JP3009741U - 製袋機における原紙供給装置 - Google Patents

製袋機における原紙供給装置

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JP3009741U
JP3009741U JP1994013118U JP1311894U JP3009741U JP 3009741 U JP3009741 U JP 3009741U JP 1994013118 U JP1994013118 U JP 1994013118U JP 1311894 U JP1311894 U JP 1311894U JP 3009741 U JP3009741 U JP 3009741U
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JP1994013118U
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Inventor
博 半澤
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冨士製袋機工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 基枠1に垂直方向回転自在に原紙保持アーム
2を軸支する。該原紙保持アーム2の上方に原紙の回転
駆動装置14を設ける。該原紙の回転駆動装置14は、
所定のタイミングで垂直方向に回動する原紙駆動ローラ
支持アーム16に、サーボモータ18によって回転せし
められる原紙の回転駆動ローラ20を取り付けたもので
ある。基枠1に原紙の前端検出用センサ24を設ける。
基枠1に垂直方向回動自在にカッター支持アーム25を
軸支し、所定のタイミングでそれに取り付けたカッター
28と貼り合わせローラ29が原紙に接離するようにす
る。更に基枠1に原紙の給送ローラ31を設ける。 【効果】 前後の原紙の接続部分を封筒の切断刃からず
らすことができる。前の原紙1枚だけを切断することが
できる。前の原紙を接続部分により近い位置で切断する
ことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は製袋機における原紙供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
製袋機の原紙供給装置は、ロール状に巻かれた原紙を端部から繰り出して送出 するが、途切れることなく連続して供給するためには、前の原紙が残り少なくな ったとき、その端末近くに後の原紙の前端を接続しなければならない。
【0003】 そして、従来装置にあってもこの接続の点についてはスムーズに行うことがで きた。しかし、従来装置にあってはその他の点で幾つかの問題点があった。これ を図16に従って説明すると、その一つのものは、前後の原紙A、Bの接続のた めに原紙Bの片面に塗布した接着剤Cに、後の工程で封筒の前端と後端(鎖線D 、E)を切断するときに、タイミングが一致した場合に切断刃(図示せず)が接 触し、該切断刃を劣化させるという問題である。
【0004】 また、もう一つの問題は、後の原紙Bを接続した後カッターによって前の原紙 Aを切断するとき、一緒に二枚とも切断する事故が起こりやすいという点である 。
【0005】 また更にもう一つの問題は、前の原紙Aの切断位置Fが、後の原紙Bの接続部 分(接着剤Cの位置)より離れ過ぎ、このため長く残った部分が重合したまま送 り出されることである。このように重合したまま送り出されると、後の工程で種 々の問題が発生し、好ましくない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、封筒の切断刃の作動周期を検 知すると共にロール状の後の原紙の周速を検知し、これに基づいて後の原紙の前 端を前の原紙に接続するタイミングを合わせ、もって封筒の切断刃が前後の原紙 の接続部分からずれるようになし、またカッターによって前の原紙を切断すると きに、該原紙のカッターが当たる部分を後の原紙の表面から僅かに浮かせ且つ適 度に緊張した状態で切断し、もって前の原紙1枚だけを確実に切断するようにな し、更に回転するロール状の後の原紙の前端位置を検出してカッターの作動のタ イミングを合わせ、もって後の原紙の接続部分により近い位置で切断するように なした製袋機における原紙供給装置を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
