JP3006768U - 車両試験用車両セット装置 - Google Patents

車両試験用車両セット装置

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JP3006768U
JP3006768U JP1994008247U JP824794U JP3006768U JP 3006768 U JP3006768 U JP 3006768U JP 1994008247 U JP1994008247 U JP 1994008247U JP 824794 U JP824794 U JP 824794U JP 3006768 U JP3006768 U JP 3006768U
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JP1994008247U
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Inventor
裕昭 本田
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株式会社バンザイ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定位置に容易に停止でき、車両試験用スラ
イドテーブルより車両の飛び出す危険性が極めて低い車
両試験用車両セット装置を提供する。 【構成】 ベース1上に設置されたレール2上に左右の
スライドテーブル3、4を左右に移動可能に設けた車両
セット装置において、各スライドテーブル3、4の車輪
の両ガイド板6の前方部に車輪のストッパー板7を出没
可能に設けて車両の飛び出しを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車のヘッドライトなどの検査を行うため、車輪を載せるスライド テーブルから車両が脱出しないための車両試験用車両セット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ベース上に、ホイールのトレッドに合わせて左右方向に移動可能な左右スライ ドテーブルを設けたものにおいて、AT車のトルクコンバータによるクリープに より車両がスライドテーブルより前方に飛出すことがあり、これを防止すべく従 来はスライドテーブルの出口に停止装置を設けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
スライドテーブルの出口に停止装置を設けても、車輪と停止装置との間の距離 を縮小させることが出来なかったので、加速して飛び出すことがある。
【0004】 例えばヘッドライト検査においては、本来は自動車車両運送法によりヘッドラ イトの前方10mの所において行わなければならないところ、整備場のスペース の関係でヘッドライトの前方1m又は3mで行っている。
【0005】 特に前方1mの場合は被検査車両が停止装置を飛び出すと高価なヘッドライト テスターに衝突して破損する問題点があった。
【0006】 そのため本考案はこの問題点を解消して、所定位置に容易に停止でき、飛び出 す危険性が極めて低い車両試験用車両セット装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成すべく両側方に車両の車輪のガイド板を突設し、該車 輪が載置される左右のスライドテーブルをベース上に移動可能に設けた車両試験 用車両セット装置において、各スライドテーブルの両ガイド間の前方部に、車輪 のストッパー板を出没可能に設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
請求項1の車両試験用車両セット装置において、各スライドテーブルの両ガイ ド板間の前方部にストッパー板が設けられていることにより、車輪が該ストッパ ー板により直ちに止められて車両の飛び出しを防止することができる。
【0009】 請求項2の車両試験用車両セット装置において、前記ストッパー板は、回転駆 動装置により回動する略扇状形に形成されているので、該ストッパー板の出没を 容易に且つ確実に行うことができる。
【0010】 請求項3の車両試験用車両セット装置において、前記回転駆動装置が正逆回転 の電動機と減速機構により構成されているので、その構成が簡単である。
【0011】 請求項4の車両試験用車両セット装置において、車輪の主検出センサーからの 検出信号により、ガイド板間に進入してきた車輪を確実に検出することができ、 該主検出センサーからの検出信号により制御装置を介して回転駆動装置を駆動制 御することができる。
【0012】 請求項5の車両試験用車両セット装置において、車輪の補助検出センサーから の検出信号により表示装置に「前進」或いは「後退」を表示させ、この表示を見 ながら運転車は車両の停止位置の修正が可能となる。
