JP3008558B2 - 櫛歯状端子部材とそれを用いたコネクタの製造方法 - Google Patents

櫛歯状端子部材とそれを用いたコネクタの製造方法

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JP3008558B2
JP3008558B2 JP3152082A JP15208291A JP3008558B2 JP 3008558 B2 JP3008558 B2 JP 3008558B2 JP 3152082 A JP3152082 A JP 3152082A JP 15208291 A JP15208291 A JP 15208291A JP 3008558 B2 JP3008558 B2 JP 3008558B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は端子の一端をなすコンタ
クトの列数よりも該端子の他端に位置する外部接続端子
の列数が多い端子圧入形コネクタを組み立てるときに使
用する櫛歯状端子部材とそれを用いたコネクタの製造方
法に係わり、特に使用される櫛歯状端子部材の数や種類
を少なくしてコネクタを組み立てることで端子部材材料
とコネクタ組立工数の節減とを実現して生産性の向上を
図った櫛歯状端子部材とそれを用いたコネクタの製造方
法に関する。
【0002】近年の電子機器分野では遣り取りする情報
量の増大に伴って各電子装置間を接続するコネクタも小
型化や端子密度増大化が進展しつつある。
【0003】この場合、回路基板実装面との兼ね合いか
らコネクタの該回路基板側の外部接続端子の列数をコン
タクトの列数よりも増やさなければならないことがある
が、かかるコネクタを組み立てる場合には多くの種類の
櫛刃状端子部材を使用していることからその合理化が望
まれている。
【0004】
【従来の技術】図3はコネクタの構成例を説明する図で
あり、(3−1),(3−2)はジャックコネクタを示
し、また(3−3),(3−4)はプラグコネクタを示
している。
【0005】また図4は図3で示すコネクタの製造方法
を説明する図であり、図3と同じ対象部材には同一の記
号を付して表わしている。
【0006】図3の(3−1)でジャックコネクタ(以
下単にジャックとする)1は、一端が直状のジャックコ
ンタクト2aで該コンタクト領域に続く突起部2cから
オフセット曲げされた他端側が直状の外部接続端子2b
に形成されている複数のジャック端子2と、該ジャック
端子2を上記コンタクト2aが二列に整列するように植
設するジャック絶縁体3とで構成されている。
【0007】そして上記ジャック端子2は、上記ジャッ
クコンタクト2aに続く領域に設けられた厚さ方向に突
出する上記突起部2cを、長手方向すなわち端子列方向
に直交する断面が“コ”字形をなす上記ジャック絶縁体
3における底面の長手方向に沿った周壁3aの内面3
a′の基部に整列して形成されている角形貫通孔3bに
圧入することで、上記ジャックコンタクト2aを該内面
3a′に接触させた状態で該ジャック絶縁体3に植設す
ることができるが、該各ジャック端子2を植設する際に
は逆方向にオフセット曲げされた上記外部接続端子2b
同士が互いに隣接するようになっている。
【0008】なお、上記各ジャック端子2を植設したと
きに対面する上記ジャックコンタクト2a間は所定の隔
たり“w1 ”が確保できるように上記周壁3aが形成さ
れている。
【0009】従って、ジャック絶縁体3から突出するジ
ャック端子2の外部接続端子2bの列数が長手方向で直
交する面で断面視した(3−2)に示す如く四列に整列
したジャック1を図示のように得ることができる。
【0010】一方該ジャック1と接続するプラグコネク
タ(以下単にプラグとする)5は(3−3)で示す如
く、一端が上記ジャックコンタクト2aと接続するプラ
グコンタクト6aで該プラグコンタクト6aに続く突起