而して、本考案の要旨とするところは、回転ブレーキを付設した原紙保持軸を 両端部に設け、基枠に垂直方向回転自在に軸支して所定のタイミングで回転せし められる原紙保持アームと、前記原紙保持アームの上方に設け、所定のタイミン グで垂直方向に回動する原紙駆動ローラ支持アームの先端部に、サーボモータに よって所定のタイミングで回転せしめられる原紙の回転駆動ローラを取り付けた 原紙の回転駆動装置と、基枠に設けた原紙の前端検出用センサと、基枠に垂直方 向回動自在に軸支し、所定のタイミングでそれに取り付けたカッターと貼り合わ せローラが原紙に接離するようになしたカッター支持アームと、前記カッター支 持アームの先端に、所要の距離をおいて取り付けたカッター及び貼り合わせロー ラと、基枠に取り付けた原紙の給送ローラと、基枠に設けた前の原紙の残量検知 用センサとからなり、封筒の切断刃の作動周期を検知すると共に補給用の後の原 紙の周速を検知し、これに基づいて後の原紙の前端を前の原紙に接続するタイミ ングを合わせるようになしたことを特徴とする製袋機における原紙供給装置にあ る。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、図面を参照しつつ説明する。 図1は本考案の縦断側面図、図2は正面側からみた斜視図、図3は背面側から みたカッター部分の斜視図、図4は原紙保持アームの一部拡大側面図、図5はロ ール状の原紙における前端部分の拡大斜視図、図6は前後の原紙の接続部分の一 部切欠して示した拡大平面図、図7乃至図11は作動の概略的説明図、図12乃 至図15は作動のフローチャートである。
【0009】 図中、1は基枠である。2は該基枠1に回転軸3をもって垂直方向回転自在に 取り付けられ原紙保持アームである。また、該原紙保持アーム2は図示しない駆 動機構をもって所定のタイミングで回転せしめられる。また、該原紙保持アーム 2の両端部には、パウダーブレーキ4によって回転を制動される原紙保持軸5が 取り付けられている。また、該原紙保持軸5の回転は歯車6、7、8をもってパ ウダーブレーキ4の軸4aに伝達される。そしてまた該パウダーブレーキ4は空 冷ファン9によって冷却されるようになされている。
【0010】 10、11、12、13は基枠1に設けた前記原紙保持アーム2の位置検出セ ンサである。14はロール状の原紙の回転駆動装置である。該原紙の回転駆動装 置14は基枠1の上部に支軸15をもって垂直方向回動自在に取り付けられた原 紙駆動ローラ支持アーム16と、該原紙駆動ローラ支持アーム16を所定のタイ ミングで回動させるための油圧シリンダ17と、前記原紙駆動ローラ支持アーム 16に固着されたサーボモータ18と、原紙駆動ローラ支持アーム16の先端側 に回転自在に取り付けられたローラ保持軸19と、該ローラ保持軸19に固着さ れた原紙の回転駆動ローラ20と、前記ローラ保持軸19に固着されたプーリ2 1と前記サーボモータ18の回転軸18aに固着されたプーリ22とに掛け回わ された無端ベルト23とからなるものである。また、前記原紙の回転駆動ローラ 20はロール状原紙の周面の、幅方向の中央部に接触する位置に配設される。
【0011】 24は基枠1に取り付けられた原紙の前端検出用のセンサであり、具体的には ロール状原紙の前端外面に貼着した後記銀紙の通過を検出するものである。25 は基枠1の上部における前記原紙の回転駆動装置14より内側の部分に、支軸2 6をもって垂直方向回動自在に取り付けられたカッター支持アームである。27 は該カッター支持アーム25を所定のタイミングで回転させるための油圧シリン ダである。
【0012】 28は前記カッター支持アーム25の先端に取り付けられたカッターである。 また、該カッター28は油圧シリンダー28aをもって所定のタイミングで作動 せしめられるものである。29は前記カッター支持アーム25の先端における前 記カッター28から所定の距離をおいた位置に取り付けられた貼り合わせローラ であり、回転自在に軸支されている。30は基枠1に取り付けられた前の原紙の 残った状態を検出するセンサであり、原紙の径を検出するものである。31、3 1、31・・・は原紙給送ローラである。32、33は原紙、34は原紙33の 前端両側部に貼着面の一部が露出するようにして裏側から貼着したガムテープ、 35は原紙33の前端の外面に貼着した銀紙である。
【0013】 次に、上記実施例の作動態様について説明する。 センサ10、12によって検出される位置に原紙保持アーム2があるとき、セ ンサ30により前の原紙32の残りの状態を検出する(図7)。所定の径まで残 りの部分が減少したことが検出されると、タイマーによって2秒後に原紙の接続 が開始される。センサ11、13によって検出される位置まで原紙保持アーム2 が垂直に回転し、補給される原紙33が上に持ち上げられる(図8)。
【0014】 所定の位置まで原紙保持アーム2が回転すると、原紙の回転駆動装置14にお ける原紙駆動ローラ支持アーム16が下方に向けて回動し、原紙の回転駆動ロー ラ20が原紙33の外周面に接触する。そしてタイマーによって2秒後にサーボ モータ18が作動を開始する。また、このときには一方でカッター支持アーム2 5も垂直方向に回動し、貼り合わせローラ29が原紙33の外周面に接近した位 置で停止する(図9)。
【0015】 次に、センサ24によって原紙33の前端に貼着した銀紙35が1回りするの に要する時間を検出し、原紙33の周速を検出する。即ち、銀紙35がセンサ2 4を1回目に通過したときから2回目に通過するときまでの時間を検出し、これ により原紙33の周速を測定する。
