JP2006165292A - 半導体レーザ励起固体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ励起固体レーザ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 小型で高出力な半導体レーザ励起固体レーザ装置を提供する。
【解決手段】 半導体レーザ光によりレーザ結晶12を励起し共振器によってレーザ発振を行わせる半導体レーザ励起固体レーザ10であって、レーザ結晶12としてはディスク状の単結晶構成のNd:GdVOを用い、半導体レーザ素子11とレーザ結晶12とを同一平面上の実装基板13に実装・配置し、且つ、半導体レーザ光を固体レーザ光出射方向より入射させることが可能な光学素子14を配置し、半導体レーザによる励起光を固体レーザ光出射方向よりレーザ結晶12に入射させる構成としたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクドライブ装置の光ピックアップ装置やレーザプリンタ、レーザスキャンディスプレイなどの小型光源、または光計測用光源、非線形波長変換用の励起光源等に使用される半導体レーザ励起固体レーザ装置に関し、さらに詳しくは半導体レーザ励起波長変換型固体レーザ装置を含むものである。
近年、レーザ光を利用した装置として、光ディスク装置やレーザプリンタ、レーザ計測器などの製品が実用化されている。また、将来的な実用化を目指し、レーザディスプレイ等も開発、検討が進められている。上記のような応用に対しては、レーザ光源の短波長化の要求や、三原色(赤、青、緑色)光源などの要求がある。これらの要求に対しては、半導体レーザ素子の開発や波長変換レーザの開発が進められている。特に、高出力(〜10W程度)のレーザ光源を必要とする応用に対しては、固体レーザを用いた波長変換光源が適しており、様々な研究機関が開発に取り組んでいる。
レーザディスプレイ等の応用を考えた場合、レーザ光源の小型化は不可欠である。また、その出力は高出力のものほど良く、広い応用が考えられる。小型で高出力のレーザ光源としては、レーザ結晶に薄いディスクを使用した、マイクロチップレーザが有効であるが、これまで高出力化に対して難しい課題があった(例えば、特許文献1、2および4、非特許文献3参照)。以下、半導体レーザのことを「LD」(Laser Diode)と略記することがある。
第一の従来例としての特開平5−183220号公報(特許文献1)記載の半導体レーザ励起固体レーザ装置では、低雑音で出力の安定な固体レーザの構成とするため、熱制御やシングルモードLDを使用しているが、この構成では、高出力のシングルモードLDが存在しないため、高出力の励起ができず、高出力化が達成できない。このため、高出力の応用には使用できないことになる。
第二の従来例としての特開平11−177167号公報(特許文献2)記載の小型半導体レーザ励起固体レーザ装置では、マイクロチップSHG(SHG:Second Harmonics Generation第二高調波発生)レーザ構成に、マイクロレンズを採用することにより、高効率化を達成することで高出力化が可能な構成にはなっているが、励起のシングルストライプLDは最大でも2W程度の出力でしかなく、10W程度の高出力を得ることは難しい。また、レーザ結晶部分への放熱に関しても十分ではなく、10W程度の出力を得ることは難しい。
上記二つの従来例に示したように、レーザ光出射方向と同一方向からLDによる励起を行う、いわゆる端面励起構成では、半導体レーザ光(以下、「LD光」と略記することがある)のパワーに限界がある点および放熱の観点より高出力化を達成することは難しい。
第3の従来例として、マイクロチップレーザの高出力化構成を記載しているJJAP vol.41(2002) pp.L606-L608(非特許文献1)が挙げられる。この構成では、励起用のLD光のパワーを増加するために、マイクロチップ構成のレーザ結晶の側面よりLD光を入射させることを採用している。これにより、励起パワーを増大させ、且つ、放熱効率も向上し、高出力化を達成できている。しかしながら、第3の従来例においては、不要な部分の励起光に対する吸収を抑えるために、レーザ結晶にコンポジット結晶を用い、レーザ結晶の周辺に吸収の無い領域を設けている。コンポジット結晶を単結晶構成で作製するためには、貼り合わせなどの高価となる工程が必要であり、装置が高価になってしまうという問題点がある。
