JP2001264218A - 車両用試験機のホイールベース位置決め装置 - Google Patents

車両用試験機のホイールベース位置決め装置

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JP2001264218A
JP2001264218A JP2000080053A JP2000080053A JP2001264218A JP 2001264218 A JP2001264218 A JP 2001264218A JP 2000080053 A JP2000080053 A JP 2000080053A JP 2000080053 A JP2000080053 A JP 2000080053A JP 2001264218 A JP2001264218 A JP 2001264218A
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JP
Japan
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wheel
roller unit
detection
positioning device
vehicle
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JP2000080053A
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English (en)
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Kenichi Mimura
健一 三村
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Banzai Industries Ltd
Original Assignee
Banzai Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目測による位置決め作業をなくして効率的に
正確な位置決めができる車両用試験機のホイールベース
位置決め装置を提供する。 【解決手段】 3本の検知手段8、9、10の検知によ
る台車4の後輪位置への制御移動後、所定時間該台車4
の移動を自由状態とすると共に、軸重によるローラ3
a、3b間に後輪Bが降下する作用力を水平方向に変換
して後輪Bと第2ローラユニット3との中心間のずれ巾
だけ該第2ローラユニット3を移動させ、後輪Bの中心
位置に一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば4輪駆動の自
動車の試験に好適な車両用試験機のホイールベース位置
決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車検などにおいて、フルタイム4輪駆動
車のスピードメータテストを行う場合、固定設置の前輪
用ローラユニットと移動可能な後輪用ローラユニットと
にテスト車両を乗り入れてテストを行うが、その時、こ
の後輪用ローラユニットをテスト車両のホイールベース
と一致すべく移動させている。
【0003】この様な後輪用ローラユニットのホイール
ベース位置への位置合せには検査員が移動用の押し釦ス
イッチを操作しながら目測で合わせて作業している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スピードメータテスト
とブレーキテストが1台で行える複合型の試験機ではこ
の手間の掛かる目測による位置決め作業は1回行うが、
単項目毎の試験機ではテスト項目ごとにテスト車を移動
させると共に位置決め作業も2回行う必要があった。
【0005】本発明はこの手間の掛かる目測によるホイ
ールベースの位置決め作業をなくして、少ない検知セン
サーで安価に、より正確な位置決めが効率的にできる車
両用試験機のホイールベース位置決め装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成すべく、車両の前軸と後軸の各対の車輪を載置するこ
とが可能な前後のローラユニットを有するホイールベー
ス装置において、前記前後のローラユニットの少なくと
も1のローラユニットに前記車輪を検出する検知手段を
設けると共に、該検知手段の検知信号により前記前後の
ローラユニットのいずれかのローラユニットを前記前後
の軸間の距離に応じて移動制御する制御手段を具備する
ことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
乃至図8により説明する。
【0008】4輪駆動の自動車のスピードメータテスト
やブレーキテストを行うための車両用試験機1は前輪と
後輪とを各々載置する固定式の第1ローラユニット2と
移動式の第2ローラユニット3とからなり、本実施の形
態では前輪側を固定式とし後輪側を移動式としている
が、逆の組合せでもよい。
【0009】前記固定式の第1ローラユニット2は床面
の前方部の凹部1a内に固定して設けられ前輪Aを載置
して試験を行うための凹部1a内に軸支した前後のロー
ラ2a、2bと、これらローラ2a、2bの間で車輪を
昇降するための第1中間リフト2cとからなる。
【0010】又、前記移動式の第2ローラユニット3は
床面の後方部の凹部1b内に設けられたレール1c上を
移動する台車4と、該台車4に軸支した前後のローラ3
a、3bと、これらローラ3a、3bの間の該台車4に
設けられ車輪を昇降するための第2中間リフト3cとか
らなり、該台車4は制御手段5からの制御信号に応じて
駆動モータ6を正逆回転してレール1c上を前後方向に
移動する。7はこの移動に伴い前記凹部1bの開口部を
カバーするスライドカバーを示す。
【0011】前記第1、第2ローラユニット2、3には
車両の車輪A、Bを検知するための各対の発光部と受光
部とからなる検知センサーによる検知手段8、9、10
が設けられ、前記第2ローラユニット3の中心位置から
所定の後方位置に第1検知手段8を、又所定の前方位置
に第2検知手段9を設け、前記第1ローラユニット2の
中心位置に固定側検知手段10を設け、該第1検知手段
8は左右の車輪別に発光部8aと受光部8bの1対と、
発光部8cと受光部8dの1対の2対とからなり、前記
第2検知手段9は発光部9aと受光部9bとの1対とか
らなり、該固定側検知手段10は発光部10aと受光部
10bとからなる。
【0012】又、前記台車4の移動のための移動手段1
1は駆動モータ6と図示されていないが車輪4aとの間
を駆動チェーンと駆動を継続して台車4の移動を自由と
するためのクラッチ12とが設けられ、更に該台車4の
移動を止めるためのブレーキ13が設けられている。
【0013】図8はそのシステム構成図を示し、8、
9、10は第1、第2、固定の順の各検知手段を示し、
それら検知手段からの検知信号を入力した制御手段5は
第1、第2中間リフト2c、3cを降下させたり、駆動
モータ6を作動させて前記第2ローラユニットが載った
台車4を移動させたり、クラッチ12を切って台車4の
移動を自由にしたり、ブレーキ13を掛けて台車4の移
動を規制したりして制御する。尚、14は操作部を示
す。
【0014】次に第1の実施の形態の作動及び作用を説
明する。
【0015】この車両用試験機1はフルタイム4輪駆動
車などのスピードメータやブレーキのテストを行うため
のものであり、前輪Aは固定式の第1ローラユニット2
で、後輪Bは移動式の第2ローラユニット3で各々テス
トを行うために各車輪の中心位置と各ローラユニット
2、3の中心位置とを一致させる必要がある。
【0016】先ず供試車両を車両用試験機1に矢印方向
に第1検知手段8、第2検知手段9、固定側検知手段1
0の順に通過するように前輪Aを進入させて、固定式の
第1ローラユニット2の第1中間リフト2c上で前輪A
を図3の(3a)の如く停止させる。
【0017】そして、固定側検知手段10から前輪Aの
存在の検知信号を制御手段5に入力し、更に操作部14
を操作して制御手段5が第1中間リフト2cを図3の
(3b)の如く降下させるとローラ2a、2bの間に前
輪Aが圧接して第1ローラユニット2の中心位置と前輪
Aの中心位置が一致して前輪位置が決まる。
【0018】この前輪Aの位置が決った時点の、後輪B
の位置と移動式の第2ローラユニット3の第1検知手段
8と第2検知手段9との相対位置は図4の上から示す如
く6通りの状態となる。
【0019】即ち図4の(4a)の後輪Bが手前で第
1、第2検知手段8、9が全く検知しない状態、図4の
(4b)の第1検知手段8が検知する状態、図4の(4
c)の第2検知手段9が検知する状態、図4の(4d)
の後輪Bが行き過ぎて第1、第2検知手段8、9が検知
しない状態及び図4の(4e)の第1、第2検知手段
8、9共に検知する状態、図4の(4f)の第1、第2
検知手段8、9共に検知しない状態の6通りである。
【0020】尚、タイヤは大径タイヤと小径タイヤとが
