JP2005194733A - 機械式駐車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 利用者の煩雑な操作を要求することなく車両の入出庫作業を行うことが可能な機械式駐車装置を提供する。
【解決手段】 機械式駐車装置は、パレットを移動させるパレット駆動手段61と、パレット番号が予め記憶されたICカード91を検出するとともに、当該ICカード91からパレット番号を読み取るカード読取部25と、カード読取部25にて読み取られたパレット番号に対応するパレットを所望のパレットとして入出庫位置へ移動させるようにモータ制御部50及びパレット駆動モータ61を制御する統括制御部37と、を備え、統括制御部37は、所望のパレットを移動させた後においてカード読取部25がICカード91を検出していない場合に、複数のパレットの移動を禁止するようにモータ制御部50及びパレット駆動手段61を制御する。
【選択図】 図4

Description

本発明は機械式駐車装置に関する。
従来、車両を搭載する複数のパレットを有し、所望のパレットを所定の入出庫位置へ移動させて車両の入出庫を行う機械式駐車装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この種の駐車装置における、利用者及び駐車装置の動作は一般的に以下のようなものである。利用者は、駐車装置の操作盤の電源キースイッチに鍵を挿入し、操作して電源を入れ、操作盤に設けられたテンキーで自己が車両の入出庫を行うパレットの番号をキー入力する。次に、入力した情報を確定する旨の設定ボタンを操作し、更にパレットの移動開始を指示する運転ボタンを操作する。そして、駐車装置はパレットの操作を開始し、入力された情報に基づいて当該利用者の入出庫に係るパレットを車両の入出庫が可能な入出庫位置へ移動させる。利用者は入出庫位置に移動したパレットに車両を入庫し、或いはパレットから車両を出庫する。
特開平11−303438号公報
しかしながら、従来の駐車装置では車両の入出庫の際に、電源キースイッチへの鍵の挿入・操作、テンキーへの番号入力、及び各種ボタンの操作といったように利用者に煩雑な操作が要求されるという問題点があった。
そこで、本発明は、上記問題点を解決し、利用者の煩雑な操作を要求することなく車両の入出庫作業を行うことが可能な機械式駐車装置を提供することを課題とする。
本発明に係る機械式駐車装置は、車両を搭載する複数のパレットを有し、当該複数のパレットのうち所望のパレットを所定の入出庫位置へ移動させる機械式駐車装置であって、複数のパレットを移動させるパレット駆動手段と、所望のパレットに関する情報が予め記憶された外部記憶媒体から当該情報を読み取る情報読取手段と、情報読取手段にて読み取られた所望のパレットに関する情報に基づいて、当該情報に対応するパレットを所望のパレットとして入出庫位置へ移動させるようにパレット駆動手段を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、パレット駆動手段が所望のパレットに関する情報に対応するパレットを入出庫位置へ移動させた後において情報読取手段が外部記憶媒体を検出していない場合に、複数のパレットの移動を禁止するようにパレット駆動手段を制御することを特徴とする。
本発明に係る機械式駐車装置では、制御手段により、情報読取手段にて読み取られた所望のパレットに関する情報に基づいて当該情報に対応するパレットを所望のパレットとして入出庫位置へ移動させるようにパレット駆動手段が制御される。このように、本発明では、情報読取手段にて読み取られた所望のパレットに関する情報に基づいて当該情報に対応するパレットを所望のパレットとして入出庫位置へ移動させるため、所望のパレットに関する情報のキー入力を利用者に要求することなく、移動すべき所望のパレットが認識されることとなり、利用者のキー入力操作を省略して所望のパレットを移動させ、車両の入出庫を行うことができる。
また、本発明の機械式駐車装置においては、パレット駆動手段が所望のパレットに関する情報に対応するパレットを入出庫位置へ移動させた後において情報読取手段が上記外部記憶媒体を検出していない場合に、複数のパレットの移動が禁止される。従って、パレットの移動後、利用者が車両に乗り込む際に、外部記憶媒体を情報読取手段付近から持ち去ることで、複数のパレットの移動が禁止されることとなる。この結果、利用者が機械式駐車装置へ進入している間に、パレットが移動するようなことはなく、利用者の安全を確保することができる。また、複数のパレットの移動を禁止するためには、利用者が外部記憶媒体を情報読取手段付近から持ち去る必要があり、情報読取手段への外部記憶媒体の置き忘れを予防し、置き忘れた外部記憶媒体を用いて他人が誤ってパレットを移動させてしまうことを防止することができる。
