JPH0623069U - ラベル - Google Patents

ラベル

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Publication number
JPH0623069U
JPH0623069U JP044083U JP4408392U JPH0623069U JP H0623069 U JPH0623069 U JP H0623069U JP 044083 U JP044083 U JP 044083U JP 4408392 U JP4408392 U JP 4408392U JP H0623069 U JPH0623069 U JP H0623069U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
label
release agent
pressure
supports
Prior art date
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Pending
Application number
JP044083U
Other languages
English (en)
Inventor
口 豊 松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Sealing Printing Co Ltd
Original Assignee
Osaka Sealing Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Sealing Printing Co Ltd filed Critical Osaka Sealing Printing Co Ltd
Priority to JP044083U priority Critical patent/JPH0623069U/ja
Publication of JPH0623069U publication Critical patent/JPH0623069U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仮圧着された一組の支持体が、おのおの粘着
シートとセパレータとの二つの性質を同時に持ち合わせ
ているラベルにおいて、使用に際して剥離されたとき
に、粘着剤の糸引きが起こらないラベルを提供する。 【構成】 一組の支持体12a,12bの向かい合わさ
れた面上にそれぞれ、相対して交互に塗工された剥離剤
部14と粘着剤部16とからなるラベル10であって、
粘着剤部16は、粘着剤17が多数の不連続な点状に形
成されてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、仮圧着された一組の支持体が、おのおの粘着シートとセパレータ との二つの性質を同時に持ち合わせているラベルに関し、特にたとえば、剥離さ れたときに、粘着剤の糸引きが起こらないようにした、ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来品のラベルは、貼着シートとセパレータとが仮圧着されたものである。前 記貼着シートは、その片面全面に粘着面が設けられ、前記粘着面には粘着剤が塗 工されている。前記粘着面を保護するセパレータは、その片面または両面に設け られた剥離面に剥離剤、たとえばシリコーン樹脂などが塗工されている。使用に 際しては、前記貼着シートと前記セパレータとは剥離され、前記貼着シートは被 貼着物に貼着されて、たとえば荷札、合札、レッテルなどとして用いられる。剥 離された前記セパレータは廃棄される。
【0003】 その他の従来品のラベルとしては、二枚の貼着シートのそれぞれの粘着面が向 かい合わされ、間にセパレータを挟んで、三層に重合され仮圧着されたものがあ る。使用に際しては、前記貼着シートと前記セパレータとは剥離され、二枚の前 記貼着シートはそれぞれ被貼着物に貼着されて、たとえば荷札、合札、レッテル などとして用いられる。剥離された前記セパレータは廃棄される。
【0004】 前記従来例においては、高価な剥離剤が塗工されたセパレータは、前記ラベル の使用に際して、剥離され廃棄されるので、不経済であり、また、環境保護の観 点からいっても好ましくなかった。そして、三層重合の仮圧着をする場合におい ては製造工程数が増えて、能率上好ましくなかった。
【0005】 前記の問題点を解決するために、仮圧着された一組の支持体が、おのおの粘着 シートとセパレータとの二つの性質を同時に持った、両面の全シートを貼着可能 とした貼着シートが発明され、特公昭45−34401号において公告されてい る。この発明による従来のラベル1を図5に示す。この発明によれば、支持体2 a,2bの向かい合わされた面上にそれぞれ、相対して交互に塗工された剥離剤 部3と粘着剤部4とが設けられており、おのおの粘着シートとセパレータとの二 つの性質を同時に持ち合わせているので、支持体2a,2bは、ともに被着面へ 貼着することができる。また、一枚の粘着シートを得るために要する剥離剤と粘 着剤の量と手数を半減することができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ラベル1の支持体2a,2bが仮圧着された状態においては、粘着剤 部4の全面に粘着剤17が塗工されているので、剥離剤部3と粘着剤部4の境界 線部5で支持体2a,2bの粘着剤17が接触して粘着を生じ、仮圧着された支 持体2a,2bを剥離するときに、粘着剤17の糸引きが起こるという不都合が 生じた。粘着剤17の糸引きは、ラベル貼着の作業性を低下させ、仕上がりの美 観を損なう原因ともなった。
【0007】 それゆえに、この考案の主たる目的は、仮圧着された一組の支持体が、おのお の粘着シートとセパレータとの二つの性質を同時に持ち合わせているラベルにお いて、使用に際して剥離されたときに、粘着剤の糸引きが起こらないラベルを提 供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、一組の支持体と、一組の前記支持体の向かい合わされた面上にそ れぞれ、相対して交互に塗工された剥離剤部と粘着剤部とからなるラベルであっ て、前記粘着剤部は、粘着剤が多数の不連続な点状に塗工されてなることを特徴 とする、ラベルである。
【0009】
【作用】
この考案のラベルにおいては、粘着剤が多数の不連続な点状に塗工されて粘着 剤部は形成されているので、剥離時に一組の支持体の剥離剤部と粘着剤部との境 界線部間で大きな糸引きが生じることはない。また、被貼着面への貼着時には、 粘着剤は粘着剤部の全面にわたって多数の不連続な点状に塗工されているので、 ラベルの貼着機能は問題なく発揮される。
【0010】
【考案の効果】
この考案のラベルにおいては、使用に際して剥離されたときに、粘着剤の糸引 きが起こらない。そのため、ラベル貼着時の作業性は低下せず、仕上がりの美観 は損なわれない。さらに、一枚のラベルを得るために要する粘着剤の量を節約す ることができるので、製品の価格を安くすることができ、また、省資源にも寄与 する。