あり、大径タイヤの場合には図4の(4e)の第1、第
2検知手段8、9が同時に検知することがあるが、小径
タイヤでは図4の(4f)の共に検知しないことがあ
る。
【0021】制御手段5は前記の6通りの検知信号に応
じて台車4を図4の(4a)と(4b)の状態では台車
4を後方に図4の(4e)又は(4f)の状態まで制御
移動させ、図4の(4c)と(4d)の状態では台車4
を前方に図4の(4e)又は(4f)の状態まで制御移
動させ、最初から図4の(4e)又は(4f)の状態の
時にはそのままで移動させない。
【0022】次に、上記の如く該制御手段5により後輪
Bの中心位置近傍に台車4を寄せても図5に示す如くそ
れらの中心間にずれ巾Wを生じ、この後輪位置への制御
移動後、所定時間前記クラッチ12を解除して前記台車
4を移動自在とすると共に図6に示す如く第2中間リフ
ト3cを降下させると、後輪側の車軸重により後輪Bが
ローラ3a、3bの間に圧接し、この圧接力によりロー
ラを介して水平方向の力に変換させられて該台車4をず
れ巾Wだけ図6の右側に移動させ、所定時間経過後、図
7に示す如く該台車4に前記ブレーキ13を作動させて
台車4の位置を決める。
【0023】この様に所定時間、台車の移動自由と車輪
の降下作用力とにより中心間のずれ巾がなくなり、移動
式の第2ローラユニット3を後輪Bの中心位置に効率的
に一致させることができる。
【0024】最後に、この位置決め後、供試車両のスピ
ードメータなどのテストを行う。
【0025】又、車両進入の最初の第1検知手段8は図
1に示す如く左右の車輪別に検知を行うことにより、も
し作業員が歩いて検知手段の発光ラインを横切っても、
遮光が左右どちらか一方のみで同時に左右共に遮光され
ることがないので、装置の誤作動を防ぐことができる。
【0026】更に、4組の検知センサで3本の検知手段
を構成して装置を安価にすることができる。
【0027】次に、第2の実施の形態を図9乃至図11
により説明する。
【0028】この第2の実施の形態は、移動側の検知手
段が2本でなく固定側と同様に1本であることが特徴で
あり、それ以外の機能は第1の実施の形態と同様であ
る。
【0029】この第2の実施の形態である車両用試験機
21は、車両の車輪A、Bを検知するための前記第1ロ
ーラユニット2の中心位置に発光部10aと受光部10
bとからなる固定側検知手段10と前記第2ローラユニ
ット3の中心位置に車輪の周縁部を検出する発光部15
aと受光部15bとからなる第3検知手段15とが設け
られている。
【0030】尚、第3検知手段15は前記第1検知手段
8と同様に左右の車輪別に検知を行ってもよく、その場
合は作業員が発光ラインを横切ったりした時に装置の誤
作動を防ぐことができる。又、システム構成は前記図8
の2つの検知手段8、9が第3検知手段15に置き換わ
り、その他の構成は同様である。
【0031】次に、第2の実施の形態の作動及び作用を
説明する。
【0032】先ず、供試車両を車両用試験機21に矢印
方向に第3検知手段15、固定側検知手段10の順に前
輪Aを進入させて、第1ローラユニット2の第1中間リ
フト2c上で前輪Aを前記図3の(3a)の如く停止さ
せる。
【0033】次に、第1中間リフト2cを降下させて前
輪Aを図3の(3b)の如く第1ローラユニット2の中
心位置に一致させて前輪位置が決まる。
【0034】この前輪Aの位置が決った時点の後輪Bの
位置と移動式の第2ローラユニット3の第3検知手段1
5との相対位置は図10の上から示す如く3通りの状態
となる。
【0035】即ち、図10の(10a)の後輪Bが手前
で第3検知手段15が全く検知しない状態と図10の
(10b)の検知する状態と図10の(10c)の後輪
Bが行き過ぎて検知しない状態の3通りである。
【0036】制御手段5は前記3通りの検知信号に応じ
て台車4を図10の(10a)の場合には図11のC矢
印に示す如く後方に移動させてタイヤの検出当初位置S
から最終位置Sまで移動させて該検出当初位置S
と最終位置Sの移動距離の半分の距離Dだけ戻して前
記図5の如く第2中間リフト3c上に後輪Bを載せて止
める。
【0037】又、図10の(10c)の場合は、該台車
4の移動方向が前記(10a)の場合と逆となり、図1
1において後輪Bの後方から前方へCの矢印の向きがな
くて図11のSの位置が当初位置Sとなり、図11
のSの位置が最終位置Sとなり、該最終位置S
らその両位置S、Sの半分の距離Dを逆の矢印の向
きに戻して前記第2中間リフト3c上に後輪Bを載せて
