JP3006323B2 - 紙幣識別装置 - Google Patents

紙幣識別装置

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JP3006323B2
JP3006323B2 JP4318226A JP31822692A JP3006323B2 JP 3006323 B2 JP3006323 B2 JP 3006323B2 JP 4318226 A JP4318226 A JP 4318226A JP 31822692 A JP31822692 A JP 31822692A JP 3006323 B2 JP3006323 B2 JP 3006323B2
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Japan
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bill
outlet
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roller
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守男 若原
博 小川
幸次郎 飯田
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動玉貸し機等の遊戯
機器に使用される紙幣識別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の紙幣識別装置を、図面に基
づいて説明する。
【0003】図5は、従来の紙幣識別装置の斜視図であ
り、図4はそのA−A断面図である。
【0004】また、図6は紙幣搬送のための外部装置の
概略構成図である。図4,図5及び図6において、1は
紙幣の挿入口であり、この紙幣の挿入口1の後方には紙
幣の通路2が繋がっている。そして、この通路2の入口
側には、入口側プーリ3と、この入口側プーリ3に対向
して入口側ローラ4が設けられている。また、通路2の
出口側には、出口側プーリ5と、この出口側プーリ5に
対向して出口側ローラ6が設けられている。そして、通
路2の略中央部には、挿入された紙幣を識別する識別セ
ンサー7が設けられている。また、前記入口側プーリ3
及び出口側プーリ5には、紙幣の搬送手段である搬送ベ
ルト8が装着されている。また、前記通路2の後方に
は、識別センサー7において真の紙幣と識別された紙幣
をさらに搬送するための外部装置9が設けられている
(図6)。そして、この外部装置9には、紙幣の搬送手
段である搬送ベルト10と、搬送用ローラ11が設けら
れている。ここで、識別センサー7において偽紙幣と識
別された紙幣は、搬送ベルト8が逆転することにより紙
幣が挿入口1に返却される。そのため出口側プーリ5と
搬送ベルト8及び出口側ローラ6にて紙幣を挿入口1側
へ搬送する搬送力は搬送ベルト10及び搬送用ローラ1
1にて紙幣を外部装置9側へ搬送する搬送力よりより大
きな搬送力が必要となる。したがって、出口側ローラ6
の材質をゴム製にしたり、ばね押し圧力を強く設定する
ことにより摩擦力を強化して搬送力を確保する必要があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、紙幣識別装置の出口側プーリ5と
搬送ベルト8及び出口側ローラ6にて紙幣を搬送する搬
送力は、初期設定では大きな搬送力を確保できても使用
環境下における搬送ベルト8表面の汚れ等による摩擦力
の低下により、外部装置9の搬送ベルト10及び搬送用
ローラ11にて紙幣を搬送する搬送力より大きな搬送力
を長期間に渡り、確保することが困難であった。そのた
め、返却しようとする紙幣が外部装置9に取り込まれて
しまうという問題点があった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、紙幣の大きな搬送力が安定して得られる紙幣識別
装置を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の紙幣識別装置出口側プーリには、2個のプ
ーリを用い、この2個のプーリに対向するとともに前記
2個のプーリに同時に当接するように1個のローラを配
置し、このローラで前記搬送ベルトを前記2個のプーリ
側へ押圧することにより、前記紙幣の搬送力を前記外部
装置の紙幣搬送手段の搬送力より大きくしたものであ
る。
【0008】
【作用】この構成により、2個のプーリに同時に当接す
るように設けられた1個のローラで、搬送ベルトをプー
リ側へ押圧するので、搬送ベルトとローラとの接触面積
が大きくなり、紙幣の搬送力を外部装置の搬送力より
きくすることができる。従って、安定した紙幣の搬送が
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0010】図2は、本発明の一実施例における紙幣識
別装置の斜視図であり、図1はそのB−B断面である。
【0011】また、図3は本発明の一実施例における紙
幣識別装置と外部装置間の紙幣の状態を表した概略構成
図である。
【0012】図1及び図2において、21は紙幣の挿入
口であり、この紙幣の挿入口21の後方には紙幣の通路
22が繋がっている。そして、この通路22の入口側に
は、入口側プーリ23と、この入口側プーリ23に対向
して、入口側ローラ24が設けられている。また、通路
22の出口側30には、前記通路22に平行に第1の出
口側プーリ25と第2の出口側プーリ26が設けられて
いる。また、この第1の出口側プーリ25と第2の出口
側プーリ26とにそれぞれ当接するように出口側ローラ
27が設けられている。そして、通路22の略中央部に
は、挿入された紙幣を識別するための識別センサー28
が設けられている。また、前記入口側プーリ23及び第
1の出口側プーリ25と第2の出口側プーリ26には、
