JP3008141U - 自動貼り用帯状積層体 - Google Patents

自動貼り用帯状積層体

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JP3008141U
JP3008141U JP1994011514U JP1151494U JP3008141U JP 3008141 U JP3008141 U JP 3008141U JP 1994011514 U JP1994011514 U JP 1994011514U JP 1151494 U JP1151494 U JP 1151494U JP 3008141 U JP3008141 U JP 3008141U
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JP1994011514U
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義英 井上
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Mikata Co Ltd
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Mikata Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 離型紙が破れることなく、スムースにラベル
乃至両面テープが離型紙から剥脱可能な自動貼り用帯状
積層体を提供する。 【構成】 平行する4本の切り目線4…が、帯状の離型
紙3に長手方向へ形成されている。また、複数枚の粘着
シート体1…が、切り目線4…を幅方向にわたるように
貼設されている。離型紙3が切り目線4…により複数本
の分割帯体6…に分割され、そのうちの何れかの分割帯
体6を粘着シート体1…から独立して剥脱することがで
きる。そのとき、残りの分割帯体6が粘着シート体1…
と継続して貼付されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工場で商品等に機械で自動的に貼り付けるラベルまたは両面テープ の自動貼り用帯状積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、工場などで使用される自動貼り用のラベルまたは両面テープの製造方法 として、一般に、片面乃至両面に粘着層を有する粘着シート体と、離型紙とから 成る帯状積層体に於いて、片面に粘着層を有する粘着シート体(ラベル)の表面 に印刷を施しながら、または、両面に粘着層を有する粘着シート体(両面テープ )を離型紙に貼りながら、所望のラベル乃至両面テープの形状に型抜きをし、不 要部分を取り去りながら紙管等にロール状に巻き取っていた。
【0003】 そして、図9に示すように、帯状の離型紙3を巻き取り部13に機械にて自動的 に巻き取り、離型紙3と粘着シート体1を剥脱させながら、商品等に貼り付けて いた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のこのような方法では、自動的に機械で離型紙を引き剥がす際に、離型紙 が途中で切れてしまい離型紙を巻き取ることができなくなり、作業がストップし てしまったり、ラベル乃至両面テープが離型紙から剥がれず商品等に貼り付けで きないなどといった問題があった。
【0005】 これは、図10に示すように、帯状の粘着シート体1を所望の形状,大きさに型 抜きをする際に、離型紙3の厚みが一定でないので、型抜き用の型14が離型紙3 に食い込み、離型紙3が切れ易くなっているためである。
【0006】 また、従来のように離型紙が1枚の帯体である場合には、一度に剥がす面積が 大きいため、ラベル乃至両面テープ全体にかかる力も面積に比例して大きく、こ れが原因で上記の切り込み箇所が破れるといった問題が生じる。
【0007】 また、粘着面積が大きいため、ラベル乃至両面テープが離型紙から剥がれ難い という不具合も発生する。
【0008】 そこで、本考案では、離型紙が破れることなく、スムースにラベル乃至両面テ ープを離型紙から剥がすことのできる自動貼り用帯状積層体を提供することを目 的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、帯状の離型紙の一面に複数枚の粘着シート体を貼設し、該 離型紙に長手方向に切り目線を設けたものである。
【0010】 また、平行する複数本の切り目線が帯状の離型紙に形成され、複数枚の粘着シ ート体が該切り目線を幅方向にわたるように貼設されると共に、切り目線により 複数本に分割される分割帯体のうちの何れかの分割帯体を粘着シート体から剥脱 しても、残りの分割帯体が粘着シート体と継続して貼付されているように構成し た。
