JP3006774U - 芳香置物 - Google Patents

芳香置物

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JP3006774U
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Inventor
良行 加藤
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有限会社ワイケー商会
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は芳香置物に関し、固形物からの芳香
を造花等の装飾物からの芳香のように感じさせ、固形物
からの芳香を長期に維持することを目的とする。 【構成】 芳香を発散する石鹸1を不通気性のシート3
で、上面に開口部5形成して包み、前記の開口部5に造
花9や装飾物を取り付けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、棚やサイドテーブル、或いは玄関下駄箱上等の置物を置くことでき る場所に置かれ、造花等の装飾物で飾られると共に、芳香を発散する芳香置物に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の芳香置物としては、竹籠や網袋に芳香を発散する石鹸等の固形 物を収容し、時にはこれに造花等の装飾物を添加して、棚やサイドテーブル等の 置物が置かれる場所に装飾物として置かれることがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような芳香置物においては、竹籠や網袋は全周域に空隙が形成されている ために、固形物の全周面が大気に接し、固形物から発散する芳香は固形物の全面 から大気中に発散することになる。
【0004】 そのために、芳香置物に造花を取り付けた場合には、固形物からの芳香が造花 より発散しているようには感じられず、造花は単なる装飾物となるに過ぎず、且 つ固形物に浸透させてあった芳香が早期に発散してしまって、芳香を長期間室内 に漂わせることができなくなり、芳香置物としての価値がなくなってしまう欠点 があった。
【0005】 本考案は、従来の芳香置物の前述の問題点を解消し、固形物からの芳香を造花 等の装飾物からの芳香のように感じさせると共に、固形物からの芳香を長期に維 持することができる芳香置物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前述の目的を達成するための芳香置物の手段に関し、請求項1記載の 芳香置物は、石鹸等の芳香を発散する固形物を不通気性のシートで、上面に開口 部を形成して包み、前記の開口部に造花、その他の装飾物を取り付けたことを特 徴とする。
【0007】 同請求項2記載の芳香置物は、請求項1記載の不通気性のシートの外面にレー ス等の装飾性生地で包み、前記不通気性のシートと共に上面をワイヤーで縛って 開口部を形成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案の請求項1記載の芳香置物は、石鹸等の芳香を発散する固形物を不通気 性のシートにより、上面の開口部を除いて包んだので、芳香を発散する固形物が 大気と接するには上面に形成した開口部だけであり、この開口部からのみ芳香が 発散する。
【0009】 従って、この開口部から発散する芳香は、開口部に鼻を近づけて芳香を嗅いだ 時に、あたかも開口部に取り付けた造花、その他の装飾物から発するように思わ れ、造花や装飾物が取り付けられている趣旨が強調される。 それと同時に固形物からの芳香の発散が抑制され、長期間に渡って芳香の発散 が維持できる。
【0010】 請求項2記載の芳香置物は、不通気性のシートの外面にレース等の装飾性の高 い生地を沿設して、レース等の装飾性生地により不通気性のシートを隠蔽させた ので、外観を良好にできる。
【0011】 それと同時に、開口部の形成をワイヤーで行っているので、その締め具合によ って開口部の大きさを変化させることができ、芳香の発散程度を調節することが 可能となるものである。
【0012】
【実施例】 次に、本考案の固形物を石鹸とした実施の一例を、図面について以下に説明す る。 この石鹸1の形状としては、図2の(A)に示すような小判型の物が多く使用 されるが、この(A)の小判型を場合に応じては(B)(C)の斜線で示した円 形部、又は側面部を平らにカットして使用する。
【0013】 次に、図3に示すように、チュールと称される模様状に繊維を貼着した網目状 のレース状の生地2の上にポリエチレン等の不通気性のシート3を重ねて、レー ス状の生地2が外面になるように、前記の石鹸1を包み込む。 尚、シート3は織目の細かいサテン地のような織物を用いてもよい。
【0014】 そして、図4のように、石鹸1の上部において生地2とシート3にワイヤー4 を巻き付けた後、図5のように生地2とシート3を広げ、石鹸1の上部に開口部 5を形成する。