【0016】 その後サーボモータ18の作動を停止して原紙33にブレーキをかける。そし て、図示しないエンコーダより送られる切断刃の作動周期を知らせる信号と前記 原紙33の周速の測定結果とに基づいてサーボモータ18の再始動までの時間を 計算する。
【0017】 そしてまた、その結果に基づいてサーボモータ18が再始動すると、センサ2 4が再び検出を開始する。その後カッター支持アーム25が更に回動し、貼り合 わせローラ29が原紙32を原紙33に押し付ける。そして、銀紙35がセンサ 24を通過してから原紙33が3/4回転した後、原紙33の前端がガムテープ 34をもって原紙32に接続される。そして、これと同時にカッター28によっ て接続部分に近い位置で原紙32を切断するものである(図9)。
【0018】 その後サーボモータ18は作動を停止し、原紙駆動ローラ支持アーム16は上 方に回動する。また一方、これと同時にカッター支持アーム25も元の方向に回 動する(図10、図11)。そして原紙保持アーム2も回転し、センサ10、1 2によって検出される位置まできたとき、原紙保持軸5から原紙32の残りを取 り外して新しい原紙と交換するものである。そして最後に、セットした新しい原 紙の前端に、ガムテープ34と銀紙35を貼着するものである。
【0019】
【考案の効果】
本考案は上記の如き構成であり、封筒の切断刃の作動周期を検知すると共に補 給用の後の原紙の周速を検知し、これに基づいて後の原紙の前端を前の原紙に接 続するタイミングを合わせるものであるから、前後の原紙の接続部分を封筒の切 断刃からずらすことができるものである。また、カッターによって前の原紙を切 断するときに、該原紙のカッターが当たる部分を後の原紙の表面から僅かに浮か せ且つ適度に緊張した状態で切断するようにしたから、前の原紙1枚だけを確実 に切断することができるものである。更にまた、補給する原紙の前端を検出して カッターの作動のタイミングを合わせるようにしたから、前の原紙を接続部分に より近い位置で切断することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の縦断側面図である。
【図2】正面側からみた斜視図である。
【図3】背面側からみたカッター部分の斜視図である。
【図4】原紙保持アームの一部拡大側面図である。
【図5】ロール状の原紙における前端部分の拡大斜視図
である。
【図6】前後の原紙の接続部分の一部切欠して示した拡
大平面図である。
【図7】作動の概略的説明図である。
【図8】作動の概略的説明図である。
【図9】作動の概略的説明図である。
【図10】作動の概略的説明図である。
【図11】作動の概略的説明図である。
【図12】作動のフローチャートである。
【図13】作動のフローチャートである。
【図14】作動のフローチャートである。
【図15】作動のフローチャートである。
【図16】従来装置によって接続した原紙の接続部分の
斜視図である。
【符号の説明】
1 基枠 2 原紙保持アーム 5 原紙保持軸 14 原紙の回転駆動装置 16 原紙駆動ローラ支持アーム 18 サーボモータ 20 原紙の回転駆動ローラ 24 原紙の前端検出用のセンサ 25 カッター支持アーム 28 カッター 29 貼り合わせローラ 30 前の原紙の残量検知用センサ 34 ガムテープ 35 銀紙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ブレーキを付設した原紙保持軸を両
    端部に設け、基枠に垂直方向回転自在に軸支して所定の
    タイミングで回転せしめられる原紙保持アームと、前記
    原紙保持アームの上方に設け、所定のタイミングで垂直
    方向に回動する原紙駆動ローラ支持アームの先端部に、
    サーボモータによって所定のタイミングで回転せしめら
    れる原紙の回転駆動ローラを取り付けた原紙の回転駆動
    装置と、基枠に設けた原紙の前端検出用センサと、基枠
    に垂直方向回動自在に軸支し、所定のタイミングでそれ
    に取り付けたカッターと貼り合わせローラが原紙に接離
    するようになしたカッター支持アームと、前記カッター
    支持アームの先端に、所要の距離をおいて取り付けたカ
    ッター及び貼り合わせローラと、基枠に取り付けた原紙
    の給送ローラと、基枠に設けた前の原紙の残量検知用セ
    ンサとからなり、封筒の切断刃の作動周期を検知すると
    共に補給用の後の原紙の周速を検知し、これに基づいて
    後の原紙の前端を前の原紙に接続するタイミングを合わ
    せるようになしたことを特徴とする製袋機における原紙
    供給装置。
JP1994013118U 1994-09-30 1994-09-30 製袋機における原紙供給装置 Expired - Lifetime JP3009741U (ja)

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