JP3010416U - 振動減衰装置を備えたスキー板 - Google Patents

振動減衰装置を備えたスキー板

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JP3010416U
JP3010416U JP1994011128U JP1112894U JP3010416U JP 3010416 U JP3010416 U JP 3010416U JP 1994011128 U JP1994011128 U JP 1994011128U JP 1112894 U JP1112894 U JP 1112894U JP 3010416 U JP3010416 U JP 3010416U
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    • A63C5/06Skis or snowboards with special devices thereon, e.g. steering devices
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動減衰装置を備えたスキー板を提供する。 【構成】 この振動減衰装置は、長手方向に向けられ、
かつ剛性を有する連結手段(15,150)によってス
キー板に連結される少なくとも1の撓曲用薄板(13,
13a,13b,13c)から成り、この撓曲用薄板
(13,13a,13b,13c)は、スキー板が撓曲
によって偏倚するとき長手方向に移動するとともに、上
記剛性を有する連結手段(15,150)から長手方向
に間隔をおいて配設されるようにした少なくとも1の自
由端部(130,130a,131,131b)を含
み、上記自由端部は、その長手方向移動の間、長手方向
の剪断偏倚力を緩和するための柔軟な手段(17,1
8)を介してスキー板に連結される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 本考案は、アルペンスキー、クロスカントリースキー、モノスキー、あるいは モーグルスキーのようなスキー板に関するものである。特に、本考案はこの種の スキー板の改良に関するものである。
【0002】 多少とも柔軟な構造によってスキー板本体を製作する方法がよく知られている 。
【0003】 様々な種類のスキー板が既に知られており、極めて多数の型式が存在する。こ のようなスキー板は前端を上方に曲げてトップベンドを形成し、また前端よりも 僅かではあるが後端も曲げてテールを形成した細長い板で構成される。
【0004】 現行のスキー板は、一般に、スキー板使用時の機械応力の配分を考慮して、各 種材料を組み合わせ、これらの材料の各々が最適状態で関与するようにした複合 構造を有する。したがって、該構造は、一般に、周囲保護部材と、曲げ応力およ び捻り応力に耐えるための内部補強部材と、芯部とを含む。これらの部材は、接 着または射出によって組み立てられ、この組立は、一般に、スキー板の最終形状 を有する鋳型内で、前部分を大きく上方に引き上げてトップベンドにし、後部分 を僅か上方に引き上げてテールにし、かつ中央部分を湾曲させて、熱間で行なわ れる。
【0005】 良い品質のスキー板の製造に取り組んでいる製造業者の苦心にもかかわらず、 今日まで、あらゆる使用条件において満足できる高い性能を有するスキー板を製 造するには至っていない。
【0006】 現行のスキー板にはいくつかの短所があり、特に、スキー板の振動または撓曲 による揺動時の挙動が悪いという欠点がある。すなわち、振動が長く続くことに よりグリップ力が失われ、したがってスキー板の操縦性が悪くなる。よって振動 を減衰させることが非常に重要であり、このためには既にいくつかの解決法が提 案されている。例として、フランス特許出願第2503509号ならびに第25 75393号各明細書で提案されている方法を挙げることができる。しかしなが ら、これらの減衰装置の効果は、実際には、まったく僅かでスキーヤーが感知で きないようなものである。
【0007】 本考案は、上記の様々な欠点を除去することを目的とし、振動の減衰の問題に 対する極めて単純で、効果的で、かつ信頼性の高い解決法を提案する。
【0008】 この結果、本考案によるスキー板用振動減衰装置は、1の剛性連結手段と少な くとも1の柔軟な連結手段によってスキー板に連結された少なくとも1の撓曲用 薄板で構成され、前記諸手段が前記薄板上で互いに長手方向において隔てられる ことを特徴とする。
【0009】 補足的特徴によれば、この撓曲用薄板は、その両端の少なくとも一方に、柔軟 な連結手段を含み、もう一方の端部に剛性連結手段を含む。
【0010】 特殊な配置構成によれば、撓曲用薄板はアルミニウムあるいは複合材料ででき た薄板である。
【0011】 本考案はまた、本考案による装置を備えたスキー板をも対象とするものである 。