また、本発明の機械式駐車装置において、制御手段は、情報読取手段が上記外部記憶媒体を再び検出した場合に、複数のパレットの移動を禁止した状態を解除するようにパレット駆動手段を制御することが好ましい。
この場合、情報読取手段が上記外部記憶媒体を再び検出した、即ち、情報読取手段にて所望のパレットに関する情報が読み取られた後に検出されなくなった外部記憶媒体を再び検出した際に、複数のパレットの移動を禁止した状態が解除される。従って、パレットの移動が禁止された状態は、外部記憶媒体を持って機械式駐車装置内に進入していた利用者が、情報読取手段付近に再び外部記憶媒体を近づけることによって解除されることとなる。この結果、利用者が機械式駐車装置内に進入している間にパレットの移動が禁止された状態が誤って解除されることを防止することができ、利用者の安全を確保することができる。
本発明によれば、利用者の煩雑な操作を要求することなく車両の入出庫作業を行うことが可能な機械式駐車装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る機械式駐車装置(以下「駐車装置」)1を示す正面図であり、図2は、駐車装置1の側面図である。
駐車装置1は、車両を搭載するパレットを12機備え、最大12台の車両を駐車することができる装置である。駐車装置1は後述する利用者の操作に従って、当該利用者の利用に係るパレットを地上面Gの位置へ移動させ、ゲート21を開いて、当該パレットから地上面Gへ矢印A1方向に車両を出庫させ、或いは地上面Gから当該パレットへ矢印A2方向に車両を入庫させることが可能である。駐車装置1は、ゲート21が閉ざされた状態で利用者を待機するようになっており、安全上の観点からこのゲート21が閉ざされた状態が駐車装置1の待機状態として定められている。
駐車装置1は、地下1階地上4階の構造を有しており、地上面Gに設けられた下段駐車領域T1と、最上位置に設けられた上段駐車領域T4と、下段駐車領域T1と上段駐車領域T4との間に2段にわたって設けられた中段駐車領域T2,T3と、地上部に位置する下段駐車領域T1の下方に地下駐車領域T0とに、それぞれ複数(この場合、下段駐車領域T1及び中段駐車領域T2,T3にそれぞれ2台、上段駐車領域T4及び地下駐車領域T0にそれぞれ3台)の車両Cを横並びにして駐車させることができるものである。この駐車装置1は、所定の設置箇所(地下駐車領域T0の下面)に立設された複数の支柱5と、それぞれの支柱5の間に架設された複数の梁部材9とからなる枠体を含む。
上段駐車領域T4には、それぞれ車両Cを搭載可能な昇降パレット11,12,13が等間隔に複数(3体)並設されている。また、各昇降パレット11,12,13に対しては、昇降パレット11,12,13に昇降移動動作を与えるための昇降機構(図示せず)がそれぞれに備えられている。各昇降パレット11,12,13の昇降機構はそれ自体公知のものであり、例えば、駆動モータ、ローラチェーン、及び、チェーンスプロケット機構等で構成されている。これにより、昇降機構を作動させれば、各昇降パレット11,12,13は、下段駐車領域T1と上段駐車領域T4との間で昇降する。そして、上段停止位置P4で各昇降パレット11,12,13を停止させることにより上段駐車領域T4が画成される。なお、枠体に対しては、上段駐車領域T4に各昇降パレット11,12,13を確実に係止するための図示しない安全機構が配設されている。
中段駐車領域T2,T3には、それぞれ車両Cを搭載可能であり、車両Cの横並び方向にスライド移動(横行)自在であると共に、中段駐車領域T2,T3と下段駐車領域T1との間で昇降させられる中段パレット15が複数並設されている。各中段パレット15に対しては、中段パレット15に横行移動動作を与えるための横行機構(図示せず)及び昇降移動動作を与えるための昇降機構(図示せず)がそれぞれに備えられている。これらの駆動機構及び昇降機構は、それ自体公知のものであり、例えば、駆動モータ等を含んでいる。
各中段パレット15は、それぞれ横梁部材9等に対して設けられた図示しないガイドレール等に沿ってスライド移動(横行)自在である。また、各中段駐車領域T2,T3における中段パレット15の数は、昇降パレット11,12,13の個数よりも1体少ない数(2体)に設定されている。従って、上段駐車領域T4に位置する何れか1体の昇降パレット11,12,13を昇降させる際には、各中段パレット15を適宜横行させ、当該昇降パレット11,12,13の真下に通過領域を確保すればよい。