部6cからオフセット曲げされた後の他端が外部接続端
子6bに形成されているプラグ端子6と、一端が上記ジ
ャックコンタクト2aと接続するプラグコンタクト7a
で該プラグコンタクト7aに続く突起部7cに繋がる他
端が外部接続端子7bに形成されている直状のプラグ端
子7と、該プラグ端子6とプラグ端子7のそれぞれをプ
ラグコンタクト6a,7aが上記ジャックコンタクト2
aと対応するそれぞれの位置で隔壁8aを介して整列す
るように配置植設するプラグ絶縁体8とで構成されてい
る。
【0011】そして該プラグ端子6とプラグ端子7は、
上記ジャック端子2の場合と同様に板厚方向片側に突出
して形成された上記突起部6c,7cを上記プラグ絶縁
体8の隔壁8aの基部に整列して形成されている角形貫
通孔8bに圧入することで、上記各プラグコンタクト6
aと7aとを該隔壁8aの表面に接触させた状態で該プ
ラグ絶縁体8に植設することができるが、該各プラグ端
子6,7を植設することで該各プラグ端子のプラグコン
タクト6a,7a同士が同一列内で交互に位置するよう
になっている。
【0012】従ってプラグ絶縁体8から突出するプラグ
端子6,7の外部接続端子6b,7bが(3−2)同様
に長手方向で直交する面で断面視した(3−4)に示す
如く四列に整列したプラグ5を図示のように得ることが
できる。
【0013】なお、上記各プラグ端子6と7を植設した
ときに上記隔壁8aを挟んで背向するプラグコンタクト
6a,7a間の隔たり“w2 ”は、前記ジャック1にお
けるジャックコンタクト間の隔たり“w1 ”に対応する
ようになっている。
【0014】そこで上記のジャック1とプラグ5を、ジ
ャック絶縁体3の周壁3a外面の嵌合面3cとプラグ絶
縁体8の周壁8c内面の嵌合面8dとで係合させること
で、対応するジャック端子2とプラグ端子6,7との間
が接続できるコネクタを構成することができる。
【0015】かかるジャックとプラグの製造方法を示す
図4で、(4−1)はジャック1の場合を表わし、(4
−2)はプラグ5の場合を表わしている。
【0016】ジャック1を製造するには通常(4−1)
で示す如く、連結材2″の片側辺に一方向にオフセット
曲げされた上記ジャック端子2がその外部接続端子2b
の自由端側で繋がるように一定したピッチ“p1 ”に櫛
歯状に形成されている櫛歯状端子部材2′を使用する。
【0017】そして図3のジャック絶縁体3を底面側す
なわち端子圧入側が上になるように配置した後、該櫛歯
状端子部材2′をそれぞれのジャックコンタクト2a側
から該ジャック絶縁体3の角形貫通孔3bに一括して挿
入したまま全体を押下して該各ジャックコンタクト2a
の上記突起部2cを該角形貫通孔3bへ圧入せしめて各
ジャック端子2を該ジャック絶縁体3に植設固定し、更
に該連結材2″を矢印a〜a′で切断除去することで、
一方向にオフセット曲げされたジャック端子2を該ジャ
ック絶縁体3に植設固定することができる。
【0018】しかし所要のジャック1は、図3で説明し
た如く隣接するジャック端子のオフセット曲げ方向を交
互に逆にする必要がある。
【0019】そこで、上記櫛歯状端子部材2′における
各ジャック端子2の上記ピッチ“p1 ”を上記角形貫通
孔3bの形成ピッチ“p2 ”の2倍にした上で、互いに
180°回転させて配置した2個の櫛歯状端子部材2′
を各ジャックコンタクト側から矢印,のように該ジ
ャック絶縁体3における一列の角形貫通孔3bに一括し
て圧入した後他方の角形貫通孔列に上記同様に2個の櫛
歯状端子部材2′を一括して圧入し、更に上述したよう
にそれぞれの連結材2″を切断除去するようにしてい
る。
【0020】従って、図3の(3−1)で示す所要のジ
ャック1は4個の櫛歯状端子部材2′を使用することで
容易に構成することができる。
【0021】一方、図3のプラグ5を製造するには通常
(4−2)で示す如く、連結材6″の片側辺にプラグ端
子6が上記櫛歯状端子部材2′におけるジャック端子と