【0011】 また、平行する2本の切り目線が帯状の離型紙に形成され、複数枚の粘着シー ト体が該切り目線を幅方向にわたるように貼設されると共に、3本に分割される 分割帯体のうちの中央の1本を粘着シート体から剥脱しても、両端の2本の分割 帯体が粘着シート体と継続して貼付されているように構成した。
【0012】
【作用】
離型紙が幅方向に切り目線に沿って分割可能であるため、独立して粘着シート 体から剥がすことができる。
【0013】 (請求項2によれば、)切り目線に沿って離型紙を独立して複数本に分割でき る。よって、粘着シート体と離型紙との粘着部分を残しつつ、何れかの分割帯体 を粘着シート体から剥がすことができる。
【0014】 (請求項3によれば、)2本の切れ目線に沿って離型紙を幅方向に分割して粘 着シート体から剥脱でき、かつ、分割した3本の分割帯体のうち、中央の1本の みを粘着シート体から剥がしても、残りの両端の分割帯体と粘着シート体とが粘 着されている。
【0015】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0016】 図1,図2に本考案に係る自動貼り用帯状積層体の一実施例を示す。この自動 貼り用帯状積層体は、片面乃至両面に粘着層2を有する複数枚の粘着シート体1 …と、離型紙3とから構成される。
【0017】 また、上記帯状の離型紙3には平行する4本の切り目線4…が長手方向に直線 状に形成され、かつ、該切り目線4…は、複数枚の粘着シート体1…が切り目線 4…を幅方向にわたるように設けられている。
【0018】 即ち、切り目線4…を境に離型紙3を、イ,ロ,ハ,ニ,ホの5本の分割帯体 6…に分割することができ、かつ、5本の分割帯体6…のうちの何れかを粘着シ ート体1…から剥脱させても、残りの分割帯体6…が粘着シート体1…と継続し て貼付されているように構成する。
【0019】 ここで、図2は図1のX−X断面図を示し、図2の(A)は、粘着シート体1 …がラベルの場合、図2の(B)は、両面テープの場合を表す。
【0020】 次に、この自動貼り用帯状積層体の製造方法について簡単に説明する。片面乃 至両面に粘着層2を有する粘着シート体1と、該粘着層2に面する離型紙3とか ら構成される積層体に於いて、離型紙3に4本の切り目線4…を長手方向に切り 込んで、5本の分割帯体6…に分離(分割)可能とする。
【0021】 さらに、片面にのみ粘着層2を有するラベルの場合には粘着シート体1の表面 に文字や絵が印刷される。そして、この帯状の積層体を所望のラベル乃至両面テ ープの大きさ,形状に機械にて型抜きを行い、粘着シート体1に切り込みを設け た後、粘着シート体1の不要部分を取り去り、複数枚の粘着シート体1…ができ あがる。
【0022】 こうして作られた帯状積層体は、図3に示すように、2段階の作業工程を経て 離型紙3が剥がされる。
【0023】 先ず、図4の(A)のように、ロの分割帯体6とニの分割帯体6が粘着シート 体1…から剥がされ(図3のローラ16の位置)、自動的に巻き取り部11に巻き取 られる。その後、図4の(B)のように、残りのイ,ハ,ホの分割帯体6…が剥 がされ(図3のローラ17の位置)、巻き取り部12により巻き取られ、商品等に貼 り付けられる。
【0024】 なお、切り目線4が上述の4本でなく、3本或いは5本以上であっても良い。
【0025】 次に、図5,図6に他の実施例を示し、この自動貼り用帯状積層体は、上述し た実施例と同様に、片面乃至両面に粘着層2を有する複数枚の粘着シート体1… と、該粘着シート体1…が貼設される離型紙3とから構成される。
【0026】 また、上記帯状の離型紙3には、2本の平行する切り目線4,4が長手方向に 直線状に形成され、かつ、該切り目線4,4は、複数枚の粘着シート体1…が切 り目線4,4を幅方向にわたるように設けられている。
【0027】 即ち、上記切り目線4,4を境に、離型紙3をイの分割帯体6,ロの分割帯体 6,ハの分割帯体6の3本に分割することができ、かつ、中央のロの分割帯体6 の1本を粘着シート体1…から剥脱させても、残りの両端のイの分割帯体6とハ の分割帯体6の2本が粘着シート体1…と継続して貼付されているように構成す る。
【0028】 ここで、図6は図5のY−Y断面を示し、図6の(A)は、粘着シート体1… がラベルの場合、図4の(B)は、両面テープの場合を表す。
【0029】 なお、この自動貼り用帯状積層体の製造方法は、上述した実施例と同様であり 、片面乃至両面に粘着層2を有する粘着シート体1と、該粘着層2に面する離型 紙3とから構成される積層体に於いて、離型紙3に3本に分割可能に2本の切り 目線4,4を切り込む。