止める。更に、図10の(10b)の検知状態の場合に
は該台車4を前後のどちらかの1方向に1度移動させて
当初位置Sを検出する必要があり、もし前方側に該台
車4を移動させたとすると図11に示したSの位置が
当初位置Sとなり、該当初位置Sから最終位置S
まで移動させて、その両位置S、Sの半分の距離D
だけ戻して前記第2中間リフト3c上に後輪Bを載せて
止める。
【0038】この後は、前記図6、図7に示した前記第
1の実施の形態と同様に移動式の第2ローラユニット3
を後輪Bの中心位置に一致させる。
【0039】この当初位置Sと最終位置Sを検知す
る方法は大径タイヤと小径タイヤの異なる直径に関係な
く検知することができる。又、それらの位置S、S
の半分の距離Dだけ戻すことにより前記図5に示すとこ
ろのずれ巾Wが最小限になり台車4の位置移動を少なく
することができる。更に、移動側の検知手段を2本から
1本にしてセンサーの使用個数を減らして安価にするこ
とができる。
【0040】次に、本発明の第3の実施の形態を図12
乃至図14により説明する。
【0041】この第3の実施の形態は、上記第2の実施
の形態と同様に移動側に1本の検知手段を設け、固定側
にはこの検知手段を設けないのが特徴であり、それ以外
の機能は第1の実施の形態と同様である。
【0042】この第3の実施の形態である車両試験機3
1は、前記第2ローラユニット3の中心位置に車輪の周
縁部を検出する発光部15aと受光部15bとからなる
第3検知手段15が設けられ、固定側の第1ローラユニ
ット2には検知手段を設けずに代りに係員の目視による
確認手段16を設けている。
【0043】又、システム構成は前記図8の2つの検知
手段8、9が第3検知手段15に置き換わり、固定検知
手段10が確認手段16に置き換わり、その他の構成は
同様である。
【0044】次に、第3の実施の形態の作動及び作用を
説明する。
【0045】先ず、供試車両を車両用試験機31に矢印
方向に第3検知手段15を横切り、第1ローラユニット
2の第1中間リフト2c上で前輪Aを停止させる。
【0046】次に、前輪Aが該第1中間リフト2c上に
載置したことを係員が目視で確認できたら、確認手段1
6である確認スイッチ16aを入れると該第1中間リフ
ト2cは降下して前記図3の(3b)の如く前輪Aは該
第1ローラユニット2の中心位置に一致して固定側の前
輪位置が決まる。
【0047】この前輪位置が決まった時点の後輪Bの位
置と移動式の第2ローラユニット3の第3検知手段15
との相対位置は前記第2の実施の形態の図10の上から
示す3通りと同様の状態となる。
【0048】制御手段5は、前記3通りの検知信号に応
じて台車4を図10の(10a)の場合には図13の矢
印方向Eに示す如く後方に移動させてタイヤの検出当初
位置Sから所定距離Fだけ移動させて第2中間リフト
3c上に後輪Bを載せて止める。又、図10の(10
c)の場合は該台車4の移動方向が前記(10a)の場
合と逆の後方から前方になり、図13では図示されてい
ないが、(10c)の場合は当初位置Sは図13のS
の位置と逆の後方側の周縁部となり、その当初位置S
から前方側に所定距離Fを移動させて第2中間リフト
3c上に後輪Bを載せて止める。更に、図10の(10
b)の検知状態の場合には該台車4を前後のどちらか1
方向に1度移動させて当初位置Sを検出する必要があ
り、もし前方方向に移動させると当初位置Sは図13
の位置Sと同じとなり、該当初位置Sから所定距離
Fだけ移動させて第2中間リフト3c上に後輪Bを載せ
て止める。
【0049】この後は、前記図6、図7に示した前記第
1の実施の形態と同様に移動式の第2ローラユニット3
を後輪Bの中心位置に一致させる。
【0050】尚、ここで、図14に示す如く大径タイヤ
と小径タイヤBとでは直径が異なり、もしこの直
径の差が10cmあったとしても第3検知手段15が車輪
の周縁部を横切る部分の長さ、例えて言うと弓の弦にあ
たる部分の長さLとLとの差は3cm程度であり、前
記図13で示した所定距離Fを大径タイヤBを横切る
長さLの半分の長さより約1cm短く設定しておけば、
該所定距離Fは小径タイヤBにおいてはLの半分の
長さより約0.5cm長くなり、この1cmなり0.5cmが
前記図5に示すずれ巾Wに相当し、該ずれ巾Wは10cm
程度なら前記台車4が車軸重による作用力で自由移動可
能であるので、充分にその自由移動範囲に容易におさめ
ることができる。
【0051】又、当初位置Sより1方向に所定距離F
だけ移動するので、その制御移動時間を短縮することが