等しいピッチ“p1 ”に櫛歯状に形成されている上記櫛
歯状端子部材6′と、連結材7″の片側辺にプラグ端子
7が上記ピッチ“p1 ”に櫛歯状に形成されている上記
櫛歯状端子部材7′とを併用する。
【0022】そして、端子圧入側が上になるように配置
した図3のプラグ絶縁体8における角形貫通孔8bの列
毎に上記櫛歯状端子部材6′と櫛歯状端子部材7′とを
それぞれのプラグコンタクト6a,7a側から一括して
挿入したまま全体を押下し、該各プラグコンタクト6
a,7aの上記突起部6c,7cの該角形貫通孔8bへ
の圧入で該各プラグ端子6,7を該プラグ絶縁体8に植
設固定し、更に上記連結材6″,7″を矢印b〜b′で
切断除去するようにしている。
【0023】従って、図3の(3−3)で示す所要のプ
ラグ5は櫛歯状端子部材6′と櫛歯状端子部材7′のそ
れぞれを2個ずつ使用することで容易に構成することが
できる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】従来の櫛歯状端子部材
では、連結材に繋がるジャック端子やプラグ端子がコネ
クタとしての隣接端子間ピッチ“p2 ”の2倍のピッチ
“p1 ”に形成されているため、櫛歯状端子部材の種類
や使用数が多くなって形成工数や材料費等がかることか
ら櫛歯状端子部材としての生産性向上が期待できないと
言う問題があり、また従来の櫛歯状端子部材では絶縁体
への圧入工数が増えることからコネクタとしての生産性
向上も期待することができないと言う問題があった。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題は、端子の一端
をなすコンタクトの列数と該端子の他端に位置する外部
接続端子の列数との比を1:2とする端子圧入形コネク
タを製造するときに使用する櫛歯状端子部材であって、
連結材の片側辺に隣接端子間ピッチで櫛歯状に形成され
る前記端子が、前記片側辺から突出した後互い違いに逆
方向にオフセット曲げされた接続片に繋がって形成さ
れ、前記端子が、前記接続片に繋がる前記外部接続端子
から前記連結材と同じ面に戻るオフセット曲げ領域を経
た先に前記コンタクトを備えている櫛歯状端子部材によ
って解決される。
【0026】また、端子の一端をなすコンタクトの列数
と該端子の他端に位置する外部接続端子の列数との比を
1:2とする端子圧入形コネクタを製造するときに使用
する櫛歯状端子部材であって、連結材の片側辺に隣接端
子間ピッチで櫛歯状に形成される前記端子が、前記片側
辺から前記ピッチの一つ置きに突出した後オフセット曲
げされた第1の接続片に繋がる第1の端子と、前記ピッ
チの一つ置きに前記片側辺から突出する第2の接続片に
繋がる直状の第2の端子とからなり、前記第1の端子
は、前記第1の接続片に繋がる前記外部接続端子から前
記連結材と同じ面に戻るオフセット曲げ領域を経た先に
前記コンタクトを備えており、前記第2の端子が、前記
第2の接続片に繋がる前記外部接続端子の先に前記コン
タクトを備えている櫛歯状端子部材によって解決され
る。
【0027】更に、上記各櫛歯状端子部材と、該各櫛歯
状端子部材における前記各端子の前記コンタクトと対応
するそれぞれの位置に該コンタクト根元域の圧入で該各
端子が固定できる角形貫通孔が形成されている角形貫通
孔の列を備えた絶縁体とで構成される端子圧入形のコネ
クタの製造方法であって、上記各櫛歯状端子部材の前記
各コンタクトを、該コンタクト先端側から前記絶縁体の
前記角形貫通孔の列毎に一括して圧入する工程と、前記
各櫛歯状端子部材それぞれの前記接続片と前記外部接続
端子との境界を切断する工程と、を含む櫛歯状端子部材
を用いたコネクタの製造方法によって解決される。
【0028】
【作用】一列に整列したコンタクト領域に対して、交互
に逆方向にまたは片側だけオフセット曲げされた先に外
部接続端子が位置するように櫛歯状端子部材を形成する