【0015】 この開口部5にレースリボン6を取り付ける場合には、図6のように開口部5 の上部にはみ出している生地2とシート3とを切断して取り除いておく。 一方、レースリボン6は図7のように、レース生地7の中心部に一直線に2本 の糸8を縫い込んでおく。
【0016】 この糸8を左右両側から引き絞ることによって、この糸8の部分にギャザーを 作り、図8のレースリボン6ができるので、図9のように開口部5の周縁のシー ト3にレースリボン6の中心を接着剤で貼着する。
【0017】 開口部5に数本の造花を取り付ける場合には、図10のように数本の造花9の 下部にワイヤー10を巻き付けて止め、或いはフローラテープを巻き付けて止め た後、下端の長さを揃えて切断し、図11のように石鹸1に造花9の下端を差し 込んで、各造花9が抜け落ちないように接着剤で止着するものである。
【0018】 このように形成された芳香置物を、図1のように一層美麗に飾る場合には、図 12の飾りチュール11、図13の飾りリボン12、図14のパールビーズ13 を造花9の隙間にアレンジして差し込み、接着剤で止着する。
【0019】 前述の飾りチュール11は、金糸を織り込んだレース状の生地の中心を摘まん で、ワイヤー14で止着したものであり、又飾りリボン12はリボンテープ15 を蝶結び状の環を作るように結んでワイヤー14で止め、このワイヤー14をボ ンドで等の接着剤で生地2やシート3に接着固定する。
【0020】 又、パールビーズ13は、パール光沢のビーズを#20ワイヤー14に差し込 んで、両端を接着剤で止めたり、環状に曲げてワイヤー14の両端を捩じり合わ せて止着したもので、前記と同様にワイヤー14を生地2やシート3に接着固定 する。
【0021】 このような芳香置物に把手15を付ける場合には、#20ワイヤーに接着剤を 塗り、若しくは両面接着テープを巻き付けた後にリボンを巻き付けて固定し、そ の両端を図15のように生地2とシートに接着剤で止め、若しくは図16のよう に両端付近を芳香置物の側面に接着剤で貼着することによって完成する。
【0022】
【考案の効果】
本考案は、芳香を発散する石鹸等の固形物をポリエチレン等の不通気性のシー トで上面に開口部を引け設けて包み、その芳香が開口部からのみ発散させると共 に、開口部に造花等の装飾物を取り付けたので、開口部から発散する芳香があた かも造花等の装飾物から発散するように感じられ、芳香に対する興趣が生じる。
【0023】 又、この芳香を発散する固形物が大気に接するのは開口部のみで、その他は不 通気性のシートで覆われ、芳香の発散が抑制されるので、長期に渡って芳香の発 散が維持される。
【0024】 更に、比較的に不体裁な不通気性のシートはレース等の装飾性生地で隠蔽する ことによって一層美観を高めることができ、しかもワイヤーで不通気性のシート の包み口を縛ることによって開口部を形成したので、ワイヤーの締め具合で開口 部の大きさを変化させることができ、芳香の発散程度を調節できる等の効果を有 するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の正面図である。
【図2】本考案の実施例に使用される石鹸の平面図であ
る。
【図3】石鹸と不通気性のシート、並びにレース状の生
地を重ねた平面図である。
【図4】同上を包んだ状態の正面図である。
【図5】その包み口を広げた状態の正面図である。
【図6】その包み口を切断した状態の正面図である。
【図7】レースリボンの形成工程の平面図である。
【図8】レースリボンの完成した平面図である。
【図9】図6にレースリボンを取り付けた正面図であ
る。
【図10】数本の造花の固定を示す正面図である。
【図11】図9に造花を取り付けた正面図である。
【図12】飾りチュールの正面図である。
【図13】飾りリボンの正面図である。
【図14】2種類のパールビーズの正面図である。
【図15】本実施例に把手を取り付けた状態の正面図で
ある。
【図16】同上の他の形態の正面図である。
【符号の説明】
1 石鹸 2 レース状の生地 3 不通気性のシート 4 ワイヤー 5 開口部 9 造花

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石鹸等の芳香を発散する固形物を不通気
    性のシートで、上面に開口部を形成して包み、前記の開
    口部に造花、その他の装飾物を取り付けたことを特徴と
    する芳香置物。
  2. 【請求項2】 前記不通気性のシートの外面にレース等
    の装飾性生地で包み、前記不通気性のシートと共に上面
    をワイヤーで縛って開口部を形成したことを特徴とする
    請求項1記載の芳香置物。
  3. 【請求項3】 前記不通気性のシートがサテン地織物で
    あることを特徴とする請求項1記載の芳香置物。
JP1994008974U 1994-06-30 1994-06-30 芳香置物 Expired - Lifetime JP3006774U (ja)

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