【0013】 請求項6の車両試験用車両セット装置において、前記ストッパー板は進退駆動 装置により出没する方形に形成したので、車輪の大きさに応じてストッパー板の 上昇位置の変更が可能となり、かくて車両の飛び出しを確実に防止できる。
【0014】 請求項7の車両試験用車両セット装置において、検出センサーによる車輪の検 出により制御装置を介して進退駆動装置を駆動制御することができる。
【0015】 請求項8の車両試験用車両セット装置において、進退駆動装置が油圧或いはエ アー圧のシリンダーからなるので、構成が簡単である。
【0016】
【実施例】
本考案の1実施例を図1乃至図5に従って説明する。
【0017】 図1において、1はベース、2はベース1上に設置されたレール、3は左スラ イドテーブル、4は右スライドテーブルを示し、これら左右のテーブル3、4は 、前記レール2上をローラを介在して左右方向に滑動し、且つZ形リンク5を介 して互に連結されている。
【0018】 6は左右スライドテーブル3、4上に互に間隔を存して突設された車両の車輪 のガイド板を示す。
【0019】 7は車輪のストッパー板を示し、該ストッパー板7は略扇状形の板からなり、 左スライドテーブル3の両ガイド板6間の前方部に該左スライドテーブル3の床 下部で軸支されており、図2の如く該テーブル3に形成したスリット3aより点 線図示の如く該テーブル3の床下に没した位置と実線図示の如く該テーブル3の 床上に突出した位置との間に正逆方向に回動するようにした。
【0020】 8は前記左右スライドテーブル3、4上のガイド板6の外方に設置された車輪 検出用の光センサーからなる検出センサーを示し、該検出センサー8は主検出セ ンサー8bと第1第2補助検出センサー8a、8cとからなり、車輪の進行方向 に第1補助検出センサー8a、主検出センサー8b、第2補助検出センサー8c を順次配設した。9はメッセージの表示装置を示す。
【0021】 図3において、10は電動機、11は減速機構を示し、これら電動機10と減 速機構11は前記左スライドテーブル3の床下に固定され、該減速機構11の回 転軸11aに前記ストッパー板7を固定した。
【0022】 図4において、12は制御装置を示し、該制御装置12は主検出センサー8b で検出した信号により表示装置9に「停止」を表示すると共に電動機10を回転 させて、減速機構11により減速されて、ストッパー板7を回動させ、又第1補 助センサー8aにより表示装置9に「前進」を、更に第2補助検出センサー8c により表示装置9に「後退」をそれぞれ表示するようにした。
【0023】 尚、左右スライドテーブルは前輪用と後輪用が設置されているが、図1におい ては、前輪用のみが図示されていて後輪用は図示されていない。
【0024】 次に上記実施例装置の動作を説明する。
【0025】 被検査車両のホイール間に合わせて左右のスライドテーブル3、4が移動する がZ形リンク5に連結されているので、被検査車両は検査装置全体の中心軸に位 置補正される。
【0026】 前車輪は両ガイド板6間で左右のスライドテーブル3、4の所定位置で停止さ せてから検査をする。
【0027】 図5において13は車輪を示し、該車輪13がAの位置よりスライドテーブル 3上に進入してBの位置にくると、第1補助検出センサー8aにより「前進」の メッセージが表示装置9に表示され、Cが検査の所定位置であるが、Dの位置迄 行き過ぎた場合には第2補助検出センサー8cにより「後退」のメッセージが表 示される。
【0028】 そして車両を少許後退させてCの位置で主検出センサー8bにより「停止」の メッセージが表示されて停止し、この「停止」の表示後数秒後に電動機10を駆 動し、減速機構11で減速してストッパー板7をスライドテーブル3の床下より 直ちに床上に回動して車輪を止めて、車両がスライドテーブルから飛び出すのを 防止する。
【0029】 尚、本考案では左スライドテーブル3のみにストッパー板7が設けられていて も車両の飛び出し防止に効果があるが、左右のスライドテーブルともストッパー 板を設けるならば更に確実に車両の飛び出しを防止する。
【0030】 他の実施例を図6において説明する。
【0031】 14は方形のストッパー板を示し、該ストッパー板14の下部に連結ピン14 aが設けられている。
【0032】 15はスライドテーブル3の床下で軸支されたローラガイドで、前記ストッパ ー板14の両側方から平板部を挟んで上下に該ストッパー板14を滑動させる。
【0033】 16はスライドテーブル3の床下に固定された油圧シリンダー、16aはその ロッド、16bは該ロッド16aの先端のピンを示す。
【0034】 17はレバーを示し、該レバー17は支点17aにおいてスライドテーブル3 の床下で枢支されていると共に該レバー17の両アーム部先端に長孔17b、1 7cが設けられている。
【0035】 そして長孔17bは前記ストッパー板14の連結ピン14aと摺動自在に係合 し、又長孔17cは前記油圧シリンダー16のロッド16aの先端のピン16b と摺動自在に係合している。