と、一列のコンタクト列に対して二列の外部接続端子列
が得られるコネクタの端子を1個の櫛歯状端子部材で供
給することができる。
【0029】そこで本発明では、連結材の片側辺から前
記ピッチ“p2 ”で突出した後に交互に逆方向にオフセ
ット曲げされた接続片それぞれの先端に前記ジャック端
子の外部接続端子が繋がるように櫛歯状端子部材を形成
した上で、該接続片のオフセット高さを上記ジャック端
子のオフセット曲げ高さに合わせることで該端子のジャ
ックコンタクトを上記連結材と同じ面で上記ピッチ“p
2 ”に整列させるようにしている。
【0030】このことは、ジャック絶縁体における角形
貫通孔の列に該櫛歯状端子部材をジャックコンタクト側
から圧入した後に上記連結材を切除することで、1列の
ジャックコンタクト列に対して2列の外部接続端子列が
得られるコネクタが1個の櫛歯状端子部材で実現できる
ことを示している。
【0031】また連結材の片側辺から前記ピッチ
“p2 ”で突出し且つ一つ置きにオフセット曲げされた
2種類の接続片それぞれの先端に直状またはオフセット
曲げされた前記2種類のプラグ端子の各外部接続端子が
繋がるように櫛歯状端子部材を形成した上で、直状の接
続片に直状の前記プラグ端子を形成しまたオフセット曲
げされた接続片にオフセット曲げされた前記プラグ端子
を形成することで、該各プラグ端子の上述したプラグコ
ンタクトを上記連結材と同じ面で上記ピッチ“p2 ”に
整列させるようにしている。
【0032】このことは、プラグ絶縁体における角形貫
通孔の列に該櫛歯状端子部材をプラグコンタクト側から
圧入した後に上記連結材を切除することで、1列のプラ
グコンタクト列に対して2列の外部接続端子列が得られ
るコネクタが1個の櫛歯状端子部材で実現できることを
示している。
【0033】従って、コンタクト領域が二列で外部接続
端子領域が四列であるコネクタを2個の櫛歯状端子部材
で実現できて生産性向上を期待することができる。
【0034】
【実施例】図1は本発明になる櫛歯状端子部材とそれを
用いたジャックの製造方法を説明する図であり、図2は
本発明になる他の櫛歯状端子部材とそれを用いたプラグ
の製造方法を説明する図である。
【0035】なお図ではいずれも図3と同じコネクタの
場合を例としているので、図3と同じ構成部材や部位に
は同一の記号を付して表わしている。
【0036】図1でジャック11は、図3で説明したジ
ャック絶縁体3と2個の櫛歯状端子部材12′とで構成
されている。
【0037】特にこの場合の該櫛歯状端子部材12′は
図に示す如く、コネクタとしての隣接端子間ピッチ“p
2 ”で連結材12″の片側辺から突出した後交互に逆方
向にオフセット曲げした接続片12-1″の先端に、ジャ
ックコンタクト領域が連結材側に位置するように前記ジ
ャック端子2をその外部接続端子2bを介して形成した
ものである。
【0038】そして上記接続片12-1″のオフセット曲
げ高さは、上記ジャック端子2における外部接続端子と
ジャックコンタクト間のオフセット曲げ高さと一致する
ようになっている。
【0039】従って該櫛歯状端子部材12′では、コネ
クタとしての隣接端子間ピッチ“p2 ”で整列するジャ
ックコンタクト2aの整列面が上記連結材12″の面と
一致するようになっている。
【0040】そこで図4の(4−1)の場合と同様に、
ジャック絶縁体3を端子圧入側が上になるように配置し
た後、上記櫛歯状端子部材12′をその一列に整列した
ジャックコンタクト側から上記ジャック絶縁体3の角形
貫通孔3bの片側の列に一括して挿入し、各ジャックコ
ンタクト2aの根元域に形成されている前記突起部2c
の角形貫通孔への圧入で該櫛歯状端子部材12′をジャ
ック絶縁体3に植設固定した後に該櫛歯状端子部材1
2′における上記接続片12-1″と上記外部接続端子2
bとの境界を矢印c〜c′の如く切断して連結材12″
を除去する。
【0041】更に該ジャック絶縁体3の角形貫通孔3b