次に、第4の従来例として米国特許No.5,553,088号明細書(特許文献3)が挙げられる。これは、薄型のレーザ結晶に対して表面より励起する構成を取ったレーザ装置であるが、折り返しのミラーや半導体レーザの配置が小型化には適しておらず、大型の装置となってしまうため、小型レーザの実現に対しては有効ではない。
特開平5−183220号公報 特開平11−177167号公報 JJAP vol.41(2002) pp.L606-L608 米国特許No.5,553,088号明細書
上述したとおり、現状では、小型で高出力な半導体レーザ励起固体レーザ装置に関して本格的な発明は未だなされていない。そこで、本発明は、小型で高出力な半導体レーザ励起固体レーザ装置の提供を主な目的としている。
詳細には、請求項1記載の発明では、レーザ結晶と半導体レーザ素子とを同一平面上に配置することによって小型の装置を実現し、且つ、半導体レーザ光を固体レーザ光出射方向より入射させることが可能な光学素子を配置し、半導体レーザによる励起光を固体レーザ光出射方向よりレーザ結晶に入射させることによって、レーザ結晶後方からの背熱効率を向上することと、レーザ発振領域への有効な励起光の照射とを可能にするため、高出力な半導体レーザ励起固体レーザ装置を提供することを目的としている。
請求項2記載の発明では、請求項1の構成において、半導体レーザ光を固体レーザ光出射方向より入射させることが可能な光学素子に少なくとも一つのマイクロレンズ面を含ませることにより、半導体レーザと光学素子との距離を短くすることを可能とし、もって装置の小型化を図ることを目的としている。
請求項3記載の発明では、請求項1または2の構成において、半導体レーザ素子をシングルストライプ型とし、一つ以上の個数を配置することにより、半導体レーザ励起固体レーザ装置構成の配置自由度を向上させ、且つ、半導体レーザ個数による出力増加を目的としている。
請求項4記載の発明では、請求項1または2の構成において、半導体レーザ素子をアレイ型とし、一つ以上の個数を配置することにより、励起光の強度を増加させ、高出力化を達成することを目的としている。
請求項5記載の発明では、請求項1ないし4の何れか一つの構成において、レーザ光出力光路中に非線形光学結晶を配置し、第二高調波を発生させることで、レーザ装置の短波長化を図ることを目的としている。
請求項6記載の発明では、請求項5の構成において、非線形光学結晶を擬似位相整合型素子とすることで、波長変換の効率を向上し短波長化と光出力化を両立させることを目的としている。
請求項7記載の発明では、請求項1ないし6の何れか一つの構成、特には請求項5または6の構成において、レーザ結晶をバナデート系の材料を使用することにより、レーザ発振出力の直線偏光化を達成し、波長変換効率の向上とそれに伴う高出力化を図ることを目的としている。
請求項8記載の発明では、請求項1ないし7の何れか一つの構成、特には請求項5、6または7の構成において、レーザ結晶をNd:GdVOとすることにより、熱に対する伝導率が良く、吸収係数も大きいため、より安定で高出力の直線偏光レーザを実現することを目的としている。
上述した課題を解決すると共に上述した目的を達成するために、各請求項ごとの発明では、以下のような特徴ある手段・発明特定事項(以下、「構成」という)を採っている。
請求項1記載の発明は、半導体レーザ素子からの半導体レーザ光によりレーザ結晶を励起しレーザ発振を行わせる半導体レーザ励起固体レーザ装置において、前記レーザ結晶は、ディスク状の結晶構成であり、前記半導体レーザ素子と前記レーザ結晶とを同一平面上に配置し、且つ、前記半導体レーザ光を固体レーザ光出射方向より入射させることが可能な光学素子を配置し、前記半導体レーザ光による励起光を前記固体レーザ光出射方向より前記レーザ結晶に入射させる構成としたことを特徴とする。
その動作は、半導体レーザ光によりレーザ結晶を励起することにより、レーザ光が共振器より出射されることで行われる。
ここで、「半導体レーザ素子からの半導体レーザ光によりレーザ結晶を励起しレーザ発振を行わせる」とは、詳しくは、「半導体レーザ素子からの半導体レーザ光によりレーザ結晶を励起し、共振器によってレーザ発振を行わせる」と同義である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の半導体レーザ励起固体レーザ装置において、前記光学素子は、少なくとも一つのマイクロレンズを含んでいることを特徴とする。その動作は、請求項1と同様である。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の半導体レーザ励起固体レーザ装置において、前記半導体レーザ素子は、一つの発光点を持つシングルストライプ型であり、前記半導体レーザ素子を一つ以上配置していることを特徴とする。その動作は、請求項1、2と同様である。