各中段パレット15の中段駐車領域T2(T3)における停止位置は、例えば、昇降パレット11,12,13の上段駐車領域T4における上段停止位置P4の真下に定められている。また、各中段パレット15の下段駐車領域T1における着床位置は、例えば、昇降パレット11,12,13の下段駐車領域T1における着床位置P1と同一に定められている。下段駐車領域T1における着床位置P1は、地上面Gと上下方向で略同じ位置とされている。そのため、車両Cは、地上面Gから下段駐車領域T1へ着床したパレットへ入庫、または下段駐車領域T1へ着床したパレットから地上面Gへ出庫することが可能である。このように、下段駐車領域T1の着床位置P1は、入出庫位置として設定される。
すなわち、中段駐車領域T2(T3)と下段駐車領域T1との間で中段パレット15を昇降させる際には、図1に示すように、中段駐車領域T2(T3)において対象となる中段パレット15を適宜横行させ、昇降機構を作動させる。これにより、各中段パレット15は、中段駐車領域T2(T3)と下段駐車領域T1に定められた着床位置との間を鉛直に上下動する。
下段駐車領域T1は、各支柱5の内側、かつ、上段駐車領域T4の下方に画成される。この下段駐車領域T1には、車両Cを搭載可能な下段パレット17が複数、すなわち、昇降パレット11,12,13の個数よりも1体少ない数(2体)だけ並設されている。各下段パレット17には、その正面と背面とに2個ずつ図示しない車輪が設けられており、各車輪は、枠体等に対して設けられた図示しないガイドレール上を転動する。ガイドレールは、横梁部材9と平行に延在する。
また、各下段パレット17に対しては、下段パレット17に横行移動動作を与えるための駆動機構(図示せず)がそれぞれに備えられている。各下段パレット17の駆動機構はそれ自体公知のものであり、例えば、駆動モータ等を含んでいる。これにより、駆動機構を作動させれば、各下段パレット17を、各昇降パレット11,12,13の並設方向、すなわち、車両Cの横並び方向にスライド移動(横行)させることができる。そして、各下段パレット17を適宜横行させることにより、上段駐車領域T4に位置する何れか1体の昇降パレット11,12,13あるいは、中段駐車領域T2(5)に位置する何れか1体の中段パレット15に対して、下段駐車領域T1における着床位置P1を確保することができる。
地下駐車領域T0には、下段駐車領域T1に定められた地上停止位置と、地下駐車領域T0に定められた地下着床位置との間を昇降自在な地下パレット19が複数(この場合、3体)設けられている。各地下パレット19に対しては、地下パレット19に昇降移動動作を与えるための昇降機構(図示せず)がそれぞれに備えられている。この昇降機構は、それ自体公知のものであり、例えば、駆動モータ等を含んでいる。なお、各地下パレット19の地上停止位置は、例えば、昇降パレット11,12,13の下段駐車領域T1における着床位置P1と同一に定められる。
上記のように、駐車装置1には、3機の昇降パレット11、12、13、4機の中段パレット15、2機の下段パレット17、及び3機の地下パレット19の合計12機のパレットが存在するが、各パレットにはそれぞれ固有のパレット番号(例えば1番〜12番)が採番され区別されている。
また、この駐車装置1には、駐車装置1の稼働時における安全性を向上させるために、駐車装置1内への人の進入を防止し、また、地下への人などの転落を防止するために、ゲート21が設けられている。このゲート21は、図示しない昇降機構により上下方向に移動可能に設けられている。ゲート21を移動させる昇降機構は、それ自体公知のものであり、チェーン、駆動モータ等を含んでいる。
正面の支柱5には、利用者が操作を行う操作盤23が配設されている。操作盤23は、図3に示すように、カード読取部25、警告灯27、表示部29、指示入力部31、非常停止ボタン33等を含んでいる。カード読取部(情報読取手段)25は、例えば、外部情報記憶媒体としてのICカード91(後述する)が近づくことにより、ICカード91を検出し、ICカード91との間で電波の授受によってICカード91に記憶された情報を読み込む、いわゆる非接触型のICカード読取装置が用いられる。カード読取部25は、ICカード91が通信可能な所定の距離範囲内に存在する場合にはICカード91を検出した旨の電気信号を統括制御部37(後述する)へ送信する。表示部29は、表示制御部49に制御され、ICカード91から読み込んだ情報の中のパレット番号や駐車装置1の動作状態等を表示する。警告灯27は、所定の場合に点灯又は点滅することによって動作状態を周囲に表示する。非常停止ボタン33は、例えば非常の際に利用者に操作されることによって駐車装置1の動作を停止させる。指示入力部31はテンキーを含む入力装置であり、利用者の指示が必要な所定の場合に、利用者による入力を受け付ける。
