裏面冷却型固体レーザ結晶 2 金属コーティング 3 金属ヒートシンク 4 共振器リアミラー 5 共振器出力鏡 6 半導体レーザ 7 半導体レーザビーム 8 レーザ発振光 9 固体レーザの共振器内往復光 11 金属シート 12 高熱伝導性誘電体多層膜 13 金属オーバーコート 14 誘電体多層膜 15 排熱経路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 3/042 H01S 3/16 H01S 3/18 - 3/19 H01S 3/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体レーザ結晶と、固体レーザ結晶の裏
    面に設けられレーザ発振波長および励起光波長に対して
    高い反射率を示す裏面鏡と、固体レーザ結晶を裏面から
    冷却するヒートシンクとを有し、前面から入射された励
    起光により励起・発振する固体レーザ装置において、 前記裏面鏡を熱伝導率が0.5W/cmK以上の誘電体
    の多層膜で形成し、さらにその表面に金属オーバーコー
    トを形成したことを特徴とする励起型固体レーザ装置。
  2. 【請求項2】 前記誘電体の多層膜が、ダイヤモンド、
    炭化ケイ素、酸化アルミニウム、ゲルマニウムおよびシ
    リコンからなる群より選ばれる少なくとも2種類により
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の励起型
    固体レーザ装置。
  3. 【請求項3】 前記金属オーバーコートが、アルミニウ
    ム、銀、金および銅からなる群より選ばれる金属を用い
    て形成されていることを特徴とする請求項1または2記
    載の励起型固体レーザ装置。
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