の他方の列に上記櫛歯状端子部材12′を同様に植設固
定した後に、該櫛歯状端子部材12′の接続片12-1
と外部接続端子2bとの境界を上記同様に切断してその
連結材12″を除去することで、図3で説明したジャッ
ク1を構成することができる。
【0042】なお上記2個の櫛歯状端子部材12′をジ
ャック絶縁体3に圧入して植設固定した後に、該2個の
櫛歯状端子部材12′それぞれの連結材12″を一括し
て切除することも容易である。
【0043】一方図2でプラグ15は、図3で説明した
プラグ絶縁体8と2個の櫛歯状端子部材16′とで構成
されている。
【0044】そしてこの場合の該櫛歯状端子部材16′
は図に示す如く、連結材16″の片側辺から前記隣接端
子間ピッチ“p2 ”の一つ置きに突出した後オフセット
曲げされた第1の接続片16-1″の先端にプラグコンタ
クト領域が連結材側に位置するように前記プラグ端子6
をその外部接続端子6bを介して形成すると共に、上記
ピッチの一つ置きの位置から直状に突出する第2の接続
片16-2″の先端に直状の前記プラグ端子7をその外部
接続端子7bを介して形成したものである。
【0045】そして上記第1の接続片16-1″のオフセ
ット曲げ高さは、上記プラグ端子6における外部接続端
子とプラグコンタクト間のオフセット曲げ高さと一致す
るようになっている。
【0046】従って該櫛歯状端子部材16′では、コネ
クタとしての隣接端子間ピッチ“p2 ”で交互に整列す
るプラグコンタクト6aと7aの整列面が上記連結材1
6″の面と一致するようになっている。
【0047】そこで、図4の(4−1)同様に、プラグ
絶縁体8を端子圧入側が上になるように配置した後、プ
ラグ端子6の外部接続端子領域が該絶縁体の幅方向外側
を向くようにセットした上記櫛歯状端子部材16′を一
列のプラグコンタクト側から上記プラグ絶縁体8の角形
貫通孔8bの片側の列に一括して挿入し、各プラグコン
タクト6a,7aそれぞれの根元域に形成されている前
記突起部6c,7cの角形貫通孔8bへの圧入で該櫛歯
状端子部材16′をプラグ絶縁体8に植設固定した後に
該櫛歯状端子部材16′の上記第1の接続片16-1″と
第2の接続片16-2″とをそれぞれの外部接続端子との
境界で矢印d〜d′の如く切断して連結材16″を除去
する。
【0048】更に該プラグ絶縁体8の角形貫通孔8bの
他方の列に上記櫛歯状端子部材16′を同様に植設固定
した後に、該櫛歯状端子部材16′の第1の接続片16
-1″と第2の接続片16-2″を上記同様に切断してその
連結材16″を除去することで、図3で説明したプラグ
5を構成することができる。
【0049】なお上記2個の櫛歯状端子部材16′をプ
ラグ絶縁体8に圧入して植設固定した後に、該2個の櫛
歯状端子部材16′それぞれの連結材16″を一括して
切除できることも前記ジャック1の場合と同様である。
【0050】かかる櫛歯状端子部材12′,16′を使
用したコネクタでは、図1,図2のいずれの場合でも櫛
歯状端子部材12′,16′のそれぞれが、例えば櫛歯
状端子部材12′は前記した2個の櫛歯状端子部材2′
に対応しまた櫛歯状端子部材16′が前記した櫛歯状端
子部材6′と7′とに対応する等の如く、2個分の櫛歯
状端子部材を兼ねているため櫛歯状端子部材としての材
料面での生産性向上が図れると共に、従来の半分(2
回)の櫛歯状端子部材の圧入工程で所要のコネクタが実
現できるのでコネクタとしての製造作業面での生産性向
上が図れるメリットがある。
【0051】
【発明の効果】上述した如く本発明により、使用される
櫛歯状端子部材の数や種類の削減による櫛歯状端子部材
材料とコネクタの製造工数との節減を実現して生産性向
上を図1た櫛歯状端子部材とそれを用いたコネクタの製
造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる櫛歯状端子部材とそれを用いた