駐車装置1の背面には、各パレットを駆動するためのパレット駆動モータ、ゲート21を駆動するゲート駆動モータ、及び操作盤23の動作等を制御するための制御盤35が、地上面G上に臨んだ状態で配設されている。
図4は、駐車装置1の制御構成を示すブロック図である。制御盤35は、たとえばROM及びRAMを含む制御用CPU(図示せず)等を有している。制御用CPUは、ROMに記憶された制御プログラムを読み出して制御を行うことにより、図4に示されるように、統括制御部37、諸元データ記憶部41、通信制御部43、入力制御部47、表示制御部49、モータ制御部50等を含むように構成されることになる。
モータ制御部50は、制御系信号線(図示せず)を介して、各昇降パレット11,12,13に対する昇降機構のパレット駆動モータ61、各中段パレット15に対する横行機構のパレット駆動モータ61又は昇降機構のパレット駆動モータ61、各下段パレット17に対する駆動機構のパレット駆動モータ61、各地下パレット19に対する昇降機構のパレット駆動モータ61、あるいは、ゲート21に対する昇降機構のゲート駆動モータ63に接続されており、各駆動モータの駆動状態を制御するための駆動制御信号がそれぞれのパレット駆動モータ61、ゲート駆動モータ63に供給される。モータ制御部50及びパレット駆動モータ61はパレット駆動手段として機能する。また、モータ制御部50及びパレット駆動モータ61は統括制御部37によって制御され動作しており、統括制御部37はパレット駆動手段を制御する制御手段として機能する。
カード読取部25は、通信制御部43を介して統括制御部37に接続されている。カード読取部25は、通信制御部43に制御され、ICカード91とのデータ授受を行う。表示部29及び警告灯27は表示制御部49を介して統括制御部37に接続されている。表示部29は、表示制御部49に制御され、所定の情報を表示する。警告灯27は表示制御部49に制御され、所定の場合に点灯又は点滅の表示を行う。非常停止ボタン33及び指示入力部31は、入力制御部47を介して統括制御部37に接続されている。非常停止ボタン33は、利用者に操作されることによって制御信号を統括制御部37へ送信する。この制御信号を受信した統括制御部37は、モータ制御部50へ制御信号を送信し、パレット駆動モータ61、ゲート駆動モータ63を停止させる。指示入力部31は、利用者に操作されることによって当該操作に応じた制御信号を統括制御部37へ送信する。利用者の操作に応じた制御信号を受信した統括制御部37は、モータ制御部50へ制御信号を送信し、利用者の操作に応じてパレット駆動モータ61、ゲート駆動モータ63を駆動する。
ICカード91としては、例えば、いわゆる非接触型ICカードが用いられる。ICカード91はデータ記憶部93及び通信部95を有している。ICカード91は通常、駐車装置1の利用者に保持されており、データ記憶部93には所望のパレットに関する情報としてパレット番号が記憶されている。本実施形態では、データ記憶部93にはパレット番号の他、利用者IDも記憶されている。利用者IDとは、駐車装置1を利用する利用者を識別するためのIDデータであり、利用者毎に固有の情報である。パレット番号とは、当該ICカード91を保持する利用者が利用するパレットに関する情報であって、当該利用者が何れのパレットを利用するか(例えば、1番〜12番)を示すデータである。このパレット番号は、駐車装置1の各パレットに採番されたパレット番号に対応して記憶されている。通信部95はカード読取部25との間での情報の通信を行う。データ記憶部93に記憶された情報は通信部95を介して駐車装置1側へと伝達される。
利用されるパレット1機に対しては複数のICカードを対応させることが可能である。すなわち、これらの複数のICカードの組においては、記憶された利用者IDは互いに異なるが、パレット番号が同一である。例えば、複数の利用者でパレット1機を共用する場合、各利用者が上記のようなICカードの組の1枚ずつを保持するといった運用がなされる。一方、利用者IDは上述のとおり利用者毎に固有の番号であるので、利用者IDが同一であるカードの組が存在しないように運用される。このため、例えば、パレットを移動させるステップ(後述する)で読み取られたICカードと、操作ロック状態を解除するステップ(後述する)で読み取られたICカードについて、読み取られた利用者IDが同一である場合には、両者のICカード自体が同一であると判断することができる。