【0012】 特殊な配置構成によれば、撓曲用薄板はスキー板の上面あるいはスキー板の構 造内に固定される。
【0013】 本考案の他の特徴および長所は、非限定的な例としてのみ示す添付図を参照し て以下の説明を読むことにより明らかとなろう。
【0014】 本装置を含むスキー板1は、厚みと幅が適切に配分され、したがって適切な剛 性を有する細長い板(poutre)で構成される。このスキー板はスキー板上に靴を 保持するための締め具3、4の取付部分とも呼ばれる中央部分2を含み、前部締 め具3は通常「爪先止め具(トウピース)」と呼ばれ、後部締め具4は一般に「 踵止め具(ヒールピース)」と呼ばれる。スキー板1の前端5は持ち上げられて トップベンド6を形成し、後端7も持ち上げられてスキー板のテール8を形成す る。更に、この板は滑走用下面9と上面10とを含む。下面9と雪との接触は、 この下面が持ち上がり始める箇所に対応する前方接触点11と後方接触点12と の間で行なわれることに留意されたい。
【0015】 図1から図25に示される最初の諸実施態様によれば、本考案の減衰装置は本 来の意味におけるスキー板の構造部分以外で該スキー板の上面10上に配設され た撓曲用薄板13,13a,13bによって構成される。
【0016】 本考案の一特徴によれば、薄板は、剛性連結手段15、150と、少なくとも 、これら剛性連結手段15,150から長手方向に隔てられた柔軟な連結手段1 7,18とによってスキー板に連結される。
【0017】 図1ないし図10は一実施態様を示す。これによると、減衰装置は、中央区域 2でスキー板に固定されて前方に延在する撓曲用薄板13の後端130で構成さ れる。撓曲用薄板13は、例えば、1〜5mmの範囲内の厚みe1と、10〜60 mmの範囲内の幅l1と、100〜1200mmの範囲内の長さを有するアルミニ ウムの帯板で構成される。この薄板の後端130は、剛性連結手段によって、爪 先止め具3の箇所でスキー板に堅固に固定される。こうして、該アルミニウム帯 板の後端130は、例えば、締め具3の底板14の下に配設されて、ねじ15に よりこの締め具と共に固定保持される。この目的のために、該帯板の端部130 は、締め具用のねじ15を通すことのできる孔16を含む幅広部分130’で終 端する。本考案によれば、該薄板13の前端131は柔軟な連結手段を構成する 減衰手段17によってスキー板の上面に連結される。例えば、撓曲用薄板13の 前端131とスキー板との間に、弾性(特に粘弾性)を有する種類の柔軟な材料 の層で製作したインターフェース(界面)18を配設する。0.5〜4mmの範 囲内の厚みe2を有するこの層は、一方では、薄板の下面132に、他方では 、前述のスキー板1の上面10に接着または溶着される。この層は、薄板の幅l 1 と同じ幅l2ならびに2〜15cmの範囲内の長さL2を有していてもよい。剛 性連結手段15は、長手方向において、柔軟な連結手段17から距離Dだけ離れ ていることがわかる。
【0018】 使用する材料は、ショアA硬度が10〜85の弾性材料であってもよく、ある いは、弾性係数が15〜160メガパスカル、ショアA硬度が50〜95、およ び減衰値が0.13〜0.72の粘弾性材料であってもよい。もちろん、こうし たデータは、温度が20度で周波数が15Hzの場合の例でしかない。インター フェース18の薄板13への固定ならびにスキー板の上面への固定は、エポキシ ド、ポリエステル、ビニルエステルまたはポリウレタンのような熱硬化性樹脂、 あるいは熱可塑性フィルム、または他のなんらかの手段によって行なう。もちろ ん、図6および図7に示されているように、薄板の後端130を爪先止め具3と は別に独立させて固定することも可能である。図6において、薄板は爪先止め具 の前方に固定されるが、図7の場合には、薄板は後方に固定される。この場合、 薄板13は、前述の爪先止め具の底板14の下部を自由に通過する(図8参照) 。この目的のために、底板の下面は、薄板13の寸法よりも大きい寸法を有して いて薄板13が通過できるとともに自由な運動をすることができるようなくぼみ 形状部140を含む。したがって、該薄板は、前部締め具3と後部締め具4の間 にある区域で、ねじ150によってスキー板に直接固定される。
【0019】 撓曲用薄板13を、接着または溶着によって、スキー板1の上面10に固定す ることも可能である。
【0020】 図9および10は、減衰動作を簡略に示すものである。図9は休止状態にある スキー板を示し、図10は撓曲状態にあるスキー板を表す。休止状態において、 撓曲用薄板の前端131の点aはスキー板の上面10の点bと一致する。撓曲中 (図10)、点aと点bとの間に長手方向の相対的移動dが生ずることがわかる 。この移動中に、柔軟な材料の層に剪断が生じ、したがって減衰が生じる。イン ターフェース用の材料ならびに寸法を選択することによって減衰条件が決まる。
