JP3008816B2 - プログラマブルコントローラのシステムプログラム格納方法 - Google Patents
プログラマブルコントローラのシステムプログラム格納方法Info
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- JP3008816B2 JP3008816B2 JP7124253A JP12425395A JP3008816B2 JP 3008816 B2 JP3008816 B2 JP 3008816B2 JP 7124253 A JP7124253 A JP 7124253A JP 12425395 A JP12425395 A JP 12425395A JP 3008816 B2 JP3008816 B2 JP 3008816B2
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- system program
- rom
- nonvolatile memory
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Description
ローラのシステムプログラムを不揮発性メモリに格納す
る方法に関する。
ステムプログラム格納方法として、一般に以下の2つの
方法が用いられていた。第1の方法は、システムプログ
ラムを全てROM(リードオンリーメモリ)に格納する
方法である。システムプログラムは、常にROMから読
み出して実行される。第2の方法は、システムプログラ
ムの一部、すなわち、電源投入時に実行されるシステム
ブートプログラムだけをROMに格納し、それ以外のシ
ステムプログラムは、書き換え可能な不揮発性メモリに
格納する方法である。この方法では、システムプログラ
ムは電源投入時のシステムブート処理の時はROMから
プログラムを読み出して実行され、その後は書き換え可
能な不揮発性メモリからプログラムを読み出して実行さ
れる。一般に、第1の方法は将来のシステムプログラム
の変更がないか、あるいは少ない比較的小規模のシステ
ムに適用されることが多い。また、第2の方法は将来の
機能拡張や不具合修正などシステムプログラムの変更
(システムブート処理を除く)が予想される比較的大規
模のシステムに適用されることが多い。
は、第1の方法では、製造時にROMライタ装置等を使
用してシステムプログラムを書き込む時間は短くて済む
が、システムプログラムを変更する必要が生じた場合R
OMを取り替えなければならないため、既に出荷されて
稼働中のシステムでは、製品を分解して作業をしなけれ
ばならないなどの保守面で問題があった。また、第2の
方法では、製品の製造時に書き換え可能な不揮発性メモ
リにシステムプログラムを書き込むための手段が問題と
なる。すなわち、第2の方法では一般的に不揮発性メモ
リにシステムプログラムを書き込む手段として、パソコ
ン等の機器に備わっているシリアル回線等を通してプロ
グラムをロード(メモリへの書き込み)する方法が採ら
れるが、この方法ではロードするシステムプログラムの
サイズが大きい場合相当の時間を要する。このため、製
品を製造あるいは出荷する時にシステムプログラムを書
き込むための作業時間が長くなるという問題があった。
そこで、本発明は、システムプログラムを変更する必要
が生じた場合でもROMの取り替えの必要がなく、ま
た、工場出荷前のプログラマブルコントローラに組み込
まれた書き換え可能な不揮発性メモリに短時間でシステ
ムプログラムを格納することが可能なプログラマブルコ
ントローラのシステムプログラム格納方法を提供するこ
とを目的とする。
め、本発明は、システムプログラムを格納したROM
と、ROMを装着するICソケットと、書き換え可能な
不揮発性メモリを備えたプログラマブルコントローラに
おいて、電源投入時に前記ICソケットに前記ROMが
装着されているかどうかを判断し、前記ROMが装着さ
れていると判断されれば、前記ROMに格納されたシス
テムプログラムを使って前記プログラマブルコントロー
ラが動作するとともに前記書き換え可能な不揮発性メモ
リに前記ROMの内容を複写し、前記ICソケットに前
記ROMが装着されていないと判断されれば、前記書き
換え可能な不揮発性メモリに格納されたシステムプログ
ラムを使って前記プログラマブルコントローラが動作す
るようにしたものである。
の製造者は、システムプログラムが格納されたROMを
ICソケットに装着した状態で電源を投入するだけで、
書き換え可能な不揮発性メモリにシステムプログラムを
短時間に格納することが可能となる。また、システムプ
ログラムを格納した後はROMを取り外してシステムを
稼働することが可能となる。
る。図1は本発明の実施例を示すブロック図であり、プ
ログラマブルコントローラ1は、プロセッサ10、RO
M20、ROM装着用ICソケット30、書き換え可能
な不揮発性メモリ40によって構成されている。ROM
20はICソケット30に装着され、取り外しが可能で
ある。ROM20にはシステムプログラム21が格納さ
れている。書き換え可能な不揮発性メモリ40にはシス
テムプログラム41が格納される。プロセッサ1は、R
OM20または書き換え可能な不揮発性メモリ40から
システムプログラムを読み出して実行する。次に本発明
の動作を説明する。図2はプロセッサ10が実行する電
源投入時の動作フローを示す図である。まず初めに電源
が投入されると(ステップS1)、ROM20がICソ
ケットに装着されているかどうかを判定する(ステップ
S2)。判定は、ROMの指定番地から特定のコードを
読み出すことができるかどうかによって行われる。RO
Mが装着されていると判断された場合は、ROM20か
らシステムプログラム21を読み出してシステムブート
処理を実行する(ステップS3)。システムブート処理
終了後、ROM20からシステムプログラム21を全て
読み出し、書き換え可能な不揮発性メモリ40に書込む
(ステップS4)。すなわちシステムプログラム21
は、書き換え可能な不揮発性メモリ40内にシステムプ
ログラム41として複写される。以降、プロセッサ10
はシステムブート後の処理を続行する(ステップ6)。
また、上記ステップS2において、ROM20が装着さ
れていないと判断された場合は、書き換え可能な不揮発
性メモリ40からシステムプログラム41を読み出して
システムブート処理を実行する(ステップS5)。以
降、プロセッサ10はシステムブート後の処理を続行す
る(ステップS6)。以上述べた手順の処理により、R
OM20に格納されたシステムプログラム21が、書き
換え可能な不揮発性メモリ40のシステムプログラム4
1として格納されることになる。
ログラマブルコントローラの製造者は、システムプログ
ラムを書き換え可能な不揮発性メモリへ書き込む作業を
簡単にかつ短時間に行えるという効果がある。また、上
記作業の後は、ROMが不要となるため、ROMを取り
外すことで製品のコストダウンを図れるという効果があ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】システムプログラムを格納したROMと、
ROMを装着するICソケットと、書き換え可能な不揮
発性メモリを備えたプログラマブルコントローラにおい
て、 電源投入時に前記ICソケットに前記ROMが装着され
ているかどうかを判断し、 前記ROMが装着されていると判断されれば、前記RO
Mに格納されたシステムプログラムを使って前記プログ
ラマブルコントローラが動作するとともに前記書き換え
可能な不揮発性メモリに前記ROMの内容を複写し、前記ICソケットに 前記ROMが装着されていないと判
断されれば、前記書き換え可能な不揮発性メモリに格納
されたシステムプログラムを使って前記プログラマブル
コントローラが動作することを特徴とするプログラマブ
ルコントローラのシステムプログラム格納方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7124253A JP3008816B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | プログラマブルコントローラのシステムプログラム格納方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7124253A JP3008816B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | プログラマブルコントローラのシステムプログラム格納方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08292805A JPH08292805A (ja) | 1996-11-05 |
JP3008816B2 true JP3008816B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=14880759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7124253A Expired - Fee Related JP3008816B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | プログラマブルコントローラのシステムプログラム格納方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3008816B2 (ja) |
-
1995
- 1995-04-24 JP JP7124253A patent/JP3008816B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08292805A (ja) | 1996-11-05 |
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