また、たとえば、利用者の自宅の鍵をICカード型の鍵とし、ICカード91の通信プロトコル、データ体系等に整合させて自宅の鍵の設定をすることとすれば、ICカード91に自宅の鍵及び駐車装置1の鍵の機能を兼用させる運用が可能である。また、データ記憶部93には他の情報、例えば利用者の個人情報等が記憶されてもよい。
図5は、制御盤35における車両の入出庫処理のフロー図である。図5を参照し、駐車装置1の入出庫処理について説明する。
まず、S202の待機状態において、カード読取部25でICカード91が検出されたら(S204)、駐車装置1の電源を入れ、カード読取部25からデータ記憶部93に記憶された利用者ID及びパレット番号が読み込まれる(S206)。そして、諸元データ記憶部41に記憶されたデータと読み込まれた利用者ID及びパレット番号との比較が行われ、ICカード91の正当性がチェックされる(S208)。この正当性チェックでは、例えば、利用者IDが正しいデータであるか否か、利用者に駐車装置1の操作の権限があるか否か、パレット番号が駐車装置1に存在するパレットか否かが確認される。読み込まれた利用者ID又はパレット番号が不当であると判断された場合は、ICカード91が正当なカードではなくカードの保持者に駐車装置1の操作の権限がないものとみなし、所定のエラー表示が表示部29に表示される(S212)。その後、カード読取部25にICカード91が検出されなくなったことが確認された後(S214)、処理はS202の待機状態へ戻る。
S208において、ICカード91が正当なカードであると判断された場合には、統括制御部37によって、着床位置P1へ移動させるべきパレットの番号が認識される。また、ICカード91から読み込まれた利用者ID、パレット番号、及び所定のメッセージが表示部29に表示される(S216)。そして、パレット駆動モータ61が駆動され、パレットが移動される(S220)。このパレットの移動は、ICカード91から読み込まれたパレット番号に対応するパレット(所望のパレット)を下段駐車領域T1の着床位置P1(入出庫位置)へ移動させるべく、あらかじめ定められた順序で行われる。このとき、着床位置P1に移動させるべきパレットは複数ある下段駐車領域T1のうち、何れの着床位置P1へ移動されてもよい。
上記パレットが着床位置P1へ移動されたら、ゲート駆動モータ63が駆動され、ゲート21が開かれる(S222)。ここで再度、カード読取部25にICカード91が検出されないことが確認された後(S224)、操作ロック状態とされ(S228)、待機される。操作ロック状態にある間は、その旨を利用者に確認させるため、表示部29に操作ロック状態である旨を表示してもよく、警告灯27を点灯させる等の動作をしてもよい。S224においてICカード91が検出される場合は表示部29にメッセージが表示され(S226)、検出されなくなるまで待機される。操作ロック状態とは、操作盤23による利用者の操作が受け付けられなくなる状態であり、操作盤23からの入力に関わらず各パレットの移動及びゲート21の昇降が禁止された状態である。操作ロック状態は、後述のS230において再び正当なICカード91がカード読取部25で検出されることによって解除される。利用者は、上記操作ロック状態にある間に、パレットへ車両を入庫し、或いはパレットから車両を出庫する。なお、この間、周囲の者に安全確認を促すべく、警告灯27が点滅する等の表示がされるようにしてもよい。
この後、カード読取部25にICカード91が検出された場合は(S230)、S232の処理へ進む。S232では再びICカード91から利用者IDが読み込まれ、再びカードの正当性が確認される(S232)。このカードの正当性確認では、ここで読み込まれた利用者IDが、S206において読み取られた利用者IDと同一であるか否かが確認される。両者が同一でないと判断された場合には、他の者がICカードをカード読取部25に近づけたものとみなされ、駐車装置1が使用中である旨のメッセージが表示部29へ表示されて(S234)、処理はS230へ戻る。
S232において利用者IDが同一であると判断された場合には、利用者が車両の搬入或いは搬出を終えたものとみなされ、操作ロック状態が解除される(S235)。すなわち、操作ロック状態はS206で読み取られたICカードと同一のカードを再びカード読取部25において検出した場合に解除される。操作ロック状態が解除されたら、ゲート21を閉じるべくゲート駆動モータ63が駆動される(S236)。そして、S238においてカード読取部25にICカード91が検出され続けるか否かがチェックされると共に、カードの利用者IDがチェックされる。S238のチェックは、ゲート21が閉じ切った待機状態に復帰するまでの間、継続的に行われる。