【0021】 当然のことながら、この減衰装置は、図11および図12に示されるように、 スキー板の後部に配設してもよい。すなわち、この実施態様において、撓曲用薄 板13はその前端131を介してスキー板に堅固に固定され、かつ後方に延在す る。該薄板の後端130はと言えば、上記の場合のように柔軟な材料でできたイ ンターフェース(界面)18から成る減衰手段17を介して、スキー板に連結さ れる。
【0022】 図13および図14に示すように、スキー板が、前部撓曲用薄板13aと後部 撓曲用薄板13bとの両方を含むことができることは言うまでもない。
【0023】 図15および図16は、他の一実施態様を示す。この実施態様によれば、撓曲 用薄板13はネジ150によってその前端131を介してスキー板の前部に固定 される。この場合、薄板13は後方に延在し、その後端130は、上述した減衰 手段と同じ減衰手段17(すなわち、接着された柔軟な材料製のインターフェー ス18)によって、スキー板(より正確に言うならばスキー板の上面10)に連 結される。
【0024】 図17および図18は、更に他の一実施態様を示す。この実施態様によれば、 薄板13はねじ150によってスキー板の後部に固定され、かつ前方に延在して 、踵止め具の後部に位置する区域で、インターフェース18を介してスキー板に 連結される。
【0025】 図15ないし18に示す実施態様において、薄板がより長いものであったり、 より短いものであってもよいことは言うまでもない。
【0026】 したがって、図19aに示す薄板13は自由状態で爪先止め具3の下部に挿入 され、この爪先止め具を越えて延在し、かつスキー板に弾性連結される。この目 的のために、底板14は、撓曲用薄板13の通過と自由運動を可能にするような 寸法のくぼみ形状部140を含む。
【0027】 図21ないし図24は一実施態様を示す。この実施態様によれば、スキー板の 撓曲による長手方向の応力が増大する。この目的のために、スキー板は2枚の撓 曲用薄板(すなわち、1枚目の前部撓曲用薄板13aと、2枚目の後部撓曲用薄 板13b)を含む。前部撓曲用薄板13aは、ねじ150により、その前端13 1aを介して爪先止め具3の前部でスキー板に固定され、かつ該爪先止め具3の 下部を自由状態で通過して後方に延在する。同様に、後部撓曲用薄板13bは 、その後端130bを介して踵止め具4の後部でスキー板に固定され、該踵止め 具4の下部を自由状態で通過して、2の締め具3,4間の中央区域2内まで前方 に延在する。2の端部が重なり合っていることがわかる。すなわち、1枚目の薄 板13aの後端130aが、2枚目の薄板13bの前端131bの下部に入り込 んでいる。この重なり合った部分の長さをl3とする。
【0028】 この変形実施態様において、減衰手段は、上記の場合と同様に、柔軟な材料ま たは粘弾性材料でできた層から成るインターフェース18により構成されるが、 スキー板上に配設されるのではなく、これら2の薄板が重なり合う区域で、これ ら2の薄板の間に配設される。例えば、1枚目の薄板13aの後端130aと2 枚目の薄板13bの前端131bは全くスキー板に連結されない 。
【0029】 これら撓曲用薄板13a,13bの端部130a,131bがなんらかの形で 持ち上がるのを防止するため、図23および図24に示すように、2の端部13 0a,131bと減衰層との重なり部分内に形成したスロット190内に収容さ れるねじ19のような垂直保持部材を設けてもよい。この垂直方向の保持は逆U 字形の金具あるいは他の適宜な手段によって実現することもできるであろう。
【0030】 図25は更に他の変形実施態様を示すが、この実施態様においては、2番目の 減衰層180が、1枚目の薄板13aの後端130aの下部およびスキー板の上 面10に接着されている。
【0031】 図1ないし図25において提案した様々な実施態様において、減衰装置はスキ ー板の本来の意味における構造部分の外側に配設される。しかしながら、言うま でもなく、図26および図27に概略的に示されるように、スキー板の構造自体 の中に減衰装置を配置したとしても、本考案の範囲を逸脱することはない。
【0032】 スキー板は、非常にしばしば、1または複数の上部補強層102(更には下部 補強層103)で被覆された芯部101から成る。また、スキー板の上面は、一 般に装飾用の層104で被覆され、下面はポリエチレン製の滑走層105を含む 。
【0033】 図示の例における撓曲用薄板は上部補強層102の下部に固定されるとともに 、芯部内に形成された収納部106内に位置する。言うまでもなく、減衰装置が どのような位置にあっても、本考案の範囲から逸脱することはないであろう 。すなわち、撓曲用薄板は、芯部101と下部補強層103との間、あるいは上 部補強層102と表面層104との間にさえ位置させることができるであろう。
【0034】 図示し、かつ上述した撓曲用薄板は一定の横断面形状を有するが、他の横断面 形状であってもよいことを指摘しておく。すなわち、一横断面部分における薄板 の断面形状を可変とすることもできる。実際、幅を厚みと同じく可変にすること ができる。図示の態様において長方形である断面輪郭を台形としたり、またその 長さを変化させてもよい。