請求項4記載の発明は、請求項1または2記載の半導体レーザ励起固体レーザ装置において、前記半導体レーザ素子は、複数の発光点を持つアレイ型であり、前記半導体レーザ素子を一つ以上配置していることを特徴とする。その動作は、請求項1、2と同様である。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4の何れか一つに記載の半導体レーザ励起固体レーザ装置において、固体レーザ出力光路中に非線形光学結晶を配置し、第二高調波を発生させる構成としたことを特徴とする。
その動作は、請求項1ないし4と基本的に同様であるが、上記構成により、出力レーザ光に対する波長変換が短波長側に行われる。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の半導体レーザ励起固体レーザ装置において、前記非線形光学結晶は、強誘電体材料に周期的な分極反転構造を作製した擬似位相整合型素子であることを特徴とする。
その動作は、請求項1ないし4と基本的に同様であるが、上記構成により、出力レーザ光に対する波長変換が短波長側に効率的に行われる。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6の何れか一つに記載の半導体レーザ励起固体レーザ装置において、前記レーザ結晶としては、バナデート系の材料を用いていることを特徴とする。その動作は、請求項1ないし4と基本的に同様であるが、特に請求項5または6においては、固体レーザ装置の出力が直線偏光の動作が行われる。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7の何れか一つに記載の半導体レーザ励起固体レーザ装置において、前記レーザ結晶としては、Nd:GdVOを用いていることを特徴とする。その動作は、請求項1ないし4と基本的に同様であるが、特に請求項5、6または7においては、固体レーザ装置の出力が直線偏光の動作が行われる。
ここで、請求項8における「レーザ結晶としては、Nd:GdVO(Neodymium Doped Gadolinium Vanadate)を用いている」ことにより、特に請求項5、6または7との関係において後述する顕著な効果や実施例の利点を奏するが、それ程顕著な効果等を望まなくても良いのであれば、請求項1ないし6の何れか一つに記載の半導体レーザ励起固体レーザ装置においては、例えばNd:YAG、Yb:YAGまたはNd:YVO等であっても良く、これらのレーザ結晶も含まれる。同様に、請求項7におけるレーザ結晶としては、バナデート系の材料を用いたNd:YVO等も含まれる。
本発明によれば、各請求項記載の構成により、前記課題を解決して新規な半導体レーザ励起固体レーザ装置を提供することができる。主な発明の効果を挙げれば、以下のとおりである。
本発明によれば、レーザ結晶と半導体レーザ素子とを同一平面上に配置することによって装置の小型化を実現でき、且つ、半導体レーザ光を固体レーザ光出射方向より入射させることが可能な光学素子を配置し、半導体レーザによる励起光を固体レーザ光出射方向よりレーザ結晶に入射させることによって、レーザ結晶後方からの背熱効率が向上すると共に、レーザ発振領域への有効な励起光の照射が可能となって、高出力化が達成できる(請求項1)。
本発明によれば、半導体レーザ光を固体レーザ光出射方向より入射させることが可能な光学素子は、少なくとも一つのマイクロレンズを含んでいることにより、半導体レーザ素子と光学素子との距離を短くすることが可能となり、さらなる装置の小型化を実現できる(請求項2)。
本発明によれば、半導体レーザ素子をシングルストライプ型とし、これを一つ以上配置することにより、半導体レーザ励起固体レーザ装置構成の配置自由度が向上すると共に、半導体レーザ素子数の増加による出力増加を達成できる。(請求項3)。
本発明によれば、半導体レーザ素子をアレイ型とし、これを一つ以上配置することにより、励起光の強度が増加するので、さらなる高出力化を達成できる(請求項4)。