できる。
【0052】尚、前記第2の実施の形態の様に当初位置
と最終位置Sから半分戻る方法と目視による固定
側の確認手段16との組合せでもよい。
【0053】尚又、当初位置S、最終位置S、半分
の距離D及び所定距離Fなどの位置検出はロータリーエ
ンコーダなどの位置センサー又は移動時間をカウントす
るカウンターからなる。
【0054】尚更に、前記第1、第2、第3の実施の形
態は前輪側を固定に後輪側を移動としたが、逆の組合せ
の場合も同様に第1ローラユニット2に後輪位置が決っ
たら第2ローラユニット3をホイールベースに合わせて
移動させて前輪位置を決める。
【0055】
【発明の効果】この様に本発明によれば、検知手段によ
る車輪位置への制御移動後、所定時間台車の移動を自由
とすると共に軸重により車輪がローラ間に降下する作用
力を水平方向に変換して車輪とのずれ巾だけ第2ローラ
ユニットを移動させて効率的に車輪の中心と一致させる
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の車両試験機の平面
図である。
【図2】その前後方向の断面図である。
【図3】前輪位置決めの説明図である。
【図4】後輪と検知手段の相対位置説明図である。
【図5】後輪の制御移動位置の説明図である。
【図6】後輪位置への位置決め作動説明図である。
【図7】ロック状態の説明図である。
【図8】システム構成図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の車両試験機の平面
図である。
【図10】後輪と検知手段の相対位置説明図である。
【図11】後輪の制御移動位置の説明図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態の車両試験機の平
面図である。
【図13】後輪の制御移動位置の説明図である。
【図14】大径タイヤと小径タイヤの説明図である。
【符号の説明】
1 車両用試験機 1a、1b 凹部 2 固定式の第1ローラユニット 2a、2b ローラ 2c 第1中間リフト 3 移動式の第2ローラユニット 3a、3b ローラ 3c 第2中間リフト 4 台車 5 制御手段 8、9、10 検知手段 11 移動手段 A 前輪 B 後輪

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の前軸と後軸の各対の車輪を載置す
    ることが可能な前後のローラユニットを有するホイール
    ベース装置において、前記前後のローラユニットの少な
    くとも1のローラユニットに前記車輪を検出する検知手
    段を設けると共に、該検知手段の検知信号により前記前
    後のローラユニットのいずれかのローラユニットを前記
    前後の軸間の距離に応じて移動制御する制御手段を具備
    することを特徴とする車両用試験機のホイールベース位
    置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記前後のローラユニットの一方を固定
    の第1ローラユニットに形成すると共に他方を移動制御
    可能な第2ローラユニットに形成し、車両進入方向に該
    第2ローラユニットの中心位置から所定の近い位置と該
    中心位置から所定の遠い位置に第1第2検知手段をそれ
    ぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用試
    験機のホイールベース位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記第1ローラユニットの中心位置に、
    該第1ローラユニット上の前記車輪の存在を検知する固
    定側検知手段を設けるか又は前記第1ローラユニットの
    近傍に、目視により該第1ローラユニット上の前記車輪
    の存在を確認して手動操作する確認手段を設けたことを
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用試験機のホイ
    ールベース位置決め装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記固定側検知手段又
    は前記確認手段からの検知信号を入力したとき前記第1
    第2検知手段のいずれかからの検知信号を入力するか又
    はこれら検知手段から共に検知信号を入力するか或いは