S238において、カード読取部25にICカード91が検出されないと判断された場合は、利用者がカード読取部25からカードを取り除いたものとみなされ、ゲート駆動モータ63が停止される(S240)。その後、ICカード91をカード読取部25へ置くことを利用者へ促すメッセージが表示部29へ表示され、再びICカード91が検出されるまで待機する(S242)。そして、カード読取部25でICカード91が検出されたら(S244)、カードの正当性が確認(S246)された後、利用者に指示入力を促すメッセージが表示部29に表示され、待機される。指示入力部31からの入力が検出され(S248)、入力が”ゲート21を閉じる”旨の指示である場合には、S230へ処理が戻る。一方、入力が”ゲート21を開く”旨の指示である場合には、S222へ処理が戻る(S250)。
ゲート駆動モータ63が駆動(S236)された後、ゲート21が閉じ切った待機状態に復帰した場合(S252)には、入出庫が終了した旨のメッセージを表示部29へ表示し(S254)、カード読取部25にICカード91が検出されなくなった後、電源を切り、待機状態(S202)へ戻る。なお、待機状態に復帰したことの検出は、例えばゲート21付近に設けられた、磁気を検出する磁気センサ等(図示せず)によってなされる。
なお、上記入出庫処理中に、非常停止ボタン33の操作が検出された場合には、安全のためパレット駆動モータ61、ゲート駆動モータ63等が停止される。また、表示部29には上記したメッセージを表示する他、各ステップにおいて各動作状態を表すメッセージを随時表示することとしてもよい。
制御盤35によって上記のような入出庫処理が行われるので、入出庫時の利用者及び駐車装置1の動作は以下のようになる。
まず、利用者は待機状態(ゲート21が閉じた状態)にある駐車装置1のカード読取部25にICカード91を接触させる。駐車装置1は、ICカード91からパレット番号等を読み取り、読み取ったパレット番号等を表示部29へ表示させる。その後、駐車装置1は、読み取ったパレット番号に対応するパレットを所定の手順で着床位置P1へ移動させる。パレットが着床位置P1へ移動した後、ゲート21を開き、再びICカード91がカード読取部25から除去されていることを確認する。
カードの除去を確認した場合は駐車装置1が操作ロック状態となる。車両を入庫する場合には、利用者は操作ロック状態を確認し、ICカード91を持参したまま車両に搭乗し、駐車装置1内へ車両ごと進入する。そして、入出庫位置P1にあるパレットへ車両を入庫し、その後車両を降りて駐車装置1から離れる。また、車両を出庫する場合には、利用者は操作ロック状態を確認し、ICカード91を保持したまま駐車装置1内へ進入する。そして、入出庫位置P1にあるパレット上にある車両に搭乗し、車両ごと駐車装置1から出る。ここでは駐車装置1が、ICカード91がカード読取部25付近から除去されたことを確認してから操作ロック状態となるので、利用者がICカード91をカード読取部25へ置き忘れたまま車両の入出庫を行うことを防止できる。
利用者は、車両の入出庫を終えた後、再びICカード91をカード読み取り部25へ接触させる。駐車装置1はこのとき接触したICカードが、先のパレット操作時に用いられたカードと同じであることを確認し、操作ロック状態を解除し、ゲート21を閉じる。ここでは駐車装置1はカードの同一性を確認しているので、例えば、利用者が車両の入出庫中である時に他の者が駐車装置1を利用すべくICカードを接触させた場合であっても、操作ロック状態は解除されず、入出庫中の利用者の安全を確保することができる。
ゲート21が閉じるまでの間、利用者はICカード91をカード読み取り部25に接触させたままにしておく。もし、カード読み取り部25からICカード91を離した場合にはゲート21は停止してしまう。よって、利用者はゲート21が閉じるまでの間、カード読み取り部25から立ち去ることができず、ゲート21が閉じるまでのゲート21付近の安全確認義務を果たすこととなる。
上記駐車装置1はカード読取部25を有し、ICカード91に記憶されたパレット番号を読み取ることができる。よって、統括制御部37はパレット番号のキー入力を利用者へ要求することなく、着床位置P1へ移動させるべきパレット番号を直接認識することができ、利用者の操作を省略して車両の入出庫を行うことができる。