本発明によれば、レーザ光出力光路中に非線形光学結晶を配置し、第二高調波を発生させることにより、固体レーザ装置での短波長化を図れる(請求項5)。
本発明によれば、非線形光学結晶を擬似位相整合型素子とすることにより、波長変換の効率が向上するので、短波長化と高出力化とを両立させることができる(請求項6)。
本発明によれば、レーザ結晶としてバナデート系の材料を用いることにより、レーザ発振出力の直線偏光化を達成でき、波長変換効率の向上とそれに伴う高出力化を達成できる(請求項7)。
本発明によれば、レーザ結晶としてNd:GdVOを用いることにより、熱に対する伝導率が良く、吸収係数も大きいため、より安定な高出力の直線偏光レーザを実現することができる(請求項8)。
以下、図を参照して本発明の実施例を説明する。図および説明の簡明化を図るため、図に表されるべき構成要素であっても、その図において特別に説明する必要がないものは適宜断わりなく省略することがある。公開特許公報等の構成要素を引用して説明する場合は、その符号に括弧を付して示し、各実施例等のそれと区別するものとする。なお、各実施例を示す各図においては、図の見やすさを考慮して半導体レーザ励起固体レーザ装置の正面図を上に、同装置の平面図は下に配置していることを付記しておく。
図1を参照して、実施例1に係る半導体レーザ励起固体レーザ装置(以下、単に「固体レーザ装置」という)について説明する。同図において、符号10は、実施例1の固体レーザ装置を示す。この固体レーザ装置10は、半導体レーザ素子11、レーザ結晶12、実装基板13、光学素子14およびレンズ素子15から構成されている。
半導体レーザ素子11は、一つの発光点を持つシングルストライプ型のLDであり、波長808nm、出力2Wで、発光領域が200×1μmのものを使用している。半導体レーザ素子11は、レーザ結晶12を挟んで図において左右両側に対向して1個ずつ配置され、実装基板13にダイボンドされて実装されている。
ここで、「ダイボンド」とは、載置・固定するという意味合いであり、「実装」とは、位置の合わせ込みを行って載置・固定することを意味する(以下、同様)。
レーザ結晶12は、Nd濃度が1.0at%の単結晶構成のNd:GdVOを用いていて、アパーチャサイズが3×3mm、厚みが0.5mmのものを使用している。レーザ結晶12の両端面(図1(a)における同レーザ結晶12の上下方向の上・下端面を表している)には、誘電体コーティングが施してあり、レーザ結晶12が実装基板13に接している下端面は、1063nmに対し全反射コーティングを施し、対向する上端面は1063nmに対して、透過率が3%となるコーティングを施している。レーザ結晶12は、半導体レーザ素子11と同一の実装基板13上であって、同一平面上にダイボンドされている。
誘電体コーティング材料としては、例えばMgF、SiO、TiO等が主な材料成分として用いられる。同コーティングの施工方法としては、蒸着法やスパッタリング法が適宜使用される(後述の実施例2ないし4を示す図2ないし図4のレーザ結晶22、32、42に対する誘電体コーティングでも同様であるため、以下この説明を省略する)。
実装基板13は、熱伝導率が良好で比較的安価な銅製であり、その下方より冷却ができる構成としている(図示せず)。
光学素子14は、例えば石英やBK7で形成されている(後述の実施例2ないし4を示す図2ないし図4の光学素子24、34、44でも同様であるため、以下この説明を省略する)。光学素子14は、半導体レーザ光をレーザ結晶12の中央部に導入できるような構成であり、反射を利用して機能を満たしている。光学素子14の反射面に対しては、808nmに対して全反射となり、光学素子14の透過面に対しては、全透過となるようにコーティング(ミラーと同様の作用をする。以下、同様)が施されている。光学素子14の配置は、図1に示したように、実装基板13上に接着剤を用いて配置・固定している。レンズ素子15は、レーザ結晶12上に、同図の矢印で示す光路を通して、約200μm程度のスポットサイズを実現できるものを使用している。
実施例1の動作について説明する。
レーザ結晶12周辺に対向して配置された各半導体レーザ素子11から出射された半導体レーザ光(LD光)はレンズ素子15、光学素子14を通過し、レーザ結晶12上へ照射される。レーザ結晶12中に照射された半導体レーザ光はレーザ結晶12で吸収され、レーザ結晶12両端面に構成された共振器構成でレーザ発振が起こる。ここで、Nd:GdVO結晶は吸収係数が大きく70cm−1であるため、0.5mmの結晶を往復することで、ほぼ半導体レーザ光は吸収され、迷光による他の半導体レーザへ影響することはない。ここでは、レーザ共振器を1063nm用にしているため、レーザ結晶12上部より一点鎖線で示すレーザ光Lが光学素子14を通して出射される。