【0035】 図28は他の一変形実施態様を示す側面図である。この実施態様によれば、減 衰装置はその中央部分132を固定した薄板13cから成り、その前端131お よび後端130はスキー板1に弾性連結される。
【0036】 図29は、一変形実施態様を示し、これによれば、スキー板の中央区域2で一 体的に弾性連結された薄板13a,13bは、その両端部を介して、対応するス キー板の締め具3,4により固定される。
【0037】 言うまでもなく、本考案は、例として図示しかつ記載した諸実施態様にのみ限 定されるものではなく、すべての均等技術ならびにそれらの組み合わせをも含む 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による最初の実施態様を示す側面図であ
る。
【図2】本考案による最初の実施態様を示す上面図であ
る。
【図3】図2のT1−T1線に沿って見た横断面図であ
る。
【図4】図2のT2−T2線に沿って見た横断面図であ
る。
【図5】要部分解斜視図である。
【図6】一変形実施態様を示す上面図である。
【図7】別の変形実施態様を示す上面図である。
【図8】図7に示す変形実施態様のT3−T3線に沿っ
て見た断面図である。
【図9】撓曲していない休止状態にあるスキー板を示す
側面図である。
【図10】撓曲した作動状態にあるスキー板を示す側面
図である。
【図11】他の変形実施態様を示す図1と同様の側面図
である。
【図12】他の変形実施態様を示す図2と同様の平面図
である。
【図13】他の変形実施態様を示す図1と同様の側面図
である。
【図14】他の変形実施態様を示す図2と同様の平面図
である。
【図15】他の変形実施態様を示す図1と同様の側面図
である。
【図16】他の変形実施態様を示す図2と同様の平面図
である。
【図17】他の変形実施態様を示す図1と同様の側面図
である。
【図18】他の変形実施態様を示す図2と同様の平面図
である。
【図19】他の変形実施態様を示す図1と同様の図であ
る。a)は側面図である。b)はa)のT3−T3線に
沿って見た横断面図である。
【図20】他の変形実施態様を示す図2と同様の平面図
である。
【図21】他の変形実施態様を示す図1と同様の側面図
である。
【図22】他の変形実施態様を示す図2と同様の平面図
である。
【図23】改良を示す要部拡大側面図である。
【図24】改良を示す要部拡大上面図である。
【図25】同じく一変形実施態様に関する他の詳細を示
す側面図である。
【図26】他の変形実施態様を示す図27のT4−T4
線に沿って見た縦断面図である。
【図27】上面図である。
【図28】他の変形実施態様を示す側面図である。
【図29】更に他の変形実施態様を示す側面図である。
【符号の説明】
1 スキー板 2 (スキー板の)中央
区域 3,4 締め具取付区域 10 上面 11 前方接触点 12 後方接触点 13,13a,13b,13c 撓曲用薄板 15,150 剛性を有する連結手
段 17,18 柔軟な連結手段 130,130a,130b 後端 131,131a,131b 前端

Claims (18)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動減衰装置を備えたスキー板におい
    て、前記振動減衰装置は、長手方向に向けられ、かつ剛
    性を有する連結手段(15,150)によってスキー板
    に連結される少なくとも1の撓曲用薄板(13,13
    a,13b,13c)から成り、前記撓曲用薄板(1
    3,13a,13b,13c)は、スキー板が撓曲によ
    って偏倚するとき長手方向に移動するとともに、前記剛
    性を有する連結手段(15,150)から長手方向に間
    隔をおいて配設されるようにした少なくとも1の自由端
    部(130,130a,131,131b)を含み、前
    記自由端部は、その長手方向移動の間、長手方向の剪断
    偏倚力を緩和するための柔軟な手段(17,18)によ
    ってスキー板に連結されることを特徴とするスキー板。
  2. 【請求項2】 前記剛性を有する連結手段(15,15
    0)が前記撓曲用薄板(13,13a,13b,13
    c)の他端部に位置することを特徴とする請求項1によ
    るスキー板。
  3. 【請求項3】 前記撓曲用薄板(13,13a,13
    b,13c)が、アルミニウム製の薄板であることを特
    徴とする請求項1または2によるスキー板。
  4. 【請求項4】 前記撓曲用薄板(13,13a,13
    b,13c)が複合材料製の薄板であることを特徴とす
    る請求項1または2によるスキー板。
  5. 【請求項5】 前記撓曲用薄板の幅(l1)が10ない
    し60mm、厚み(e1)が1ないし5mm、および長さ