【0030】 さらに、片面にのみ粘着層2を有するラベルの場合には、粘着シート体1の表 面に文字や絵が印刷される。そして、この帯状の積層体を所望のラベル乃至両面 テープの大きさ,形状に機械にて型抜きを行い、粘着シート体1に切り込みを設 けた後、粘着シート体1の不要部分を取り去り、複数枚の粘着シート体1…がで きあがる。
【0031】 そして、図3に示すように、2段階の作業工程を経て、離型紙3が剥がされる 。
【0032】 先ず、図7の(A)と図3に示すように、中央のロの分割帯体6が粘着シート 体1…から剥がされ、巻き取り部11によって巻き取られる。続いて、図7の(B )と図3に示すように、その両端のイの分割帯体6とハの分割帯体6が剥がされ 、商品等に貼り付けられる。
【0033】 このように、従来のような1度に離型紙3を剥がす方法と異なり、離型紙3を 部分的に分割して剥がすことにより、粘着シート体1の全体にかかる力を分散す ることができ、スムースに離型紙3を剥がし得る。
【0034】 なお、不要となった離型紙3を図3で説明したように、巻き取り部11と巻き取 り部12の2箇所で巻き取る以外に、図8に示すように巻き取り部11を1箇所とす るのが望ましい。つまり、作業スペースにゆとりができると共に、巻き取り部11 に巻き取られた離型紙3を廃棄する作業も容易に行うことができる。
【0035】 また、図示省略するが、離型紙3の巻き取り工程が上述の2段階の作業工程の みならず、それ以上であっても自由である。
【0036】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成され、次のような著大な効果を奏する。
【0037】 離型紙3が、分割して粘着シート体1…から剥脱可能であるので、粘着シート 体1にかかる力を分散して、離型紙3を剥がすことができる。よって、離型紙3 を破ることがない。また、そうかん剥離が防止でき、かつ品物が自動で出てこな い問題も解決できる。
【0038】 また、離型紙3を容易に剥がすことができる。
【0039】 このように、従来のトラブルの発生を抑制することができるので、一層の高速 の自動ラベル貼り等が実現し、生産性が向上すると共に、資材を節約することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】使用状態を示す正面図である。
【図4】使用状態を示す断面図である。
【図5】他の実施例を示す平面図である。
【図6】図5のY−Y断面図である。
【図7】使用状態を示す断面図である。
【図8】他の使用状態を示す正面図である。
【図9】従来の使用状態を示す正面図である。
【図10】加工状態を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 粘着シート体 3 離型紙 4 切り目線 6 分割帯体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09F 3/10 H 7323−5G

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の離型紙3の一面に複数枚の粘着シ
    ート体1…を貼設し、該離型紙3に長手方向に切り目線
    4を設けたことを特徴とする自動貼り用帯状積層体。
  2. 【請求項2】 平行する複数本の切り目線4…が帯状の
    離型紙3に形成され、複数枚の粘着シート体1…が該切
    り目線4…を幅方向にわたるように貼設されると共に、
    切り目線4…により複数本に分割される分割帯体6…の
    うちの何れかの分割帯体6を粘着シート体1…から剥脱
    しても、残りの分割帯体6が粘着シート体1…と継続し
    て貼付されているように構成したことを特徴とする自動
    貼り用帯状積層体。
  3. 【請求項3】 平行する2本の切り目線4,4が帯状の
    離型紙3に形成され、複数枚の粘着シート体1…が該切
    り目線4,4を幅方向にわたるように貼設されると共
    に、3本に分割される分割帯体6…のうちの中央の1本
    を粘着シート体1…から剥脱しても、両端の2本の分割
    帯体6,6が粘着シート体1…と継続して貼付されてい
    るように構成したことを特徴とする自動貼り用帯状積層
    体。
JP1994011514U 1994-08-22 1994-08-22 自動貼り用帯状積層体 Expired - Lifetime JP3008141U (ja)

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