【0011】 この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0012】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例を示す。ラベル10は支持体12aと支持体12b とからなる。支持体12a,12bの材料としては、たとえば紙,熱可塑性樹脂 などが採用できる。それぞれの片面には、長手方向に長い帯状の剥離剤部14と 粘着剤部16とが短手方向に交互に設けられている。剥離剤部14には、たとえ ばシリコーン樹脂系の剥離剤が薄膜状に均一に塗工される。また、粘着剤部16 には、その全面にわたって粘着剤17が多数の不連続な点状に形成される。そし て、支持体12aと支持体12bとは、剥離剤部14と粘着剤部16とが設けら れた面を向かい合わされ、一方の剥離剤部14と他方の粘着剤部16とが相対す るように仮圧着される。
【0013】 図2は支持体12aと支持体12bとが仮圧着されつつある状態を示す。この 実施例を製造するに際しては、支持体12aと支持体12bとのそれぞれの剥離 剤部14に、剥離剤が薄膜状に均一に塗工される。つぎに、剥離剤が塗工された 剥離剤部14の設けられている支持体12bの全面に、粘着剤17が多数の不連 続な点状に、たとえばコーティング機などによって塗工される。このとき、剥離 剤部14以外の部分に乗った粘着剤17は、支持体12bの粘着剤部16を形成 する。剥離剤がすでに塗工されている剥離剤部14の上に乗った粘着剤17は、 粘着せずに乗っているだけの状態となる。そして、支持体12aと支持体12b とは、それぞれの剥離剤部14と粘着剤部16とを相対するように、たとえばロ ーラプレスなどによって仮圧着される。このとき、支持体12bの剥離剤部14 と支持体12aの未だ何も塗工されていない部分とは、それぞれ相対するように 仮圧着されるので、支持体12bの剥離剤部14上の前記粘着剤17は、相対す る支持体12aの何も塗工されていない部分に粘着して、支持体12aの粘着剤 部16を形成する。さらに、仮圧着された支持体12a,12bは、たとえば打 ち抜き加工によって任意の形状に加工され、ラベル10となる。
【0014】 つぎに、図3は前記のように製造されたラベル10が剥離されつつある状態を 示し、図4は完全に剥離された状態を示す。この実施例を使用するに際しては、 支持体12a,12bの片面には、文字や図柄などが印刷されており、たとえば 、荷札,合札,レッテルなどとして用いられる。粘着剤部16は、粘着剤17が 多数の不連続な点状に形成されるので、剥離時に支持体12a,12bの境界線 部18間で大きな糸引きが生じることはない。多数の不連続な点状に形成された 粘着剤17に対応して、糸引きが生じたとしても、不連続的かつ小規模の糸引き で終わるため、不都合は生じない。また、被貼着面への貼着時には、粘着剤17 は粘着剤部16の全面にわたって多数の不連続な点状に塗工されているので、ラ ベルの貼着機能は問題なく発揮される。さらに、一枚のラベルを製造するのに要 する粘着剤17の量と手数を節約することができるので、経済的であり、省資源 にも寄与する。
【0015】 なお、図1では、支持体12a,12bの形状は、長方形の枚葉紙状であるよ うに示したが、長方形に限らず、たとえば、円形やその他の形状でもよい。また 、支持体12a,12bは枚葉紙状に限らず、コーティング機によって剥離剤と 粘着剤を連続的に塗工できるように巻取紙状のものを用いてもよい。さらに、剥 離剤部14と粘着剤部16とは、同一幅の帯状であるように示したが、剥離剤部 14と粘着剤部16とを相対させて仮圧着できるかぎり、同一幅の帯状に限らず 、たとえば、異なった幅の帯状,斜行した帯状,断続した帯状,あるいは円状な どさまざまな形状が採用できる。
【0016】 また、多数の点状に塗工される粘着剤17は円形の点に限らず、たとえば、多 数の長方形や多角形などでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1実施例の仮圧着されつつある状態を示す斜
視図である。
【図3】図1実施例の仮圧着後に剥離されつつある状態
を示す斜視図である。
【図4】(A)は図1実施例の仮圧着後に剥離された支
持体の一方を示す平面図であり、(B)は図1実施例の
仮圧着後に剥離された支持体の他方を示す平面図であ
る。
【図5】従来品を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ラベル 12a,12b 支持体 14 剥離剤部 16 粘着剤部 17 粘着剤 18 境界線部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一組の支持体と、一組の前記支持体の向
    かい合わされた面上にそれぞれ、相対して交互に塗工さ
    れた剥離剤部と粘着剤部とからなるラベルであって、 前記粘着剤部は、粘着剤が多数の不連続な点状に形成さ
    れてなることを特徴とする、ラベル。
JP044083U 1992-06-01 1992-06-01 ラベル Pending JPH0623069U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP044083U JPH0623069U (ja) 1992-06-01 1992-06-01 ラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP044083U JPH0623069U (ja) 1992-06-01 1992-06-01 ラベル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0623069U true JPH0623069U (ja) 1994-03-25

Family

ID=12681727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP044083U Pending JPH0623069U (ja) 1992-06-01 1992-06-01 ラベル

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JP (1) JPH0623069U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100387698B1 (ko) * 2000-07-08 2003-06-18 김효현 양면스티커
KR100476073B1 (ko) * 2002-03-22 2005-04-07 평세에이치앤티 주식회사 우레탄 양면 스티커
JP2009294332A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Dainippon Printing Co Ltd 荷札重合体、荷札及び荷札重合体の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5542881B1 (ja) * 1974-11-28 1980-11-04

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