実施例1によれば、レーザ結晶12にディスク状のマイクロチップレーザ構成を採用し、半導体レーザ素子11とレーザ結晶12とを同一平面上に実装・配置することで、小型化を達成でき、且つ、レーザ結晶12上から励起光を照射できる光学素子14を配置することにより、レーザ発振に不要な領域への励起を無くし、レーザ結晶12の背面からの放熱も可能になることで、高出力化と熱的な安定性とを達成できた。また、実施例1によれば、半導体レーザ素子11をシングルストライプ型として2個対向して配置していることにより、半導体レーザパワーを増加できるだけでなく、その構成や配置自由度も保つことができた。
図2を参照して、第2の実施例に係る固体レーザ装置について説明する。同図において、符号20は、実施例2の固体レーザ装置を示す。固体レーザ装置20は、半導体レーザ素子21、レーザ結晶22、実装基板23および光学素子24から構成されている。
固体レーザ装置20は、実施例1の固体レーザ装置10と比較して、光学素子14と分離して配置されたレンズ素子15に代えて、光学素子24に一体形成されたマイクロレンズ素子24aを有する点、換言すれば光学素子24には少なくとも一つのマイクロレンズ素子24aを含んでいる点が主に相違する。半導体レーザ素子21、レーザ結晶22および実装基板23の各形成材料、材料組成・濃度、各形状・寸法、取り付け・配置方法、機能等は、実施例1における固体レーザ装置10の半導体レーザ素子11、レーザ結晶12および実装基板13とそれぞれ実質的に同一である。
レーザ結晶22の両端面(図2(a)における同レーザ結晶22の上下方向の上・下端面を表している)には、誘電体コーティングが施してあり、レーザ結晶22が実装基板23に接している下端面は、1063nmに対し全反射コーティングを施し、対向する上端面は1063nmに対して、透過率が3%となるコーティングを施している。レーザ結晶22は、半導体レーザ素子21と同一の実装基板23上であって、同一平面上にダイボンドされている。
光学素子24は、半導体レーザ光をレーザ結晶22の中央部に導入できるような構成であり、一体で形成したマイクロレンズ素子24a、反射面、凹面を利用して機能を満たしている。反射面に対しては、808nmに対して全反射となり、透過面に対しては、全透過となるようにコーティングが施されている。その配置は、図2に示したように、実装基板23上に接着剤を用いて配置・固定している。
マイクロレンズ素子24aは、レーザ結晶22上に、同図の矢印で示す光路を通して、約200μm程度のスポットサイズを実現できるものを使用している。
実施例2の動作について説明する。
レーザ結晶22周辺に対向して配置された半導体レーザ素子21から出射された半導体レーザ光(LD光)はマイクロレンズ素子24a、光学素子24を通過し、レーザ結晶22上へ照射される。レーザ結晶22中に照射された半導体レーザ光はレーザ結晶22で吸収され、レーザ結晶22両端面に構成された共振器構成でレーザ発振が起こる。ここで、Nd:GdVO結晶は吸収係数が大きく70cm−1であるため、0.5mmの結晶を往復することで、ほぼ半導体レーザ光は吸収され、迷光による他の半導体レーザへ影響することはない。ここでは、レーザ共振器を1063nm用にしているため、レーザ結晶22上部より一点鎖線で示すレーザ光L光学素子24を通して出射される。
実施例2によれば、レーザ結晶22にディスク状のマイクロチップレーザ構成を採用し、半導体レーザ素子21とレーザ結晶22とを同一平面上に実装・配置することで、装置の小型化を達成でき、且つ、レーザ結晶22上から励起光を照射できる光学素子24を配置することにより、レーザ発振に不要な領域への励起を無くし、レーザ結晶22の背面からの放熱も可能になることで、高出力化と熱的な安定性とを達成できた。また、光学素子24に一体としてマイクロレンズ素子24aを形成していることにより、半導体レーザ素子21と光学素子24との距離を短くし、さらなる装置の小型化が達成できた。また、実施例2によれば、半導体レーザ素子21をシングルストライプ型として2個対向して配置していることにより、半導体レーザパワーを増加できるだけでなく、その構成や配置自由度も保つことができた。