    入力しないかにより第2ローラユニットの位置を判断し
    て該第2ローラユニットを、その中心位置が車輪の略真
    下になるように移動制御することを特徴とする請求項3
    に記載の車両用試験機のホイールベース位置決め装置。
  5. 【請求項5】 前記前後のローラユニットの一方を固定
    の第1ローラユニットに形成すると共に他方を移動制御
    可能な第2ローラユニットに形成し、該第2ローラユニ
    ットの中心位置に車輪の周縁部を検知する第3検知手段
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用試験
    機のホイールベース位置決め装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記固定側検知手段又
    は前記確認手段からの検知信号を入力し、前記第2ロー
    ラユニットを前記第3検知手段により車輪の存在の当初
    位置と最終位置を検知するように移動してからこれら両
    位置の半分の距離だけ該最終位置から戻し、前記第2ロ
    ーラユニットを、その中心位置が前記車輪の略真下にな
    るように移動制御することを特徴とする請求項3及び請
    求項5に記載の車両用試験機のホイールベース位置決め
    装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記固定側検知手段又
    は前記確認手段からの検知信号を入力し、前記第3検知
    手段により車輪の存在検知の当初位置から前記第2ロー
    ラユニットを所定距離移動させ、該第2ローラユニット
    を、その中心位置が前記車輪の略真下になるように移動
    制御することを特徴とする請求項3及び請求項5に記載
    の車両用試験機のホイールベース位置決め装置。
  8. 【請求項8】 前記第1ローラユニットは、床面に形成
    の凹部内に軸支した前後のローラとこれらローラ間で車
    輪を昇降する第1中間リフトからなり、前記制御手段は
    前記固定側検知手段からの検知信号を入力して前記第1
    中間リフトを降下させることを特徴とする請求項3に記
    載の車両用試験機のホイールベース位置決め装置。
  9. 【請求項9】 前記第2ローラユニットは、床面に形成
    の凹部内に設けられた台車と該台車に軸支した前後のロ
    ーラとこれらローラ間の該台車に設けられ車輪を昇降す
    る第2中間リフトからなり、制御手段は前記第2ローラ
    ユニットの中心位置が車輪の略真下になったときに該台
    車の移動制御を解除して該台車を移動自在にすると共に
    前記第2中間リフトを降下し所定の時間後前記台車の移
    動を規制することを特徴とする請求項4又は請求項6又
    は請求項7に記載の車両用試験機のホイールベース位置
    決め装置。
  10. 【請求項10】 前記第1検知手段又は第3検知手段を
    左右の車輪毎に分割して形成したことを特徴とする請求
    項2又は請求項5に記載の車両用試験機のホイールベー
    ス位置決め装置。
  11. 【請求項11】 前記台車の移動検出手段はロータリー
    エンコーダなどの位置センサー又は移動時間のカウンタ
    ーであることを特徴とする請求項9に記載の車両用試験
    機のホイールベース位置決め装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009041970A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Ono Sokki Co Ltd シャシーダイナモメータの車両位置決支援装置
JP2009222582A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Honda Motor Co Ltd シャシーダイナモメータ
JP2016057209A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 株式会社イヤサカ 車両検査装置
JP2016075605A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 株式会社バンザイ 車両試験装置及び車両試験装置の設定方法

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