紙幣の搬送手段である搬送ベルト29が装着されてい
る。
【0013】ここで、入口側プーリ23、第1の出口側
プーリ25、第2の出口側プーリ26、入口側ローラ2
4、及び出口側ローラ27は、ポリアセタールの成形品
である。
【0014】そしてこの第1の出口側プーリ25と第2
の出口側プーリ26との回転中心軸間の距離は、これら
の2つの出口側プーリ25、及び26の半径の合計より
大きく設定している。
【0015】また、図示していないが出口側ローラ27
は、ばねで出口側プーリ25,26側へ付勢して、出口
側ローラ27と搬送ベルト29との間の摩擦力を強化し
ている。
【0016】以上のように構成された紙幣識別装置につ
いて、以下にその動作を説明する。図1において、紙幣
の挿入口21より紙幣が挿入されると、この紙幣は搬送
ベルト29により搬送される。この搬送された紙幣は、
識別センサー28を通過することにより、紙幣の真・偽
が識別される。この識別センサー28により、紙幣の真
・偽が判定される際の紙幣の位置は、図3に示すよう
に、先端部は紙幣識別装置の出口側30を通過し外部装
置の搬送ローラ11に達している。この際、紙幣イは紙
幣識別装置側と外部装置側の両方の搬送系にまたがった
状態にあるが、紙幣識別装置側は出口側プーリ25,2
6と出口側ローラ27により、大きな搬送力(A)を持
っているため、外部装置側の搬送ベルト10に付勢され
た搬送ローラ11で構成された搬送力(B)に比べて大
きい。すなわちA>Bの関係が確保されている。このよ
うな状態から、紙幣の真・偽判定に応じて紙幣識別装置
は、正転か、反転かの動作を行うわけであるが、挿入さ
れた紙幣が真紙幣と判断された場合は、搬送ベルト29
によりさらに搬送され、通路22の出口側30より排出
される。また、挿入された紙幣が偽紙幣と判断された場
合は、搬送ベルト29により紙幣の挿入口21に返却さ
れる。
【0017】以上のように本実施例によれば、第1の出
口側プーリ25および第2の出口側プーリ26とに当接
するように出口側ローラ27を設けることによって、搬
送ベルト29と出口側ローラ27との接触面積が大きく
なり、より大きな紙幣搬送力を得ることができる。
【0018】また、出口側ローラ27は、ばねで出口側
プーリ25,26側へ付勢しているので、大きな摩擦力
が得られ、紙幣搬送力がより大きくなる。
【0019】更に、プーリ23,25,26とローラ2
4,27は成形品であるので低価格の紙幣識別装置が提
供できる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、出口側プ
ーリには、2個のプーリを用い、この2個のプーリに対
向するとともに前記2個のプーリに同時に当接するよう
に1個のローラを配置し、このローラで前記搬送ベルト
を前記2個のプーリ側へ押圧するものである。従って、
2個のプーリに同時に当接するように設けられた1個の
ローラで、搬送ベルトをプーリ側へ押圧するので、搬送
ベルトとローラとの接触面積が大きくなり、外部装置の
搬送力より紙幣の搬送力を大きくすることができる。従
って、安定した紙幣の搬送ができ、返却しようとする紙
幣が外部装置に取り込まれることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による紙幣識別装置の断面図
【図2】同紙幣識別装置の斜視図
【図3】同紙幣識別装置と外部装置の概略構成図
【図4】従来の紙幣識別装置の断面図
【図5】同従来の紙幣識別装置の斜視図
【図6】同紙幣識別装置と外部装置の概略構成図
【符号の説明】
21 挿入口 22 通路 23 入口側プーリ 24 入口側ローラ 25 第1の出口側プーリ 26 第2の出口側プーリ 27 出口側ローラ 28 識別センサー 29 搬送ベルト 30 出口側
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−114652(JP,A) 特公 平1−58103(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 9/00 B65H 5/02 G07D 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置に連結される紙幣識別装置であ
    って、前記紙幣識別装置は紙幣が挿入される挿入口と、
    この挿入口の後方に連設された紙幣の通路と、この通路
    の入口側に設けられた入口側プーリと、この入口側プー
    リに対向して設けられた入口側ローラと、前記通路の略
    中央壁面に設けられた識別センサーと、前記通路の出口
    側に設けられた出口側プーリと、この出口側プーリに対
    向して設けられた出口側ローラと、前記入口側プーリと
    前記出口側プーリとに装着された出口側ローラと、前記
    入口側プーリと前記出口側プーリとに装着された搬送ベ
    ルトと、前記通路の出口側に連結されるとともに前記外
    部装置の紙幣搬送手段に前記紙幣がまたがった状態に連
    結可能な連結手段とを有し、前記出口側プーリには、2
    個のプーリを用い、この2個のプーリに対向するととも
    に前記2個のプーリに同時に当接するように1個のロー
    ラを配置し、このローラで前記搬送ベルトを前記2個の
    プーリ側へ押圧することにより、前記紙幣の搬送力を前
    記外部装置の紙幣搬送手段の搬送力より大きくした紙幣
    識別装置。
  2. 【請求項2】 出口側ローラは、出口側プーリ方向へば
    ねで付勢された請求項記載の紙幣識別装置。
  3. 【請求項3】 入口側及び出口側のプーリと、入口側及
    び出口側のローラの材質を成形品で構成した請求項
    載の紙幣識別装置。
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