図3を参照して、第3の実施例に係る固体レーザ装置について説明する。同図において、符号30は、実施例3の固体レーザ装置を示す。固体レーザ装置30は、半導体レーザ素子31、レーザ結晶32、実装基板33および光学素子34から構成されている。
固体レーザ装置30は、実施例2の固体レーザ装置20と比較して、一つの発光点を持つシングルストライプ型半導体レーザ素子21に代えて、複数の発光点を持つアレイ型の半導体レーザ素子31を有する点、および光学素子24に一体形成されたマイクロレンズ素子24aに代えて、複数のアレイ型半導体レーザ素子31に対応して光学素子34に一体形成されたマイクロレンズ素子34aを有する点が主に相違する。
アレイ型の半導体レーザ素子31は、波長808nm、出力20Wで、発光領域が200×1μm、発光点が10個(図3には簡略化のため個数を減少して示している)のLDを使用している。また、半導体レーザ素子31は、レーザ結晶32を挟んで図において左右両側に対向して1組ずつ配置され、実装基板33上にダイボンドされて実装されている。
レーザ結晶32の形成材料、材料組成・濃度、形状・寸法、機能等は、実施例2における固体レーザ装置20の半導体レーザ素子21と実質的に同一である。
レーザ結晶32の両端面(図3(a)における同レーザ結晶32の上下方向の上・下端面を表している)には、誘電体コーティングが施してあり、レーザ結晶32が実装基板33に接している下端面は、1063nmに対し全反射コーティングを施し、対向する上端面は1063nmに対して、透過率が3%となるコーティングを施している。レーザ結晶32は、半導体レーザ素子31と同一の実装基板33上であって、同一平面上にダイボンドされている。
実装基板33は、実施例2と同様の銅製であり、その下方より冷却ができる構成としている(図示せず)。実装基板33は、実施例2の実装基板23と比較して、アレイ型の半導体レーザ素子31およびマイクロレンズ素子34aを含む光学素子34の実面積が増加していることにより、形状が大きく形成されている点が相違する。
光学素子34は、半導体レーザ光をレーザ結晶32中央部に導入できるような構成であり、一体で形成した半導体レーザ素子31アレイの発光点に対応したマイクロレンズ素子34a(図3(b)には簡略化のため個数を減少して左右8個で示している)、反射面、凹面を利用して機能を満たしている。反射面に対しては、808nmに対して全反射となり、透過面に対しては、全透過となるようにコーティングが施されている。アレイ型の半導体レーザ素子31からのレーザ光をレーザ結晶32上の一点に照射できるように、反射面と凹面を設定しており、光学素子34は、図3(a)(b)に示したように、実装基板33上に接着剤を用いて配置・固定している。
各マイクロレンズ素子34aは、レーザ結晶32上に、同図の矢印で示す光路を通して、約200μm程度のスポットサイズを実現できるものを使用している。
実施例3の動作について説明する。
レーザ結晶32周辺に対向して配置した半導体レーザ素子31アレイから出射された各半導体レーザ光は各マイクロレンズ34aおよび光学素子34を通過し、レーザ結晶32上の一点へ照射される。レーザ結晶32中に照射された半導体レーザ光はレーザ結晶32で吸収され、レーザ結晶32両端面に構成された共振器構成でレーザ発振が起こる。ここで、Nd:GdVO結晶は吸収係数が大きく70cm−1であるため、0.5mmの結晶を往復することで、ほぼ半導体レーザ光は吸収され、迷光による他の半導体レーザへ影響することはない。ここでは、レーザ共振器を1063nm用にしているため、レーザ結晶32上部より一点鎖線で示すレーザ光Lが光学素子34を通して出射される。
実施例3によれば、レーザ結晶32にディスク状のマイクロチップレーザ構成を採用し、半導体レーザ素子31とレーザ結晶32を同一平面上に実装・配置することで、装置の小型化を達成でき、且つ、レーザ結晶32上から励起光を照射できる光学素子34を配置することにより、レーザ発振に不要な領域への励起を無くし、レーザ結晶32の背面からの放熱も可能になることで、高出力化と熱的な安定性とを達成できた。また、実施例3によれば、光学素子34に一体として複数のマイクロレンズ素子34aを形成していることにより、半導体レーザ素子31と光学素子34との距離を短くし、さらなる装置の小型化が達成できた。また、アレイ型の半導体レーザ素子31を対向して使用することで、励起光を増加させ、出力が増加した。