ジャックの製造方法を説明する図。
【図2】 本発明になる櫛歯状端子部材とそれを用いた
プラグの製造方法を説明する図。
【図3】 コネクタの構成例を説明する図。
【図4】 図3で示すコネクタの製造方法を説明する
図。
【符号の説明】
2 ジャック端子(端子) 2a ジャックコンタクト 2b 外部接続端子 2c 突起部 3 ジャック絶縁体 3b 角形貫通孔 6,7 プラグ端子(端子) 6a,7a プラグコンタクト 6b,7b 外部接続端子 6c,7c 突起部 8 プラグ絶縁体 8b 角形貫通孔 11 ジャックコネクタ(コネクタ) 12′ 櫛歯状端子部材 12″ 連結材 12-1″ 接続片 15 プラグコネクタ(コネクタ) 16′ 櫛歯状端子部材 16″ 連結材 16-1″ 第1の接続片(接続片) 16-2″ 第2の接続片(接続片)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−366578(JP,A) 特開 平4−319279(JP,A) 特開 昭58−186177(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/20 H01R 13/04 H01R 13/40 H01R 43/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子の一端をなすコンタクト列数と該
    端子の他端に位置する外部接続端子列数との比を1:
    2とする端子圧入形コネクタを製造するときに使用
    櫛歯状端子部材であって、 連結材の片側辺に隣接端子間ピッチ櫛歯状に形成され
    前記端子が、前記片側辺から突出した後互い違いに逆
    方向にオフセット曲げされた接続片に繋がって形成さ
    れ、 前記端子が、前記接続片に繋がる前記外部接続端子から
    前記連結材と同じ面に戻るオフセット曲げ領域を経た先
    に前記コンタクトを備えて いることを特徴とする櫛歯状
    端子部材。
  2. 【請求項2】 端子の一端をなすコンタクト列数と該
    端子の他端に位置する外部接続端子列数との比を1:
    2とする端子圧入形コネクタを製造するときに使用
    櫛歯状端子部材であって、 連結材の片側辺に隣接端子間ピッチ櫛歯状に形成され
    前記端子が、前記片側辺から前記ピッチの一つ置きに
    突出した後オフセット曲げされた第1の接続片に繋がる
    第1の端子と、前記ピッチの一つ置きに前記片側辺から
    突出する第2の接続片に繋がる直状の第2の端子とから
    なり、 前記第1の端子は、前記第1の接続片に繋がる前記外部
    接続端子から前記連結材と同じ面に戻るオフセット曲げ
    領域を経た先に前記コンタクトを備えており、 前記第2の端子が、前記第2の接続片に繋がる前記外部
    接続端子の先に前記コンタクトを備えて いることを特徴
    する櫛歯状端子部材。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の櫛歯状端
    子部材と、該櫛歯状端子部材における前記各端子の前
    記コンタクトと対応するそれぞれの位置に該コンタクト
    根元域の圧入で該各端子が固定できる角形貫通孔が形成
    されている角形貫通孔の列を備えた絶縁体とで構成され
    端子圧入形のコネクタの製造方法であって、請求項1または請求項2記載の櫛歯状端子部材の前記各
    コンタクトを、該コン タクト先端側から前記絶縁体の前
    記角形貫通孔の列毎に一括して圧入する工程と、 前記各櫛歯状端子部材それぞれの前記接続片と前記外部
    接続端子との境界を切断する工程とを含む ことを特徴とする櫛歯状端子部材を用いたコネク
    タの製造方法。
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