    (L1)が10ないし1,200mmであることを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれか1によるスキー板。
  6. 【請求項6】 前記柔軟な連結手段(18)が、前記撓
    曲用薄板(13,13a,13b,13c)とスキー板
    との間に配置される柔軟な材料製の界面から成ることを
    特徴とする請求項5によるスキー板。
  7. 【請求項7】 前記界面(18)が、一方では前記撓曲
    用薄板(13,13a,13b,13c)の端部に、ま
    た他方ではスキー板に、溶着または接着される弾性また
    は粘弾性材料の層であることを特徴とする請求項6によ
    るスキー板。
  8. 【請求項8】 前記粘弾性材料製の層の幅(l2)が1
    0ないし60mm、厚み(e2)が0.5ないし4mm、
    および長さ(L2)が2ないし15cmであることを特
    徴とする請求項7によるスキー板。
  9. 【請求項9】 前記撓曲用薄板(13,13a,13
    b,13c)がスキー板(1)の上面(10)に配置、
    固定されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれ
    か1によるスキー板。
  10. 【請求項10】 前記撓曲用薄板(13,13a,13
    b,13c)がスキー板(1)の構造体内に配設される
    ことを特徴とする請求項9によるスキー板。
  11. 【請求項11】 前記撓曲用薄板(13)が締め具
    (3,4)の中央取付区域(2)と前方接点(11)と
    の間に延在することを特徴とする請求項9または10に
    よるスキー板。
  12. 【請求項12】 前記撓曲用薄板(13)が締め具
    (3,4)の中央取付区域(2)と後方接点(12)と
    の間に延在することを特徴とする請求項9または10に
    よるスキー板。
  13. 【請求項13】 前記撓曲用薄板(13,13a,13
    b,13c)が締め具取付用中央区域(2)ならびに前
    記中央区域(2)と前記前方接点(11)との間に位置
    する区域に沿って延在することを特徴とする請求項9ま
    たは10によるスキー板。
  14. 【請求項14】 前記撓曲用薄板(13,13a,13
    b,13c)が締め具取付用中央区域(2)ならびに前
    記中央区域(2)と前記後方接点(12)との間に位置
    する区域に沿って延在することを特徴とする請求項9ま
    たは10によるスキー板。
  15. 【請求項15】 前記撓曲用薄板(13,13a,13
    b,13c)がその後端(130)を介してスキー板に
    強固に固定され、他方その前端(131)が減衰用の柔
    軟な連結手段(17,18)を介してスキー板に接続さ
    れることを特徴とする請求項11ないし14のいずれか
    1によるスキー板。
  16. 【請求項16】 前記撓曲用薄板(13,13a,13
    b,13c)がその前端(131)を介してスキー板に
    強固に固定され、他方その後端(130)が減衰用の柔
    軟な連結手段(17,18)を介してスキー板に接続さ
    れることを特徴とする請求項11ないし14のいずれか
    1によるスキー板。
  17. 【請求項17】 前部撓曲用薄板と後部撓曲用薄板とを
    含み、前記前部薄板(13a)の前端(131a)はス
    キー板の前部に固定されて後方へ延び、また前記後部薄
    板(13b)の後端(130b)はスキー板の後部に固
    定されて前方へ延び、前記前部薄板(13a)の後端
    (130a)と前記後部薄板(13b)の前端(131
    b)は前記中央区域(2)で重なり合うとともに、弾性
    を有する連結手段(18)により互いに接続されること
    を特徴とする請求項15または16によるスキー板。
  18. 【請求項18】 長手方向に向けられ、かつ剛性を有す
    る連結手段(15,150)によってスポーツ用具、特
    にスキー板に連結される少なくとも1の撓曲用薄板(1
    3,13a,13b,13c)から成り、前記撓曲用薄
    板は、該スポーツ用具が撓曲によって偏倚するとき、長
    手方向に移動するとともに、前記剛性を有する連結手段
    (15,150)から長手方向に間隔をおいて配設され
    るようにした少なくとも1の自由端部(130,130
    a,131,131b)を含み、前記自由端部は、その
    長手方向移動の間、長手方向の剪断偏倚力を緩和するた
    めの柔軟な手段(17,18)を介して前記スポーツ用
    具に連結されることを特徴とする振動減衰装置。
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