図4を参照して、第4の実施例に係る固体レーザ装置について説明する。同図において、符号40は、実施例4の固体レーザ装置を示す。固体レーザ装置40は、アレイ型の半導体レーザ素子41、レーザ結晶42、実装基板43、光学素子44および非線形光学素子45から構成されている。
固体レーザ装置40は、実施例3の固体レーザ装置30と比較して、非線形光学結晶からなる非線形光学素子45を、固体レーザ出力光路中に配置し、第二高調波を発生させる構成とした点が主に相違する。
アレイ型の半導体レーザ素子41は、実施例3の半導体レーザ素子31と同様に、波長808nm、出力20Wで、発光領域が200×1μm、発光点が10個(図4には簡略化のため個数を減少して示している)のものを使用している。また、半導体レーザ素子41は、レーザ結晶42を挟んで図において左右両側に対向して1組ずつ配置され、実装基板43上にダイボンドされて実装されている。
レーザ結晶42の形成材料、材料組成・濃度、形状・寸法、機能等は、実施例3における半導体レーザ素子31と実質的に同一である。レーザ結晶42の両端面(図4(a)における同レーザ結晶42の上下方向の上・下端面を表している)には、誘電体コーティングが施してあり、レーザ結晶42が実装基板43に接している下端面は、1063nmに対し全反射コーティングを施し、対向する上端面は1063nmに対して、透過率が3%となるコーティングを施している。また、レーザ結晶42は、半導体レーザ素子41と同一の実装基板43上であって、同一平面上にダイボンドされている。
実装基板43は、実施例3と同様の銅製であり、その下方より冷却ができる構成としている(図示せず)。実装基板43は、実施例3の実装基板33と同様に、アレイ型の半導体レーザ素子41およびマイクロレンズ素子44aを含む光学素子44の実面積が増加していることにより、形状が大きく形成されている。
光学素子44は、実施例3の光学素子34と同様に、半導体レーザ光をレーザ結晶42中央部に導入できるような構成であり、一体で形成した半導体レーザ素子41アレイの発光点に対応したマイクロレンズ素子44a(図4(b)には簡略化のため個数を減少して示している)、反射面、凹面を利用して機能を満たしている。反射面に対しては、808nmに対して全反射となり、透過面に対しては、全透過となるようにコーティングが施されている。光学素子44は、アレイ型の半導体レーザ素子41からのレーザ光をレーザ結晶42上の一点に照射できるように、反射面と凹面を設定しており、図4(a)(b)に示したように、実装基板43上に接着剤を用いて配置・固定している。
各マイクロレンズ素子44aは、レーザ結晶42上に、同図の矢印で示す光路を通して、約200μm程度のスポットサイズを実現できるものを使用している。
非線形光学素子45は、強誘電体材料に周期的な分極反転構造を作製した擬似位相整合型素子としてのMgO:LiNbO結晶を使用しており、アパーチャサイズが2×2mm、長さが10mmであり、分極反転周期は6.95μmとしている。その配置は、光学素子44上に接着にて固定している。
実施例4の動作について説明する。
レーザ結晶42周辺に対向して配置した半導体レーザ素子41アレイから出射された各半導体レーザ光(LD光)は各マイクロレンズ34aおよび光学素子44を通過し、レーザ結晶42上の一点へ照射される。レーザ結晶42中に照射された半導体レーザ光はレーザ結晶42で吸収され、レーザ結晶42両端面に構成された共振器構成でレーザ発振が起こる。ここで、Nd:GdVO結晶は吸収係数が大きく70cm−1であるため、0.5mmの結晶を往復することで、ほぼ半導体レーザ光は吸収され、迷光による他の半導体レーザへ影響することはない。ここでは、レーザ共振器を1063nm用にしているため、レーザ結晶42上部より一点鎖線で示すレーザ光Lが光学素子44を通して出射される。
その際に、レーザ出力はバナデート系のNd:GdVO結晶を使用しているため、その結晶のC軸方向に沿った直線偏光のレーザ光Lが出射される。そのレーザ光Lを、非線形光学素子45を形成している周期的な分極反転構造を作製したMgO:LiNbO結晶を通過させることにより、第二高調波として短波長に変換されたレーザ光L’として531.5nmの出力を得ることができる。