【0036】 次に上記の他の実施例の装置の動作を説明する。
【0037】 図7において18は制御装置を示し、光センサー8で車輪が動いたのを検出し て検出信号が制御装置18に伝わり、油圧シリンダー16を作動させて、レバー 17を介在して方形のストッパー板14を上に上昇させて車輪を停止し、車両が スライドテーブルから前方に飛び出すのを防止する。
【0038】 14b、14cの点線は上昇時のストッパー板14の位置を示し、車輪の大き さに応じて上昇位置が油圧シリンダー16により変更できる。
【0039】 尚、油圧シリンダーの代りにエアー圧シリンダーを使用してもよい。
【0040】
【考案の効果】
このように本考案によれば、スライドテーブルのガイド板間の前方部に車輪の ストッパー板を出没可能に設けたので、直ちに車輪を止めて車両の飛び出しを確 実に防止でき、特に1mの距離のヘッドライト検査においてはヘッドライト装置 に車両が衝突する危険を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の斜視図である。
【図2】その要部の正面断面図である。
【図3】その要部の側面断面図である。
【図4】制御系のブロック図である。
【図5】その動作の説明図である。
【図6】他の実施例の要部の正面断面図である。
【図7】制御系のブロック線図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 レール 3 左スライドテーブル 4 右スライドテーブル 5 Z形リンク 6 ガイド板 7 ストッパー板 8a、8c 補助検出センサー 8b 主検出センサー 9 表示装置 10 電動機 11 減速機構 12 制御装置 14 ストッパー板 16 油圧シリンダー 18 制御装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側方に車両の車輪のガイド板を突設
    し、該車輪が載置される左右のスライドテーブルをベー
    ス上に移動可能に設けた車両試験用車両セット装置にお
    いて、各スライドテーブルの両ガイド間の前方部に、車
    輪のストッパー板を出没可能に設けたことを特徴とする
    車両試験用車両セット装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパー板は略扇状形に形成さ
    れ、その根部において前記スライドテーブル前方部の下
    方で軸支し、該ストッパー板に、該ストッパー板を回動
    して出没させる回転駆動装置を連結したことを特徴とす
    る請求項1に記載の車両試験用車両セット装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動装置は正逆回転自在な電動機と
    減速機構よりなることを特徴とする請求項2に記載の車
    両試験用車両セット装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド板の外方に車輪の主検出セン
    サーを設け、該主検出センサーからの検出信号により前
    記回転駆動装置を駆動制御する制御装置を具備すること
    を特徴とする請求項2に記載の車両試験用車両セット装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ガイド板の外方に車輪の補助検出セ
    ンサーを設け、該補助検出センサーからの検出信号によ
    り前進或いは後退を表示する表示装置を具備することを
    特徴とする請求項1に記載の車両試験用車両セット装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ストッパー板は方形に形成され、該
    ストッパー板に、前記スライドテーブルの前方部の下方
    に設けた進退駆動装置を連結したことを特徴とする請求
    項1に記載の車両試験用車両セット装置。
  7. 【請求項7】 前記ガイド板の外方に車輪の検出センサ
    ーを設け、該検出センサーからの検出信号により前記進
    退駆動装置を駆動制御する制御装置を具備することを特
    徴とする請求項6に記載の車両試験用車両セット装置。
  8. 【請求項8】 前記進退駆動装置は油圧或いはエアー圧
    のシリンダーからなることを特徴とする請求項6に記載
    の車両試験用車両セット装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100904767B1 (ko) * 2007-08-10 2009-06-29 자동차부품연구원 차량의 충돌 예방 시스템 시험 평가 장치

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