また、上記駐車装置1は、カード読取部25で読み取ったパレット番号を、入出庫位置へ移動させるパレット番号を表示する(S216)。よって、利用者はICカード91から駐車装置1へ入力されたパレット番号の内容を表示部29で確認することができる。
また、駐車装置1では、モータ制御部50及びパレット駆動モータ61が所望のパレットに関する情報に対応するパレットを入出庫位置P1へ移動させた後においてカード読取部25がICカード91を検出していない場合に、パレット11〜13,15,17,19の移動が禁止される。従って、パレット11〜13,15,17,19の移動後、利用者が車両Cに乗り込む際に、ICカード91をカード読取部25から持ち去ることで、パレット11〜13,15,17,19の移動が禁止されることとなる。この結果、利用者が駐車装置1内へ進入している間に、パレット11〜13,15,17,19が移動するようなことはなく、利用者の安全を確保することができる。また、パレット11〜13,15,17,19の移動を禁止するためには、利用者がICカード91をカード読取部25から持ち去る必要があり、カード読取部25へのICカード91の置き忘れを予防し、置き忘れたICカード91を用いて他人が誤ってパレット11〜13,15,17,19を移動させてしまうことを防止することができる。
また、駐車装置1では、カード読取部25がICカード91を再び検出した、即ち、カード読取部25にて所望のパレットに関する情報が読み取られた後に検出されなくなったICカード91を再び検出した際に、パレット11〜13,15,17,19の移動を禁止した状態が解除される。従って、パレット11〜13,15,17,19の移動が禁止された状態は、ICカード91を持って駐車装置1内に進入していた利用者が、カード読取部25付近に再びICカード91を近づけることによって解除されることとなる。この結果、利用者が駐車装置1内に進入している間にパレット11〜13,15,17,19の移動が禁止された状態が誤って解除されることを防止することができ、利用者の安全を確保することができる。なお、検出されたICカード91が同一であるか否かの判断は、ICカード91に記憶された情報(例えば、利用者ID)の同一性に基づいて判断する以外に、例えばICカード91の表面に記された文字・図形・記号等の同一性に基づいて判断するようにしてもよい。
なお、上記実施形態においては、本発明を昇降横行式の駐車装置1に適用したが、本発明はそれに限られず、昇降式駐車装置、タワー式駐車装置にも適用が可能である。
駐車装置を示す正面図である。 駐車装置を示す側面図である。 操作盤の斜視図である。 駐車装置の制御構成を示すブロック図である。 駐車装置における車両の入出庫処理のフロー図である。
符号の説明
1…駐車装置、11,12,13…昇降パレット、15…中段パレット、17…下段パレット、19…地下パレット、21…ゲート、23…操作盤、25…カード読取部、91…ICカード、93…データ記憶部、95…通信部、P1…着床位置、T0…地下駐車領域、T1…下段駐車領域、T2、T3…中段駐車領域、T4…上段駐車領域。

Claims (2)

  1. 車両を搭載する複数のパレットを有し、当該複数のパレットのうち所望のパレットを所定の入出庫位置へ移動させる機械式駐車装置であって、
    前記複数のパレットを移動させるパレット駆動手段と、
    所望のパレットに関する情報が予め記憶された外部記憶媒体から当該情報を読み取る情報読取手段と、
    前記情報読取手段にて読み取られた前記所望のパレットに関する前記情報に基づいて、当該情報に対応するパレットを前記所望のパレットとして前記入出庫位置へ移動させるように前記パレット駆動手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記パレット駆動手段が前記所望のパレットに関する前記情報に対応するパレットを前記入出庫位置へ移動させた後において前記情報読取手段が前記外部記憶媒体を検出していない場合に、前記複数のパレットの移動を禁止するように前記パレット駆動手段を制御することを特徴とする機械式駐車装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記情報読取手段が前記外部記憶媒体を再び検出した場合に、前記複数のパレットの移動を禁止した状態を解除するように前記パレット駆動手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車装置。
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