実施例4によれば、レーザ結晶42にディスク状のマイクロチップレーザ構成を採用し、半導体レーザ素子41とレーザ結晶42を同一平面上に実装・配置することで、装置の小型化を達成でき、且つ、レーザ結晶42上から励起光を照射できる光学素子44を配置することにより、レーザ発振に不要な領域への励起を無くし、レーザ結晶42の背面からの放熱も可能になることで、高出力化と熱的な安定性とを達成できた。また、光学素子44に一体として複数のマイクロレンズ素子44aを形成していることにより、半導体レーザ素子41と光学素子44との距離を短くし、さらなる装置の小型化が達成できた。また、アレイ型の半導体レーザ素子41を対向して使用することで、励起光を増加させ、出力が増加した。
また、固体レーザ出力光路中に非線形光学結晶からなる非線形光学素子45を配置したので、固体レーザ装置の短波長化を実現できると共に、さらに非線形光学結晶を分極反転型とすることで、作用長を長く取れるためにさらなる高出力化が実現できた。加えて、レーザ結晶42にバナデート系結晶を使用することによりレーザが直線偏光化できるため、波長変換効率が向上し、Nd:GdVOを使用することにより、熱伝導や吸収係数の高い構成が実現でき、より安定な高出力の直線偏光レーザ装置を実現できた。
実施例1ないし4では、レーザ結晶としては、Nd:GdVOを用いた実施例で説明したが、上述した効果や各実施例で述べた特有の利点、すなわち高出力化等をそれ程望まなくてもよいのでれば、例えばNd:YAG、Yb:YAG、またはNd:YVO等であってもよい。
(a)は本発明の実施例1を示す半導体レーザ励起固体レーザ装置の正面図、(b)は同装置の平面図である。 (a)は本発明の実施例2を示す半導体レーザ励起固体レーザ装置の正面図、(b)は同装置の平面図である。 (a)は本発明の実施例3を示す半導体レーザ励起固体レーザ装置の正面図、(b)は同装置の平面図である。 (a)は本発明の実施例4を示す半導体レーザ励起固体レーザ装置の正面図、(b)は同装置の平面図である。
符号の説明
10、20、30、40 (半導体レーザ励起)固体レーザ装置
11、21、31、41 半導体レーザ素子
12、22、32、42 レーザ結晶
13、23、33、43 実装基板
14、24、34、44 光学素子
15 レンズ素子
24a、34a、44a マイクロレンズ
45 非線形光学素子(非線形光学結晶、擬似位相整合型素子)

Claims (8)

  1. 半導体レーザ素子からの半導体レーザ光によりレーザ結晶を励起しレーザ発振を行わせる半導体レーザ励起固体レーザ装置において、
    前記レーザ結晶は、ディスク状の結晶構成であり、前記半導体レーザ素子と前記レーザ結晶とを同一平面上に配置し、且つ、前記半導体レーザ光を固体レーザ光出射方向より入射させることが可能な光学素子を配置し、前記半導体レーザ光による励起光を前記固体レーザ光出射方向より前記レーザ結晶に入射させる構成としたことを特徴とする半導体レーザ励起固体レーザ装置。
  2. 請求項1記載の半導体レーザ励起固体レーザ装置において、
    前記光学素子は、少なくとも一つのマイクロレンズを含んでいることを特徴とする半導体レーザ励起固体レーザ装置。
  3. 請求項1または2記載の半導体レーザ励起固体レーザ装置において、
    前記半導体レーザ素子は、一つの発光点を持つシングルストライプ型であり、前記半導体レーザ素子を一つ以上配置していることを特徴とする半導体レーザ励起固体レーザ装置。
  4. 請求項1または2記載の半導体レーザ励起固体レーザ装置において、
    前記半導体レーザ素子は、複数の発光点を持つアレイ型であり、前記半導体レーザ素子を一つ以上配置していることを特徴とする半導体レーザ励起固体レーザ装置。
  5. 請求項1ないし4の何れか一つに記載の半導体レーザ励起固体レーザ装置において、
    固体レーザ出力光路中に非線形光学結晶を配置し、第二高調波を発生させる構成としたことを特徴とする半導体レーザ励起固体レーザ装置。
  6. 請求項5記載の半導体レーザ励起固体レーザ装置において、
    前記非線形光学結晶は、強誘電体材料に周期的な分極反転構造を作製した擬似位相整合型素子であることを特徴とする半導体レーザ励起固体レーザ装置。
  7. 請求項1ないし6の何れか一つに記載の半導体レーザ励起固体レーザ装置において、
    前記レーザ結晶としては、バナデート系の材料を用いていることを特徴とする半導体レーザ励起固体レーザ装置。
  8. 請求項1ないし7の何れか一つに記載の半導体レーザ励起固体レーザ装置において、
    前記レーザ結晶としては、Nd:GdVOを用いていることを特徴とする半導体レーザ励起固体レーザ装置。
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